ドル紙幣は紙屑 その１

以前に、米国は、欧米中心主義（国際協調主義）から多極主義に舵を切ったと書きました。
政治の論理（欧米中心主義）と資本の論理（多極主義）との拮抗の結果、資本の論理が優勢になったと考えます。
「資本」は、米国の欧米中心主義による利益より、多極化によるアフリカ、アジア、中近東の経済発展による利益の方が膨大だと、考えています。
中近東の経済発展には、イスラエルが支障となっています。「資本」は、同じ民族でありながら「シオニズム（失われたユダヤ人国家の樹立）」を毛嫌いしている理由が、そこにあります。

この飽くなき「金（カネ）」の亡者（「資本」）は、何をしたいのでしょう。「金」のためなら同族すら裏切る「資本」の最終目的は「金」だけのような気がします。

「貨幣」は、交換価値と使用価値との二つの観念によって成り立っています。あくまで観念ですから、各国は法律で「貨幣」にもっともらしい意味を与えていますが、所詮、交換価値と使用価値は観念でしかありません。



　　現在の愛犬と子猫との距離です。