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Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

Nikon Freak6. 赤鉢巻きかいな・・・

2016年03月22日 | Nagoya city
 スライド画像の再生はPhotoshopの修復力によるのだが、デュープを作る撮影機材はニコンDfだったな。ひょっとしてこれって私的に使えるのかなぁー。そこで連休中にひっぱりだし、オールドニッコールレンズをつけて持ち歩いていた。
 さしあたり35mm/F2.8と、Aiに改造してある105mm/F2.5とを家の押し入れから取り出してきた。どちらも50年前のニコンF時代のオールドニッコール・レンズである。
 35mmのレンズは、大変ヌケがよく古いレンズであることを感じさせないぐらいに良い画像を生成してくれる。Photoshopの補正が不用だろう。それは画像のプログラムが進化しているからだろう。レンズの新旧は関係ないのかしら。
 さてニコンF時代並みのボリューム感ある大きな機材を抱えて撮影する20世紀的撮影スタイルは、オリンパス使いとしてはえらく古くさく格好が悪い。人生双六の振り出しに戻るような気分だ。
 さて今日は、後頭部の脂肪腫を取るため京大病院で日帰り手術だった。局部麻酔なので緊張感タップリで疲れたの一日であった。帰りにからふね屋で一服、それから部位のガーゼを固定するためにスポーツショップへ立ち寄りヘアバンドの調達。これしかないというので赤のヘアバンド。なんか漁師の鉢巻きみたいだぜ。一週間はこれで部位を圧迫しておけば、血流が溜まらないそうだ。
 赤鉢巻きかいな・・・。明日はこれで大学へゆくのだろうな。

名古屋市名駅
NikonDf,Nikkor-SAuto35mm/F2.8
ISO1250,露出補正0,f5.6.1/1250
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Nikon Freak5. カウンターカルチャー

2016年03月21日 | Nagoya city
 EOSとニコンの使い回しの連休が続く。
 この画像はDfにオールドニッコールレンズで撮影したものだ。オールドニッコールはパキンと大変シャープで小気味よく写る。それがこの時代のニッコールレンズの特徴である。当時私の回りのグラフィックの編集者達は、そんな理由からニコンを使っていた者が多い。版下原稿づくりでは、少しでもシャープな方が印刷結果がよい。まさに実験装置的ニコンであり、技があった時代のレンズである。今は技がなくても通用する時代だ。
 それはスケッチをみればわかる。デッサンをしてきた人達と、そうでない人達との差は歴然としている。そうでない人達は、IllustratorやPhotoshopを多用する。つまり線書きか筆書きタッチの世界である。当然漫画的表現が跋扈する。そうした安易で簡単な表現は1年も続けるとネタ切れになる。つまり何を書いても漫画的表現では同じ表現方法となり、描くこと自体に飽きてくるわけだ。世の中には、そうした漫画的表現が大量に出回り、例えば自治体のパンフレットは漫画ばかりでうざったい編集だし、病院の壁には下手くそな動物が描かれ、それでよしとされている。つまり小技の能力しかない人達が大量に登場してきた大道芸人的大衆文化的世界、あるいはカウンターカルチャーの社会とまとめておこう。カウンターカルチャーの方がエンターテイメントしやすいわけだ。
 時折iPhoneで撮影機材名をいれて海外のフォクグラファー達の風景写真を眺めていることがある。すると写真が日本人のそれとは決定的に違う。海外のフォトグラファー達の画像は、まず被写体の発色が俄然綺麗だし、撮影コンセプトや技術をきちんと勉強していると感じさせる内容のある画像が圧倒的に多い。
 それに引き替え日本では、WEBで紹介されている特ダネ的撮影名所の絵はがき的風景に飛行機に鉄道に車にハダカ画像ばかりだろ。よく撮れるのは機材によるけど、画像にはそれ以上のものではなく退屈だ。つまり機材に振り回されているかのようでもある。しかも不勉強を機材仕様の不足にするというのには笑ってしまう。だから機材仕様が変な方向に進化してゆき、結果としてつまらない画像を量産することになる。それは物事を考え表現する勉強を全くしてこなかったことの現れである。こうした傾向は大衆文化的カウンターカルチャーの表現と言わざるをえない。機材はよいけど、機材仕様論やテクニック論ばかりで頭つまりコンセプトや表現という方法論を勉強しないのが日本人が撮影した退屈な画像の要因ではなかろうか。
 漫画といい撮影といい、安易な方法で基礎の不勉強な人達がかき回してくれる大衆文化的カウンターカルチャーの世界がいまの日本の生活世界を支配している。日本人はそれで何が悪いというかもしれないが、本来の洗練されたコア・カルチャーがあって、その相対概念としてカウンターカルチャーが成立してくるのである。現代の日本の社会は本来の芸がなく大道芸しかないのであれば、この先世界からは誰も相手にしてくれないよ。世界の中の独りよがりの日本人と言い換えたらよいか。

