Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE622. 高取町

2013年05月16日 | field work
 今日も文科省の書類作成で事務職員とPCの前でかかりっきりになる。こういうのを、土壷いや、雑事にはまるというのだろうか。
 さて壺阪山の駅を降りると、土佐街道沿いに1kmほど広がっているのが高取町である。特に国の指定はないが、古い街並が凛として続いている。街道を歩くと、土壁の立派な古い民家が大切に扱われているのが感じられる。元々は薬屋が集まり、高取城の城下町を形成していたようだ。
 やはり奈良の民家は、全国の伝統的建造物群保存地区のそれと比べると、民家自体の造りや意匠も洗練されており、日常的に使われ且つ手入れもよく、やはり保存のグレードが高いと思わざるを得ない。
 さてこの街の徘徊には、OM-Dに45mmエルマリートと、PEN E-PM2にズイコー12mmの単焦点レンズの組み合わせ、というのが街徘徊時のシステムだ。超望遠ズームを除けば、便利な広角・望遠ズームレンズを最近あまり使わなくなった。やはり単焦点レンズの解像度の良さや、くせのない描写が利用頻度の高さだろうか。

奈良県高取町 
OLYMPUS PEN E-PM2,M.ZUIKO DG 12mmF2.0
ISO400, 焦点距離75mm,露出補正−0.3,f6.3,1/800.
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PEN LIFE621. 車窓の娯楽

2013年05月15日 | Kyoto city
 今日は朝一講義、そのあと小牧の大学で実習、さてクロッキー教室と一番忙しく、最後に楽しみの時間がある1日になるはずであった。だが文部科学賞に提出する書類があるというメール、急遽仕事場に戻り事務員と奮闘のあげく片付かず明日に持ち越し、今週はこの書類づくりに追われて過ぎそうだ。 
 さて話題を変えて、車窓撮影を続けていると、このアングルで撮りたい撮影ポイントが幾つか出てくる。だがこちらは時速270kmの新幹線である。そんな撮影ポイントはまばたきする間に通り過ぎてくれる。
 そんな一つが稲沢市明徳寺の三重塔である。それが本堂と重ならないように、そして参道を入れて撮れないかと考えた。そんな風景は、新幹線の遮音版と変電所の隙間に一瞬見えるだけである。
 そんな一瞬の撮影で一番効果的な機材は、やはりOM-Dである。 三重塔が近づいたら、カメラを構え、ピントは固定、1/4000秒のシャッター速度で、秒9コマで連射する。 10枚ほどの撮影画像の中で、なんとか意図通りに近いというカットは1枚しかない。それを残して他のカットは、全部消去。
 一寸した一瞬の風景の撮影練習でもあるわけだが、連射モードに助けられている。やはりこういう難儀な撮影になると、OM-Dが活躍する。もっと活用しなきゃと思い直す。
 本来なら背後に山並みがあるのだが。気候にも左右される。さらにベストの一瞬の風景にいどもうか、という退屈しのぎの車窓の娯楽なのだが・・・。それにしてもこのアングルからだと、明日香の風景に劣らないでしょう(笑)。

新幹線 岐阜羽島-名古屋 
OLYMPUS OM-D E-M5, LEICA DG MACRO ELEMARIT45mmF2.8
ISO250, 焦点距離75mm,露出補正−0.3,f2.8,1/4000.
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PEN LIFE620. 夏日

2013年05月14日 | field work
 手元のiPhoneによると今日の名古屋は、31°と夏日であった。今月の初め迄コートを着てストーブを付けていたが、この季節の早さはなんだろうか。春がなかったばかりとおもいきゃ、いきなり夏である。まあ二十四節気では立夏だから、夏日でもおかしくはないが、京都の夏は暑いから、春という時間が大変貴重なのに。 
 さて明日香村全体は古都保存法に指定されており、それは面的な規制なので、景観がよく保存されている。 この法律に指定されている都市は、鎌倉市、 大津市、京都市、そして奈良県のいくつかのエリアだけであり、あわせて10市町村しかない。 私流に言えば、撮影のモチーフが多いところということになる。やはり、ここは建築自体、そして集落自体も大変美しい。景観的に、いや私の撮影行脚では、伝統的建造物群保存地区よりはグレードが高いかな。
 全国に10カ所ある古都保存法に指定された地区のなかでも奈良県は、奈良市はもとより、天理市、橿原市、桜井市、斑鳩町、そして明日香村と6カ所ある。これはなかなか楽しみな撮影対象でもあるが、集落が保存されているわけではない。橿原市のように大和三山周辺が古都保存法に指定されているだけであり、それ以外は都市郊外型マンション群を有するといった具合に、どこにでもある景観となっている。 
 Googleを見ていたら奈良には環濠集落が結構ある。次はこれだな、天理市の山辺の道だろうか。4時間弱の少し疲れそうな行程だな。

