真冬の1月だというのに8月に書いたブログをアップさせている。リアリティがないよね。
猛暑日の8月の京都であっても、朝の8時前は比較的しのぎやすい気温。いつも同じ朝食だと飽きるし、猛暑で家に閉じこもる毎日だと朝ぐらいは外で食べたい時もある。
ところがそんな店舗は、京都市内には少ない。近所だと東洞院通りの進々堂に僅かに屋外の座席があるが、陽も射さないし暗い雰囲気だと思われ、すでに先客が占拠し朝の時間を楽しんでいるから、私が入り込む余地がない。
だが東洞院通りを下るとファミマがある。ここの前面が駐車場と思いきやテラス仕立てになっている。そこは狭隘な前面道路であり車が入りにくいとか、いつも車の出入りがあるのは近所迷惑だとかの京都人固有のネチネチとした根性のなせる技かと推測するが・・・。
ここで朝飯をたべると、スマホのメール処理をするのに調度よいし、具合が良いことに近所のパン屋でできたてのクロワッサンを仕込むこともできる。またテラスは、いつでかけてもどこか空いている。そうした気遣いがないのがなによりも素晴らしい。
私と同じように考える外国人ビジターは多い。かれらの朝食の舞台もコンビニのテラスなのである。こんな空間が日本では大変少ない。外国人のためにもてなしの設えというのであれば、こうした空間が大切だ。そのことを日本人はあまり理解していない。ただし日本人の管理は下手くそであり、デザイン的にバラバラな禁止サインが汚れたテープ止めであったりと、イメージは今ひとつだが・・・。
(記:2023年9月25日)
iPhon13pro