Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

Fieldwork778. こちなんぷうの京都

2023年02月17日 | field work

 エルニーニョ現象で偏西風が蛇行し、それによって大寒波が日本にくるのが最近の日本の気象である。しかし寒波の合間には南東方向から暖かい風が吹き込み、日だまりの縁側で猫とひなたぼっこをしていたい程の心地よい日もある。それが「こちなんぷう」である。こちとは東という意味であり、東から南にかけての方向から吹いてくる風という意味である。1日だけ気温が緩み暖かい陽が射す。そんな時に散歩に出た。今日は清水さんから下って七条へ抜けよう。1月12日の頃である。
 参道を歩くと外国人達の着物姿のカップルだ。それはほとんどが中国人か韓国人である。ついに彼らも、こんな楽しみ方を始めたか・・・。もちろん私は、骨盤や大臀筋の大きさを目測していたが、外見は日本人と同じであるから綺麗じゃん・・・。彼らは日本の文化を味わいながら将来は日本を中国に組み込んで・・・、というあたりは今の日本人が警戒する対中国感情かもしれないけが・・・。
 中国人は、PCR検査済み証明書を提出すれば日本へ入国できる。あらっ!、中国人が帰国するときはPCR検査不要なのか・・・。だから気楽な空気が漂っている。京都人としては商売繁盛だからウェルカムだけど。
 そんな光景を見ていると、日本よ!もっと強くなれ!!。世界の頂点に立て!!、とはっぱをかけたくなる。かれこれ20年以上経済低成長が続くデフレ社会だった背景には国債発行額1,000兆円の借金がある。それは先進国中最大値。にもかかわらず新規政策をおこなおうとすれば、今後の増税は必須となる。こんな下手くそな経済運営を20年以上やってきても政治家は一人も首にならないし、国民から文句が出ない不思議な国家だ。国民も国際的経済リテラシーには関心がないのだろう。
 海外にでると、そんな日本経済の弱さに私はトホホの気分だった事もある。日本人は親切で治安が良いとする評価だけではね・・・である。

こちなんぷう 4K
SONYα6600、E10-18mm/F4.0 OSS
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