明日香村 
OLYMPUS OM-D E-M5,M.ZUIKO DG 75-300mm,
ISO200, 焦点距離75mm,露出補正−0.3,f8,1/500.
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PEN LIFE619. PENの新型モデル

2013年05月13日 | field work

 こういう俯瞰撮影の時は、超望遠ズームで様々なアングルが狙える。それにこれはリュックの隅に入れておけるサイズなので邪魔にならない。フルサイズ焦点距離に換算すると600mm、デジタルテレコンバータ使用で1200mmとなるから、デジタル化の恩恵というほかない。ブログの画像は少しピントの位置が後ろに行き過ぎたようだ。
 さてPEN E-P5という最新型モデルが登場した。あの小さなボディで、仕様はOM-Dをしのぐ。それにようやくVF-4という高解像度のクリックストップがついたファィンダーが登場した。従前のファィンダーは、クリックストップがなかったので、知らないうちに簡単にボディから外れ、私は2個紛失した。これは随分高くついた。
 カラーの画質が向上しているので、やはりデジタル機材の仕様は、日進月歩だし買い替えたほうが得策だ。こういう身軽なところがPENである。使い込んだ私の機材は、中古カメラ屋で引き取ってもらおうとすると、傷物扱いだから引き取り価格はすこぶる安い。

明日香村 
OLYMPUS OM-D E-M5,M.ZUIKO DG 75-300mm,
ISO200, 焦点距離228mm,露出補正−0.3,f7,1/640.

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PEN LIFE618. 甘樫丘

2013年05月12日 | field work
 出張した東京でも、仕事の合間に下北沢で混沌とした風景を撮影したのだけど昔のように意識がのらなかった。歳をとったために美意識が変わったのか。雨脚が強くなりそうなので湘南海岸の徘徊は取りやめて早々と京都に戻った。
 さて今日は明日香村と、壺阪寺へ行く途上にある高取の集落を見て歩いた。撮影行脚、それも半日のミニ一人旅である。
 明日香村では甘樫丘から集落を撮影した。やはり歴史的風土保存地区だけあって、美しいではないか。また調度良いところに、集落を見下ろせる丘があるなんて最高だね。ここならば、雨の時も撮影したい。
 明日香村は遠望にとどめ駆け足でといっても、レンタサイクル2時間、を借りて周ってから、次の高取の集落へ向かった。
 つくづく思うに、最近は、こうした伝統的風景が美しいと思う。やはり歳の故か。実際に明日香村をグランドレベルで歩くと随所に土木的な整備がなされており、なぜか昔の素朴なランドスケープが感じられない。どこか人工的な明日香村なのであった。だがこうした俯瞰の風景では、やはり集落の美しさが見られる。
 こういう風景のときこそ、オリンパスの小さな超望遠ズームが活躍する。狙った風景を切り取るように、甘樫丘から撮影していた。

明日香村 
OLYMPUS OM-D E-M5,M.ZUIKO DG 75-300mm,
ISO200, 焦点距離228mm,露出補正−0.3,f9,1/1000.
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最近のドローイング73. 明日は出張

2013年05月09日 | drawing
 さて今日は、夜8時迄学生達がコンピュータルームにこもっており、当然それに引きずられるように、授業をしていた。さすがに疲れて、脱力感。 
 さて明日からは出張で、東京の文化学園大学の先生とシンポジウム&家の法事と脈絡のない出来事が続く。出張届けもだしたし、宿も取ったし、いろいろなアポもとったし、あとは出かけるだけだ。
 時間があれば、湘南海岸に立ち寄ってこようと目論んでいる。 ささやかな機材のチョイスが楽しみの一つだが、さらに忙しくなるか。京都市は海がないからなおさらなのであるが、海沿いの街の空気を感じたいと思う。もちろん波が高ければ、撮影には好都合なのだが。
 気持ちはよいとして、はたしてそんな体力があるだろうか。そこがはなはだ疑問である。
 さて明日は、どの列車でゆこうか。窓際に座って車窓の風景を撮りたいので、そうだ!、名古屋迄各駅停車のひかり号の一番後ろの車両、最後列の座席だな。つまり、尻尾だ。
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最近のドローイング72. 人口構成

