活眼明察日記

物事の道理や本質を見分け、真相を明らかにする眼力を養いたい

野田サイテー首相に期待するものなし

2012-01-05 19:18:24 | Weblog
自民党政治の忠実な後継者、野田民主党政権ほど国民の期待を裏切ったものはない。政権交代時の国民との約束、「マニフェスト」をすべて放棄してしまったのだから。八ッ場ダムの工事再開や整備新幹線、外環自動車道延伸など、「人からコンクリート」に方向転換したのはそのいい例だ。

野田サイテー首相は消費増税を「不退転の決意」と表明した。そのかたわら、大企業には法人税率を5%も下げる「大盤振る舞い」をした。また、富裕層向けには証券優遇税制を、今後2年間延長することまで決めた。支離滅裂で、そろばん勘定のできないサイテー首相の一面を垣間見ることができた。

いまサイテー首相がやらなければならないことは、これとは正反対のことをすることだ。このことを実行しないで、消費増税を国民に求めても、誰も納得はしてくれない。また、財政危機をあおる割りには大企業、金持ちに「税逃れ」できる道を用意したことは、許し難いものがある。

これに加えて、公務員給与の削減も急がなければならない。財源捻出に給料を下げることは、国民に増税を課す以上仕方がないことである。あれだけ人事院勧告プラス民主党独自の削減案で、7%強ダウンさせるとしていたが、結果的には何もしなかった。官民格差の縮小にもまったく努力しない、サイテー首相には期待できるものは何もない。