Retriever Legend's blog

散歩好き、本好き、惰眠好き、犬大好きの彼(旦那)の戯言を僕が代弁します。

検察敗北

2010-02-05 06:38:59 | 未分類
週刊・上杉隆に、市井人のメディア・リテラシー(: media literacy)を窺わせる内容がありました。

検察という国家権力にすり寄る記者クラブメディアの醜悪(10.01.28週刊・上杉隆)より抜粋
「今回は、これまでの抗議とは量も質も違っている。『小沢が悪い、検察が悪い』ではなくて、検察のリーク報道に対して、『本当なのか、説明しろ、騙してきたのか』という例のない類のものばかりだ。正直、手をつけられない」(朝日新聞政治部記者)

「視聴者センターへの抗議の電話本数については把握していないが、相当寄せられているというのは確かだ。その8割程度は検察とその報道に対する苦情だそうだ」(NHK報道局幹部)

検察がマスゴミと結託し、市井人を一定方向に洗脳するおぞましい実態が、市井人に分かり始めました。
これは市井人の検察への信頼を失わせるものであり、小沢一郎不起訴による敗北とは別に、検察の在り方そのものの完敗と考えます。

朝日新聞は検察のポチを演じていますが、週刊朝日は権力に対峙しています。
朝日新聞のスタンスは別にして、マスコミは新聞各社、放送各社とも権力のポチではなく、権力に対峙すべき公共の使命を有しています。
各社相互の牽制、批判がなければ、検察主導の世論形成に加担し、民主主義そのものを破壊します。
クローズオーナーシップの導入が、その一歩となります。

今朝の朝日朝刊(02/05)は、「ひとつめ   犯罪を立証するだけの証拠が固まらなかった。」のオンパレードと検察の捜査批判の紹介に留まり、マスコミ自体に向けられた批判は皆無です。

週刊朝日今週号(2月12日号)にも、山口一臣編集長の編集後記に「ご支援ください。」とありましたので、次号も購入することとします。



特高気取りの検察に対峙すべきマスコミの原則が、原口総務大臣の「kharaguchiはTwitterをつかっています!」に書かれており引用します。

各国の報道メディアの原則をひろってみました。

原則1 「推定無罪の原則」(最初から有罪であるよう印象づける報道はしないこと)  6:48 AM Jan 21st from web

原則2 「公正な報道」(検察の発表だけをたれ流すのでなく巻き込まれた人や弁護人の考えを平等に報道すること) 6:49 AM Jan 21st from web

原則3 人権を配慮した報道」(他の先進国並みに捜査権の乱用を防ぐため、検察・警察の逮捕権、家宅捜索権の行使には、正当な理由があるかを取材、報道すること) 6:49 AM Jan 21st from web

原則4 「真実の報道」(自主取材は自主取材として、検察・警察の情報は、あくまでも検察・警察の情報である旨を明記すること) 6:50 AM Jan 21st from web

原則5 「客観報道」(問題の歴史的経緯・背景、問題の全体構図、相関関係、別の視点などをきちんと報道すること) 6:50 AM Jan 21st from web


マスコミのスタンスは、これ以上でもこれ以下でもないと考えます。