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The Spirit Speaks To The Church: Overcome!
The Letters to The Seven Churches
Part Two: The Seven Letters
The Days of Vengeance
David Chilton
◇◇
ペルガモ:偽預言者と無神のい王に対する裁き
2節12-17
Rev 2:12 また、ペルガモにある教会の御使いに書き送れ。『鋭い、両刃の剣を持つ方がこう言われる。
Rev 2:13 「わたしは、あなたの住んでいる所を知っている。そこにはサタンの王座がある。しかしあなたは、わたしの名を堅く保って、わたしの忠実な証人アンテパスがサタンの住むあなたがたのところで殺されたときでも、わたしに対する信仰を捨てなかった。
Rev 2:14 しかし、あなたには少しばかり非難すべきことがある。あなたのうちに、バラムの教えを奉じている人々がいる。バラムはバラクに教えて、イスラエルの人々の前に、つまずきの石を置き、偶像の神にささげた物を食べさせ、また不品行を行なわせた。
Rev 2:15 それと同じように、あなたのところにもニコライ派の教えを奉じている人々がいる。
Rev 2:16 だから、悔い改めなさい。もしそうしないなら、わたしは、すぐにあなたのところに行き、わたしの口の剣をもって彼らと戦おう。
Rev 2:17 耳のある者は御霊が諸教会に言われることを聞きなさい。わたしは勝利を得る者に隠れたマナを与える。また、彼に白い石を与える。その石には、それを受ける者のほかはだれも知らない、新しい名が書かれている。」』
14-16節。
しかし、教会の皆がアンテパスのような忠実さを持っていたのではなかった。
迫害の危険よりもはるかに大きな、信仰の高潔を危険にする脅威があった。
陰険で、狡猾な異端の働きだ。
要点を例証するために、ヨハネは、荒地に立つその教会の歴史に触れる。
バラムの教えを堅持する人がいる。
その名の意味は、ニコライと同様、民の征服者(あるいは破壊者)。
開かれた戦争において、神の民が負けないということが判明した時、偽預言者バラムは、モアブの悪王バラクに別のプランを申し出た。
(民数記22-24章)
イスラエルを破滅させる唯一の方法は、堕落による方法だった。
かくして、バラムはバラクに教え続けて、イスラエルの子らの前に躓きの石を置き、偶像に捧げられた物を食べ、姦淫の罪を犯した (cf. Num. 25)。
Num 31:16 ああ、この女たちはバラムの事件のおり、ペオルの事件に関連してイスラエル人をそそのかして、主に対する不実を行なわせた。それで神罰が主の会衆の上に下ったのだ。
同様に、バラムの模倣であるニコライの教えを堅持する者もいた。
つまり、バラムの教えを保持する者たちとニコライの教えを保持する者たちは同じ集団から成っていた。
不敬虔な状況による剥き出しの迫害に至った時、ペルガモの教会は信仰に固く立っていた。
しかし、サタンと妥協した結果、その餌食へと落ちていった。
では、ニコライ派の教えとはどういう教理だったのか。
当時の異端の象徴としてその間違いを引き合いに出して、ヨハネはバラムの教えに関連してそれを説明する。
バラムと同様に、堕落させ、偶像に捧げられた物を食べさせ、姦淫の罪を犯させることにより、偽預言者はクリスチャンを破滅させようとした。
このようなことの実行は、当時の異国の宗教においてはありふれたことであった。
ヨハネのことばは、異教徒からの改宗者に宛てたエルサレム評議会の訓令から引用したものと思われる。
Act 15:28 聖霊と私たちは、次のぜひ必要な事のほかは、あなたがたにその上、どんな重荷も負わせないことを決めました。
Act 15:29 すなわち、偶像に供えた物と、血と、絞め殺した物と、不品行とを避けることです。これらのことを注意深く避けていれば、それで結構です。以上。」