2013年05月08日 | drawing
 この文庫本も、廃品回収に出すので捨てないうちにブログに書き留めておこう。
 それは 素人投稿編集部・編「田舎の若奥さん性の実話告白」だ。話の真意はともかく、舅や義兄弟とも裸の付き合いを、おかげて兄弟みんな仲が良くて、といった話とか、村のしきたりで美人妻が・・・、嫁さんかつぎの風習が義父を夜這いに駆り立て・・・、といった性に関する奔放な古いしきたりの話ばかりだ。
 たしかにそうした古いしきたりが残る昭和30年位の日本は、私の耳ラッパでも、旦那が戦争から帰ってこなくて、弟さんが嫁さんの面倒をみて、子供もできたんだって、といった話を田舎でしばしば聞いたことがある。さらに民俗学の聞き書きを読めば、そうした話は枚挙にいとまがない。
 つまり日本がおおらかな時代であったわけだが、こうした性のおおらかさが今の世界経済と関係しているのである。
 つまり昭和30年頃の日本は子供の数が最大で、人口構成もピラミッド型であった。そして経済成長も毎年10%近く伸びていったのである。近年では人口構成も紡錘型であり、経済も僅か2%成長させるのに国をあげてやらなければならない。もはや高齢化社会である。そんなところに、世界の資本が集まるだろうかとい疑問がわく。
 現在、人口構成がピラミッド型なのは、移民を受け入れてきたアメリカである。だからいまだに経済成長は続き、従って資本が集まり、 世界経済をリードしている。
 このように考えれば、人口構成が国家経済の成長を支配する要因と言っても過言ではないようだ。
 日本も田舎では食べられないと言って都会に出てきたジュニア達が、おおらかさを引き継いでくれれば、まだ日本経済も救われたかもしれないが、残念ながらプロテスタンティズムのような謹厳実直さを実行してくれたものだから、紡錘型の人口構成から脱却できない。従って経済は、世界のダブついた資金が流入するもことなく、全体としてみれば、今後もたいしたことはないという予測が成り立ってしまうのだ。
 だから国家経済成長の基本は人口構成にあると言ってもよい。
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最近のドローイング71. 文庫本

2013年05月07日 | drawing
 新幹線を名古屋でおりて、市バスに乗り換え35分程で大学に着く。実はこの市バスが私にとって大変退屈な時間なのである。そこで文庫本を読んで退屈な時間をすごしている。
 だから毎週3冊の文庫本が必要になる。1冊目は芥川賞作家とか眼に留まったテーマの文庫本、2冊目は推理小説の文庫本、といってもこれは随分読んだので最近はあまり気が進まないが、3冊目は官能小説。
 いつも帰りしなにタワーズの三省堂で調達するのだが、大体が平土間に置かれた比較的新作の文庫本が多い。そうしないと読んだ本をもう一度調達しかねないからだ。
 特に面白い文庫本は、棚にあるものをすべて読破し、Amazinで中古本を調達し読み込むこともある。最近では、太田和彦の居酒屋シリーズをすべて読破した。
 一人の書き手を読破すると次がないので、またいつもの3冊パターンに戻るという具合だ。
 それにしても、次から次へと実に多くの文庫本が出版されている。だから作家も読者の期待に応えるべく、次から次へと新作を書き続けるストーリーテーラーなのだろう。
 そうやってたまっていった文庫本の多くは、月末の廃品回収にだしてしまう。例えば西村京太郎のシリーズとか、素人投稿編集部・編「田舎の若奥さん性の実話告白」といった具合に、束ねられて捨ててしまう。私にとって小説も消費されるわけだ。
 そんな中で、芥川賞作家とか特定の作家、最近では、掛尾良夫「ぴあの時代」といった具合にこだわったものだけが手元に残る。
 さて今日は、金曜日から東京出張なので5冊調達した。東京行きの時は、銀座百店編集部編「わたしの銀座」を読もうと目論む。つまり東京ガイドだ(笑)。
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最近のドローイング70. やれやれの1日

2013年05月06日 | drawing
 今日は、ようやく朝のストーブが不用になるほど暖かくなってきた。昨日が立夏だったから、当然であるが、明日からまた少し寒いようだ。
 さて連休も私にとっては、週末休みぐらいでしかないけど、京都の人はどこへ連休に行くか。おそらく鴨川の河畔で散策したりお弁当を食べたり寝転んだり、或は近くの府立植物園に出かけたり、もしくは自宅で読書に没頭したりといった具合に、観光地にだけは近づかないことは確かだ。連休の京都の観光地へゆけば、人の群れで、そりゃあ古都の風情なんてありゃしない。
 連休が終わって街が静かになったら、ボチボチ私も出かけようか。さしあたり、まだ古い集落が残っている奈良県明日香村などへ撮影行脚。
 さて町内会の会計簿付けでもして、あとは雑用を・・・あれっ、まだ全部片付かない、やれやれの1日である。
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最近のドローイング69. 動く事と立止る事

