Retriever Legend's blog

散歩好き、本好き、惰眠好き、犬大好きの彼(旦那)の戯言を僕が代弁します。

放射線被ばく

2011-03-26 08:14:10 | 東電 柏崎・福島原発の放射能漏れ
ぶっ壊れた福島原発の復旧作業に従事している人々を「作業員」と呼んでいますが、なぜ東電の「技術者」が従事しないのでしょうか。

今朝の朝日新聞の「原発、過酷な現場 食事はカロリーメイト・椅子で睡眠」(2011.03.25朝日)の記事に、「福島第一原発の復旧作業から休憩に戻り、線量計の測定を受ける東京電力の作業員」のキャプションの写真が掲載されていました。

「作業員」と呼ばれる人たちの服装、表情、立ち位置から、頭を過ぎったことは「この人たちは健康保険に入っていないのでは?」です。

同記事の最後に家族の言葉(佐々木学の安っぽい感傷?)として『国民の、電力会社への厳しい視線は理解できる。でも、「いま体を張っているのは、家庭を持つ、普通の市民であることもわかって欲しい」。(佐々木学)』で締めくくっています。

また、「被曝現場水たまり、通常の冷却水の1万倍濃度の放射能」(2011.03.25朝日)の記事では、放射線管理員(東京電力社員)は自分の被爆を恐れ、現場に立ち会わなかったことが書かれています。

東京電力社員は、協力会社、下請け、労務者を作業員として命を賭けさせ、自らは安全第一に現場を放棄しています。

東京電力の社員は約36,000人いますが、年齢、性別、役職に関係なく毎日1%の人員を原子炉建屋での作業に従事し、協力会社、下請け、労務者の危険を軽減させるべきです。




多くの人は、どの様な職業でも覚悟して働いている事を思えば、その職業の隠れている本質が露わになった時に、改めて覚悟すべきです。

逃げるな東電社員!

(2011.03.25記)