Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

エッセイ753. フィールドワークの映像システム

2024年07月30日 | field work

 ようやく映像用システムに更新した。
 フィールドワークに出かける時は、軽い機材でシステム化するのが最近の私のテイスト。実際に映像撮影したらのこの画像のシステムが苦にならない重さだと気づいた。ジンバルを使いAPSサイズの映像記録では、次のシステムが最近の常用機材だ。
ボディ:FX30、α6600
レンズ:E PZ 10-20mm F4 G、Sonnar T*55mmF1.8ZA
 FX30カムコーダ(デジカメではない)と、バッテリーの持ちがよいα6600の併用が使いやすい。広角側レンズは前モデルの解像度が格上げされた上に軽くジンバルの調整がスムーズであるE PZ 10-20mm F4 Gに置き換えた。これからも使用頻度が一番高いレンズになるだろう。前モデルに加え手持ちの標準ズームレンズ2本を売却したら結構高く売れたのが幸い。標準ズームレンズって静止画撮影では便利だけど映像だと使わない焦点距離ばかりだ。
 ズームレンズは背景がボケないのが欠点。そこで背景がボケて明るく軽いフルサイズ用のAF55mm標準レンズを調達した。
 こうすることで、広角側が27mm、準望遠側が82.5mmとなり、標準レンズを省けるという昔からある合理的システムになった。
 そしてSnnarはデジタルズームで1.5倍の123mm、画質を問わなければ4倍の330mmまでとどくから日常の映像撮影では十分だろう。Sonnarにしたのは、将来フルサイズ機などを使うかもしれないという布石のつもり。
 画像の背後にE18-105mm/F4.0がある。設計が10年前の少し古いレンズだがカムコーダで京都の催事を撮るときは、オートズームがつかえハンドグリップに鋭指向性のマイクをつけてレンズ1本で撮影でき重宝する。機材をビデオカメラ同然に扱える催事用レンズであり、このブログ「Fieldwork903.Kyoto,Aoi Festival,May.2024.フィルード撮影記、2024年05月18日 」では、このレンズとハンドグリップを使用した。100m先の馬の蹄も収録している。
 それに破格の中古価格で調達したE30mm/F3.5mm,Macroがある。研究は歴史を扱いだすと今でも紙ベースであり複写用レンズが手放せない。小さいから荷物の隙間に入れられる。それに機材の重さに辟易したときに軽量標準レンズとして使う場面が旅先ではありそうだ。
 重要な点は全てのレンズがジンバルに載せて調整した際にバランスが取りやすい事。この撮影システム機材の重量1.4kg一寸。さらにマイク、急速充電器。ジンバル(DJI RS3mini)とこれも小さな機材。さらにMac Bookが加わると約5kg近い重さになる。このあたりが私が許容できる手持ち機材の重さだろう。
 次はフィールドへ持ち出せるバックを探さなければ。これは何をどこまで詰めるかで悩ましいところがある。もう少し撮影経験をしつつ探さなければ。
 更新前の機材。なんだ前と変わらんじゃないか!。そう、こだわる重さではないがジンバル設定のしやすさは向上する。ツァイス・プラナー50mm/F1.4が385g+レンズマウント約150g=535gを、Sonyツァイス・ゾナー50mm/F1.8に置き換えて350g減量。広角ズームはSony225gがリニューアルモデルに置き換えて178gと47g減量。トータルで395g減量となりレンズ1本分が軽くなった。海外に持ち出すときの計量では395gでも削りたいときが過去にあった。だから軽いにこしたことはない。コシナ・ツァイスはWEBサイトに多数紹介記事があるが、重さを犠牲にしてまで使いたくはないマニュアルフォーカスの優れたレンズだけど・・・。

iPhon13pro
コメント
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