パラドクスの小匣

南原四郎、こと潮田文のブログです。

木村が辺見と

2006-01-10 18:53:38 | Weblog
 諏訪幽穂さんからの年賀状です。グッドショット!

 昨日、昼飯の帰り道に大量に捨てられたビデオを発見。見たら、「インディージョーンズ」とか、「もののけ姫」とか、「天空の城ラピュタ」とか、ディズニーの「ピノキオ」とか「ファンタジア」とか、ともかく、アニメが多かったが、有名な娯楽大作ばかり。再生してみたらほとんど日本語吹き替え版だったが、画質も上々。最近はどんどんDVD化しているせいだろうが、いただき!である。

 木村祐一が、辺見エミリーと結婚。驚いたけど、意外ではない。(しかし、「芸能地獄耳」とかを自称するレポーター連中は、「みんな知ってたんですよ」とか言うのだろうな)エミリーみたいな気の強そうな女性は、木村祐一みたいな男にころりといきそうな感じがする。実際、彼は、ハンサムではないかもしれないが、男から見てもかっこいい。ダウンタウンの松本にも媚びないし。(そう、「媚びない」のが彼の魅力なのだ、きっと。たけし軍団では、「ダンカン」あたりが、彼の役回りに当たるんだろうが、ダンカンより性的魅力という意味では数等上だ)
 1年程前、新宿の東急ハンズで、彼とそっくりの日本人の男が、びっくりするほどきれいな白人女性とパーティーグッズか何かを仲良く探しているところを見た。似ているだけで、彼とはちがうかもしれないが、白人美女は、その木村似の坊主っくりの日本人男性にぞっこんといった感じで、ぴたりと寄り添っていた。あれは、木村だったのかなー? 相当似ていたと思うが。
 ちょっとほめ過ぎたか? 一歩はずすととんでもないことになりそうだが、またそこが魅力だったりして。

 

アジアの光

2006-01-07 22:53:16 | Weblog
 うー、さぶい。「今年も暖冬」と言ったのはどこの誰だ? 週刊プレイボーイを立ち読みしたところでは、今年の冬の予想については気象庁内部でもけっこう意見が分かれていたらしいが、結局意見を集約できず、「たぶん、暖冬」ということになったらしい。

 それはともかく、今年の冬は、地球規模で寒いのだろうか。ここらへんのことは、マスコミならすぐにでもわかる、というか、今現在わかっているのだろうが、全然報じてくれないのはなぜだ。これは、かなり重要な情報だと思うが。たとえば、北朝鮮。北朝鮮は慢性的、かつ絶対的燃料不足だそうだから、もし、未曾有の寒波が北を襲っていたとしたら、ピョンヤンはともかく、地方では凍死者続出なんてことはないのだろうか。だとしたら、6カ国会議とか、拉致問題などでなんらかの動きがあるかも知れない。それとも、毎度のことなのだろうか。
 ちなみに、ネットで有名な画像をアップしておこう。

うーん、小さくてわからないかもしれないが、北朝鮮のみ、真っ暗闇。お弁当を食べながら、この画面を見て、思わず、口に含んだおかずを吹き出してしまった。本当に、完璧に38度線を境に、真っ暗けのけなのだ。尋常ではない。
 ちなみに、意外だったのが、インド。亜大陸といわれるくらい広いのに、全域満遍なく明るい。こんな地域は他にちょっとない。

ついに……

2006-01-06 14:19:05 | Weblog
 先日から、パソコンの調子が今いち、と、相もかわらぬ愚痴をこぼしてきたが、ついに昨日、印刷ができなくなってしまった。でも、全然できないわけではなく、10ページほど印刷しようとすると、2、3ページ印刷できて、そのままうんともすんとも言わずに終わってしまう。なんの警告もでないので、プリント枚数の数字を間違えたかと思い、再度、チャレンジすると、同じ結果になる。てことは、こちらの指令ミスではないわけだ。しかも、アプリケーションを終わらせようとすると、「今、プリント中です。このまま続けますか、中止しますか」とダイアローグが表示されるので、「中止」を選ぶと、プリンターのアプリケーションは終了するが、パソコン自体を終了しようとすると、再び「プリント中です」と表示されて終了できない。こうなると、電源を直接切るほかない。そして、えんえんこの繰り返し。
 ただしこれまでは、一旦、電源を落としてから立ち上げると大体なおっているのだが、昨日はそれもなくなったので、OSを新規に入れなおした。もちろん、新規にOSをインストールするといろいろ指定をやり直さなければならない。それが面倒、というか、苦手なのでここまで回避してきたのだが、ついに年貢の納め時だ。(「歯」の件と同じだ……ああ、今日、これから歯医者だ、そういえば……)