2013年05月05日 | drawing
昨日のブログで定点型と周遊型という旅行動について書いた。今日はその続き。
 毎日の暮らしの中で、いつもお気に入りの場所が誰しもあるだろう。それが旅に出ても同様であるかどうかは、定点型か周遊型かの旅行動による。
 前者ならお気に入りの場所ができる位に、何回も同じ場所へリピートした結果であろうし、後者であれば同じところにいることは少ないので、お気に入りの場所ができることは無理筋に近い。つまり定点型の旅だからこそ、お気に入りの場所ができるわけだ。
 リゾートという概念も、RE=繰り返し、SORT=存在するというのが語義だから、定点型の旅と言うことになる。
 京都は、観光資源が多いから、いきおい周遊型になるけど、意を決して定点型の旅を楽しむことも可能だろう。例えば、お茶の会席に出席するためだけにやってくるとか、催事や個展をみるだけにやってくるとか、それだけでも古都を十分堪能できるだろうし、お気に入りの場所もできやすい。
 研究ベースでも、ある地域の全体を把握したいという場合と、特定の場所に関して調査したいという場合とがある。前者であれば周遊型、後者であれば定点型ということになる。
 さらに撮影している時でも、動きながら見ている視点と、一カ所に居座りながら見ている視点とは違うのである。多くは前者で街を見歩きながら撮影しているわけだが、同じ位置からどんな風景がどれだけ見えるかという視点もあるだろう。
 つまり動く事と立止る事の違い、という意味は案外大きいのかもしれない。
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最近のドローイング68. 定点型と周遊型

2013年05月04日 | drawing
 さて、クロッキーばかりじゃ退屈だ。たまには、スケッチブックを抱えて旅に出たいと誰しもが考える。だけど、旅に出て絵など書くだろうか。私には、そんな疑問もある。旅という非日常的な時間は、乗り物を乗り継いだり、歩かされたりと結構疲れる。そんなときにデッサンなどを描く元気があるのだろうか。
 私は建築を勉強したから、当然民家に眼がむくし、このアングルは美しいなと思うけど、水彩画などに描くことはない。描いても紋切り型の絵になりそうだという予感がするからだ。
 もう一つ、実は観光地などは特にそうなのだけど、置き石に腰掛けて暢気に絵をかくような場所というのが意外に少ない。もう歩け歩けと言わんばかりで、昔のように調度良い縁台などあればよいのだけど、現代はそんな暢気なことをさせてくれない。
 つまり現代日本の観光地に必要なもの、それは眺めの良い場所に設えたテラスやカフェだろう。じっと座ってその場の空気を感じていられる。それが余暇ライフだとおもうけどな。
 ヨーロッパにゆけば、そんな場所はいたるところでみられる。あの国際観光都市ニースでさえ砂浜にベンチをおいて日がな一日のんびりすごす。そういう定点型の余暇の過ごし方だ。
 日本では、ひたすら、歩き回れ、歩き回れ、それが大変ならば、レンタサイクルも貸そうという案配だ。つまり周遊型の観光行動なわけだ。私としては、眺めのよい木陰で、じっとデッサンしていたいのに。そんなところが家の近くにないかなと思ったていたら、あった。鴨川の河畔だ。
 つまり定点型と周遊型の余暇行動があり、あなたはどちらを選びますか、ということにつきるのである。
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PEN LIFE617. 後継機種

2013年05月03日 | Shinkansen commuting

 この二日間ロシアからの寒気団が降りてきてコートが必要な位寒かった。例年なら連休は弘前で桜が咲くぐらいだから、関西はもう少し暖かくてもよさそうなものだが、空気は今日も冷たい。
 さていろいろと雑用があるのだが、これは東京からの連絡をまとう。
 さてオリンパスE-P3の後継機種のリーク画像が流れてきた。この初見の印象だけなのだが、E-PL2のような少し頭でっかちのデザインだが本当だろうか。一寸躊躇するような感じもする印象だ。もしこの画像が本当ならば、色は黒しかない。スペックが上がっているからいずれは買い替えるけど、E-P1~E-P3のデザインがよくまとまっていただけに、後継機種はデザインの完成度に少し疑問を感じさせるようなリーク画像である。クラシック・デザインの踏襲なのだろうか。
 まあ初代PENの流れをくむE-P2が手元にあるから、買い替えても惜しくはないが。高解像度の液晶ファインダーが発売されそうなので、まずはこちらが先に買いだな。あとは実物の価格がこなれたら考えよう。
 後継機種の思いは、実物と思われる!?、デザインが見えたので一段落。といっても何の話かわからないむきには、まあ道楽と言いますか画材いや写材といいますか、私のツールの話です。

