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Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

PEN LIFE1016. 嵐の前の静けさ

2014年08月09日 | field work
 昨日法善寺横町を歩いていたら、にわかに風が出てきて雨が降り始めた。前線が雨を降らしていたのだ。その前線も1日降り続け、ようやく北へ上がり夕方の京都は雨も上がり大変静かだ。
 実はそれこそが、嵐の前の静けさなのである。夜半から明午前中にかけて台風11号が四国・中国地方を横断してゆくからだ。台風が京都の西側を通るときは、こちらは雨風ともに激しい。予報では風速15mm程度の雨風なのだが。
 といって台風の進路は概ね中国地方、まあ岡山市あたりを通過するだろう。最も東よりのコースだと大阪、京都直撃なのだが。可能性は低いと予測。
 台風は、局地的気象現象だから進路から外れれば大した影響はないので、むしろ嵐の前の静けさを心地よく味わっている。これがホントに静かなんだな。なんか台風の時って日常とは違う時間の流れがあって心がワクワクするんですね。でも、寝ているときにいってしまうのかな。
 台風=野分という小説は、夏目漱石が書いたのか。私は別の作家だと思っていたのだが。そんな方向違いの世界を思い出しながら、物音一つしない静かな夜である。遠くから火の用心の声が聞こえてくる。静かに街が警戒しているのかな。やがで強い風が吹き始めてきた。そろそろ、おいでなすったか。
 明日の朝は、山陽新幹線もストップするだろう。こちらは、終日免許の試験勉強にあけくれるのであろう。

大阪市 法善寺横町
OLYMPUS E-P5,M.ZUIKO DG 17mm/F1.8
ISO3200,露出補正-1/3,f7.1,1/10
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