小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

告白小説(小説)

2021-08-30 23:17:20 | 小説
告白小説

ある女が僕の家にやって来た。
彼女は、この世の者とは思えないほど美しかった。
ピンポーン。
チャイムが鳴った。
「はーい」
僕は、小説を書いていたが、その手を休め、玄関に向かった。
そして、玄関を開けた。
そこには、この世の者とは思えないほど美しい女性が佇んでいた。
「何のご用でしょうか?」
僕は聞いた。
「あ、あの。浅野浩二さん、ですね?」
彼女は、顔を赤らめて、聞いた。
「はい。そうですけど」
僕は、彼女が、何の用で、来たのか、わからなかった。
僕は、ネットでは、ペンネームで、浅野浩二、という、名前を使っているが、本名は、違う。
親がつけた、本名がある。
時々、キリスト教の勧誘に、女の人が来ることはある。
僕は、キリスト教を知っているので、「主の祈り」や「詩編23編」を諳んじることによって、(バカにするなよ。僕は、キリスト教を知っているぞ)、と意思表示する。
そうすると、スゴスゴと、帰っていく。
しかし、彼女は、キリスト教、勧誘では、なさそうである。
僕は、彼女が何の用で来たのか、疑問に思った。
「どうして、僕のことを、浅野浩二、と、知っているのですか?」
「それは。藤沢総合市民図書館の、パソコン使用席、で、一心に、パソコンを打っていましたから、きっと、浅野浩二さん、だろう、と思ったのです。駐車場に止めてある、車も、ラパンですし。小説やブログで、図書館で小説を書いていることや、車が、ラパンである、ことなどを書いていることから、浅野浩二さん、だと、確信しました」
と、彼女は、顔を赤らめて言った。
「あ、あの。よろしければ、お上がり下さい」
僕は言った。
「すみません。突然、来てしまって」
お邪魔します、と言って、彼女は、靴を脱いで、僕の家に上がってきた。
僕は、彼女が何の用で来たのか、そのことばかり、疑問に思っていた。
「どうぞ」
僕は、彼女を、6畳のタタミの部屋に入れた。
そして、座布団を彼女の前に置いた。
「失礼します」
彼女は、慎ましそうに、座布団の上に正座した。
礼儀正しそうな人だな、と思った。
僕は、冷蔵庫にあった麦茶を、コップに注いで彼女に差し出した。
「ありがとうございます。私は吉田祥子と申します」
そう言って、彼女は麦茶を飲んだ。
「あ、あの。何の用でしょうか?」
もうちょっと、気の利いた聞き方、もあっただろうが、僕は、単刀直入に聞いた。
「あ、あの。私。浅野さん、の小説、好きなんです」
彼女は、顔を赤くして言った。
僕は驚いた。
プロ作家なら、こういうことも、あるだろうが、僕はアマチュアである。
しかし、小説は結構、たくさん書いている。
なので、こういうことが、あっても、おかしくはない。
彼女は、僕のホームページ、や、ブログ、を読んでいるので、僕のことは、かなり知っている、ことになる。
僕は、かなり、小説にしても、ブログにしても、ズバズバ、本心を書いている。
小説では、エロチックな、SМ小説も書いている。
彼女は、それを、知ったうえで、ここに来たのだ。
「それは光栄です。しかし、あなたのような、奇麗な人が僕の小説を好きなんて、ちょっと意外です」
もうちょっと、気の利いた言い方、もあっただろうが、僕は、単刀直入に言った。
どの小説を気に入ってくれたのか、ということは、恥ずかしくて聞けなかった。
それを、察してか、彼女の方から、口火を切った。
「あ、あの。私。浅野さんの書く、SМ小説が好きなんです」
と彼女は顔を赤くして言った。
「そ、それは。どうも有難うございます」
今度は僕が赤面した。
僕は、エロチックな、SМ小説は、性欲の旺盛な、男が、読むことはあっても、女が読むことは、ないだろうと、思っていたからだ。
そして、SМ小説は、SМのエロス、の感性を持った人でなければ、読まない。
ということは、彼女は、SМのエロスの感性を持っているのだろうか、と僕は思った。
「あ。あの。浅野浩二さん」
「はい。何でしょうか?」
「あ、あの。私。浅野さんの書く、SМ小説、が好きなんです」
彼女は、同じ言葉を繰り返して言った。
「そう言ってもらえると嬉しいです。だけど、SМ小説は、たくさん、ありますよ。亡くなられた、団鬼六先生のSМ小説などは、僕より、ずっと上手いと思いますが・・・」
「それは、そうですけど。団鬼六先生のSМ小説は、女を辱しめる行為ばかりで、それは、団鬼六先生以外の、SМ小説作家でも、言えることなのですが。浅野さんは、男が女に虐められるSМ小説も、書いています。なので、きっと、浅野さんは、Мの感性も持っておられるのではないかと思うんです」
と彼女は顔を赤くして言った。
「え、ええ。僕は、Мの願望の方が強いですよ」
僕は正直に答えた。
「やっぱり、そうだったのですね」
彼女は、安心した表情で、ニッコリと笑った。
彼女の笑顔に促されて、僕は、自分の心情を言う気になった。
「僕は、男が女を虐める、SМ小説を書く時でも、虐められる女になって、書いています」
「やっぱり、そうだったのですね」
彼女は、それを予想していたのだろう。
予想が当たったことに、彼女は、嬉しそうな顔で、ニッコリと笑って言った。
清楚で奇麗な女性と、SМ談義をすることに、ちょっと、可笑しくなりながらも、彼女の笑顔を見ているうちに、僕は、もっと、自分の心情を、言いたい衝動が起こった。
「では、僕のSМ観を言いましょう」
そう言って、僕は、話し出した。
「まず、僕は、SМは、映画、や、ビデオ、よりも、SМ写真集の方が好きです。映画、や、ビデオ、では、男が女を責める、という行為をしなくてはなりません。それは、(動)です。しかし、写真の、中の緊縛された女は、動きません。つまり、(静)です。しかし、女が緊縛された写真に、僕は、物語を、自然と、想像してしまうのです。女を責めている男が一緒に写っている写真も、ありますが、裸にされて、縛られている女だけの、写真もあります。しかし、自分で自分を縛ることは、出来ませんから、そこには、見えざる、責め手の男の存在がいます。SМ写真は、いわば劇です。責めている、というか、女を縛った男は、観客です。一方、裸にされ、縛られている女は、劇の主役です。SМ愛好家にも、色々なタイプがあるでしょうが、僕は、観客(S)にも、なりたいし、主役(М)にも、なりたいのです。観客になったり、主役になったりと、行ったり来たり、です。また、縛られている女を助けてあげたい、と思ったり、いや、みじめな姿の女を鑑賞し続けたい、と思ったり、と、これもまた、アンビバレントな感情に悩まされます。この、自分を、どこか、定まった所に置けない、もどかしさ、が、興奮を激しくするのです。ボードレールの言う、(死刑囚にして死刑執行人)になりたい、という、不可能な願望です。しかし、世のSの男は、自分が、観客である、ということだけに、満足できる人もいます。その点、マゾの女は、悲劇のヒロインになりきれます。だから、僕は、マゾの女の人を、羨ましく思います。SМビデオでは、やたら、男が女に、汚い言葉をかけたり、鞭打ったりしますが、僕は、あれが嫌いです。SМは、何もしなくても、止まった時の中で、劇は行われているのです。しかし、写真なら、それでいいですが、小説では、何らかの、ストーリーが、なければ、小説には、なりません。だから、小説では、男が女を責める、ストーリーを書いているのです」
僕は、思っていることを、全部、話した。
「思った通りだわ」
彼女は、ニコッと、笑った。
「何が思った通りなのですか?」
「浅野さんの、SМ小説を、読んでいると、きっと、浅野さんは、そういう人だろうと、思っていたんです」
彼女は、ニコッと、笑って言った。
「浅野さん。お願いがあるんです」
彼女は、背筋をシャンと伸ばし、改まった口調で言った。
「はい。何でしょうか?」
僕は聞き返した。
「浅野さん。私を縛ってくれないでしょうか?」
彼女は、大胆なことを、平然とした口調で言った。
「ど、どうしてですか?」
「私は、マゾです。それで、私も、SМ写真を見て、自分も、SМ女優のように、縛られたい、と思っていたんです。でも、浅野さんが、今、言ったように、Sだけの男の人には、縛られたくなかったんです。そういう人は、私を利用して、自分が楽しむだけで、それが、嫌だったんです。でも、浅野さん、のような、優しい人になら、嫌な思いをすることなく、マゾの快感、つまり、浅野さんの言う所の、悲劇のヒロインの、快感に、安心して、浸れると思うのです。ですから、どうか、私を縛って下さい」
彼女は、大胆なことを、平然とした口調で言った。
「・・・・・」
僕は返答に窮した。
僕は、現実の女と、SМプレイをする気はないからだ。
僕が、生きている、唯一の目的は、小説を書くことで、それは、何も、SМ小説でなくても、小説なら、何でも、よかったのである。
僕は、現実の、SМパートナーなど、持ちたくない。
そんな、SМプレイなんかに、人生の大切な時間を割きたくなかったからだ。
しかし、小説創作に、差し障りのない、程度なら、してもいい、いや、してみたい、とも思っていた。
そして、SМ小説は、ボクサー同様、ハングリーだから書ける面もあるのである。
欲望に飢えているから書けるのであって、欲望を現実に満たしてしまったブタには、SМ小説は書けない、とも思っていた。
「浅野さん。決して、何度も、お願いしたりしません。浅野さんが、許容できる時間で構いません。どうか、私を縛って下さい」
彼女の哀願は切実なものだった。
「・・・・・・」
僕は答えられなかった。
「お願いです」
彼女は、礼儀正しく、両手をついて、僕に頼んだ。
「わかりました」
僕は厳かに言った。
「嬉しい。お願い致します」
彼女は、ニッコリと笑って言った。
僕は彼女の頼みを引き受けたが、彼女がどのように、縛って欲しいのかは、わからない。
なので。
「祥子さん。どのように、縛ったらいいのですか?」
と聞いた。
彼女は、ふふふ、と笑い、
「では、服を着たままで、後ろ手に縛って頂けないでしょうか?」
そう言って、彼女は、カバンの中から、麻縄を取り出した。
彼女は、両手を背中に回して、手首を重ね合わせた。
僕は、縄を持って、彼女の背後に回り、手首を縛った。
きつくし過ぎもせず、かといって、抜けようとしても、抜けられない程度に。
彼女は、拘束されたいのだから、縄から抜けられるような緩い縛りでは、マゾの快感を得られないだろう、と、思ったからだ。
「祥子さん。縛りました。どうですか?」
彼女は、少し、手首を動かして、縄から、抜けられないことを、確かめているようだった。
「有難うございます。浅野さん。男の人に縛られたのは、生まれて初めてです。嬉しいです」
彼女は、ニッコリと笑顔で言った。
僕は、後ろ手に縛られた、彼女を、まじまじと見た。
僕にとって、女は、性欲の対象ではなかった。
女は、見ているだけで、厭きない、美しい芸術品だった。
普通の、十把一絡げの、その他大勢、の、世間の、ガラクタ男どもにとっては、女を見ると、セックスすることしか、考えていないのだが、僕にとっては、違った。
女は、美しい芸術品なのだ。
全ての芸術作品が、そうであるように、芸術品は、触るものではない。
絵画にしろ、彫刻にしろ。
黙って、その美しさを鑑賞するものである。
僕は、生きた、芸術品である、祥子さんを、時の経つのも忘れて、鑑賞した。
それで、十分、満足だった。
美しい黒髪、ふくらんだ胸、しなやかな体、全てが美しかった。
しかし、僕には、わからないことが、あった。
それは、感覚的には、誰でも、わかることであるが、厳密に理論的に考えると、わからないことだった。
それは、どうして、女の顔は、美しいのだろうか、という疑問である。
男も女も、顔の構造は同じである。
目が二つあって、鼻が一つあって、口が一つあって、耳が二つあって、顎があって、頬があって、と、男の顔と、女の顔の構造は同じである。
なのに、どうして、女の顔は、美しいのだろうか?
