活眼明察日記

物事の道理や本質を見分け、真相を明らかにする眼力を養いたい

安倍首相の外遊費用は60回で120億円を超えたがその効果はゼロ、血税がどぶに捨てられている

2018-01-13 20:14:20 | Weblog
安倍晋三首相がきのう12日からブルガリア、ルーマニアなど欧州6か国に外遊しています。外遊の目的は核、ミサイル開発を続ける北朝鮮に最大限の圧力で臨む、わが国の方針に理解してもらうということらしいです。これに加えて国連の制裁決議の確実な実施も求めるとしています。

外遊先の6か国は北朝鮮と良好な国交関係を築いています。それなのに国交もなくトランプ政権と一体になって、北に圧力をかけることしか知らない日本の姿勢は奇異に受け取られ、とても理解されることはないと思います。私は意味のない訪問ではないかと勘ぐっています。

ところでマスコミの報道によれば、安倍の外遊は12年12月から16年5月までの外遊回数は40回で、その費用は87億7400万円であることがわかりました。これは1回あたりの費用が2億円強になります。今回の外遊はちょうど60回目になりますから、今回を含めて少なくとも120億円強の税金が投じられたことになります。

60回の外遊では訪問先は米やロシアが多く、隣国の韓国や中国への訪問は極端に少なくなっています。安倍は両国に侵略した戦前の苦い経験をすっかり忘れ、日本の平和憲法の解釈を勝手に変え、戦争できる安保法制を成立させました。そして米トランプ右翼政権の配下として動き回っています。これでは両国に嫌われるわけです。

安倍が何の成果もない外遊を繰り返していますが、菅義偉官房長官がこんなことを言っていました。「(外遊が多いというが)日本の首相が訪問していない国があること自体が不自然なこと」と。救いようのないアホの言葉ですね。だって安倍の外遊で血税がどぶに捨てられているのですから。


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