![](http://pub.ne.jp/Indianinkworld/image/user/1378249229.jpg)
Beats Audio(TM)搭載で、ミュージックプレイヤーとして使って欲しいというタブレット「HP Slate7」を、beats by dr.dre(ビーツ バイ ドクター・ドレー)「beats solo HD オンイヤー・ヘッドフォン」を使って試してみた。
HPがタブレットとしては後発で発売された「HP Slate7」は、HPのパソコンに搭載されているBeats Audio(TM)が入っている。これは、タブレットが多くの場合ミュージックプレイヤーとして使われていると言うことからである。
(HP Slate7は借用品、beats solo HDは今回購入した私用品である。)
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Beats Audio(TM)搭載ミュージックプレイヤーとしてHP Slate7を確かめる
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![](http://pub.ne.jp/Indianinkworld/image/user/1378248739.jpg)
今回は、beats by dr.dre/ beats solo (HD)という「HPのオプション」でも扱われているオンイヤー・ヘッドフォンを購入して、他のスピーカーやイヤホンと音質を比べてみた。
他の比較のものは
![](http://pub.ne.jp/Indianinkworld/image/user/1378249223.jpg)
![](http://pub.ne.jp/Indianinkworld/image/user/1378288025.jpg)
イヤホン「Ultimate Ears SUPER.Fi 5vi SF5V」というカナル型のもの。●
<特徴>(筆者の感想)SUPER.Fi 5は、ジャズやクラッシックなどのワイドレンジソースに対応してモニターイヤホンとして、原音に対して忠実に再現するもの
![](http://pub.ne.jp/Indianinkworld/image/user/1378249405.jpg)
スピーカー「JBL CAS-33・2ch アクティブスピーカー」●<特徴>(筆者の感想)小さくともJBLサウンドを再現するスピーカで、多少低音強調のきらいがある。従い、小型でもPCオーディオとして完成し並のアクティブスピーカーを凌駕することもある。但し、形状から分かるように高品質音源と比較すると多少音源としてはラフな印象。クラシックなどには向かず、高音の再現には限界がある。
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![](http://pub.ne.jp/Indianinkworld/image/user/1378249414.jpg)
音源は、MicroSDカードに保存したスピーカーテスト比較用の音源のMp4である。
この各種のスピーカーを比較するときにどのように聞こえるかと聞き込んだ音源を・・
■Beats Audio(TM) ・・ON
○Beats On-Ear(Beatsオンイヤー・ヘッドォフン)(beats by dr.dre/ beats solo HDなど)
○Beats In-Ear(Beatsイヤホン)(beats by dr.dre Tourなど)
○Beats Passive (Beatsパッシブ・効かせない)
■Beats Audio(TM) ・・OFF
で各種聞き比べてみた。
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■イヤホン・「Ultimate Ears SUPER.Fi 5vi SF5V」の場合★Beats Audio(TM) ・・ON ○Beats On-Ear音量が上がり、音質としては、厚くボコボコと低音部が目立ち聞きづらい。
○Beats In-Ear気になる低音は聞こえなくなったが、何か鮮明さにかける。
○Beats Passive気の抜けた音質。
★Beats Audio(TM) ・・OFFHP Slate7のミュージックプレイヤーとしては平凡で、モニターイヤホンそのもの。
従い、特質したものは感じられない。但し、線の細い鮮明さはある。
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■スピーカー「JBL CAS-33・2ch アクティブスピーカー」○Beats On-Ear音質としては、低音部強調がうるさく高音がよく分からない雑な音になる。
○Beats In-Ear低音部強調が収まるが、高音部が抜けた気抜けした音になる。
○Beats Passive同上
★Beats Audio(TM) ・・OFFJBLサウンド全開で、これで聞くならそれなりに聴いていられる気持ちの良い音質。
特徴は特になし。不思議なことに低音が雑にもならない。
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■オンイヤー・ヘッドフォン「beats by dr.dre/ beats solo (HD)」○Beats On-EarJBL CAS-33やUltimate Ears SUPER.Fi 5では、低音の圧力に消されて聞こえなかった
高音部が正確に聞こえる。
低音部強調のビートもあり、なにやら楽しくなって1日中聞いていられそうである。
ロンドンオリンピックで選手が軒並みこのbeatsヘッドフォンをしていて、リラックスをしていたことがよく分かる。
○Beats In-Ear音量が小さくなるので、
