みことばざんまい

聖書を原典から読み解いていくことの醍醐味。この体験はまさに目からウロコ。

#433 神の法第三戒

2019年10月20日 | 神の法
第3戒
宣誓と権威
 
p123~
The Oath and Authority
The Third Commandment
The Institutes of Biblical Law
Rousas John Rushdoony

◇◇

真の良心とは、権威の下、すなわち、神の権威の下にある。

真の良心は、聖書に従い、聖書によって制御され、決して神や神の御言葉の上に立たない。

また、神の声になったり、何か特別な啓示であるかのように振舞わない。

真の良心は、神の権威に服従し、常に神の下にいる。

自らを神や主の座に据えない。

1788年に、ニューヨーク及びフィラデルフィア長老大会は、統治形態への予備的原理の中で、次のように宣言した。

神のみが良心の主。
神のみが、良心を人間の教えや命令から解き放ってくださる。
人間の教えや命令は、御言葉と対立し、信仰や礼拝の大事において良心を遠ざける。

その宣言は、個別の判断の権利を守ってくれる。

良心の主である神は、人間の良心に対して持っておられる絶対的な権威によって、人間を国家や人々の横暴な要求から守ってくれる。

人間教(ヒューマニズム)における良心観は、神の主権を否定する。

そうすることによって、人間の横暴を不可避的に招いている。

すべての人の良心は、人間教(ヒューマニズム)なる絶対的ご主人様によって形作られる。

1960年代と1970年代に暴動を起こした学生運動家たちは、無政府主義的革命家であり、市民的権利を主張する抗議家であった。

彼らはみな、良心によって法と秩序を破壊し、社会を転覆させる権利があると主張した。

コメント:
故に、(人間教によって培われた)邪悪な良心は清められる必要がある。
人間(の教え)によってではなく、神(のことば)によって。