みことばざんまい

聖書を原典から読み解いていくことの醍醐味。この体験はまさに目からウロコ。

The Choice That Confronted Adam, #1

2015年06月22日 | 聖書研究・信仰
神はエデンの園に数えきれない程の木を植えた。

エデンの園の中央、特別目立つ場所に、主は、2本の木命の木と善悪の知識の木を植えた。

アダムは、無垢な者として創造され、善悪の知識がなかった。

例えば、成人男性について考えてみよう。

30才の男。善悪の感覚がないし、その2つを識別する能力もない。

そんな男は発達障害があるとは言えないだろうか。

それがまさにアダムだった。

神はエデンの園の中にアダムを招き入れ、彼に言う。

「さあ、この園はいろんな木々といろんな果実で満ちている」

「どの木のどの実からでも、自由に取って食べてよい」

「ただし、園の中央に、善悪の知識の木と呼ばれる木がある」

「その木からは取って食べてはならない。食べたらその日に死ぬだろう」

「覚えておくがよい。近くにあるもう一本の木の名前は命ということを」

では、この2つの木の持つ意義とは一体何だろうか。

アダムは、いわば、モラル上中性として創造された。

罪があるわけでもなく、神のような聖があるわけでもない、しかし無垢なる者として。

アダムが自由に選択できるように、神はその2つの木をそこに置いた。

彼は命の木を選ぶこともできたし、善悪の知識の木を選ぶこともできた。