活眼明察日記

物事の道理や本質を見分け、真相を明らかにする眼力を養いたい

がらくた迎撃システム「イージス・アショア」は防衛大臣説明の都度、価格が跳ね上がるが閣議決定だけでの導入は認められない

2018-01-14 20:19:45 | Weblog
いつの日だったか忘れましたが、小野寺五典防衛大臣がハワイだったと思いますが、がらくた迎撃システム「イージス・アショア」を視察しているのをテレビで見ました。一刻も早く日本に導入して、北朝鮮のミサイルに対する防衛力を向上させたい意向でした。稲田朋美前防衛大臣もダメでしたが、それに輪をかける大臣ですね。

北が日本に向けミサイル飛ばすわけがないじゃないですか。米が北を攻撃しない限りですが。日本防衛相の立場としては、北との対話をトランプに促さなければならないのに、一体になって圧力かけてどうするつもりでしょうか。反発されるだけで何の解決にもならないでしょう。

そういえば昨年12月、イージス・アショアを2基導入することが閣議決定されています。このとき小野寺は1基800億円と国会で答弁していましたが、閣議ではそれをひるがえして、1基1000億円と修正しています。また、導入による周辺住民の電磁波による健康被害をあてることはスルーしています。

アショアの運用には100人程度の人員が必要ですから、小野寺のいう数字なんてごまかしで、まったくあてにはできません。放っておけばさらに1基200億円程度のの追加措置が必要だとされています。導入による本体及び維持費は総額でいくらになるのか全く見通せないのです。このように導入まで解決しなければならない問題が山積していますが、国会での議論をしないで簡単に閣議決定されていいわけないですし、日本には必要ありません。

おしらせ
 この度、本ブログのタイトルを近日中に「活眼明察日記」と改題することに決めました。読者の皆様には引き続きご愛読いただきますようお願いいたします。


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