 まあ、それはともかく、こうしてブログを書いているくらいだから、それもなんとかなったわけだが、例によってまた時間がかかって疲労困ぱいした。特に難儀したのがフォントのインストール。デフォルトのフォントである平成ゴシック、明朝、小塚明朝だけでも、昔の活字本なんか、基本的にゴシック、明朝の2種類だけだったわけで、全然構わないというか、そのほうがずっとシンプルでいいと思うのだが、ただ、Sさん本に使った書体がないとまずい。というのは、Sさん本、再版なんだそうだ。それで、誤植等をいろいろなおさなければならないからだ。
 そういうわけで、首をかしげながら四、五時間、「もうデフォルトフォントだけでいいや!」と諦めたころ、なんとか正しくインストールできた。

 結果報告→ネット、メール関係はすべて最初からやり直し。これはわかっていたこととはいえ、またもや苦労の連続。「用語」さえ統一してくれれば、その労力は数分の一に減るだろうに、まったくパソコン業界はなにをやっているのだろう。一斉検索、一発変換でかんたんに統一できるだろうに、理解に苦しむ。
 それはさておき、意外なことに、フォトショップ、イラストレーターは、別にID番号を入れなおす必要もなく、そのまま使えた。クォークはID番号を入れなおすだけでオーケー。MO、プリンターは、最初からやり直し。プリンターはCDがあるので簡単だが、MOはネットからダウンロードしなければならないので、ちょっと面倒だった。

 と、まる一日。ちかれた。

年頭所感(私のじゃなくて)

2006-01-04 14:24:36 | Weblog
 昨日、新宿西口にあるマップカメラという店を覗いたら、元旦早々、落札に失敗したコダックメダリストに10万円の値札がついていた。それも、「保証なし」「初期不良返品不可」と、ほとんどジャンク品だ。まともな状態だったら20万くらいつくのかもしれない。く、悔しい~。

 朝、起きぬけにテレビをひねったら、小泉首相の年頭記者会見が始まるところ。開口一番、改革優先政策が効を奏して、景気回復が実現したと誇っていたが、実際のところは、みずほ銀行だったかに大量の税金(公的資金)を投入したことで、「市場」に安心感が広がり、そのニュースが流れた瞬間から株価が上昇、それが景気回復につながったことは明らかだ。
 ちなみに、株価が上がるとなんで景気が上向くかというと、たとえば3万円でコダックメダリストを買った奴が、その直後、東京の某店で同じものが10万円の値がついていることを知ったら、7万円もうけた!と思って、7万円で別の商品を買おうとするかもしれない。あるいは、テレビ東京の「なんでも鑑定団」で言えば、自分の予想をはるかに上回る値がついた出品者は気をよくして、「今日は皆で乾杯だ!」ということになるかもしれない。「株価と景気」の関係はまったく、「それだけ」の話なのだが、それが実際にどのように景気に寄与するかは、それに参加する人(=行動する人=インフレ要因となる)、ばかりでなく、参加しない人(=行動しない人=デフレ要因となる)もまた影響を与えるので、どんな高性能のコンピューターを使っても予想はできない。言い換えると、「予想不可能」だけが「予想可能」なわけで、こうなるとまったく量子力学の世界になる。
 それはさておき、現在の景気回復が、「構造改革」ではなく、「資金の大量投入」によるものであることを、政府、自民党は――口とは裏腹に――わかっている。だから、公定歩合の引き上げを目論む日銀(財務省をたぶん、含む)を強く牽制している。曰く、「デフレは終わっていない」と。あれ? 言っていることが矛盾してない? でも、昨年来の景気回復の「真相」がわっていれば、これでいいのだ。

