活眼明察日記

物事の道理や本質を見分け、真相を明らかにする眼力を養いたい

社民党は菅政治の葬送者たれ

2011-02-11 18:31:23 | Weblog
菅政権が自公を抱き込み、今国会で予算関連法案を成立させたい目論見は失敗した。このため、法案成立のめどはまったく立たない状況である。

これを打開したいため、今度は社民党の協力を引き出し、法案を成立させることを狙っているという。

具体的には、社民党が反対している普天間移設関連費用を予算案が成立しても、執行を凍結することを条件に、社民党に協力を打診するというものらしい。要は普天間移設費用の凍結をえさに、予算関連法案を成立させるために、賛成の協力をしてほしいという虫のいいものである。

ここで社民党は菅政権が歩み寄り、一定の理解を示し、配慮をしてくれたと思うことだけは禁物である。なぜならば、社民党が求める移設関連費用が予算案から削除されていないからだ。

オバマのロボット菅は日米軍事同盟をさらに深化させ、対米隷属外交を続けるため、必ず移設の費用を凍結解除すること、画策していることは疑う余地がない。約束を反故にすることなど何とも思わない菅政権の面目躍如である。

社民党は海老で鯛を釣ろうと仕掛ける、菅の思う壺にはまったら、一挙に存亡の危機を迎えることとなる。福島党首には菅政権に安易に同調することなく、ウソを見破る鑑識眼と菅政治の葬送者になることを期待したい。