中央省庁の役人たちは、民主党政権の言うことなど聞き入れようとしない。政権交代のためのマニフェストでは「天下り全面禁止」を高らかに主張していたが、役人たちは「どこ吹く風」でやりたい放題に業務遂行している現実が浮かび上がった。
民主党の09年夏の衆院選マニフェストは、国の無駄遣いを撲滅することを第一義としていた。その目的を達成するために、天下り禁止を国民に約束したが、実態は野放し状態で、ますます増え続けていることが、衆議院調査局の調査で明らかにされた。
それによれば、民主党に政権交代した09年9月から10年8月までの1年間で、独法など政府関連法人などに天下りした職員は4240ポストを数えたという。菅政権が定年まで働けるようにと、閣議決定した方針も省庁側に逆手に取られ、やりたい放題を許す結果となってしまった。
このように天下りが減っていないことは、「全面禁止」を盛んに訴えてきた、民主党政権の重大な公約違反である。今ごろになって政権公約の見直し云々が報じられているが立派な「公約詐欺」にあたる。
政権奪取に驕り、「政治主導」も口先ばかりで、幼稚な菅政権が限界を迎えたものと捉えている。
民主党の09年夏の衆院選マニフェストは、国の無駄遣いを撲滅することを第一義としていた。その目的を達成するために、天下り禁止を国民に約束したが、実態は野放し状態で、ますます増え続けていることが、衆議院調査局の調査で明らかにされた。
それによれば、民主党に政権交代した09年9月から10年8月までの1年間で、独法など政府関連法人などに天下りした職員は4240ポストを数えたという。菅政権が定年まで働けるようにと、閣議決定した方針も省庁側に逆手に取られ、やりたい放題を許す結果となってしまった。
このように天下りが減っていないことは、「全面禁止」を盛んに訴えてきた、民主党政権の重大な公約違反である。今ごろになって政権公約の見直し云々が報じられているが立派な「公約詐欺」にあたる。
政権奪取に驕り、「政治主導」も口先ばかりで、幼稚な菅政権が限界を迎えたものと捉えている。