 朝鮮ネタを一つ。
 今、北朝鮮でもっともよく見られるスローガンは、「我々にはうらやむものは何もない」だそうだ。これは、北に資本主義経済がすこしずつ忍び入っていることの反映だろうが、「北」が、実はインテリ国家であることの証明でもある。というのは、この「うらやむ心」こそ、「恨」の心であって、北の指導者たちは元来インテリぞろいなので、「恨」を克服せねば自分達の近代化はあり得ないことがわかっている。しかし、と言いつつ、この「我々にはうらやむものは何もない」という言葉には、彼らの「恨」の感情がありありと透けて見えてしまうのも否定できない。
 その証拠に、このスローガンに対する韓国人の反応は、「うらやむこともできないなんて、なんて可哀想な北の人たち」、「うらやむ心なくして、生き甲斐がどこにあるか。これほど心の痛むスローガンだはない」と、「恨」の心を全面に出して、北もまた、自分達と同じく、「うらやむ心=恨」を一緒に抱き、「人間らしい心」を取り戻してほしいと願っているのだ。つまり、北の、一見「恨」をいましめるスローガンに込められた「恨」の感情を、南の韓国人は、まさに「痛切」に感じとっているのだ。それにしても、「(他人を)うらやむのが我々の生き甲斐」だなんて、「正直」って言えば正直なのだが、でも、韓国にはキリスト教徒が多いんだよなあ……大統領を筆頭に(笑)。面白い国だ。

ヤフオク戦記

2006-01-02 16:31:18 | Weblog
 新年早々、年末からチェックしていたヤフオクで一敗地にまみれる。悔しい。
 争ったのは、コダックメダリストという、6×9のカメラ。アメリカのコダックが第二次大戦中、軍の要請で開発したカメラで、戦後、民間発売になった知る人ぞ知る名品だそう。私はそんな由来は知らなかったが、画面で見てがっしりしていたこと、「軍の調達品」だったということが記されていたので興味を持った。軍御用達なら古くたってちょっとやそっとでは壊れないだろう。それで、ネットで調べたら、たしかにいいものらしい。
 オークションは18000円スタートで、スタート時の値段のまま一月元旦に突入した。タイムリミットは午後九時で、八時半頃から介入をはじめた。
 とりあえず、18500円で申し込んだら、競り値が19000円にあがっただけで、当方に権利は落ちない。ヤフーの自動応札システムでは、現在時点で二番目に高い価格が「最高価格」として表示される仕組みなのだ。つまり、すでに、いくらかはわからないが、20000円よりも高い価格で買い値を入れているやつがいるのだ。私がネットで調べた情報、画面による品物の状態等を勘案すると、おそらく5万円くらいの値段を既につけているようか気がする。しかし、私は別にマニアではないし、ちゃんと撮れればいいだけなので、そこまで競る積もりはない。でも、このまま引き下がると、(たとえば)5万円で応札して実際の落札価格は19000円になってしまう。これは悔しい。入札参加者が沢山いればどんどん値段はあがるが、参加者はどうやら私と最初に値をつけたやつの二人だけらしい。
 そんなわけで、私としては、最初、25000円くらいまでなら競ろうと思っていたが、最大30000円までと思い直したが、おそらく、先に書いた通り、相手の値づけは5万くらい、……少なくとも3万以下ということはないだろう。てことは、予算30000円まででしかない私の敗北はもはや決定的である。しかし、今撤退したら、入札参加者は他に私一人のようなので、予定価格より格段に安い値段で物件を手に入れられてしまう。悔しいよ~、ということで、結局、意地で3万までつりあげた。
 正直言って、50000円の値をつければ落札可能、40000円では落札不可能だったと思う。つまり、30000円の予算でも、40000円まで吊り上げることは充分可能だったと思うけれど、下手して落札しちゃったら40000円で買わなければならない。う~ん、4万か~、買っても、またオークションに出せばたぶんそれ以上で売れるだろうから、写真を即撮り終えて、売り払う、という手もあるのだが……うーんうーん、どうしようと思っているうちに、そのまま時間切れとなってしまった。落札価格は結局30000円。きっと相手はホクホクしてることだろう。悔しいなー、金持ちにはかなわないのだ、この世の中は。(だからといって、別に世の中が間違っているとは思わない。もし私が、相手より金持ちだったら、相手が悔しい思いをするだけのことだし)
 ただ、言えることは、ヤフーの自動オークションシステムは圧倒的に「売り手優位」ということだ。つまり、「ヤフオク」を利用するとしたら、「買い」ではなく、「売り」がよい。金のあまっている奴に高く売り付けるのだ。(金持ちが有利なシステムが別に悪いとは思わない、というのはこういうことでもある。要は、金を持っているなら、それを使えばいいのだ。インフレの場合は、貨幣価値が時々刻々下がるから、金持ちはそれを使おうとし、デフレの場合は逆に金を溜め込もうとする。その場合には、政府が強権発動し、課税jを強化して、彼らの富を社会に吐き出させる。それがケインズの主張なのだ)でも、売り物がない(泣)。あー、でも、探せばなんかあるかなあ、探してみよう。

