小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

パスポート

2009-12-14 18:19:43 | Weblog
パスポートに必要なので鎌倉の市役所に戸籍謄本をとりに行く。カーナビを使ったら鎌倉に出るいい近道が見つかった。これからは夏はあの道で海に出よう。パスポートの申請は本厚木のサティーの七階だった。ので、すぐに本厚木に行った。父親の誕生日は勿論、知らない。父親は千葉の木更津で出生とあった。サティーでは愛光病院の患者の絵の展覧があった。ちなみに去年の12月16日に書いたが、愛光病院の院長の竹内和夫の博士号は、他人の代筆である。私は精神科に患者として、あるクリニックにかかっていたが、代筆した先生本人から直接、聞いたのである。また聞きではない。私はいいかげんな事など書かない。その先生は、はっきりと「竹内和夫君は僕の後輩で、彼のハンチントン舞踏病をテーマにした博士号の論文は僕が代筆してあげた」とはっきり言ったのである。医者のかばい合いで言わないだろうと思ったのだろうが、私は根性の腐ったヤツの事は堂々とばらす。その後の去年の12月20日に書いた清川遠寿病院の事も事実である。ちゃんと証拠はある。名誉毀損で訴える事など出来まい。事実の発表は名誉毀損とはなり得ない。訴えれば、わざわざ自分から世間に己の恥を知らしめるようなものである。むしろ、相手の方に問題があるんだから、厚生省は、その病院に注意勧告すべきである。

ちなみに、ふと思い出したのだが、高校三年の時、学校で将来の事を話す時があった。あるヤツは、「働くとは、傍を楽にすることだと思う」と言ったヤツがいた。私は何て、あまちゃん、なんだろうと思った。それはボランティアである。ボランティアはボランティアとして立派である。私は尊敬する。しかし、私は働くという事は、契約だと思っている。賃金を貰う対価として、雇い主の要求する労働をする事が働くことだと思っている。美輪明宏氏は、給料は我慢料だと言った。確かに、厳しい点もあるだろう。しかし私は、雇用者と被雇用者は対等だと思っている。自分の仕事を自分の能力の範囲で精一杯、誠実にしたのなら、堂々と給料を請求する権利があると思う。被雇用者は奴隷ではない。

ちなみに、うちのクラスでは、高校卒業する前に、あるグループが真面目なグループをリンチした。理由は知らない。気に食わない、という感情でやったのだろう。リンチしたヤツも馬鹿である。学部に行かない生徒なら、別れの無責任リンチで済むだろうが、これからも大学部で四年間一緒に過ごすのである。いったい何を考えてるというのか?リンチされたヤツがおとなしく黙っていると思うのか。一人が殴られて失神して救急車が呼ばれて大事になった。その後、担任の先生が、クラスの生徒を集めて、その事件について話し合いをした。驚いたことに、というより、あきれた事にリンチしたヤツが何やら偉そうな事を堂々と言っているのがあきれた。こいつら白痴じゃないか、と思った。ついに先生が切れて怒り狂った。人をただでぶん殴れると思うなよ。少なくとも、
「浅野浩二をただでぶん殴れると思うなよ。高くつくぜ」

親に言わせると私のような人間は素直でないらしい。

「パパ、ママ、こんな私でゴメンね」

・・・

2014年4月16日に書いた、聖マリアンナの精神科、指定医の不正について、具体的に書きます。

まず、端的に書くと。
清川遠寿病院の常勤医だった、杉村共栄医師が、一人で、ある小児精神病の患者Aを、入院した時から、担当医となって、同医師が、診断、し、治療薬、治療方針、を決め、退院まで、一人で担当しました。
御園生篤志医師は、その時、精神保健指定医の、国家資格を取るために、厚生省に、8症例のケースレポートを提出しました。しかし、御園生篤志医師の、提出した、レポートのうち、小児のレポートは、杉村共栄医師が、一人で担当し診療した、患者Aの、症例を、杉村共栄医師が、レポートとして、まとめて、書いたものです。御園生篤志医師は、患者Aの診療に、全く関わっていません。関わっていませんから、レポートも、自分では、書けません。その時、杉村共栄医師は、すでに、精神保健指定医の資格を取っていました。ですから、レポートの書き方のコツも、わかっているのです。精神保健指定医のレポートは、厳格なもので、正しく書かないと、レポートを厚生省に、提出しても、厚生省は、OKにしてくれません。というより。正確に言うと。レポートの書き方、が難しい、のではなく、通るのに、いい症例であることが、重要なのです。暴れて、入院したけれども、治療によって、症状が改善していき、通院治療しても、いいほどまでに、症状が改善し、そして、退院した、という症例が、厚生省に提出して、通る症例なのです。入院期間は、問題ではなく、症状が改善して、退院した症例なら、入院期間が、一ヶ月でも、かまわないのです。そして、増田直樹院長は、それらのことを、全て知っているうえで、平気で、そのレポートを、御園生篤志医師が担当して、そして書いたレポートと、認めて、サインしたのです。これが、不正でなくて、何でしょうか。