名古屋市覚王山
NikonDf,Nikkor-SAuto35mm/F2.8
ISO100,露出補正0,f8.1/60
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Nikon Freak4. オールド・ニッコール

2016年03月19日 | Nagoya city
 往年の、つまり60年前の地味なオールド・ニッコールレンズ+Dfで撮影してみた。
 色が少し地味で渋いのかと思ったりするが、現代のニッコールレンズと大きな違いはない。実際Photoshopで修正を試みたが、発色が僅かに良くなる以外にさしたる修正点はなかったのでオリジナル画像をアップさせた。
 すべてプログラミングされているデジタル機材は、新旧のニッコールレンズの違いなどさしたる問題ではないのだろう。このあたりの無個性的なところがニコンの個性か。
 ニッコールレンズは、昔から大変完成度が高く、既に完成形だったことは経験上理解している。だから今でも普通に使えるレンズだ。普通というのは、ピントを合わせシャッターを切る以外に、なんのストレスもかからないということだ。
 オールドニッコールレンズを付けたニコンDFのスタイルを遠巻きに眺めていると、往年のニコンFあたりのフィーリングを感じさせてくれる。こうしたデザイン的成功が中年以上の世代に随喜の涙を流さしめているわけだろう。
 さて私にとってDfは、フィルムスキャナーが無くなった現在、スライドデュープ画像を作成する唯一の機材だ。というのも、最近リバーサルフィルムの色の良さを再認識している。であれば、手元のContaXT3あたりにベルビアで撮影し、もし営業していれば堀内カラーに現像をだして、それからDfとマイクロニッコールでデジタル・デュープ化を行い、Photoshopで再生させるという大変手間のかかるシステムを思いついた。こちらの色の発色やボケ方もなかなか捨てがたいところがあるからだ。
 やはりニコンは装置的機械に徹している。理工学系研究室の実験装置のような実用的フィーリングに近い。だが大学研究室の延長というのは個人的にはやだな。
 撮影する面白みというか、そんな意味的視点では、キャノンEOS1Dsの方が1枚上というのが私の経験的感想なのだが。

名古屋市覚王山
NikonDf,Nikkor-SAuto35mm/F2.8
ISO220,露出補正0,f8.1/40
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PEN LIFE1276. 年度末の仕事

2016年02月20日 | Nagoya city
 土曜日のあさの時間が心地よい。テレビはフィンランドからスキーのジャンプを中継している。外は本格的な雨。京都の街は静か。さて今日はどの機材を持って行こうかと算段する。といって休日出勤なのだから出歩く可能性は低いが35分の新幹線からの車窓撮影のためである。仕事が早く終われば少し街を歩きたいという希望だけある。いつも希望だけで終わっている。
 でっ、結局仕事に没頭して帰宅。書類が散らかった私の研究室の画像でもアップさせておこう。ようやく3本目の仕事の目安が付いたところで続きは月曜日。旨くすれば水曜日には提出できるかも知れないという極秘プロジェクト。これがおわるとまた書きかけの論文の続きが出てきて、書き上がる頃に2万5千枚のデータ化があがってくるから整理しなきゃ。それから・・・。それに今週は会議も入試もあり・・・と際限なく年度末の仕事は続く。学生達は休みなので教員も暇だろうと思っているが、それは猛烈な勘違いであり実は 1年で一番忙しい頃なのだ。まあこれが世の中の大学の平均的な姿だろう。