僕は、前から、そのことに、疑問を持っていた。
一つ、はっきりと、わかることがある。
それは、出家した尼のように、髪を剃った、髪の無い女の顔は、美しくない、ということである。
あるいは、あまりにも短いショートヘアの女も、あまり美しく感じない。
なので、女の顔が美しいのは、髪の存在による所が大きい、と思う。
実際、「髪は女の命」なのである。
しかし、男が、いくら、女のように、肩まで、届く長髪にしても、美しくはならない。
だから、女の顔が美しい理由は、髪の存在だけではない。
顔の個々の部分だけを見ても、男のそれと、女のそれとは、違うことは、わかる。
目、鼻、口、だけ、の写真を見せられても、それが、男のか、女のか、は、わかる。
僕は、絵、は描けないが、マンガの模写はしたことがある。
それで、女を描くことの難しさ、を感じたことはある。
ハンサムな男の顔を描くことは、容易である。
しかし、女の顔を描くことは、結構、難しい。
美しい女の顔を、描こうとしても、ハンサムな男の顔を描いている時と、同じような感覚になるのだ。
長い髪を描けば、女の顔に見える、という単純なものではない。
目と、鼻と、口、と、顔の輪郭を、美しい女に見えるように、描くことは、結構、難しいのだ。
目を大きめに描き、鼻と口を小さめに、描けば、女の顔になるというものではない。
苦労して、全体のバランスをとりながら、目や、鼻や、口や、顔の輪郭を、女らしく見えるように、微妙に修正して、やっと、女の顔が、描けるのである。
なので、世の、現実の女の顔が、美しいのも、顔の各部分、や、髪、や、顔の輪郭、などが、微妙に、上手く配置されているおかげで、全体的な、バランスの上に、成立しているのだろう。
僕は、そんなことを、思いながら、縛られた祥子さんを、時の経つのも、忘れ、眺めていた。
「あ、浅野さん。そんなに、見つめないで下さい。恥ずかしいです」
僕が、彼女を、まじまじと、見つめているために、彼女は、恥ずかしくなったのだろう。
彼女は、顔を火照らせて、言った。
「ごめんなさい。祥子さんの顔が、あまりにも美しいので、つい、見とれていました」
僕は言った。
「いえ。いいんです。僕も、生まれて初めて、縛られた女の人の姿を、じっと、見つめられることに、ほの甘い快感を感じていましたから」
「そうですか。あなた様のことですから、きっと、そうではないか、と思っていました」
「浅野さん。それより、今度は、私を裸にして、縛って私を見て下さい。私が、ここに来たのも、それが、目的だったのですから」
彼女は言った。
「わかりました」
そう言って、僕は、彼女の後ろ手に縛られた手首の縄を解いた。
裸で縛るには、一度、縄を解かねばならない。
SМの緊縛では、全裸にしないで、上着だけ着させたまま、スカートとパンティーを脱がしたりすることもある。
あるいは、全裸にして、足袋だけ、履かせておいたり、パンティーを、全部、脱がせないで、膝の辺りまで、降ろして、そのままの、降ろしかけの状態にしておく、ということもする。
あるいは、パンティーは脱がすが、ブラジャーは、残しておく、ということもする。
その方が、全裸で縛られるより、恥ずかしい効果を出せることがあるからだ。
一番、女にとって、恥ずかしくて、隠しておきたい、股間は、丸出しになっているのに、隠す必要のない、足に足袋だけ、履かせておく、ことによって、女に、どうにも、やりきれない、もどかしさ、を、感じさせるためである。
頭隠して尻隠さず、の恥ずかしさ、である。
しかし、彼女は、「裸にして縛って下さい」といったので、僕は、彼女の縄を解いた。
「浅野さん。私を脱がしたいですか、それとも、私が、自分で脱ぎましょうか?」
彼女が聞いた。
「僕は、あなたの望んでいることを、優先させたいです。祥子さんは、どうしたいですか?」
僕は聞いた。
と言っても、僕としては、出来るだけ、「美」には、触れたくなかったので、彼女の服を僕の手では、脱がしたくはなかった。
「じゃあ、自分で脱ぎます」
彼女は、ニッコリ、笑って言った。
「そうですか。実は、僕も、そうして欲しいと思っていたのです」
僕は言った。
彼女は、かなり、僕の心を読んでいるようだった。
「浅野さん。すみませんが、ちょっと、後ろを向いてくれませんか?」
彼女が言った。
「はい。わかりました」
僕は、クルリと体の向きを変え、彼女に背を向けた。
カサコソと、衣擦れの音がした。
彼女が、服を脱いでいるのだろう。
「浅野さん。もういいですよ」
彼女が、そう言ったので、私は、彼女の方に振り返った。
彼女は一糸まとわぬ全裸になっていた。
脱がれた、ブラウス、や、スカート、や、ブラジャー、や、パンティー、が、彼女の傍らに置かれていた。
彼女は、胸を手で隠して、横座りしていた。
太腿をピッチリ閉じているので、女の性器は見えない。
両手で、大きな乳房を隠している姿は、あたかも、乙女が、収穫した二つの大きな桃の果実を、こぼれ落ちないように、大切に胸の前で抱えている様にも見えた。
僕は、思わず、ゴクリと唾を呑んだ。
「う、美しい」
哲也は思わず言った。
「あ、有難うございます。私、ずっと、男の人に捕まって、裸にされたいと、思っていたんです。その夢が叶って嬉しいです。私、今、被虐の快感に恍惚としています」
彼女が、顔を火照らせて言った。
「SМプレイには、縄もムチも、何も必要ないと、僕は思っています。ならば、それは、SМプレイ、とは、言えなくなるとも思えます。SМには、色々な要素がありますが、SМ的感性のない女の人にとっては、男に裸を見られる時に起こる羞恥心は、嫌な感情でしかありませんが、Мの感性を持った女性にとっては、その羞恥心が、快感になります。祥子さんは、羞恥心が快感になる、タイプで、それを一番、求めているのでは、ないでしょうか?」
僕は、胸を両手で隠している彼女を、まじまじと、見ながら言った。
「え、ええ。その通りです」
「そうだと思いましたよ」
「浅野さん。私は、今、恥ずかしい、快感に酩酊しています。少しの間、このままの格好で、いてもいいですか?」
「ええ。いいですとも」
「SМといっても、僕は、最近のSМ動画には、ほとんど、美しいエロチックさ、を感じません。女を裸にして縛っても、その後、本番をするのであれば、それは、セックスと変わりありません。セックスの前に、セックスの興奮を高める、前戯に過ぎません。SМとは、マゾの気質を生まれつき持った女が、久遠の被虐の恍惚感に浸るものだと思っています。僕はSМとは、セックスとは、全く関係のないものだと思っています」
「やっぱり、浅野さん、って、私の思っていた通りの人ですわ」
と言って彼女は、ニコリと笑った。
僕は続けて言った。
「それと、僕は、世間で行われている、調教、ということが、大嫌いです。僕は、幸か不幸か、先天的に、SМ的感性に生まれつきました。この性癖は、変わることがありません。治ることもありません。しかし働いている時とか、勉強している時とか、スポーツをしている時とか、何か、一心に、打ち込んでいる時には、性欲は起こりません。それは、一般の人と同じです。しかし、先天的に、SМ感性を持って生まれついた人は、SМ的夢想によってしか、性欲が亢進しません。だから、性欲が興奮した時には、それを、なだめるために、SМ的な夢想に浸るしかないのです。あるいは、息の合った男と女が、お互いに満足できる形のプレイをする、ことによって、サドだの、マゾだの、内面の悪魔をなだめている治療に過ぎません。SМプレイなどというものは、好事家の発作を鎮めるための治療に過ぎません。だから、生まれつき、SМ的な感性を持っていない人、は、SМなんかに関わらない方がいいと僕は、思っています。調教とは、正常な人間を、ことさら、SだのМだのの、病人、しかも下手をすると、中毒患者にしているのと同じです。健全な人間に、ことさら、麻薬を飲ませて、麻薬の快感を覚えさせ、麻薬中毒患者にしているようなものです。そんなことをしている、世間の人間を僕は、気が狂っていると思いっています」
「浅野さん、って、すごく健全な人なんですね」
と言って、彼女はニコッと笑った。
「・・・・・・・・・」
僕は、誉められて、照れくさくて黙っていた。
「浅野さん、は、セックスしたことありますか?」
