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Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

エッセイ870.異国の地、病のなかで1.

2025年05月26日 | field work

 今日は4月22日、前立腺を小さくする副作用の強い薬をマロロスの病院で処方してもらい飲続けている。副作用で頻尿が40回/日つづいている。そのために一時期食欲もなく終日寝ていた日々が続いた。今日およそ一ヶ月ぶりにブログを書くことが出来た。異国の地で 服用しなくてもよい薬を飲み続けたとき副作用が大きい。
 少し思い出すと最初の尿道感染の治療の頃、クリニックでカテーテルで排尿させられ、若い女性の看護師さんは「いとしい、いとしい、可愛い坊や」と歌いながらカテーテルを尿道に射し込んできた。「げっ!、いたたた!」と私が唸る頃にはカテーテルが射し込まれていて、十分もすれば排尿され少し快適になった。患者の気分を和らげるには、最適な歌だった。
 2回目のカテーテルの治療をする頃、超音波検査で前立腺が大きい事、大きな病院の泌尿器科へ行けとなった。直ぐに治療をする必要性はないが、調度長逗留で常備薬もきれていたのでマロロスの病院へ診察に出かけた。ここで処方された薬は副作用が強く、頻尿を加速させてくれた。やっぱ日本の薬でないとアカン。といって帰国の目処はフィリピン政府のトロい仕事のおかげで目処が立たたない。他に方策がないのだから副作用の強い薬を飲み続けた。
 しばらく飲み続けていると食欲がなくなり、寝たきり状態が続く。しかも熟睡していると、排尿の警告も無しに尿失禁だ。嫁は頻繁にマットレスを天日に干し、シーツの洗濯におわれることになる。
 この頃からフィリピンでは、市長や議会の選挙活動が盛んになる。毎朝轟音に使い音楽が流れてくる。数年前に来たときも、そんな経験をした。それは音楽にたたき起こされるというわけだ。
続く・・・
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