OLYMPUS E-M1,LEICA M.ZUIKO DG7-14mmF2.8
ISO800,焦点距離14mm,露出補正-0.3,f8.1/60
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番外編234. でかすぎてさ・・・

2015年10月30日 | Nagoya city
 15,000枚のスライド・デュープを作成したので、シルバーのニコンDfボディはもう用済みなのだが、まれに持ち出してみた。どうですこのツァイス・ディスタゴンの能力を目一杯引き出したフルサイズニコンDfの実力は、という台詞を10年前に書きたかったですね。今となってはマイクロフォーサーズ・オリンパスの使い勝手の良さのほうが勝るので。
 ニコンDfは、フィルム時代の感覚で撮影できるし、写りもフィルム時代に大変近いとは思いますが、私はもうオリンパスのすべてデジタル仕様というのに慣れちゃったので、ニコンは10周いや10年遅れてやってきた選手のようだ。万事ニコンは遅すぎるのよね。
 さて古いニッコールレンズだってぇー、あるある、ニコンF時代のニッコールが。Aiに改造してあるので絞り優先で撮影できる。しかし似合うような似合わないような、ブハッと笑いたくなる感じもする。むしろFujiFinpixS5(ニコンD200)の方がニッコールレンズがよく似合っていた。まあディスタゴンならなんとか似合うか。
 ニコンDfにツァイス・レンズが遺憾なく使えるのはよいが、こういうおどろおどろしいシステムは、ニコン・マニアにとっては随喜の涙だが、私はこういうのに感動する段階を既に卒業しちゃったさ。
 それにライツのレンズがつかないから、興味半減かな。
唯一ライツ・ヘクトール135mmのアダプターがあるので、Dfにつくのだが、それにしても、こんなんで何を撮るんだろう。明日はモノクロで車窓撮影でもしてみようか。
 まあ画像は、ニコンらしくパキンとシャープなんだけどさ。でかすぎてさ・・・。さて昼飯がてら立ち寄った治部坂峠の紅葉もお終いだな。この時期旬の味覚である林檎ジャムでも買って帰ろう。

長野県治部坂峠
Nikon Df,Distagon25mm/F2.8
ISO100,露出補正0,f/8.1/200
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PEN LIFE1209. 二つのカテゴリー

2015年10月21日 | Nagoya city
 たまにはPEN LIFE。
 昨日原稿を校正していたら17カ所も修正があった。誤字ではないのでwordの校正機能でもひろってくれない。印刷屋に送られてから、こんなにあっては面目ない。というか原稿を書いたら3週間ぐらい放置しておいて、それから人の原稿のように見直すというのがよいという言い伝えがある。実際その通りなのだけど、締切までの放置期間は、3週間はなく精々三日ぐらいだった。だから皮肉にも今回のタイミングが調度良かったということになる。
 さてたまには、和製LEICAのレンズを持ち出してみた。どうです背景のボケ加減は、なんて書くつもりはない。普通によく撮れるレンズである。
 最近地上の撮影を余り行わない。というか関心が水中にあるので、紅葉といってもでかける意欲がわかない。地上の風景は、せいぜいiPhoneで撮影し、メールで送れる方が便利だと思っている。
 それに最近の日本の地上の風景も均質化してきたというべきか、あるいはステレオタイプ化してきたといえばよいか、つまりどこに行っても同じような被写体ばかりが登場し、次第につまらなくなってくる。だから紅葉と言っても、余り関心がわかない。多分今年も京都の紅葉は、見ることもないだろう。
 地上の風景と水中の風景と二つのカテゴリーが頭の中にできているようだ。前者は同じ風景ばかりでみんな撮影しているし退屈。となると私の関心は、水中の風景だけと言うことになる。

長野県治部坂峠
OLYMPUS EM-5,LEICA SUMMILUX25mm/F1.4
ISO200,露出補正-1/3,f/1.8.1/4000
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番外編193. 台風の目

