Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE1122. アレ・ブレ・ボケ機材

2015年03月09日 | Photographic Equipment
 これが私のアレ・ブレ・ボケ機材。デジタルPEN初期のE-PL1が復活しF8のキャップレンズ、それに解像度が低すぎて中間トーンが飛んでしまう外付けファィンダー。
 この機材システムには、高機能に向かうベクトルを放棄したような、或いは肩の力を抜いた気楽さがある。それにかさばらず小さい 。ボディをPEN miniにすればさらに小さくコートのポケットにも楽に入るのだが、こちらの方が最高感度がISO3200と低く画像が荒れるのがよさげだ。それにPEN E-PL1 は、ボタン類などがしっかりしており、PEN E-P5のようにフラッシュが突然飛び出すこともない。難点はシャッター音が少し大きいことぐらい。
 こういう機材システムの発見をすると、さてアレ・ブレ・ボケ機材を1台だけもって旅に出ようと妄想は膨らむのが悪い癖だ。やはり白と黒の世界ならば、寺山修司の青森かな。或いは逆に沖縄だっていいかもな。
 ダイビングの合間に、写りすぎないアレ・ブレ・ボケ撮影ならば、沖縄の空気をすこし伝えてくれるかもね。でもそんなこと、既に数多くのフォトグラファー達がやっている。ならば模写で。東松照明(あらこの人名古屋人か)風に、あるいは中平卓馬風に模写してみるのも勉強になるかもしれない。模写を通じて彼らは、何を見て何を考えたのか、もっといえばどんな生活感覚だったのかをさぐるのも面白いだろうと推測している。

2015年3月7日
OLYMPUS E-P5,LEICA.DG.TELE ELMARIT45mm/F2.8
ISO200,露出補正-0.3,f/2.8,1/100
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする