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Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

ドローイング979..小説:小樽の翠884.童貞殺し

2025年04月04日 | drawing

 今日も翠は夜勤だ。
だからいつものミッドナイトお茶タイムだ。
いつもの面面に加えて、今日は珍しく年配のスレンダーで外国人みたいなススキさんがやってきた。
何しろ、童貞殺しで異名をとった看護師だ。
ススキ「先月も一匹殺しちゃった!」
晃子「その話しききたいーーー」。
ススキ「うん、だってこの間真面目な若い技術看護師がきたじゃん」。
翠「早速、おてつけなんだ」。
ススキ「若いってなんも病院のことをしらないから教えてあげるって口実が出来るじゃん」。そこが付け目ね。
ススキ「だからぁ私が教えたるっていって、昼間はたくさん病院の仕事を教えて。でね、その時にチラチラと胸元をあけておくのね。おおっ、ちゃんと横目で眺めて勃起気味じゃん。でっ、これはいけると核心したからロッカーに勝負服のドレスいれてあるの。それで夕飯をご馳走になろうかなって誘い出したの」。
晃子「熟女に捕まっちゃ逃げられないよね(*^▽^*)」。
ススキ「それでホテルノルドでね」。
翠「決め台詞は?」。
ススキ「私今日テンション高いんだ。そしたら童貞君も一気に爆発して部屋をとりにいったの。それで歩きながら私に濃厚なキスの嵐ね。おおっ、童貞君やるじゃん」。
晃子「暴発一歩手前だもん」。
ススキ「そうよ、部屋に行ったら私の服をはいで入れようとするのよ。おおっ、童貞君そんなに急がなくても私は逃げないよん。そしたらアッ、ゴムがない!、というから私40代に更年期をすぎたから妊娠しないよっていったの。そしたら不思議な顔して生でズブズブと射すわけ。もっと下よんと言いながら私が導いていれたら激しく骨盤をふって、一気に果てちゃった。昼間からたまりに貯まっていたもんね(*^▽^*)」。
晃子「そんだけ貯まっていたら1回だけじゃないでしょうよ」。
ススキ「やった、やった、私のオラルもいれて7回ぐらいチャレンジしたかな。それで童貞君は疲れ果てて、とても幸せな顔して寝ちゃったもん」。
翠「童貞君を一気に7回して男にしたんだ・・・・」。
ススキ「これまでの禁欲生活に終止符をうつようにね」。
晃子「後日談は?」
ススキ「あるある、1週間後童貞君がやってきて『ススキさん貯まっているーー』というから、またホテルに連れていった。男の人って一度了解の姿をさらすと、いっきにセフレね」。
翠「結婚したらーーーー」
ススキ「今言えばなんでも言うこときくよん。でもどこかで彼女つくってくるといいんだけどなぁー。私、結婚って煩わしいと思うんだ。」
晃子「童貞殺しが本命!」
ススキ「そうよ。禁欲して過大な妄想を膨らませる若い男性が好き。やっぱ時々抜かないとね。どうせいずれ彼女ができて遠ざかってゆくと思うんだな。やっぱ若い女のボディには変えられないよね。今はどうすれば女の人が喜ぶかの教育実習ね。今はセックスに夢中だもん(*^▽^*)」。
翠「ススキさんなら実習効果高そうだなぁー」
・・・
また大きな寒波がやってくる。
溶けかけた町の雪もしっかり積もっている小樽である。
コメント
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