2015年09月09日 | Nagoya city
 今朝は、小さな台風18号アータウが名古屋に向けて進路をとっていた。だが新幹線は時刻通り動くし、時折激しい雨を見たが、さほどのことはなかった。
 小さな打合せが終わり10時5分頃4階のエレベータスペースから上空をみたら一点抜けたような青い空が見えている。アータウは消えたか・・・?。あれっ、へんだぞ。左に動く雲、右に動く雲が同時に見える。雲は通例一方向にしか動かんけど。そして青空の周囲へなだれこんでくるようだ。そう!、あれこそがアータウの目なのだ。カメラ!カメラ!!・・・取り出している暇はないので、デスクにあったiPhoneをつかんで撮影する頃には、随分小さくなりかけていた。でもなんとか台風の目を撮影できた。咄嗟のとき鞄に入れたデジカメは役にたたんよね。
 台風の目は次第に北西へ移動していった。その回りの白い雲や黒い雲が入り交じりその雲の動きのすごいこと。遠くでは竜巻状の筋も見えるではないか。これが台風の中心なのか。幸い中心付近の雨風はたいしたことはなかったので雲のつくり出す超絶景にしばらく見とれていた。当然撮影することを忘れて。あれっ、上空の絶景に気がつかない事務職員が煙草吸いに出かけた。まあ人生とはそんなものだろう。
 ツイッターという映画をみていたら、竜巻を追いかけるウォッチャーが登場したが、あれと一緒で台風の目をおいかけるウォッチャーはいるのだろうかと考えていた。台風の上陸進路に4WDの車を待機させて眼が通過したら走り出して観測するなんて具合にだね。まあ道路が台風の進路と一致しない限りそれはちと無理か。
 台風の目という被写体があったか・・・。

名古屋市立大学北千種キャンパス
iPhone
ISO50,焦点距離4mm,露出補正0,f/2.4.1/4926
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番外編135. 旅人

2015年05月25日 | Nagoya city
 バス停に漫然と座っている普段着のシニア。この画像から何をイメージするだろうか。身軽な出で立ち、軽そうなリュック、私は放浪の旅人を連想した。
「そうさなぁー、名古屋の友人を訪ねてしばらく長逗留かな、暑くなったら北の方へゆくさ」。そんな会話が聞こえてきたら面白い。
 現代は、住宅スペースも余るぐらいだから、長逗留は可能だし家自体も余っている。普通列車の切符だけ手にしてフーテンの寅さんのように、友人宅を渡り歩く放浪のシニア旅人が多々いるのではないだろうか。
 放浪の旅暮しは、健康保険証とカードの入った財布と携帯電話と小さな充電器、海外ならばパスポート以外に何がいるのだろうか?
 海外へ出かける旅支度のアイテムをWEBでみた。
 パスポート、このコピー、ビザ、海外保険、航空券、現金、クレジットカード、このあたりは必需品だが・・・
その他・・・
 マイレージカード、鉄道パス、国際キャッシュカード、携帯電話、カメラ、充電池、電気プラグアダプター、メモリー、延長コード、生理用品・化粧品、歯ブラシ・歯磨き粉、ハンカチ・ハンドタオル、くし・ブラシ、眼鏡、ウェットティッシュ、石けん・洗顔フォーム、シャンプーリンス、タオル、リップクリーム、医薬品・サプリメント、カミソリ・ひげ剃り、整髪料、下着、靴下、洋服、ズボン・スカート、上着、ガイドブック・会話集、スーツケース、筆記用具、ビニール袋、観光用バック、ワイヤーロック、雨具、トラベラーチェック、証明写真、国際運転免許証、イエローカード、靴、フォーマルウェア、ルームウェア、パジャマ、トイレットペーパー、爪切り、耳かき、洗濯洗剤・柔軟剤、鏡、制汗剤、ノートパソコン、変圧器、電子辞書、手袋・マフラー、ホッカイロ、インナー、花粉対策、水着、日焼け止め、虫除けスプレー、帽子、サングラス、アーミーナイフ、セキュリティポーチ、南京錠、懐中電灯、スリッパ、輪ゴム、ひも・、トラベル枕、アイマスク、耳栓、サンダル、本、ドライヤー、オペラグラス、コンパス、その他・・・
 もうゲッとなりそうだ。
 マイレージカード(航空会社がいつも一社とは限らない)、鉄道パス(鉄道のない国もある)、国際キャッシュカード(ATMがなければ使えない)、携帯電話(通信システムが違うのが普通)・・・ドライヤー(勘弁してほしいなぁー)・・・と考えてゆくと、その他以下のアイテムはすべていらない。アイテムを減らして手荷物一つで飛行機に持ち込めば、あとはなんもいらんちゃうの。
 そうだ!、空撮用にGPSの着いたマルチコプターを持ってゆかなきゃ。あれが面倒だな。
 今日の京都は、30°という気温だ。カイロプラクテイックで首の治療をしてもらい、ここよりは涼しい名古屋の大学へ出勤した。さて今日も終日書類作成に走り回るという代わり映えのしない1日がすぎた。ようやく1本完成して、あし1本作成すれば、終わるかな。
 ようやく日付と文章が一致した。日記だから、それらがふぞろいだと書きづらいことを痛感した。
 
名古屋市
EOS1Ds Mark3 EF50mm/f1.8
ISO800,露出補正-1/3,EVf4.5,1/320
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番外編126. EOSな週末

2015年05月16日 | Nagoya city
 昨日は、「科研の中間報告の書類提出が今日までなんですけど」と突然事務からいわれ、えっ!エー!!。書きかけの原稿をストップさせWEBで手続きを開始するドタバタ騒ぎ。
 そうこうしている間に夕方からの授業に1時間遅れでかけつける。終われば空腹で原稿を書く意欲も失せた。書類の散らかったデスクを尻目に、しっかりEOS1だけ抱えて帰宅。
 研究機材だから当たり前のようにヌケがよく写る。海外のフィールド調査に持ち出すこともあるかもしれないので、たまには慣れておこうというわけだ。おかげでEOSな週末となった。
 これに一番軽い標準レンズだけつけて、フットワーク軽く使い回せたらよいのだが。若い頃のフィルム時代のCanon6Lに標準レンズというシステムを思い出していた。Canonには、標準レンズがよく似合う。
 週末には、クロッキー帳を入れたリュックに入れて持ち歩こうというわけだ。デッサンとそっけなく転がりでたEOS、少しばかりクリエイティブな空気を感じるかも知れない。さあ力を入れて撮るぞではなく、肩の力を抜いてフワッと撮りたいなとイメージだけが先走りしている。

名古屋市・出来町通
EOS1Ds Mark3 EF50mm/f1.8
ISO1600,露出補正1/3,EV,f6.3,1/30 
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PEN LIFE1156. 新緑

2015年04月21日 | Nagoya city

 朝大学へゆくと、桜の木の新緑がまぶしかった。桜よりも緑の方が美しいではないですか。そんな風に思われてくるともう初夏が近い。
 このブログの画像も新緑で久しぶりにスッキリした。そういえば、この一週間の画像を見返すと暖色系の画像がなくドンヨリとしている。それがこの時期の特徴なのか。雨上がりの今朝は新幹線から御嶽山がハッキリ見えた。
 新緑を見ていると、様々なアクティビティのアイデアを思い出す。去年は、この頃運転免許を取ろうと思い立った。なにかを新しく始める良い季節かもしれない。今年は、難儀だがアレか・・・・。
 まあそんな私事はともかく、 朝晩はひんやりと肌寒い、この季節の頃の空気を少し味わいたいと思う。連休もあるしな。本来ならば、自然に起きるまで寝ていたい季節である。
 ウィスキーを飲みながらこのブログを書いているのだが、さて文章を思いつかない。もう23時をまわった。明日も早いから、はよ寝よっ。