「え、ええ。ありますよ。僕は、垢ぬけてなくて、シャイで、女の人と付き合うことなんて、出来ませんから。すべて風俗店です。女と二人きりになると、嬉しいです。僕には彼女が、作れないので。夏の海水浴場、や、レジャープール、では、みな、カップルで、来ています。だから、(僕にだって、彼女はいるんだ)、という、劣等感が、一時的になくなる喜びが非常に大きいですね。もちろん、ペッティングも、楽しいです。しかし、何回か、ペッティングしてて、だんだん気づいたことなんですが、僕は、女を喜ばせることだけが、僕の喜びだ、と気づいたんです。何のために、金を払って、女を喜ばせているんだろう、と、ペッティングしている時に、疑問に思ったことがあります。女の胸を揉んでいても、すぐ厭きます。フェラチオなんて、男の汚いモノを女に、しゃぶられるなんて、女が可哀想だし、そもそも、フェラチオなんて、気持ちよくも何ともありません。そして、ペッティングしていても、どうしても、その快感は、刹那的なものに感じられてしまうのです。小説を1作、書き上げた時の喜びに比べると、女を抱く喜びなんて、刹那的な喜びとしか、僕には感じられません。だから、風俗店なんて、1年に、2回か、3回ていど、行けば、それで、僕はもう、満足なのです。安上りですね。ははは。それに、僕のような、先天性の倒錯者は、本番行為を嫌悪していますから、その点も、いいですよね。ノーマルな人間は、男と女の性器を結合させて、粘膜を擦れ合わせることが、気持ちいいらしい、のですから。僕には、その方が、変態にしか思えないのですが。僕は、本番行為は罰金100万円、なんて、貼り紙を見ると、世間の人間は、そんなことをしたいのか?と不思議に思います」
僕は、思っていることを、早口に喋った。
心の中で思っているけど、言わないことなので、スッキリした。
「浅野浩二さん」
「はい」
彼女が大きな声を出したので、僕はびっくりした。
「浅野さんの言う事を聞いていると、何だか、浅野さん、が、可哀想になってきてしまいました。初めは、浅野さん、が、どんな人か、わからなかったので、予想と違う人だったら、こわいな、って、思っていました。でも、こうして、浅野さんの、話を聞いているうちに、考えが変わってきました。彼女が一人もいなくて、それでいいや、と、開き直っている、浅野さん、が可哀想すぎます。もうちょっと、現実に触れるべきだと思います」
と、彼女は言った。
「じゃあ、どうすれば、いいのですか?」
僕は聞いた。
「私を虐めて下さい」
彼女は言った。
「な、何をすれば、いいのでしょうか?」
僕は彼女の勢いに圧倒されて、おずおずと聞いた。
「何をしても構いません。浅野さんの、好きなようにして下さい。煮て食うなり焼いて食うなり、好きにして下さい」
彼女は言った。
彼女がそう言っても、僕は、彼女を虐める気には、なれなかった。
なぜなら、そんなことをしたら、僕は、その他大勢、の、ガラクタ男になってしまうからだ。
僕には、そういう変な、意地っ張りな所があるのである。
「浅野さん」
「はい」
彼女の声には、怒気がこもっていた。
彼女は、急いで立ち上がり、パンティーを履き、ブラジャーを着けた。
そして、部屋の中の押入れ、を、ガラリと開けた。
ああっ、と僕は焦った。
なぜなら、僕は、押入れに、オールカラーの、濃厚な、SM写真集を、300冊、以上、保管していたからだ。
それは、僕が、今までに、買い集めてきた、僕の宝物だった。
つらい時、苦しい時、写真集の中の、裸で緊縛された女性たちは、僕をなぐさめてくれた。
それを、彼女に見られてしまったことが、かなり、恥ずかしかった。
「思った通りだわ」
と、彼女は、鼻息を荒くして、怒っている様子だった。
それは、子供がエッチな本を、隠しているのを、見つけた時の、母親の怒った顔に似ていた。
「浅野さん。何なんですか。これは。この写真集の山は。こんな物を、こんなに、ためこんで。こんな、写真の女とだけ、空想で付き合って。カノジョも、友達も、一人も作ろうとしないで。あなたは、現実の女と付き合って、傷つくのが、こわいから、現実から逃避しているだけなのよ。もっと現実の人間と、付き合わなきゃだめよ。人間は、生きた人間と関係を持つことで、成長するんです」
そう言って、次に、彼女は、部屋の壁際に置いてある、大きな本棚の所に行った。
本棚の二段目には、ソクラテス、プラトン、サルトル、ヤスパース、ハイデカー、ニーチェ、キルケゴール、カント、などの、ありとあらゆる、西洋哲学書が、ズラリと、所狭しと並んでいて、そして、三段目には、ドフトエフスキー、トルストイ、ヘルマン・ヘッセ、アルベール・カミュ、ゲーテ、トーマス・マン、モーパッサン、ボードレール、グリルパルツァー、ノヴァーリス、ヘルダーリン、などの、西洋文学全集が、ズラリと並んでいた。
「何なんですか。こんな、くだらない哲学書だの、文学書だの、を、読みふけったりして。どうせ、あなたは、人は何のために生きるのか、なんて、くだらない、バカげたことを、真剣に考え込んでいるんでしょう。こういう、哲学だの、文学だの、というものは、頭のおかしな人たちが、単に、意味もない難しい言葉を並べたてて、カッコつけているだけなんです。人間は、生きた人間と触れ合うことによってだけ、成長するんです」
そう言うや、彼女は、部屋を出た。
僕は、あっけにとられて、茫然としていた。
彼女は、台所に行って、大きな、バケツを流しに置き、水道の蛇口をひねった。
ジャー、と、水道水が、バケツに一杯に溜まっていった。
彼女が、一体、何をする気なのか、僕には、さっぱり、わからなかった。
バケツに水が、一杯、溜まると、彼女は、そのバケツを、持って、戻ってきた。
そして、押入れの中の、SM写真集、に、ザバッ、と、ぶっかけ、そして、次には、本棚の、哲学書、文学書、に、ザバッ、と、バケツの水をぶっかけた。
「ああっ」
SM写真集にせよ、哲学書、文学書、にせよ、僕にとって、かけがえのない大切な宝物だった。
濡れてしまっては、もう見たり、読んだり、出来ない。
僕は悲しくなって、目からポタリと、涙がこぼれた。
「浅野さん。大事な本が使い物にならなくなってしまって、私を怒っているでしょ。そして、悲しんでいるでしょ?」
彼女は、僕の前に仁王立ちして、問い詰めた。
「い、いえ。怒っていません、し、悲しんでもいません」
と、僕は、泣きたいほどの気持ちを、ぐっと、我慢して言った。
「ウソ、おっしゃい。なら、何で、涙を流しているの?」
彼女は、厳しく問い詰めた。
「・・・・・・・」
僕は、何も言えなかった。
何を言われても、何をされても、きれいな、優しい女性を叱ることなんて、僕には出来なかった。
「浅野さん」
「はい」
「浅野さんにとって、命より大切な物を、使い物にならなくした私、を、虐めて下さい」
なるほどな、彼女は、僕を怒らせて、それで、僕に、彼女を虐めさせようと、したのだ、と、わかった。
でも、僕は、何をされても、彼女を虐めることなんて、出来なかった。
僕は、黙っていた。
「どうしても、私を虐めてくれないんですね」
彼女が念を押すように言った。
僕は、何も言えなかった。
「じゃあ、私、濡木痴夢男、か、雪村春樹、の所に行って、縛ってもらいます」
彼女は無理難題を僕につきつけた。
濡木痴夢男、や、雪村春樹、は、日本で有名な緊縛師である。
しかし、二人は、女を緊縛することに、趣味と実益を兼ねている緊縛師なのである。
女を緊縛して、それを写真集にすることを、仕事としているのだが、二人には、Sしかなく、女を緊縛しながら、女を虐めることを、楽しんでいるのである。
僕は、前から、彼ら二人を嫌っていた。
女を虐めることを、楽しむ彼らが。
緊縛師は、あくまで、黒子に徹するべきだ、と、僕は思っていた。
(彼らの、いいようにされてしまうくらいなら、いっそのこと、僕が・・・)
という気持ちが心の中に芽生えた。
しかし、僕には、どうしても、「女の好意を甘んじて受ける」という、ことは、出来なかった。
プライドの高い僕には。
それをした時、僕は、十把一絡げの、その他大勢の、中森明菜の「少女A」、の歌詞じゃないけど、どこにでもいる、誰でもしてる、ガラクタ男Aに成り下がる。
そんなことを、僕は、考え込んで、悩んでいた。
「浅野さん。私は本気ですよ。こうなったら、私、裸のまま、外に飛び出します。私の切ない頼みを聞いてくれない、というのは、私に対する、虐めになりますからね」
煮え切らない僕に彼女は、怒鳴りつけた。
しかし、僕は、彼女が、そんな事できないだろうと、あまく見ていた。
「浅野さん。私が本気で、そんな事できない、と、思っているんでしょう。それなら、私が本気であることを、証明してみせます」
彼女は強気の口調で言った。
僕は、彼女の口調に、あたかも、これから一揆を起こす百姓の命がけ、の気迫を感じて、たじろいだ。
「な、何をするんですか?」
僕は不安になってきた。
「私、髪を切ります」
そう言うや、否や、彼女は、カバンから、ハサミを取り出し、自慢の美しい、黒髪の一部を、バッサリ、切ってしまった。
髪は女の命である。
彼女は、さらに、髪を切ろうと、髪を、ハサミで挟んだ。
ここに至って、僕は、彼女が本気であることを悟った。
「わ、わかりました。祥子さん。あなた様を虐めます」
僕は、あわてて、彼女の、ハサミを取り上げた。
「わー。嬉しい。浅野さんに、虐めてもらえるなんて」
彼女は、掌を返したように、笑顔になった。
彼女は、履いていた、パンティーを脱ぎ、ブラジャーを外して、元のように、一糸まとわぬ、丸裸になった。
僕も、もう、男のプライドを捨てて、彼女を、虐めようと決意した。
「あ、あの。祥子さん。どのように責めたらいいのでしょうか?」
僕は、おそるおそる聞いた。
「後ろ手に縛って下さい」
「は、はい」
僕は、一糸まとわぬ丸裸の姿の彼女の両手首を背中に回して、手首を縛った。
そのため彼女の隠していた、豊満な乳房が露わになった。
乳房の山頂にある、可愛らしい、大きな乳首が見えた。
「あっ。恥ずかしいわ。でも、嬉しいわ。憧れの、浅野さんに、縛ってもらえるなんて」
彼女は、頬を火照らせながら、言った。
「あ、あの。あんまり見ないで下さいね。私の胸、形が良くないので」
「そんなことないです。大きいのに、張りがあって、下部がせり上がっていますよ。理想的な胸だと思います」
形が良くない、というのは、明らかな、ウソである。
彼女は理想的な胸である。
見られたくないものを、見られることが、恥ずかしさ、なので、その効果を出すための、ウソの発言であることは、明らかである。
「浅野さん」
「はい」
「では、私を蹴飛ばして、床に寝転がして下さい」
僕は、彼女の言う通り、彼女を床に、そっと横にした。
しかし、それから、どうしていいか、わからなかった。
それを察したかのように彼女は。
「浅野さん」
「はい」
「私のカバンの中に、ノートがあります。そこに、私にして欲しいことが、書いてありますから、どうか、それをして下さい」
言われて、僕は、彼女の、ルイヴィトンの赤い、大きい、カバンを開けた。
すると、確かに、ノートがあった。
僕は、ノートを開いた。
それには、こう書かれてあった。
「1、私の体に足を乗せる。2、足を揺すって私の体を揺する。3、女なんて下等な生き物はこうやって責めるものよと言う。4、ページをめくる」
などと、書かれていた。
僕は、「やられた」と思った。
彼女は、僕が、彼女を、責められない、性格であることを、見こしていたのだ。
ともかく、彼女を責める、彼女の要求を聞く、と、約束してしまった以上、そうするしかなかった。
僕は、手順1に従って、彼女の、柔らかい体に足を乗せた。
女の体って、柔らかいんだな、と、僕は、あらためて思い知らされた。
「ああっ。みじめだわ。でも、嬉しい。優しい浅野さんに、虐められるんだもの」
僕は、彼女の、手順2に従って、足を揺すった。
いつも静止した裸の女の緊縛写真ばかり、時の経つのも忘れて、見て、夢想に耽っていたので、僕にとって、女の体とは、美しい彫刻のように、硬いもの、という、現実とは異なった錯覚に僕はおちいっていた。
彼女の体を足で揺することによって、女の体、って、こんなに柔らかいものなんだな、という現実に、僕は、ただただ驚いていた。
「ああっ。いいわ。みじめで。この、みじめさ、が、たまらないわ」
と、彼女は被虐の喜びに陶酔しているようだった。
「さあ。浅野さん。次の3に進んで下さい」
彼女が要求した。
それは、僕にとって、とても、つらい事だった。
しかし、しないわけにはいかない。
僕は、彼女の、手順3に従って、
「お、女なんて下等な生き物はこうやって責めるものよ」
と、声を震わせながら言った。
言いたくないセリフだったので、感情を全く入れず、事務的な文章を読んでいるように棒読みした。
形としては、僕が彼女を虐めていることになっていても、僕は、彼女の命令に、嫌々、従っているだけで、何だか僕が彼女に虐められているように僕は感じた。
「ああっ。いいわ。優しい浅野さんに、虐められるのって、最高だわ。だって、私が安心して、身を任せられる男の人、って、この世で、浅野さん、だけだもの」
たとえ、心はこもっていなくても、セリフは、女の被虐心を、動かすものだと、僕は知った。
僕は、彼女の、要求に従って、手順4に従って、ページをめくった。
次のページには、こう書かれてあった。
「カバンの中の蝋燭を私の体に垂らす」
僕は、彼女の、カバンの中を見た。
蝋燭が、一本、入っていた。
僕は、蝋燭に火をつけた。
ポッ、と蝋燭に炎が灯った。
蝋燭の芯は、ユラユラ揺れている。
僕は、「ごめんなさい」、と言って、火の灯った蝋燭を、彼女の体の上で、傾けた。
蝋涙が、ポタリ、ポタリ、と、彼女の体に垂れた。
「ああっ。熱い。熱い。許して。浅野さま」
と、彼女は、叫んだ。
彼女の体に、ポタリポタリと蝋涙が垂れた。
彼女は、もっと、もっと、垂らして、と僕に、要求した。
仕方なく、僕は、蝋燭を、垂らし続けた。
蝋涙は彼女の体に、くっつくと、ひしゃげて小さな斑点になった。
その斑点の数がどんどん、増えていった。
彼女の体には無数の蝋涙が、斑点状に、印されていった。
彼女の体は、蝋涙の斑点まみれになった。
すると、だんだん、僕の心も、変化が起こってきた。
彼女が、悶える姿を見ているうちに、彼女を虐めたい、という、サディズム、が、起こってきたのである。
僕は、彼女に、蝋燭を垂らし続けた。
「ああっ。熱い。熱い」
と、言いながら、彼女は、身をくねらせた。
僕は、生まれて初めて、体験する、加虐心、に興奮していた。
蝋燭が、持てなくなるまで、僕は、彼女に、蝋燭を垂らし続けた。
彼女の体は、蝋まみれになっていた。
僕は、ふっと、息を吹きかけて、蝋燭の火を消した。
「ごめんなさい。祥子さん。嫌な思いをしませんでしたか?」
そう言って、僕は、彼女の体に、こわばりついている、蝋涙を、一つ一つ剥がしていった。
そして、彼女の後ろ手縛りの縄も、解いた。
自由になった彼女は、ニコッと、笑って僕を見た。
「有難うございました。浅野さん。夢が叶って、スッキリしました。とても、気持ちがよかったです」
と、彼女は、微笑みながら言った。
「祥子さん。ごめんなさい。祥子さんに、蝋燭を垂らしているうちに、僕に、サディズム、が、起こって、しまいました」
僕は、彼女の前に土下座して謝った。
「いいんですよ。浅野さん。そういうふうに、自責の念が起こるような、優しい、浅野さん、に、虐めてもらえたんですもの。私、長年の想いが叶って、嬉しいです」
「祥子さん。今日は、もうこれくらいにして、終わりにしませんか?」
僕は聞いた。
「ええ。浅野さんに責めてもらって、長年の想いが、叶って、満足しました」
彼女は、ニコッと、笑って言った。
「浅野さん。目をつぶってくれませんか?」
「はい」
僕は彼女の言う通り、目をつぶった。
ガサゴソ音がする。
彼女が服を着ている音だろう。
「もういいですよ」
彼女の声が聞こえた。
僕は目を開いた。
彼女は、元の通り、服を着ていた。
「浅野さん。浅野さん、の大切な、SM写真集、や、哲学書、文学書、を、水浸しにしてしまって、本当に、ごめんなさい。この、償いは、必ずします。濡らした哲学書、文学書、は、書店で、全部、買いそろえます。濡らしたSM写真集は、ネットで、その在庫がある古書店を探して、全部、買いそろえます」
彼女は、僕の前で土下座して謝った。
「いいんです。祥子さんが、あなた様が僕を思ってしてくれたことなのですから。気にしていません。どうか、祥子さんも、気にしないで下さい」
僕は言った。
彼女は、無言で、カバンの中から、何かを取り出した。
「浅野さん」
「はい」
「あの。お弁当を作って、持ってきました。浅野さんに、食べて欲しくて。浅野さんの、ブログを見ていると、コンビニ弁当ばかり、食べているようなので、可哀想に思って。それと、浅野さんに、私の作った、お弁当を食べて欲しくて・・・」
そう言って、彼女は、アルミニウムの弁当箱を、差し出した。
「有難うございます」
僕は、弁当箱の蓋を開けた。
ハンバーグ、エビフライ、コロッケ、焼き魚、卵焼き、おしんこ、などが、入っていた。
これ、作るの大変だったろうなー、と僕は思った。
というのは、僕が、弁当を作ったことがない、からで、弁当を作り慣れている、彼女にとっては、そんなに、手間のかかることでは、ないだろう。
「祥子さん。有難うございます。わざわざ、僕のために、作ってきて下さって」
僕は、彼女に頭を下げた。
そして、いただきます、と言って、僕は、弁当を食べた。
「祥子さん。美味しいです」
実際、彼女の作った、弁当は、美味しかった。
「嬉しい。浅野さんに、私の作った、お弁当を食べて欲しかったんです。美味しい、と、言って下さって、有難うございます」
彼女は、僕が弁当を食べるのを、嬉しそうに見ていた。
こんなに、僕のことを、思っている彼女を、たとえ本意でないとはいえ、僕は、裸にして、虐めてしまったことに、心から、申し訳なさ、を感じていた。
女は、可哀想だな、と、つくづく思った。
女は、月、一度、生理という、つらいことがある。