On-Earに比べて???○Beats PassiveOn-Earからこれにすると、音量が小さくなり、物足りない。
★Beats Audio(TM) ・・OFFパンチの効いた音量や低音はONの時ほど聞こえないが、それなりに楽しめる音質。
低音部だけでなく、高音部の繊細な部分も表現されている。Beats Audio(TM)が入っていない ミュージックプレイヤーでもそれなりに楽しめるという印象。
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Beats Audio(TM)搭載ミュージックプレイヤーとしての
「HP Slate7」の評価、結論
****************************************************Beats Audio(TM)搭載ミュージックプレイヤーとしてHP Slate7を考えると、オンイヤー・ヘッドフォン「beats by dr.dre/ beats solo (HD)」などを持っているかどうかに関わる。
なぜなら、今まで述べてきたようにBeats Audio対応のbeats solo (HD)などを持っていないと全く意味をなさない。
オンイヤー・ヘッドフォン「beats by dr.dre/ beats solo (HD)」は、19,800円というのが公定価格のようでオーディオ専門店又は信頼のある通販でしか買えない。
従って、Beats Audioを体験するというのにはややハードルが高い。
しかし、HPのパソコンを使っているとか又は、今後買いたいと思っている人は購入して損はないかもしれない。
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この Beats Audioを使わないというのであれば、普通のスマホなので味付けを求めるなら「JBL CAS-33」などのような個性の強いスピーカやイヤホン、ヘッドホンを使う必要がある。いずれにせよ、オンイヤー・ヘッドフォン「beats by dr.dre/ beats solo (HD)」を使って、HP Slate7で音楽を楽しむならそれなりの価値があるかもしれない。
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HP Slate7を使ってみた印象とその操作性
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HP Slate7はAndroidなのでスマホを使っていれば迷うと言うこともない。
アプリの操作、アンインストールもAndroid版スマホと同じである。
そして、スマホはMicroSDカード対応なので、同じようにMicroSDカードを使い音楽を保存すれば容量に不便することはない。
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Webページを見るときは当然スマホページとPC版とがあって、いつも使っているAndroid版スマホに比べればかなり見やすい。
特に、携帯電話の場合省電力のために画面が直ぐに消えたりして安定性が悪いが、HP Slate7はタブレットなので当然そう言うことはない。
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■HP ePrintHPでは「HP ePrint」というアプリを宣伝していた。
このHP ePrintは、Webサイトの説明では「
ePrint ? この HP 機能を使用すると、Web 接続があれば、プリンタの電子メールアドレスに電子メールを送信するだけで、どこからでも印刷できます。」という説明がある。
(有効化コードが、入力した電子メール アドレスに送信。)
![](http://pub.ne.jp/Indianinkworld/image/user/1378250412.jpg)
これは他社のアプリでも同じようなところがあって、Eメールプリントと称しているものもある。
当然、Androidのアプリなので他社のプリンター用の○○ePrintは可能である。
![](http://pub.ne.jp/Indianinkworld/image/user/1378249425.jpg)
■HP Slate7の重さ
![](http://pub.ne.jp/Indianinkworld/image/user/1378249685.jpg)
HP Slate7(シルバー)の場合、本体364グラム、アダプターは95グラム、USBケーブル込みだと119グラムであった。
アダプターは、諸外国のコンセントに対応するようで日本仕様になっている。
![](http://pub.ne.jp/Indianinkworld/image/user/1378249675.jpg)
AC電源は100~240 V (50/60 Hz)の定格でタブレットは、micro-Aまたはmicro-B USBケーブル介して供給されるDC電力で動作する。
このアダプター(HP製5 V/2 A)は、スマホ用の5V/1Aより強力なので必ず専用HP製5 V/2 Aを使うようにしたい。
![](http://pub.ne.jp/Indianinkworld/image/user/1378249419.jpg)
■写真性能など・・カメラは、背面約300万画素で多分ネットで公開するという用途であろうと思われる。
プリントするのならスマホの方が良いかもしれないし、Syuunの用にデジカメにこだわるということもある。
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HP Slate7のBenchmarkを見る