名古屋市立大学北千種キャンパス
OLYMPUS E-M5,M.ZUIKO DG17mm/F1.8
ISO200,露出補正-2/3,f/4.0.1/320

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PEN LIFE1154. 芸用解剖学

2015年04月19日 | Nagoya city
 画像は、ライツ・テレエルマリートをもてあそびながら通勤途中のバスの中から写した路上のポスター。
 画像ではわかりにくいが、芸用解剖学的には腹直筋が美しい。腹直筋というのは、お腹の筋肉であり身体の中心から左右に胸骨から恥骨まで縦に続く筋肉で、身体の中心は少し窪んでいて、それが縦にリニアに走っているところがとても美的。美的でわかりにくければセクシーといえばよいか。
 ミロのビーナスなんかは縦のラインが見えたりして美的要素の一つとなっている。実際には、鍛えないとなかなかそういうお腹にはならない。ただしこのポスターのモデルさんは、もう少し頭が小さければよいのだが。これは余計なお世話か。
 大学時代に芸用解剖学の講義があったので、身体の表面の筋肉は勉強したのだが、ドイツ語の読み方だけが記憶に残っている。だが腹直筋をGoogle辞書でひいてもピンとこない。Muskelつまり筋肉という単語が入っていたと思うのだが。
 半年以上クロッキー教室をさぼっていたので、また始めようかと思っていたら、4月は個展のためお休みですという連絡が来た。さて連休あけからか。それにイエローブックで手を動かさないと、やはり感覚が少しおかしいですね。
 機材のシステムフェチなどしていないで、感性を復活させなきゃと思う昨今です。

名古屋市
OLYMPUS E-P5,LEITZ TELE ELMARIT90mm/F2.8
ISO1000,露出補正-0.3EV,f/4,1/2000
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PEN LIFE1151. 変わってしまった日本

2015年04月14日 | Nagoya city
 二日続けて傘が必要なぐらいの本格的な雨である。今学期から木・金と授業がかたまっているので週の前半はスケジュールが入らないのだが、この雨ではフィールドにもでられないし、データを眺めていても先に進まない。原稿の依頼でもあれば気もまぎれるが、そううまいように事は動かない。
 さてEOS1DsからPENやOM-Dに持ちかえると、こんなに可愛かったかと感心する。人間の慣れという感覚も、随分バラツキが大きいのだ。
 でっ、PENにライツ・エルマリートをつけて通勤時に少しばかりもてあそぶ。この大きさが心地よい。でっ撮影画像は、 正面のベンツなんかとてもシャープに写されており、モノクロであれば申し分ない写り方をしてくれる。これはオリンパスのレンズよりもいい、いやそれはあたりまえの事か。ただしマニュアルフォーカスなので、動くものは無理。1970年代のレンズが今も生きている。
 ならば、これを持って日泰寺あたりの雨の街へ徘徊に出ようと思ったら今日は午後から来客があり、なんとはなしに出遅れてしまった。
 さてモノクロの望遠レンズで絵になるランドスケープは何かなとWEBを探していた。イギリスのサイトを見ていたら蒸気機関車か・・・。イギリスの保存鉄道は、機関車だけではなく、周辺の駅舎などの施設もすべて保存されている。腕木式信号機も動くところが面白い。ただし動作はダミーだそうだが。それに周囲の風景が日本のように雑物がなく整然としているのもよさげだ・・・。
 話が飛躍してしまった。地図でも眺めながら、日本の海沿いの集落でも探そう。もう土門拳の影響か。だが土門が写した日本のランドスケープは、もうないといってよい。変わってしまった日本なのである。撮影機材が有り余っていて被写体がないという困った現実なのである。

名古屋市
OLYMPUS E-P5,LEITZ TELE ELMARIT90mm/F2.8
ISO1000,露出補正-0.3EV,f/4,1/2000
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PEN LIFE1145. 断捨離

