
小樽も今年は大量の雪が降った。まだ融けきれない雪が黒くなって街の角に残っている3月である。
夜勤の翠は深夜のお茶タイム。
晃子さんと外科の澪さんがやってきた。
晃子「ようやく屋根から落ちたという急患がなくなった。春だねえー」。
翠「澪さん、なんか最近嬉しそうな顔してんじゃん」。
晃子「話せよな、そのスマイルの秘密を!」。
澪「だって、私婚約したんですぅーー」。
晃子「はぁッ!!・・・、だって澪が看護学校でてうちに来てから1年も経ってないじゃん。誰よ、それって?」。
澪「普通の30歳のリーマン!」。
翠「きっかけが、あるじゃん!」。
澪「きっかけといったら、うちの外科にスキーの怪我で入院していたぐらいかな」。
晃子「あっ!、やっぱそのパターンかよ。つまり清拭の彼氏かよ!。バッチリサービスしたんだぁー」。
澪「だって最初は重傷だったから個室にはいってたんですよ。それで清拭にゆくじゃないですかぁー。もちろんペニスもねっ。それで2回目ぐらいにいったら、ペニスがたってんですよ。私すっごーいって感激して」。
翠「感激だけじゃ婚約までゆかないでしょうよ」。
澪「そんで私男の人の生のペニスの勃起なんか初めて見たですよ。それで『勃起してますよ』といったら、しゃぶってていうから、私も睾丸ってどんなんだろうと興味があったし『いいんですかぁー』っていって睾丸のふくろをしゃぶってみたんです。本当に袋なんですね。それで金玉というぐらいだから金属質の固いモノがはいっいるのかなと思ったら柔らかいんです。脇の方に2つあってね。私ぎゃと咬んだら患者さんが『ウウッ』てうなっちゃった。ああそうなるんだと思った。じゃあ清拭でペニスを吹いていたんです。そしたらペニスが痙攣してドクドクと射精したんです。私生の射精なんか初めてみたですもん。ああっ、これが子供の元なんだってすっごーい感激しちゃった。そんなの看護学校では知識だけですからね。私、感激ばかりで・・・・。それがきっかけかな」。
翠「最初見たときから好感もってたんだ」。
澪「はい!、二枚目だし体格がすっごい筋肉質で。こんなのが旦那だったらいいなとおもったんです。それから退院するときにこっそり食事に誘ってくれて、それでホテルにいって睾丸をしゃぶってあげたら、『入れよう』というので。気がつくとそれが私の初体験でした。そんで決まり!」。
晃子「初めての男って一生忘れられないらしいよ。やっぱ外科の看護師って結婚が早いよねぇーー」。
翠「うち外科には美人が配置されるもん。花嫁候補ばかりだよ」。
澪「だってうちの婦長さんが『結婚しても辞めるなよな!。うち人出が足りないんだから』、だって」。
翠「そうよ!、看護師になってまだ1年もたってないじゃん」。
澪「私、もう最初にムクムクと大きくなったペニスをみてすっごーい感激しちゃったもん。結婚がこんなに簡単だっておもわなかったですぅーーー」。
翠「外科の役得だよ」。
晃子「男が二枚目で澪が美人だから、子供もかわいいよ」。
澪「はい、すぐにつくっちゃます」。
翠「また婦長の愚痴が聞こえそうよ」。
晃子「大丈夫よ、うち託児室があるもん。結構利用者がいるんだ」。
・・・
今年は春が一気にきそうな小樽である。
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