新幹線岐阜羽島-米原,2013年5月1日
OLYMPUS PEN E-PM2, LEICA DG MACRO ELEMARIT45mmF2.8, ISO400,露出補正-0.3,f3.2,1/4000.

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PEN LIFE616. 異常な風景!?

2013年05月02日 | Shinkansen commuting
この暗い少し異常な風景!?、の画像を見たとき、遠くに見えるのは、チェルノブイリみたいだとおもった。スポット測光が外れた露出不足の画面に実質600mmという長焦点で、270kmで走る新幹線から手持ちで撮影するという無理筋の画像だ。
 実をいえば遠くに見えるのは原発ではなく、帝人デュポンの化学工場であり、望遠レンズの効果もあり少しばかり異常な風景になってしまった。
 この場所を、google earthのストリートビューで見たら、住宅と田んぼがひろがるのどかな郊外の風景であった。昔写真というのは真実を写すと言う意味だというのは、どこかの報道写真家の言葉だったが、私に言わせれば、写真画像というのは、いくらでも嘘がつける世界なのである。
 それにしてもこの工場のメカニズムはすこぶる巨大で魅力的だ。こんど実際に周辺から撮影してみたいと思いながらgoogleで探ると、植え込みが肝心のメカは全く見えないことがわかった。それに自由に入れて高い位置から撮影できる建物も周辺にはない。残念だね。
 さて、この二日間のウィークデーは、静かで密度の高い時間だった。忙しかったというべきだろうか。今日帰りしなに博多行きの新幹線に乗ったら、あら自由席は立って人が多い。グリーン車も満席状態。また後半の大型連休が始まったようだ。 やむなく立っている人をかき分けて指定席車両のドア側でジベタリアンをしていた。
 私などは35分でつくけど、この先博多迄立ってゆくのだろうか。そんな忍耐強さにあきれて、そそくさと京都で降りた。

新幹線 米原-岐阜羽島 
OLYMPUS PEN E-P3,M.ZUIKO DG 75-300mm,
ISO1250, 焦点距離300mm,露出補正−0.3,f6.7,1/4000.
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PEN LIFE615. 過去ログ

2013年05月01日 | Shinkansen commuting

 話題のない毎日が続いています。そういう時は過去ログをひっくり返し、あの時はこんなことを書いていたのか、と思い出しながらネタ探しをするところです。
 2009年10月24日にパナソニック・ルミックスGF1の話を書いているから、このあたりからマイクロフォーサーズ・システムにのめり込んでいったようだ。当時は同様のシステムとしてPENでもE-P1があったが、当時固定焦点の光学式ファインダーしかなく、デザインは良いのだが、やむなく液晶ファインダーがあるルミックスGF1にした記憶がある。あの頃私のゼミの女子学生から絶対オリンパスよ、という陰口を聞いた。でもねぇー、PENはファインダーで一歩パナソニックには及ばないのだよ。
 たしか最初に新宿のヨドバシカメラで広角ズームの付いた赤のルミックスGF1を手にして、これが一眼レフ!、なんと小さく軽いのだろうと興味津々であったのが、きっかけで購入した。
 その後ライツレンズをつけて撮影したら、大変写りがよいという記述が私のブログにあった。ライツレンズの良さはPENになってからも引き継がれ、いまでは常用レンズである。
 あれから4年、マイクロフォーサーズも進化をとげ、今ではPENが5台に増殖してしまった。
 連休明けに、E-P3の後継機種が発表されるので、気もそぞ。私は当然買い替えを予定。画素数、連射枚数、画質などが向上して、これで私のPENの3台は最新システムになるわけだから。万年筆の書き味を試しながら、イージーに乗り換えられることができるのは、やはりPENだ。私にとってPENも文房具や画材、あるいはクリエイションツールの一つということだろう。そんな気分にさせてくれるのは、PENしかない。

新幹線 岐阜羽島-米原 
OLYMPUS PEN E-P3,M.ZUIKO DG 75-300mm,
ISO640, 焦点距離75mm,露出補正−0.3,f5,1/1600.

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