聖書では、人間は男で、男がさびしくないように、男の肋骨の一本から、女を作った、と、書いてある。
女性の権利を全面的に認める今の時代では、女性蔑視的な考えだが、何とロマンチックな思想なのだろう。
そして、女は、奇麗に見られたい、ということが、全ての女にとって、宿命で、そのため、女は、外出する時は、時間をかけて、化粧をしなくてはならない。
「弱き者汝の名は女なり」という、シェークスピアのハムレットの言葉を僕は、つくづく感じた。
人間は、男の精子と、女の卵子、の両方がなくては、産まれない、というのは、事実だが、子供の出産において、男は、何も苦しみはないが、実際は、女が、つらい思いをして、産んでいるのだ。
そして、大変な子育ても、しているのだ。
女は、生きていく過程で、出産、子育て、ということを、考えながら、生きなくては、ならないのだ。
男の、人生には、そういう煩わしさ、は、ない。
しかし、女は、腹を痛めて、自分の体の中から、子供を産んだのだから、子供に対する、愛情も、男より、ひとしお、の思いがあるだろう。
ポタリ。
そんなことを考えながら、弁当を食べていると、僕の目から、涙がこぼれた。
「あっ。浅野さん。どうしたの?」
彼女が聞いた。
僕は、わっ、と、子供が母親に抱きつくように彼女の腰に抱きついた。
「あっ。浅野さん。どうしたの?」
彼女が聞いた。
「おかあさーん」
僕は、そう言いながら泣いた。
涙がとまらなかった。
僕は、男は、どんなに、辛くても、人に甘えては、ならない、と、自分に言い聞かせてきた。
男は地獄で笑うもの、と、強がってきた。
しかし、僕は、彼女に抱きつかずには、いられなかった。
虚勢をはっていても、僕は、愛に飢えていた。
僕は、彼女の子宮に入るくらいの、小さな、小さな、小人になって、この世の全ての煩わしいことに悩まされないで済む、彼女の子宮の中に、胎児のように入ってしまって、そこで、いつまでも、眠りつづけたいと思った。
しかし、僕のそんな思いは、誰にも知られたくなかった。
「祥子さん。お願いです。このことは、誰にも言わないで下さいね。祥子さんの、ブログで書いたりしないで下さいね」
彼女は、ニコッと、笑って、至極、当たり前のように、「言いませんよ。浅野さん」と言った。
そして、「よしよし」、と、子供を可愛がるように、僕の頭を撫でた。
彼女は、きっと何もかも、僕の心を知っているのだろうと思った。
いつまでもこうしていたかった。
涙がポロポロと流れた。
僕は何も考えていなかった。
ただ清々しい満足の中に静かに眠っているかのようだった。



令和3年8月30日(月)擱筆

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川奈の保母さん(小説)(上)

2021-08-30 23:15:20 | 小説
川奈の保母さん

僕は、小学校の5年の初めから卒業までの1年半、静岡県の伊東市にある、川奈臨海学園で過ごした。
僕は、3歳の頃から、小児喘息が発症した。
アトピー性皮膚炎、や、慢性アレルギー性鼻炎も、あって、小学校の時は、つらかった。
一般に、小児喘息といっても、軽症から重症まで、程度の差は大きい。
僕の喘息は、軽症とはいえず、かといって、重症で病院に入院するほどでもなかった。
しかし、たえず、発作が起こるのに、おびえていて、いつも、ポケットに、噴霧式の吸入器(β2刺激薬)、を入れていなければ、ならなかった。
喘息発作は、いつ起こるか、わからない。
僕は絶えずそれに、おびえていた。
特に、喘息は、激しい運動によって、誘発されるので、激しい運動は出来なかった。
僕は、小学校は、埼玉県の草加市の松原団地で過ごした。
そして、団地の中にある、栄小学校に入学した。
しかし、体力がなく、性格も内気だったので、友達は出来なかった。
それでも、クラスメートに誘われて、放課後や休日に、公園で、野球をやったことがある。
しかし、体力のない僕には、激しい運動をしていると、喘息が起こってくるので、やめてしまった。
喘息発作が起こっても、吸入器を吸えば、発作は治まるのだが、吸入器を吸っている所を、同級生に見られたくなかった。
それを見られたら、あいつは病気持ちだ、と、わかってしまうからだ。
人に、病気持ち、と、からかわれたり、あるいは、同情されたり、するようになるのではないか、という事が怖かった。
ましてや、僕は、子供の頃から神経質だった。
なので、小学校に入っても、友達は出来なかった。
午前中の授業が終わって、昼休みになると、多くの男子は、校庭に行って、遊んでいた。
彼らが校庭で、ドッジボールをして楽しそうに遊んでいるのを、僕は羨望の眼差しで見ていた。
僕も、彼らと一緒に、ドッジボールをしたかったが、「入れて」という勇気もない。
なので、松原団地の小学校では、楽しい思い出はない。
なので、僕は、学校が終わると、すぐ家に帰って、家で遊んでいた。
テレビを見たり、プラモデルを作ったりしていた。
喘息は激しい運動をしなければ発作は起こらない。
発作が起こっていない時は、普通の子と同じである。
なので、友達は出来なかったし、友達と楽しく遊ぶ、ということは、なかったが、そんなに、悲惨な日々でもなかった。
幼稚園の頃は、発作の頻度が多かったが、小学校も、5年くらいになると、発作の起こる頻度も減ってきた。
親は、何とか、僕の小児喘息が成人喘息に移行しないよう、喘息を完治させるために、喘息の療養施設を探した。
そして、静岡県の伊東市に、川奈臨海学園、という、喘息児の施設があるのを、見つけ、僕は、そこへ入ることになった。
それで僕は、5年の二学期から、川奈臨海学園に入った。
そこは小学校3年から6年までで、みな、喘息児だった。
同じ敷地内に、学校の校舎があり、寮があった。
入ってみると、思いのほか、いい所だった。
喘息は、心身症という面もあり、不安感、や、精神的ストレスでも起こる。
普通の学校は、みな、健康児ばかりで、元気が有り余っている子ばかりだったが、此処の子達は、みな、喘息児なので、劣等感を感じることがなかった。
みな、普通の学校の子より、馬力、エネルギーがない。
なので、劣等感を感じることがなく、友達も出来たし、運動やら、何やら、で遊んでも、発作が起こることは、まずなくなった。
寮には、何人もの保母さんがいた。
今は、保母、ではなく、保育士、と呼ばれるようになったが、僕が、入った時は、「保母さん」と言っていた。
保育士でも、0才から就学前までの乳幼児、の子供の場合は、子供は、さかんに、はしゃぎ、何でも口に入れたりするので、子供をあやし、子供の安全を監督する責任があるので、それなりに、きつい仕事と感じる人もいるかもしれない。
しかし、ここの施設にいる子は、小学3年から6年までである。
小学生なら、もう、十分過ぎるほど、物心もついているし、考える頭もあり、友達や大人に対する対応も身につけている。
なので、此処の保母さんの、仕事は、それほど、大変ではないのではないか、とも思えた。
保母さんは、食事の時の配膳や見回り、体温の測定、夜中の見回り、腹式呼吸の指導、子供の悩み相談、そして、各部屋の、担当になって、子供の監督をしていた。
1部屋、5人から6人、くらいで、朝の部屋の掃除は、もちろん、寮内の掃除が終わると、保母さんに、報告した。
というより、報告の義務があった。
寮生活では、ちゃんと規則があって、朝の起床時間から、食事の時間、勉強の時間、テレビを観ていい時間、消灯の時間、が決められていた。
一年に、いくつか行事があって、山登り、や、キャンプ、海水浴、おばけ大会、などがあって、保母さんが、お化けの役になって、子供を脅かしたりした。
しかし、もう小学生では、お化けは、中に人間が入っているものだと知っているから、全然、こわくはなかった。
また、優しい保母さんだと、休日、部屋に来てくれて、子供たちと、トランプ、や、将棋をやってくれる保母さんもいた。
しかし、総じて、保母さんは、性格が硬く、真面目で、子供と遊んでくれるのにしても、仕事と割り切っている人ばかりだった。
男の部屋と女の部屋は、当然、分かれていた。
もちろん、部屋を閉める戸はあるのだが、戸が開いていると、着替えている女子が見えることはあった。
しかし、小学生の女のパンツを見ても、別に、面白くはなかった。
それでも、可愛くて好きになってしまう子もいた。
しかし、小学生ともなると、恥じらいの感情が起こってくるので、また、特定の男の子と、特定の女の子、が親しくしていると、他の子供たちに、からかわれるので、男女交際は、ほとんど、なかった。
しかし、結構、イタズラもあって、悪ガキは夜中に女の部屋に忍び込んで、寝ている女の子の体に、マジックで、イタズラ書き、をする、などという悪戯もしていた。
