今回の長崎市長選挙について感想を述べます。伊藤前市長が告示3日後凶弾に斃れた直後の選挙ということもあり、世間の注目を集めました。長崎市元統計課長田上氏と伊藤前市長の娘婿の横尾氏との、事実上の一騎打ちとなりましたが僅差で田上氏に軍配が上がりました。
両候補とも投票日を目前に駆け込み立候補したため、市民に対し所信を表明するのに苦労されたことと思います。当選の田上氏にとっては、銃撃事件直後ということもあり前市長の遺族に配慮、喜びに浸っている余裕もないというのが、ご当人の心境かと思います。
長崎市民も同じような感情かと思います。
いまの公職選挙法のあり方にも多くの疑問点が浮かび上がりましたが、期日前投票をした大勢の民意が反映されるどころか、すべて無効票と処理されることや再投票の機会がないことなど有権者には割り切れない思いもさせました。総務省で見直しを検討を始めたといいますが、もっと早く気付くべきであったでしょう。
平和象徴都市の長崎では、本島元市長も銃撃を受け重傷を負う事件があったことも記憶に新しいですが、悲劇を再び繰り返さないためにも、田上市長の舵取りの責任は大変重いでしょう。いま「もの言えば唇寒し」の風潮があちこちで見られますが、これを断ち切ることで、暴力根絶の途が開けると思います。市長には「平和と安全な市民生活」の保障を以前にも増し決意していただきたいのです。それが、凶弾に斃れた前市長への最大の供養ではないでしょうか。「ひるむな ナガサキ」 熱い声援を送ります。
両候補とも投票日を目前に駆け込み立候補したため、市民に対し所信を表明するのに苦労されたことと思います。当選の田上氏にとっては、銃撃事件直後ということもあり前市長の遺族に配慮、喜びに浸っている余裕もないというのが、ご当人の心境かと思います。
長崎市民も同じような感情かと思います。
いまの公職選挙法のあり方にも多くの疑問点が浮かび上がりましたが、期日前投票をした大勢の民意が反映されるどころか、すべて無効票と処理されることや再投票の機会がないことなど有権者には割り切れない思いもさせました。総務省で見直しを検討を始めたといいますが、もっと早く気付くべきであったでしょう。
平和象徴都市の長崎では、本島元市長も銃撃を受け重傷を負う事件があったことも記憶に新しいですが、悲劇を再び繰り返さないためにも、田上市長の舵取りの責任は大変重いでしょう。いま「もの言えば唇寒し」の風潮があちこちで見られますが、これを断ち切ることで、暴力根絶の途が開けると思います。市長には「平和と安全な市民生活」の保障を以前にも増し決意していただきたいのです。それが、凶弾に斃れた前市長への最大の供養ではないでしょうか。「ひるむな ナガサキ」 熱い声援を送ります。