中古カメラの「K」で、戦前のドイツの中判蛇腹式カメラ、6300円なりを見つけた。店員に言ってウインドウから出してもらい、シャッターを押してみたら、ストンと、いい音である。その他、引っ込んだレンズをぐいと引っ張り出して(白髪の店員はこれができず、「やりましょう」といって、私がやったら簡単に引っ張りだせた)、指定の場所にカチっと納めるのも、なかなか感じがよろしい。これは買い物と、衝動買いに近かったが、でも、以前から6×9が欲しかったこともあって(本当は6×7がいいのだが、6×7は比較的少なく、最近は6×9でもいいかと考え直したところ)、買った。しかし、いかんせん、60年以上前の品物。私より古い! がたがきてるかもしれないと、買ったその場で、再度裏蓋を開けて調べたら、ややや!シャッターの羽が一枚、動かないまま。何度かやっているうちに馴染んで動いてくれるかもしれないと思い、シャッターを何回も切ったがダメ。それで、店員に言って返金してもらったが、プロだったら、これくらいチェックしろと言いたい。ちょっと裏から覗けばすぐにわかるんだから。
うー、さぶい。でも、昨日(いや、一昨日になるのか)より多少暖かい。そういえば、昨日(一昨日)、コンビニのおばちゃん店員に「お寒いですねー、でも、昨日よりはちょっと暖かいですねー」と言われ、風邪ぎみで寒気がしていたこともあって、「えー? 寒いよー!」と答えたのだった。その風邪も、今のところ、大丈夫。
話がまたさかのぼるが、一昨日、元日本帝国陸軍中野学校出の小野田寛郎さんが、アイドルっぽい若い女の子と渚を散歩しながら、「我々はね、移動する時は、このように波打ち際を歩くんですよ。そうすると、足跡がすぐに波で消えてしまうんです」と話していたが、これも「アフォーダンス」なんですな。常に、環境と対話をしながら行動すること。それを怠るとたちまち生死に関わってくるのが軍人だ。実際、アフォーダンス理論は、第2次大戦中にアメリカ軍の要請で戦闘機のパイロットの適格性を調べる仕事についたギブソンが、パイロットたちの驚異的視覚能力が従来の視覚理論では到底説明がつかないことから、「知覚により対象と一体化する」という、アフォーダンス理論の基本的発想を得たそうだ。(従来の主客2元論的知覚理論では、主体は対象を認識すると同時に、対象から疎外されてしまう)
それはそうと、今年は例年になく「仕事仕舞い」モードに入るのが早いような気がするのは私だけか。テレビなんか、もうすっかり前倒しの正月気分が充満している。昨日見た(といっても瞬間だけ)番組なんか、すっかりお屠蘇気分て感じで、あきれた。もっとも、正直言って、私は、「正月番組」というのが好きなんだ。でもやっぱり、浮かれるのはお正月に入ってからにして。
しかし、まあ、それにしてもNHKの紅白歌合戦に対する異常なほどの前宣伝には、「呆れる」を通り越して、怒りすら感じる。今年のNHKの紅白に対するいれ込み具合は、ほとんど、「事件」であるとすら思う。
国民的番組なんだから、「国民的」であることが第一で、エンターテインメントでなくてもいいんだというなら、それでいいんだけれど、でも、エンターテイメントにしたいらしい。たぶん、エンターテインメントなんて才能がなくてもできると思っているのだろう。そう思うと、さらに腹が立つ。
うー、さぶい。でも、昨日(いや、一昨日になるのか)より多少暖かい。そういえば、昨日(一昨日)、コンビニのおばちゃん店員に「お寒いですねー、でも、昨日よりはちょっと暖かいですねー」と言われ、風邪ぎみで寒気がしていたこともあって、「えー? 寒いよー!」と答えたのだった。その風邪も、今のところ、大丈夫。
話がまたさかのぼるが、一昨日、元日本帝国陸軍中野学校出の小野田寛郎さんが、アイドルっぽい若い女の子と渚を散歩しながら、「我々はね、移動する時は、このように波打ち際を歩くんですよ。そうすると、足跡がすぐに波で消えてしまうんです」と話していたが、これも「アフォーダンス」なんですな。常に、環境と対話をしながら行動すること。それを怠るとたちまち生死に関わってくるのが軍人だ。実際、アフォーダンス理論は、第2次大戦中にアメリカ軍の要請で戦闘機のパイロットの適格性を調べる仕事についたギブソンが、パイロットたちの驚異的視覚能力が従来の視覚理論では到底説明がつかないことから、「知覚により対象と一体化する」という、アフォーダンス理論の基本的発想を得たそうだ。(従来の主客2元論的知覚理論では、主体は対象を認識すると同時に、対象から疎外されてしまう)
それはそうと、今年は例年になく「仕事仕舞い」モードに入るのが早いような気がするのは私だけか。テレビなんか、もうすっかり前倒しの正月気分が充満している。昨日見た(といっても瞬間だけ)番組なんか、すっかりお屠蘇気分て感じで、あきれた。もっとも、正直言って、私は、「正月番組」というのが好きなんだ。でもやっぱり、浮かれるのはお正月に入ってからにして。
しかし、まあ、それにしてもNHKの紅白歌合戦に対する異常なほどの前宣伝には、「呆れる」を通り越して、怒りすら感じる。今年のNHKの紅白に対するいれ込み具合は、ほとんど、「事件」であるとすら思う。
国民的番組なんだから、「国民的」であることが第一で、エンターテインメントでなくてもいいんだというなら、それでいいんだけれど、でも、エンターテイメントにしたいらしい。たぶん、エンターテインメントなんて才能がなくてもできると思っているのだろう。そう思うと、さらに腹が立つ。