Retriever Legend's blog

散歩好き、本好き、惰眠好き、犬大好きの彼(旦那)の戯言を僕が代弁します。

新・三本の嫌

2015-10-14 09:47:05 | 憲法・非戦・平和

アホノミクスの「三本の矢」は、明らかに失速(失敗)しています。

①「大胆な金融緩和」は日銀がジャブジャブ国債購入に励み円安・株高になりましたが低賃金の非正規雇用者が増加しただけで、金融緩和の出口すらおぼつきません。
2%の物価上昇の実現を公約していますが、期限の2015年春までに達成できず、いつの間にか2016年半ばまでと責任の先送り(責任逃れ)の有様です。

②「機動的な財政運営」は約19兆円の経済対策をしましたが砂に蒔いた水でしかありません。

③「成長戦略」は何もしていません、しいて言えば全農中央会金縛りと解雇自由化です。

ですから、一部輸出企業が業績回復した外には、デフレからは脱却できず、個人消費は回復せず、正規雇用者減少し非正規雇用者の増加、日銀総裁は法螺ばかりで責任を取る前にスルッと逃亡すると思います。


アヘ首相は「三本の矢」の失敗を検証することもなく「新・三本の矢」の絵空事を垂れ流しました。

①「GDPを600兆円に」は、名目成長率で3%程度が必要ですが、現在は公共事業でやっと1%台の名目成長率となっており、絵空事の典型です。
②「希望出生率1.8」は「絶望出生率1.8」でしかありません、菅官房長官の「子どもを産んで、国家に貢献して」が全てを物語っています。
③「介護離職ゼロ」は「介護職ゼロ」を目指しているのでしょう。


内閣改造にあたって安倍政権は「一億総活躍社会」というスローガンを掲げ、さらに担当大臣を任命しました。

「一億総活躍社会」のフレーズから敗戦後生まれの僕ですが、「国家総動員法」、「国民徴用令」の悪法が浮かびました。
「一億総○○社会」の「○○」には、玉砕、懺悔、火の玉、動員、徴用等の戦時言葉が相応しく、それ以上でも以下でもありません。

「戦争法制」が参議院選の争点になることを避けるために、「新・三本の矢」、「一億総活躍社会」のスローガンが絵空事だとメディアで話題になればなるほど効果があります。

アヘ首相にとって現在は、参議院選に向けての「戦時」なのでしょう。

公狂放送のニュース、報道番組はほとんど見なくなりました。アヘ首相の空疎な記者会見の解説者として岩田明子政治部記者(兼解説委員)がアヘ首相の広報秘書として頻繁に登場し「ヨイショ」を垂れ流しています。


公狂放送で、ちょっと奇妙なことがありました。

「夏の終わり 国会前の路上で」(ドキュメント72時間 2015.10.02 22:55~放送)において、カメラが群集の間を縫うように進んでいる映像に『NHKちゃんと報道しろよ!』、『NHKしっかりやれ!』の野次が被りました。

単なる放送事故なのか番組製作現場からのメッセージなのかは不明です。

*「ドキュメント72時間」は㈱NHKメディアテクノロジーの制作ですが、ディレクターはNHK職員(ディレクター横田大樹 プロデューサー西島昌子 制作統括山岸秀樹 10.15 01:00追記)

 

「戦争法制」はアヘ首相主催、NHK後援で強行採決されたと言えます。




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