2015年04月05日 | Nagoya city
 現代住宅が置き忘れた空間にガレージがある。ガレージというのはアメリカ的な言い方であり、日本建築では蔵とか土間と言った空間だろうか。日常生活で必要性は薄いのだが、しかし何かをしようと企てた時に使われる空間と定義しておこうか。私流の言い方をすれば、アトリエや専用の書斎といってもよい。公団住宅の間取りをみても、そうした空間が皆無である。
 ガレージは、駐車場に留まらず、工具を配して工作スペースとなったり、仲間達の演奏の場やパーティーの場となったりと使われ方も多様だ。実はそうしたガレージから、初代applePCが登場してきた。そんな実例をあげるとガレージ初のプロダクトは結構数多い。ガレージ文化と言ってもよい。だから機能的にも多機能な使われ方をしてくることになる。
 言い換えるとクリエイションな空間である。そんなしつらえのない公団住宅の間取りをみると、クリエイションしないんだ、サイテーと叫びたくなる。クリエイション機能を外したというのが、現代住宅の致命傷かなと思ったりもする。つまり住むならアトリエや書斎などのクリエイション空間を作りたいですねという話なのだが。 
 さて春になるとブログサーバーの更新時期である。今は大学のサーバー容量が小さいので、外部のサーバーにブログをアップさせている。
 最近このサーバーの見直しを考えている。その理由は、Google画面やブログにアクセスすると、広告画面が挟まれていたりする。実はそれが大変煩わしいしので、いっそサーバー自体を変更しようとも考えている。8年続いたブログだから、しばらく休もうかという考えもある。
 しばらく成り行きをみて考えよ。当然移転先のURLなんか通知しないから断捨離だなと思う。

OLYMPUS E-PM2,M.ZUIKO DG45mm/F1.8
ISO200,露出補正-1/3,f/1.8,1/250
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PEN LIFE1130. 5本目の原稿

2015年03月18日 | Nagoya city
 昨日はM.ZUKO DG45mmのレンズが大学に届いたので、昼飯がてら池下まで街歩きに持ち出す。MACRO ELMARITのような感激はないが、普通によく写りそうだ。パルナック・ライツ・レンズのように大変小さく軽いのがとてもよい。手のひらに納まらんとするサイズが心地よい。 
 そんなことをしていたら、原稿書きの依頼がまたきた。これで5本目、この時期は多いんですね。ボリュームは3000字強ですか・・・400字詰め原稿用紙8枚分。締切は2週間後といっていたが、結局今日1日で全部書き上げてしまった。
 私は、昔から400字詰め原稿用紙が大嫌いなんです。それで文章が書けない、書かないの若い頃でした。Macが登場して文章を書いてみたら、これが実に具合がいいのですね。でっMacの発展とともに長い文章を書くようになり、学術論文やら博士論文やら、その他雑な文章まで多々書いてきました。この8年間のブログの文章量も相当なものでしょう。
 でっ文章を書く秘訣というのが私なりにあります。まずwordという文章ソフトを使わないことです。これは事務的な文章作成ソフトです。学術論文には向きません。
 そこで私はIndesignを使います。つまり最初から編集しながら文章を書いてゆくわけです。したがって完成の頃には、図版のレイアウトも終わり完全版下原稿となっていますから、そのまま印刷屋さんで本にすることだってできます。
 つまり私は図表の編集デザインが面白くて文章を書いてきたみたいなところがあります。それが私なりの秘訣です。そんなわけで、5本目の原稿も一日で完全版下原稿となりホッとしている暖かい日でした。ようやく気候は春に向かっています。夕方から春雨ですか・・・。

名古屋市千種区天満通
OLYMPUS PEN mini E-PM2,M.ZUIKO DG45mm/F1.8
ISO200,露出補正-1/3,f/4.5,1/1600
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番外編116. 4本目の原稿

2015年03月02日 | Nagoya city
 やはり3月になると、真冬の深々と底冷えがする寒さは、やわらぐようだ。通り過ぎる季節を懐かしむように新しい季節がめぐってくる。
 ここまでくると冬を乗り切ったという実感がする。冬というのは、気構えて緊張して通り過ぎる大変疲れる季節だ。だから春になるとダラッと緊張感がほころぶのだろうか。
 毎年何かにこだわって冬をやり過ごしているようだ。昨年は、冬の京都の町を随分徘徊していた。今年は車の練習で明け暮れた。
 それに大学も一連の行事の〆だから、何かと忙しくあわただしかったというのもあるのだろう。ようやく1年間の仕事が終わり、緊張感がとけるころだろうか。
 今日は4本目の原稿の執筆に明け暮れた。半分ほど書いていささか疲れたです。

愛知県・名古屋市
Fuji FinepixS5pro,Carl Zeiss MACRO PLANAR100mm/F2.0
ISO400,露出補正+0.7,f/8,1/160.
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