活眼明察日記

物事の道理や本質を見分け、真相を明らかにする眼力を養いたい

頽廃福井県原発委員5人がタカり

2012-03-26 20:26:31 | Weblog
「原発銀座」福井県から選任された、「福井県原子力安全専門委員会」の委員12人のうち、5人の御用学者が06年から10年度までの期間、関西電力関連団体「関西原子力懇談会」と日本原電、三菱重工業から計1490万円を受け取っていた。(3/25 朝日新聞)

5人は福井大、大阪大、京都大、名古屋大など、カネに目がくらんだ頽廃教授たちである。いずれも「カネをもらったからと発言を曲げることはない」、「やましいところはない」などと抜け抜けと語った。カネで買収されても、それを正当化したい頭の腐った「屑人間」である。

近いうち、大飯原発再稼働の要請が政府から福井県にあるが、この5人が「国が判断したことだから」として追認。再稼働容認の立場を取ることは明白である。その無責任ぶりをじっくり観察しようではないか。

また、このような御用学者を選任した福井県の姿勢も問われなければならない。

私は福井県が原発を推進するため、あえてこのような御用学者を利用したのではないかと勘繰ぐっている。いかにも「原発依存」したい福井県の思惑が透けて見える気味の悪い人事だからである。

「結論ありき」の5人に高額の報酬が税金から支出され、その5人が自らの立場を利用して、「原子力村」からカネをタカる。汚れたカネの授受は福井県以外にも何度も報道された。県民や国民感情を逆なでするには十分過ぎる。

こんな役立たずの御用学者は排除して、新たな出直しが福井県には求められている。