活眼明察日記

物事の道理や本質を見分け、真相を明らかにする眼力を養いたい

在特会に豊島区施設使用の便宜与えた自民党議員

2014-03-15 17:05:55 | Weblog
在特会が今度の16日、東京・豊島公会堂で集会を開くことがわかった。集会の終了後は周辺道路をデモ行進するという。公会堂を貸し出す豊島区役所には、「貸さないで」という抗議が殺到したが、区ではこの声を無視、貸し出しの正当性を記者会見で強調した。

在特会は在日韓国人・朝鮮人が多く居住する、東京・新宿区で彼らに「憎悪表現」を繰り返す人種差別団体である。在特会が豊島区に会場使用申請をしたところで、許可されないことだけは確かである。ではなぜ、貸し出しに応じたのか。

それは在特会を思う存分利用することで、ナショナリズムを煽りたい自民党都区議員らが豊島区役所に圧力をかけたからであろう。自民党議員らは在特会と思想が同調する、安倍晋三首相を支える忠実な先兵である。各地の自治体に安倍晋三の支配が及ぶよう、暗躍していることは知られるとおりである。

以上のことを考察すると、在特会に豊島区の施設を貸し出したことは、安倍晋三の偏狭な人種差別思想を先取り、あるいは忖度した自民党都区議員らが演出、「日本の恥」が彼らの手によって、生産されたものと受け取ることができる。