悪いのは、イタズラをする男の方なのに、保母さんは、仕事と割り切ってか、マジックでイタズラ書きされて、泣きべそをかいている女の子のマジックを消してあげるだけで、ムキになって、イタズラした男を割り出して、注意することはしなかった。
僕は、これには、疑問を持っていたのだが。
さらに、もっと、悪ガキは、夜中、女の部屋に忍び込んで、寝ている女の子の、パジャマ、や、パンツを脱がす、というイタズラもあった。
僕は、こんなことが、学校の先生に知れたら、どん叱られるぞ、と思っていたが、女も、そんなことを、された事を保母さんに言うのは、恥ずかしく、また、そんなイタズラは、ほんのたまにしか、行われなかったので、学校の先生に知られることはなかった。
また、優しい保母さんだと、休日、部屋に来てくれて、子供たちと、トランプ、や、将棋をやってくれる保母さんもいた。
しかし、総じて、保母さんは、性格が硬く、真面目で、子供と遊んでくれるのにしても、仕事と割り切っている人ばかりだった。
しかし、僕が、ここの施設に入って、3カ月くらいすると、若くて、きれいな、保母さん、が、やって来た。
彼女は、高野秋子、という名前だった。
彼女は、僕たちの部屋の担当になった。
彼女は、ともかく、明るくて、そして、きれいだった。
そして、子供が好きなのか、よく部屋に来て、トランプ、や、将棋、や、ゲーム、を、無邪気に、笑いながら、一緒にやってくれた。
もちろん、僕たちは、嬉しかった。
その時、二人ほど、小児膠原病の子の症状が悪化して、ベッドの部屋に移されていたので、僕の部屋は、僕を含めて、4人だった。
僕が、一番、歳上だったので、室長ということになっていた。
夏、海水浴場に、秋子さんも来た。
彼女は、セクシーなビキニを着て来た。
彼女は、胸と尻が大きく、腰が、キュッとくびれていて、すごくセクシーだった。
彼女は、「遊ぼうよ」と言って、僕たちと、海水をかけあったり、ビーチボールで、トスし合ったりして、遊んだ。
彼女は、とても解放的な性格だった。
彼女が動く度に、ビキニに貼りついている、二つの乳房、が、ユサユサと揺れた。
腰を覆っている、小さなビキニは、彼女の股間に、ピッタリと貼りついて、アソコがモッコリと盛り上がっていて、悩ましかった。
ある時、僕が勉強室へ向かっている時、女用の風呂の前で、4人の男たちが、ほんの少し戸を開いて、脱衣場を覗いていた。
そのうち、3人は、僕の部屋の子たちだった。
(あっ。ヤバいことしてるな。見つかったら大変だぞ)
と、僕は、咄嗟に思った。
しかし、同時に、彼らだけ、覗いているのに、僕だけは、見れない、ということに、僕は嫉妬した。
まわりには誰もいない。
なので、僕も、興味本位に、彼らと共に、そっと、ほんの少し、開かれた脱衣場の戸の隙間から、中を見た。
よく見えなかったが、一人の、小さい女の子の裸が見えた。
アソコは、よく見えなかった。
その時。
「こらっ」
秋子さんが、脱衣場を覗いている僕たちを見つけて、走ってきた。
1人、別の部屋の、イタズラ好きで、要領のいい、すばしっこいヤツは、咄嗟に逃げていった。
僕たちは、叱られた声で、足が竦んでしまっていて、その上、顔まで見られていたので、逃げようがなかった。
そのため、僕たち4人が、秋子さんに、つかまってしまった。
しかし、幸い、脱衣場の裸の女の子たちには、気づかれていなかった。
「ちょっと来なさい」
僕たちは、秋子さんに、言われて、彼女のあとについて行った。
秋子さんは、僕たちを、僕たちの部屋に連れて行った。
「さあ。正座しなさい」
彼女に言われて僕たちは正座した。
「ダメよ。裸の女の子を覗いちゃ」
「は、はい。ごめんなさい」
僕たちの立場は無条件降伏だった。
女の子の裸を覗き見することが、悪い事だとは、わかりきったことだ。
「幸い、女の子たちは、気づかなかったから、このことは、言わないであげるけれど・・・」
「ありがとうございます」
「女の子は、裸を見られると、それが、トラウマになってしまうこともあるのよ」
「はい。ごめんなさい」
「これからは、もう、風呂場を覗いたりしたらダメよ」
「はい」
「でも、君たちくらいの年頃の男の子が、女の子の体に興味を持つのは、仕方のないことなの」
秋子さんの、注意は、穏やかなものだった。
見つかったのが、秋子さんだったことに、僕たちは感謝した。
他の真面目な、保母さんだったら、どん叱られることは明らかである。
「これからは、もう、絶対、風呂場を覗いたらダメよ」
「はい」
こうして、僕たちは、許された。
・・・・・・・・・・
僕が、つかまった他の子に聞いてみると、この痴漢行為の首謀者は、山田、ということだった。
僕は、なるほど、と納得した。
山田は、こういう悪戯を、よくする悪ガキ、である。
そのくせ、逃げ足が速く、悪戯した後は、すぐに逃げるのである。
山田が、「おい。女風呂を覗いてみようぜ」、と提案したらしい。
あとで、自分が首謀者のくせに、逃げて、叱られなかった、山田に、
「おい。お前。ずるいじゃないか。お前が、みなを、誘って、こんなことをやっておきながら、逃げるなんて」
と問い詰めると、山田は、
「へへへ。すまん。すまん」
と、たいして反省していなかった。
・・・・・・・・・
秋子さんは、他の保母さん達に、このことを、言わないでくれた。
なので、この事件は、寮内で広まることなく、済んだ。
僕たちは、秋子さんの、寛容さに、感謝した。
秋子さんは、悪事に対して、いつまでも、こだわる性格ではなかったので、一度、叱った後は、今まで通り、僕たちと、親しく接してくれた。
秋子さんは、短いスカートを履いているので、角度によっては、スカートの中が見えそうだった。
ブラウスのボタンも、上から、二つ、外していて、ブラウスの中の、白いブラジャーが、見えた。
秋子さんは、何だか、僕たちの、性欲を、ことさら、刺激しているようだった。
それで、僕たちの、性欲は、秋子さんに向かった。
・・・・・・・・・・・
数日した、ある日のことである。
ある時、秋子さんが、ついて来て、と言った。
僕たちは、ついて行った。
そこは、体操用具などが置かれている、物置小屋だった。
「君たち。女の子に、エッチしたんでしょ」
「君たちくらいの年齢では、女の子にエッチしたいのは、当然の欲求だわ」
「でも、同い年の、女の子に、エッチしちゃダメよ。女の子は、エッチされたいとは、思ってないもの。エッチされたら、それが、一生の、トラウマになってしまうわ」
秋子さんは、続けて言った。
「でも、君たちが、エッチしたい欲求は、押さえられないでしょ」
「じゃあ、私が、君たちの、性欲を満たしてあげるわ」
そう言って、秋子さん、は、マットの上に、仰向けに寝た。
そして、目をつぶった。
「さあ。私は、君たちのオモチャよ。何でも好きなことをして」
秋子さんが言った。
僕たちは、その言葉に激しく興奮した。
いつもは、僕たちに、色々と注意している、保母さん。
保母さんには、叱られたり、一緒に遊んだりしている、大人と子供の関係である。
保母さん、は、僕たちの知らないことを、何でも、知っている、大人である。
男と女が結婚したら、どんな生活をするのか、も知らないし、子供は、どうやって生まれてくるのかもしれない。
しかし、保母さんは、そういう大人のことは、知っている。
同い年の、女の子は、そういうことは、知らない、子供だから、知っていることは、同じだから、エッチな感情も起こる。
エッチなこと、を、してみたいとも思う。
それでも、スカートめくり、程度だけど。
同い年の、女の子の裸を見ることなんて、一度もしたことがない。
女の子の、股間はどうなっているのか、それも、よく知らない。
男と違って、「まんこ」、があって、縦の割れ目がある、程度のことしか、知らない。
胸もまだ、膨らんでいない。
一方、同じ女でも、保母さんは、胸も膨らんでいて、太腿も太い。
ビキニ姿の大人の女の人の写真を見ると、胸が膨らんで、お尻が大きく、太腿がスラリと伸びていて、その立派な体に、美しいなー、と、奇麗だなー、と、感動するばかりである。
秋子さんは、きれいで、明るく、活動的で、夏、海水浴に行った時には、ビキニを着てきて、僕たちと一緒に遊んでくれた。
ビキニは、女の体をほとんど、露出していて、裸に近い。
しかし、夏、海水浴場で、女が、ビキニを着るのは、別に特別な事ではなく、違法でもなく、女なら、誰でもしていることである。
なので、社会的に認められているものを、見ても、それほど、興奮はしない。
しかし、今は、秋子さんは、ふだん着を着て、僕たちの前に横たわっている。
そして、何をしてもいい、と言っている。
こういう、禁じられたこと、をやることに、男は、エロチックを感じるのである。
その立派な大人の女の人の体が、僕たちの目の前に、横たわっているのである。
僕たちは、マットの上に横たわっている、秋子さんを、おそるおそる、取り囲んだ。
