ドローイング980..小説:小樽の翠885.まとめてつくれないかなぁー

 　夜勤続きの翠だ。

深夜の看護師達の翠のナースのたまり場は深夜の看護師達のお茶タイムだ。

今日は、めずらしくコウさんがやってきた。

救急外来の晃子さんもやったきた。

コウさん「子供は旦那に預けたから息抜き夜勤ですぅー」。

晃子「絶倫系の服部君が世話しているんだ」。

コウさん「もう歩けるからいいかなって感じ。翠も夜勤続きだねぇー」。

翠「夜勤が習慣になりそうだよん」。

コウさん「亭主が、まとめて子供つくれないかなぁーっていうわけ」。

晃子「排卵誘発剤!」。

翠「狸爺が喜びそうなセリフだねぇー」。

晃子「人口増大支持者だもん。すぐに処方してくれるよ」。

コウさん「それって何人できるかがわからないんじゃないの?」。

翠「普通は不妊治療薬なんだけど・・・」

晃子「健康体なんだろ。それに服部君の絶倫系が加算されて・・・、一気に六つ子ぐらいゆくんかなぁー?」。

コウさん「それじゃ、漫画といっしょじゃん」。

晃子「おもろいかもなぁー」。

翠「それ一寸やり過ぎじゃん・・・」。

コウさん「そうよ、やっぱ甲賀の里の生薬でいいわ」。

晃子「絶倫系に甲賀の里の精力剤!。それも効果あるよなぁー!」。

コウさん「病院の仕事で疲れるから毎日飲ませているの。元気になるって喜んでいるよん。だから私が夜勤にゆくとできないからガッカリしてんのさ。だから夜勤は私の息抜き」。

翠「じゃあ休みの時に一気に(*^▽^*)」。

コウさん「だってさあ、休みの時は一晩に5回だよん。私も誘うけど・・・・」。

翠「コウさんも生薬飲んでるんだぁー」。

コウさん「もち、基本は漢方と一緒だから副作用もないしね」。

・・・

たわいない話が続いていると晃子さんの呼び出しコールが鳴る。

晃子「来た!、お客様だ・・・。こんな時間だから屋根から雪下ろしして落ちたかなぁー。今年は雪が多いから毎日くるんだ。まあ心肺停止かもな。さてこれから力仕事だよん!!!」。

そういってリスリングのウェィトトレーニングで鍛えた筋肉質の腕をまくりして飛び出していった。

・・・

小樽もまだまだ雪が降り積もりそうだ。

すでに街が、うまりつつある。