比叡山延暦寺の千日回峰行は、最も厳しい7年にわたる荒行であり、これまでの記録では47人が、この行を達成したとされている。延暦寺の創建が西暦800年頃であるから、それ以来の47人であろうか。
そんな荒行の一つに、延暦寺の寺及び市内260余寺を6時間で歩き回り、それを二ヶ月程繰り返す行がある。いま48人目の行者であろうか、自宅近くの因幡薬師にも毎日きまった時間に、行者の一行が足早に参拝に訪れる。近所の人々が集まり、合わせて参拝すると、行者が一人一人の頭をなでてくれるのであった。
私も列に並んで合掌しながら頭をなでてもらったら、なんと不思議なことに肩のコリがスッとなくなったのである。まさかと思ったがこれは事実なのである。30分ほどしてまた肩が凝ってきたのだが、それは精神の持ち方なのだと、教えてくれたように思われる。
こうして千日回峰行の行者と接することが出来るというのも京都に住んでいても一生に一度あるかないかである。私達は、幸運だったといえよう。
行の途中故に、そのときの写真は掲載しないことにした。調度この時期は、賀茂茄子の季節である。京都特有の大きい茄子が市場に出回っていた。季節は5月下旬の初夏の頃であった。
CanonEOSkissDigital,EF16-35mm/F2.8
そんな荒行の一つに、延暦寺の寺及び市内260余寺を6時間で歩き回り、それを二ヶ月程繰り返す行がある。いま48人目の行者であろうか、自宅近くの因幡薬師にも毎日きまった時間に、行者の一行が足早に参拝に訪れる。近所の人々が集まり、合わせて参拝すると、行者が一人一人の頭をなでてくれるのであった。
私も列に並んで合掌しながら頭をなでてもらったら、なんと不思議なことに肩のコリがスッとなくなったのである。まさかと思ったがこれは事実なのである。30分ほどしてまた肩が凝ってきたのだが、それは精神の持ち方なのだと、教えてくれたように思われる。
こうして千日回峰行の行者と接することが出来るというのも京都に住んでいても一生に一度あるかないかである。私達は、幸運だったといえよう。
行の途中故に、そのときの写真は掲載しないことにした。調度この時期は、賀茂茄子の季節である。京都特有の大きい茄子が市場に出回っていた。季節は5月下旬の初夏の頃であった。
CanonEOSkissDigital,EF16-35mm/F2.8