 深夜、浅田真央のフィギュアスケート、パリ大会の録画番組を見る。日本の一少女がヨーロピアン文化の根本に立ち入って、しかも乗っ取ってしまった場面を目撃。いやはや、演技のレベルが、素人にも明らかにわかるほど違う。その彼女がオリンピックに出ないことは、日本の金メダルの可能性がどうのこうのではなく、大会の質そのものを下げてしまうことになると思わざるを得ない。

明けまして

2006-01-01 19:59:59 | Weblog
 おめでとうございます。
 さて、大晦日と言えば、曙の下半身の細さに驚く。あれじゃあ、オレだって勝てるかもしれないと思ってしまう(笑)。曙のトレーニングはカメラがまわっている時だけなのだろうか。ちょっとひどすぎる。

 深夜、風呂屋へ行く。いつもは営業時間は深夜一時までなのだが、大晦日は多分二時頃までやっているだろうと思ったが、でも、そうでないとやばいのでいつものように、12時半すぎに行った。そうしたら、平常通りだった。あぶなかった。
 この風呂屋は半年ほど前に模様替えをし、洗い場に目隠し用の衝立てを設けたのだが、かえって落ち着かない。なんで落ち着かないのか。競走馬がスタートゲートに追い込まれたような感じというか……どうも、その理由は曰く言い難いのだが、一つ、目立って嫌なことは、その衝立ての長さが中途半端で、目の端にちらちらと隣の男の半ケツが出たり入ったりする様が目に入るのだ。馬のケツなら立派だが、鍛えてもいない中年男のきたないケツなんか、気持ち悪いったら、ありゃしない。
 ただし、この目隠し用の衝立ては壁際だけで、中央のカランは従来通り左右が開けはなしてあるので、いつもこちらのカランを使えるのが救いである。いったい、誰がこんなデザインをしたのか。風呂屋専門のデザイナーなんているのかどうか知らないが、ともかくこんなデザインが一般に広まらないことを祈りたい。だいたい、今では一般家庭にまで広まってしまったが、「ジェットバス」というのが大嫌いなのだ、私ゃ。何故って、うるさい! ぼこぼこぼこぼこしゅわしゅわしゅわ……。だから、温泉で、始終お湯が流れる音がしているのもあんまり好きじゃない。でも温泉の場合は「自然現象」なんでしょうがないのだが、わざわざ人工的に音をたてることはあるまい。
 そういうわけで、いつも閉店まぎわに行くのは、一つは空いているからだが、もう一つは、ジェットバスが終了してシーンと静まり返った風呂場でほんの10秒、20秒でも気持ちを落ち着けたいからなのだ。

 その後、「朝生」を一時間ほど見る。
 もはや現今の政治構造は「左右の対立」(あるいは保守対革新の対立)ではなく、「保守陣営内の対立」が軸となっているのだから、そのように論客を再編して、もはや存在価値のなくなった「左翼」は議論から排除すべきだろう。でないと話が全然進まない。まあ、これは別に「朝生」に限ったことではないのだけれど。