こんなに近くで、大人の女の人の体を見るのは、生まれて初めてだった。
それだけで、もう、十分、僕たちは、興奮していた。
普通だったら、こんなふうに、保母さん、の顔や体を見ることは、出来ない。
「何、私のこと、見てるのよ」、と、叱られるだけだからだ。
叱られなくても、そんなこと、気まずくて出来ない。
しかし、今は、その大人の女の人の体が目の前にあるのだ。
僕たちは、このまま、薄いブラウスに、スカートを履いた、秋子さんの体を見ているだけで十分だった。
このまま時間が止まってくれないか、と僕は思った。
「さあ。私に何をしてもいいのよ。どんなエッチなことを、してもいいのよ」
僕たちが、見ているだけで、何もしないので、秋子さんが、焦れたのか、そんな大胆なことを言った。
そう言われても、僕たちは、何もすることが出来なかった。
エッチなことをするのは、同い年の女の人に対しても、道徳的に、いけないことだと思っていたからだ。
男は女の子にエッチなことをしたいけれども、女の子は、男にエッチなことを、されると嫌がる。
だから、女の子は、男にエッチなことをされたくないんだ、と思っていた。
「仕方ないわね」
そう言って、保母さんは、目に、黒いレザーのアイマスクをした。
「さあ。これで、誰が何をしたか、わからないわ。私に好きなことをして。服を全部、脱がしてもいいし、どこを触ってもいいわ」
秋子さんが言った。
僕たちは、顔を見合わせて、ちゅうちょ、していた。
山田が、そっと、秋子さん、の、鼻の先を指で触れた。
「ああっ」
秋子さん、が、切なそうな、声を出した。
これが、僕たちに、勇気を与えてくれた。
僕たちは、ためらいがちに、保母さん、の体を触り出した。
僕たちは、秋子さんの、耳をつまんだり、手を触ったりした。
手を触ると、秋子さんは、その手を握り返した。
温かい、柔らかい秋子さんの、ぬくもりが、伝わってきた。
と、同時に、秋子さんが、手を握り返したことに、僕たちは、保母さんの、意志を感じとった。
僕たちは、大人の女性が、どういう心理なのかは、わからない。
同世代の、子供の女の子は、スカートめくり、など、エッチなことをされると、まず、怒る。
大人の女の人だって同じである。
いきなり、スカートめくり、などの、エッチなことをしたら、大人の女は怒る。
不道徳な行為だからだ。
しかし、大人の女は、必ずしも、怒る人だけではない。
そもそも、大人の女の人は、夏、海水浴場で、ビキニを着る。
それは、恥ずかしさ、も、感じているだろうが、単に、恥ずかしがっているだけでもない、とは、女の人の態度でわかる。
女の人も、夏には、解放的な心境になり、自分の体を見せることに、快感を感じている人も多いことは、容易に察せられた。
ビキニどころか、ヌード写真を撮られる、女性も、単に、お金のため、嫌々、仕方なく、脱いでいるのではなく、ヌード写真を撮られることに、快感を感じている、ように見える人も多い。
なので、女も、大人になると、エッチなことを、されるのが、嫌ではなく、むしろ快感になる、人もいる、ということは、何となく感じていた。
大人の女の人でも、真面目だけな人もいれば、解放的で、エッチなことをされたい人もいるのだろう。
そして、秋子さんは、エッチなことをされたい方の人なのだろう。
僕たちは、だんだん、図に乗って、秋子さんの体を触り出した。
頬っぺた、を触ってみたり、スカートから出ている太腿を触ってみたりした。
その度に、秋子さんは、
「ああっ。いいわっ」
と、切ない声を上げた。
僕たちは、秋子さんのブラウスを盛り上げている胸を触った。
秋子さんは、何も言わなかった。
なので、僕たちは、秋子さんの、胸を、服の上から、揉んでみた。
「ああっ。いいわっ」
と、切ない声を上げた。
秋子さんの、お墨付きが、ついたので、僕たちは、もう、遠慮することなく、保母さんの、体を触った。
スカートをめくってみたり、太腿の付け根の方を触ってみたりした。
その度に秋子さんは、
「ああっ。いいわっ」
と、切ない声を上げた。
僕たちは、もう遠慮がなくなっていた、と、同時に、初めて、大人の女の人に、エッチなことをすることに、興奮して、おちんちん、は、勃起していた。
秋子さんは、僕たちの、オモチャだった。
「ちょっと、待って」
秋子さんが、僕たちの、イタズラを制止した。
僕たちは、秋子さんの体から手を離した。
何をするのだろうと、思っていると、秋子さんは、自分で、ブラウスのボタンを外し、ブラウスを脱ぎ、そして、スカートも脱いだ。
僕たちは、吃驚した。
秋子さんは、白い、ブラジャーに、白いパンティー、だけ、という姿である。
僕たちは、吃驚した。
「さあ。この方が触りやすいでしょ。好きなように触って」
秋子さんが言った。
僕たちは、ゴクリと息を呑んだ。
大人の女の人の、下着姿を見るのは、しかも、こんな間近で見るのは、生まれて初めてだからだ。
しかし、秋子さんが、触っていい、と言ったので、僕たちは、下着姿の秋子さんを触りだした。
ビキニと、下着は、形は同じだが、ビキニは、見ていいものであるが、下着姿は、見てはいけないもの、という社会規則があるので、いけないものを見ている、という、悪い事をしている、こわさ、を感じつつも、こんな機会は、二度と来ないかもしれない、という、興奮で、僕たちは、ゴクリと生唾を飲み込みながら、秋子さんの、体を、頭の先から、足の先まで、じっくり眺めた。
「さあ。いいわよ。触って」
眺めているだけで、触ることを、ためらっている僕たちに、秋子さんは、触ることを促した。
僕たちは、また、秋子さんの体を触り出した。
ブラジャーの上から、胸を触ったり、服の上からでは、触れなかった、お腹、を触ったり、パンティーの上から、モッコリした所を触ったりした。
「ああっ。いいわっ」
秋子さんは、触られる度に、興奮して、鼻息を荒くした。
そして、吃驚したことに、秋子さんは、
「ちょっと待って」
と言って、僕たちを制した。
何をするのかと思ったら、秋子さんは、自分で、ブラジャーのフロントホックを外した。
ブラジャーが、プチンと収縮して、乳房が丸見えになった。
おっぱい、は、胸に二つ、しっかりと、貼りついているが、仰向けのため、ひしゃげていた。
しかし、おっぱい、の真ん中には、大きな、円筒状のポッチがあった。
「さあ。いいわよ。触って」
秋子さんが、言ったので、僕たちは、秋子さんの、胸を触った。
直接、おっぱい、を揉んだり、時々、乳首を、つまんだりした。
僕たちは、もう興奮して、おちんちん、は、激しく勃起していた。
おっぱい、を揉まれたり、乳首をつままれたり、する度に、秋子さんは、
「ああっ」
と、切ない声を上げた。
だんだん、乳首が大きくなっていった。
「女は、乳首を触られると、興奮して乳首が勃起するの。男の子が、エッチなことを想像すると、おちんちん、が勃起するでしょ。それと同じなの」
秋子さんが、そう説明した。
小学生の僕たちには、そんなことは、知らなかった。
僕たちは、さかんに、おっぱい、を揉んだり、時々、乳首を、つまんだりした。
「あ、あの。パンティーを脱がしてもいいですか?」
僕は勇気を出して聞いてみた。
「いいわよ」
黒いアイマスクをした秋子さんが笑って言った。
秋子さんの許可が得られたので、僕は秋子さんの、パンティーをつかんだ。
そして、ゆっくりと、パンティーを降ろし出した。
秋子さんは、腰を畳の上から、浮かして、僕が、パンティーを降ろしやすいように、協力してくれた。
そのため、秋子さんの腰から、パンティーを、降ろすことが出来た。
パンティーを腰の下まで降ろした時、股間に割れ目が見えて、僕たちの心臓の鼓動は高まった。
あとは、スルスルと、パンティーを降ろしていき、そして、足から抜きとった。
秋子さんは、ブラジャーの肩紐も、外して、腕から抜きとった。
これで、秋子さんは、一糸まとわぬ丸裸になった。
女の人の全裸姿を見るのは、初めてである。
僕たちの視線は、食い入るように、秋子さんの、股間に行った。
秋子さんは、足をピッタリ閉じて、そして、両手で、アソコを隠した。
秋子さんも、さすがに、アソコを、まじまじと見られるのは、恥ずかしいのだろうと僕たちは思った。
しかし、秋子さんは、僕たちの予想していないことを言った。
「ねえ。男の子は、女の子にエッチなことをしたいでしょ。スカートめくりとか。でも、それは、女の子が嫌がるから、余計したくなるでしょ。もし、女の子が、スカートめくり、してもいいわよ、と言ってきたら、スカートめくりしても、面白くないでしょ。だから、私も君たちを興奮させるために、アソコを隠しているの。その方が、興奮するでしょ。だから、私は、ちょっと抵抗するけど、無理矢理、手をどけても、いいわよ」
そう、秋子さんは、黒いアイマスした顔から言った。