これを、書いていて、思いついたことがありがます。ケースレポートの8症例のうち、措置入院、と、小児精神病、と、器質性精神疾患、の3つの症例、で、通りやいすレポートに出来るような、いい症例は、なかなか、見つかりにくいのです。
清川遠寿病院は、神奈川県の、はずれにあり、なかなか、医師が集まりにくいのです。
院長の増田直樹医師は、慈恵医大出で、常勤医は、慈恵医大の医師が、ほとんどです。しかし、聖マリアンナ出の医師も、半数くらい、いるのです。これは、慈恵医大の、精神科教授だった長谷川和夫、教授が、聖マリアンナの精神科の教授になってから、聖マリアンナの精神科は、慈恵医大の精神科の傘下に入った、ということを、この耳で、慈恵医大の医師から、聞きました。全ての慈恵医大系の病院で、そうなのか、その真偽は、分かりません。しかし、少なくとも、清川遠寿病院が、聖マリアンナの精神科と、つながりを持っていることは、間違いありません。私が勤めていた時は、半分近くも、聖マリアンナの、医師が来ていたのですから。もちろん、夜の当直のアルバイトも、慈恵医大か、聖マリアンナの医師です。
ならば、精神保健指定医に通る、いい症例を、やる、ということを、聖マリアンナの精神科に、言って、聖マリアンナの医師を、集めている、ことは、十分、考えられます。指定医のレポートが欲しい医師を、呼んでも、その医師、本人が、指導医の指導の元で、ちゃんと、患者の診療に当たって、本人が、レポートを書くのであれば、問題は、ありません。
私が見た、不正は、一度だけですが、あそこまで、ひどい不正を、平気でやっているのなら、他にも、何回も、不正をやっている、ことは、可能性として、十分、考えられます。つまり、余罪です。一人に対する方針は、万人に対する方針です。聖マリアンナの精神科の教授に、指定医にしてやるから、二年くらい勤務してくれる常勤医を送ってくれ、という、取り引きをしている、のでしょう。これは、病院の医者集めの構造的なものです。今でも、行われている可能性は、十分、あります。
万引きをして、捕まった人は、「ほかで万引きをやったことは、一度もありません。これが初めてです」と言うのは、当然です。

精神保健指定医の資格を取るという条件で、病院に就職した、私には、指定医を取らせたくない態度だったのも、納得できます。私は、病院の医師の数を増やして、病院の点数を上げる目的のためだけに利用された採用であり、増田直樹院長は、聖マリアンナの精神科との、つながりを、強めることしか、考えていない、ことも、十分に推測できます。

なお、また、旧館の5病棟の、ベテラン婦長が、「私たち(看護婦)は、みんな、院長にだまされて、採用されたのよ」と言ったことも、間違いない、事実として、つけ加えておきます。どういう事でだまされたのかは、知りませんが、採用でだまされた、というのなら、それは、待遇面や、勤務時間などでしょう。

さらに、嘉村という、院長と同じ慈恵医大出の医師がいました。彼は、年齢も、院長に近く、院長と腹蔵なく、何でも、話し合える間柄でした。しかし、事情は、知りませんが、嘉村医師は、院長と、激しい口論をして、ケンカ別れして、病院を辞めていきました。母校が同じで、医局も同じで、親しい間柄なのに、ケンカ別れして、辞めていく、ということは、普通は、ありえないことです。よほど、院長は、ひどいことをしたのでしょう。

私が見ていても、院長の人格の、ひどさは、目に余りました。

なぜ、私が、この不正の事実を知ったか、の、経緯も書いておきます。
私は、余所者なので、全く相手にされず、まさに傍若無人(かたわらに人なきが如し)であり、飲み会も、一度も、誘われず、仲間外れ、なので、院長も、慈恵医大や聖マリアンナの常勤医も、私を雑役夫と見ていて、相手にもしませんでした。ですから、医局会議の時も、私の存在など、いないも同然の感覚ですから、御園生篤志医師は、私の存在など、頭にありませんから、増田直樹院長も、常勤医もいる時に、口が軽くなって、こう言ったのです。
「精神保健指定医の小児のレポートは、杉村共栄先生が担当した患者の症例を、杉村先生に、書いてもらった」
と。増田直樹院長は私を見ると、ヘラヘラと誤魔化し笑いをしました。院長は、陰で、もっともらしい理屈を私に偉そうに、説教し続けたのに、陰では、こんな不正を知りながら、御園生篤志医師の、小児のレポートには、堂々とサインをしていたのです。私は、怒り心頭に達しました。ぶん殴りたい気持ちを必死で我慢しました。この病院で勤務した三年間は、一体、何だったのでしょうか。時間を返して欲しい。最初から精神保健指定医の資格を、取らせないと、わかっていたのなら、私も、院長との、共同診療で、必死に、書いていた、ケースレポートを書く時間を、小説を書く時間に当てられました。これは、全くの事実です。

これは、御園生篤志医師の小児のレポートとして提出した、患者Aのカルテに、彼の病状記載が、全くないことで、証明できます。しかし、カルテの保存期間は、医師法第24条第二項で、5年間と決められているので、もう5年、経っていますので、厚生労働省が調べても、病院は、不正隠蔽のため、カルテは、処分しているでしょう。また、厚生労働省の方でも、提出した、レポートも、通ったら、いつまでも、保管しておくとは、考えられません。大学入試試験と同じで、レポートは、合否を決めるのが目的ですから、合否が決まったら、処分するでしょう。ただ、間違いない事実だけは、書いておきます。

黙認は悪を助長します。ので、あえて、紛れもない「事実」を書きました。

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