Retriever Legend's blog

散歩好き、本好き、惰眠好き、犬大好きの彼(旦那)の戯言を僕が代弁します。

アサヒグラフ

2012-01-24 21:23:47 | 憲法・非戦・平和
読みたいブックレットがあり郊外の大型書店に行ってきました。

この書店の哲学・思想のコーナーは、以前は一列あったのですが半分になってしまい、ただでさえ見劣りしていたのですが一層貧弱になりあまり行かなくなってしまいました。

お目当てのブックレットを手に、貧弱なコーナーにキョロキョロしながら歩いていくと、B4サイズで右から読む「號別特フラグヒサア 記全災震大」が並べられてました。

朝日新聞社の東日本大震災に係る「報道写真全記録」と「朝日新聞縮刷版」は、紙面広告で知り購入しましたが、「アサヒグラフ特別號 大震災全記」の出版(復刻2011.11.18)は知りませんでした。

この復刻は、『アサヒグラフ特別號 大震災全記』(大正12年10月28日発行)と『アサヒグラフ臨時増刊 三陸震災画報』(昭和8年3月17日発行)とが合本されたものです。

1923年(大正12年)の関東大震災における「朝鮮人虐殺」については、記録、証言、著者のスタンスから、朝鮮人の不満分子が徒党を組み、略奪、婦女暴行に対し各町内の自警団が対峙し殺害、また、朝鮮人が暴徒化したとの流言蜚語を信じた日本人が、朝鮮人何千人を虐殺、の二説が言われています。

当時の流言蜚語の数々が取り上げられるなど、凄まじいものであったことを窺わせる記事がいくつか掲載されています。


『アサヒグラフ特別號 大震災全記』17Pより

ある町会の自警団が写真入りで記事となっており、対峙が先鋭化していたことを伺わせますが、国民徴用令による徴用は敗戦間際ですから、当時も多くの朝鮮人が渡来(移入、密航?)していたことが引っ掛かります。


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