東大経済学部。さて、東大経済学部卒というと、非常に頭がいいように聞こえる。しかし、実際のところはどうなのだろうか。私立の経済学部でも、大学四年間で学ぶ内容は同じはずである。しかし世で活躍している経済学者などは、東大や慶応など偏差値の高い大学出の人が多い。これは、どういう事か。確かに、大学に入った時点では、東大の方が、学力も思考力も上である。しかし、入ってしまえば、大学で学ぶ授業内容は、東大も私立も同じなのではないのではないのだろうか。そもそも文科系では、授業に出る人が、どこの大学でも少ないだろう。大体、大学の試験は、一夜漬け、とか、一週間漬けとかで、やって単位をとっている。だから、大学では、東大も私立も同じはずだ。では、何が違うのか。やはり東大生は、情報処理能力がいいから、つまりは頭がいいから、勉強する量は同じでも、東大出の方が、卒業後も優秀なのだろうか。そういえば、法学部では、やはり学生中に司法試験に通ってしまうような人もいるが、やはり、そういう人は東大など偏差値の高い大学の人が多い。医学部を考えてみると。私自身のクラスの事を考えてみると、やはり頭のいい生徒は、簡単に単位を取ってしまっていた。しかし不思議な事に、頭のいい生徒は必ずしも勉強好きではなく、むしろ勉強嫌いな生徒が、かなりいた。しかし彼らは、やらなくてはならない時にはやる。そして単位は落さない。頭がいいから自分の能力に自信を持っていて、余裕の感覚なのだろう。という事は、どこの大学を出たか、という学歴という肩書きは、結構、妥当に言える事なのかもしれない。
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