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小説家、反ワク医師、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、反ワク医師、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

ブルース・リーのヌンチャク

2009-12-28 00:13:57 | 武道・スポーツ
ブルース・リーのヌンチャクは他の武術家のヌンチャクと違う。まず二本の棍をつなぐ、紐の部分が長い。そういうヌンチャクだと、ヌンチャクが鞭のようになってくる。日本のヌンチャクは、つなぎの長さが短い。このヌンチャクの方が、初心者でも使える。そして、威力も強い。つなぎの長さが長くなると、ヌンチャクの使い方が難しくなる。ただ、武器の長さが長くなるから、その点は有利である。そして、第二は、ブルース・リーは、ヌンチャクと体が別のものではなく、ヌンチャクと体が一体となっている、ということである。ヌンチャクは初心者でも使える。しかし、それは、体をどっしりと構え、手の力でヌンチャクを振り回している。しかし、ブルース・リーは、ヌンチャクと体が一体化しているのである。ヌンチャク術の美しさは、速さではない。器用さでもない。美しさは体とヌンチャクの一体化である。ブルース・リーはヌンチャクと体が一体化しているから、ああいう見事なヌンチャクさばきが出来るのである。

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