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■AnTuTu 安兎兎ベンチマークでは、12,251でそれほど高い数値ではないようである。
SHARP106SH(参考・AnTuTu 安兎兎ベンチマーク)9,677Total*12,251
CPU*4,283
RAM*1,842
GPU*5,460
I/O*726
![](http://pub.ne.jp/Indianinkworld/image/user/1378249893.jpg)
![](http://pub.ne.jp/Indianinkworld/image/user/1378250096.jpg)
![](http://pub.ne.jp/Indianinkworld/image/user/1378250104.jpg)
■Quadrant Standard Edition
●HP Slate7Total*4,327
CPU*7,814
Men*4,695
I/O*6,197
2D*917
3D*2,010----------------
●アンドロイドスマホ・SHARP106SH(参考)
Total*5,123
CPU*8,737
Men*7,251
I/O*6,440
2D*1,000
3D*2,189
![](http://pub.ne.jp/Indianinkworld/image/user/1378250396.jpg)
AnTuTu 安兎兎ベンチマークv3.4では、HP Slate7はSHARP106SHに大幅に差をつけている。
しかし、Quadrant Standard EditionになるとSHARP106SHに完全にBenchmarkが逆転されているということになった。PassMark PerformanceTestであると、SHARP106SHの方が低い数値になるのでAnTuTu 安兎兎ベンチマークの方が正確かもしれない。
■ PassMark PerformanceTest3DGraphics Testが貧弱なのは、SHARP106SHという1年以上前に発売されたスマホ並であった。
![HP Directplus オンラインストア](http://h50146.www5.hp.com/directplus/aff_banner/0823/468_60.jpg)
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HP Slate7・タブレットとしての基本性能と結論
(Syuun個人の感想)
*******************************************HP Slate7は、安価でタブレットを初めて使ってみたいという人にはお勧めかもしれない。
価格は直販で13,860円(8GBモデル)だが送料などを含めると15,000円でおつりが来る程度である。
これでタブレットは使えない、失敗したと思ってもbeats by dr.dre/ beats solo HDなどを購入すればミュージックプレイヤーとして使える。
beats by dr.dreヘッドフォンは高価なので、beats by dr.dreイヤホン(Beatsイヤホン)だと10,000円以下からある。
Android搭載7型タブレット端末の基本性能としては、価格から見て普及品並であった。
カタログスペックでは、バッテリーは5時間ということになっている。
しかし、Beats Audioの音楽を聴いていたら画面は消灯になるので、一日中音楽を聴いているとは思われないが、朝持ち出して夕方まで持つ感じがある。
![](http://pub.ne.jp/Indianinkworld/image/user/1378250081.jpg)
![](http://pub.ne.jp/Indianinkworld/image/user/1378248747.jpg)
★ここで再度注意することは、冒頭のテストで述べたようにBeats Audio™は、beats by dr.dreヘッドフォン、イヤホン使用時のみ有効であって内蔵スピーカーには対応していない。
★Beats Audio(TM)OFFの時は、普通のタブレットの音でしかないことである。
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HP Slate7の構成(HP Slate7 2800、HP Slate7 2801)
9月3日現在の概略
********************************************■OS:Android™ 4.1.1(実機の場合)
■プロセッサー:ARM Cortex™-A9 デュアルコア プロセッサー(1.6GHz)
■メモリ:1GB(増設不可)
■ストレージ:8GB (eMMC)
■カメラ:背面約300万画素、前面VGAWebcam
■内蔵無線:IEEE802.11 b/g/n+Bluetooth® 2.1+EDR
■ディスプレイ:7インチ HFFS・タッチディスプレイ(1024×600)
■microUSB×1、3.5mmヘッドフォン出力×1、microSD カードスロット(最大32GB)
■加速度センサー(GPS非搭載)
■オーディオ機能:Beats Audio™・ステレオスピーカー
(
★Beats Audio™・専用ヘットフォン、イヤホン使用時のみ有効)
■サイズ・約197x116x10.7mm
■重さ:約370g(実測364g・実機の場合)
■バッテリー・最大5時間
■ソフトウェア:Google Play、Googleマップその他Googleソフト、HP ePrintなど
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