Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE1124. 私の文章作法

2015年03月11日 | field work
 今日は雪の風景を眺めながらの通勤だ。当然幸せな時間である。昨日4本目の原稿も提出したので、あとは紀要の編集作業だな。さて今日は、治部坂峠までフィールドサーベイ&車の練習。ここは長野県だもんな。昨日の雪どころか、すでに根雪ばかりだよ。昨日の雪の名残が見える山は大変綺麗だ・・・・とここまでは昨日書いていた。
 でっ、今日は大体その通りになった。雪は関ヶ原から名古屋方面にかけて降った。だから新幹線は35分遅れで雪の風景を堪能させてくれた。ただし治部坂峠はスノータイヤでないと走れないのでフィールドサーベイは稲武までであった。稲武ならば時間が余る。ならば温泉で雪降る露天風呂だな。筑波大学の研究室時代から、フィールドサーベイをすると先ず温泉が付いてくる。その習慣がいまだに生きている。
 まあ全部でA4版12ページの原稿を二週間で執筆したのだから、それ位のことは許されよう。こんなハイペースは、普通の人では無理でしょうね。
 よく原稿を書けない人がいる。何日もかかって一寸ずつ書いているが遅々として遅い。最後には、サラリーマン的つじつま合わせで終わり、第三者が読んでもつまらないという結末になる。それは明らかに執筆方法が間違っている。
 私の場合は、原稿を依頼されるとなんとはなしに頭の中で全体の構成を無意識のうちに雑に考えている。それがまとまり出すと図版やデータを集める。万事図版やデータが先なのです。ここがポイント。今はWEBからデータを拾えるので時間短縮にもなり大変便利です。データを解析したり表にしてゆくと、次第にストーリーが見えてくる。あとは文字を打つだけ。つまり文章というのは、図版や表に付随してゆくものなんですね。それで2週間です。
 それが私の文章作法というべきかな。
 原稿用紙を広げて、いまはPCですが、うんうんうなっているなんていう構図は19世紀頃の話ですかね。そういうときは、全体のイメージできていないのだから、考えたって書けません。書けなきゃ、執筆なんかやめて温泉にゆくほかないと思うよ。
 さてプリウスの走行距離は6,100kmになった。今週は半年目の検査で京都にもって来なければならない。原稿を書くよりは、こっちのほうが面倒くさい話だ。

愛知県・稲武町 2015年3月11日
OLYMPUS E-P5,LEICA DG MACRO ELMARIT45mm/F2.8
ISO200,露出補正±0,f/6.3,1/500
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