確かに、秋子さんの言う通りである。
スカートめくり、は、女の子が嫌がるから、面白いのである。
僕たちは、これで、秋子さんは、エッチなことをされたい女の人だと確信した。
なので、僕たちは、4人で、秋子さんの、アソコを見るために、秋子さんの、手首をつかんで、うーん、と、力一杯、引っ張った。
秋子さんは、「ああっ。やめてっ」、と、言ったが、それは、秋子さんが、僕たちを興奮させるための、演技だと、わかっているので、構わず、力一杯、引っ張った。
4人対1人とはいえ、小学生と大人の力の差は大きい。
秋子さんが、全力で、抵抗したら、大人は子供4人には、勝てるだろう。
しかし、そこは、秋子さんが、手加減してくれていると見え、僕たちは、秋子さんの、両手を、アソコから引き離すことが出来た。
引き離した、両手を、僕たちは、押さえていたが、だんだん、秋子さんの手の力が抜けていくのがわかった。
秋子さんが、手加減したのだろう。
秋子さんは、「は、恥ずかしいわ」と言って、両手で胸を隠した。
胸を隠す仕草が、僕たちを興奮させた。
秋子さんは、隠すすべが無くなったアソコを、それでも何とか、隠そうと、太腿をピッチリ閉じ、足首を交差させていた。
そのため、アソコの割れ目は、見えにくかった。
僕たちは、秋子さんの、交差した足首を、つかんで足首の交差を解いた。
これも、秋子さんは、足の力をわざと、抜いて、抵抗しようとしなかった。
僕たちの視線は、秋子さんの、アソコに集中した。
足首の交差はなくなったが、太腿を、ピッチリと閉じているので、アソコは、割れ目が、かすかに見える程度だった。
しかし、それで十分だった。
女の人の、アソコの割れ目を、見るのは、しかも、こうまで、間近で見るのは、初めてだった。
僕たちは、しはし、秋子さんの、アソコの割れ目を、しげしげと見つめることに、陶酔していた。
「もっと、よく見てみたいな」
「アソコの割れ目って、どうなっているんだろう?」
僕たちは、秋子さんの、足首をつかんで、広げようとした。
「あっ。いやっ。やめてっ」
秋子さんは、足を広げられるのに、抵抗して、足を閉じようとした。
しかし、これは、秋子さんが、言った、僕たちを、興奮させるための演技だと確信していたので、ためらいは、なかった。
そもそも、女の人が、子供たちの前で、丸裸になっていること自体、普通では、あり得ないことである。
「やめて。やめて」という秋子さんの言葉を無視して、僕たちは、秋子さんの足を、開いていった。
それによって、秋子さんの、アソコの割れ目も、いっそう、よく見えるようになった。
女の、まんこ、は、縦に割れ目がある、ということは、小学生でも、知っている。
しかし、女の性器に関する知識は、それくらいである。
割れ目が、どのようになっていて、どこまで、続いているのか、は、知らない。
「ふふふ。こうしちゃえ」
一人の悪ガキが言って、秋子さんの、膝を曲げた。
僕たちは、二人ずつ、それぞれ、秋子さんの、足首をつかんで、広げていった。
そして、秋子さんが、足を閉じられないように、膝を押さえた。
秋子さんの、股間が、パックリ開いた。
性器は丸見えになった。
初めて見る、女のアソコの割れ目は、かなり下まで続いていた。
「いやっ。恥ずかしいわ。見ないで」
秋子さんは、顔を両手で、隠して、訴えた。
しかし、それが、演技であることは、僕たちは、もう、十分、理解していた。
「うわー。すげー。女の人の、まんこ、を見るのは、初めてだよ」
「ふふふ。女の解剖だ」
「女の、まんこ、って、こんなふうになっていたんだな」
「尻の穴の近くまで、割れ目が続いてるんだな」
僕たちは、自分の心境を、ことさら、声を大に言った。
その言葉が秋子さんに、自分は、今、女の一番、恥ずかしい所を、4人の子供たちに、まざまざと見られている、という、事実を、より、はっきりと、知らしめたのだろう。
「いやっ。恥ずかしいわ。見ないで」
秋子さんは、顔を真っ赤にして言った。
しかし、僕たちは、こんな機会は、もうめったに来ないだろうから、じっくりと、秋子さんの、アソコの割れ目を見た。
すると、秋子さんの、アソコの割れ目、から、白い濁った液体が出始めた。
「うわっ。なんか、液体が出始めたぞ」
一人が言った。
「何だろう?」
僕たちは、女の、アソコの割れ目から、液体が出たことに驚いた。
「女は興奮すると、まんこ、が濡れてくるの。愛液というの」
秋子さんが、説明した。
「ふーん。そうなのか」
僕たちは感心した。
「こうすれば、もっとよく見えるぞ」
悪ガキが言って、秋子さんの、膝を胸の方に、高く折り曲げた。
「ああっ。いやっ。恥ずかしいわ」
秋子さんが、顔を真っ赤にして言った。
しかし、僕たちは、容赦しなかった。
膝を胸の方へ折り曲げたことによって、尻の割れ目、や、尻の穴、が、丸見えになった。
「うわー。すごい。お尻の穴が丸見えだよ」
「マンコの割れ目、って、お尻の穴の近くまであるんだな」
僕たちは、女の性器の構造を、初めて見た感動を口々に言った。
言われて、秋子さんの意識が肛門に行ったのだろう。
秋子さんの肛門がキュッと閉まった。
「み、見ないで。お願い。見ないで」
秋子さんは、必死で訴えたが、開かれた足を閉じようと力を入れることはしなかった。
「お尻の穴を見たのは、初めてだよ」
「オレも」
「オレも」
みんなが口々に言った。
言われて、秋子さんの意識が肛門に行ったのだろう。
秋子さんの肛門がキュッと閉まった。
そして、肛門が、ヒクヒク動いた。
「うわー。肛門がヒクヒク動いているよ」
一人が言った。
「お尻の穴を見られないよう、閉じようとしているんだろう」
別の一人が言った。
秋子さんの、アソコからは、愛液がさらに、ドロドロと出た。
しばし、僕たちは、丸見えになった秋子さんの、マンコ、と、尻の穴、を、しげしげと見た。
「ね、ねえ。お願いがあるの」
秋子さんが、顔を真っ赤にして、恥ずかしそうに言った。
「何ですか?」
僕たちは聞いた。
「この格好は、もう十分見たでしょ。今度は、うつ伏せで、四つん這いになった、格好を見られたいの」
秋子さんが、恥ずかしいことを、あられもなく言った。
「はい。わかりました」
僕たちは、大きく開いていた、秋子さんの足から手を離した。
秋子さんは、ムクッっと起き上がった。
そして、体の向きを、かえて、うつ伏せになった。
そして、膝を立てて、尻を上げた。
そのため、大きな尻が、モッコリと露わになった。
そして、膝を大きく開いた。
そのため、股間がパックリと開いた。
秋子さんは、腕は伸ばさない。床につけたままである。
下肢の膝を立てて、その膝を大きく開いているので、大きな尻だけが高々と上がって、モッコリと露わになって、尻の割れ目が、パックリと開いた。
僕たちは、秋子さんの、尻の前に座って、パックリ開いた秋子さんの、尻の割れ目を、まじまじと見た。
いつもは、キュッと閉じられて見られることのない、尻の割れ目が、パックリ開いてしまっている。
そのため窄まった、肛門が、丸見えになっていて、アソコの割れ目も、丸見えである。
「うわー。物凄い格好だ」
「うわー。お尻の穴が丸見えだ」
「お尻の穴を、こんなに、間近で見たのは初めてだよ」
「お尻の穴、と、マンコの割れ目って、近いんだな」
僕たちは、思っていることを、口々に言った。
言われて、秋子さんの意識が肛門に行ったのだろう。
秋子さんの肛門がキュッと閉まった。
そして、肛門が、ヒクヒク動いた。
「うわー。肛門がヒクヒク動いているよ」
一人が言った。
「ああっ。見ないで。お願い」
秋子さんは、声を震わせて、切ない声で言ったが、広げた膝を閉じようとは、しない。
膝を閉じ合わせたり、さらには、うつ伏せに寝てしまえば、肛門、や、アソコの割れ目、は見られない。
なのに、秋子さんは、そうしようとはしない。
さあ見てちょうだい、と言わんばかりに、広げた、下肢が、ヒクヒクと小刻みに震えている。
恥ずかしさに耐えているのだろう。
このポーズは、グラビアアイドルが、ビキニを着て、夏の浜辺で撮っている、セクシーポーズである。
ビキニを履いていれば、お尻の割れ目も見えないし、モッコリしたアソコの部分も、ビキニの中に形よく納まってくれるのだが、ビキニがない、丸裸だと、みじめ極まりない格好となる。
なぜ、ことさら、こんな格好を、僕たちに、見せるのか、僕たちは、理解に苦しんだ。
しかし女の人の、こんな格好を見れるのは、この機会、以外にないと、思って、僕たちは、ゴクリと生唾を呑んで、秋子さんの、パックリ開いた、尻の割れ目を、とくと見た。
秋子さんは、時々、「ああっ。見ないで」と、恥ずかしさに耐えきれなくなったように、言った。
しかし、こういう格好を見せてあげる、と言ったのは、紛れもない秋子さん自身なのである。
しばし、僕たちは、時間が経つのも忘れて、秋子さんの、モッコリした大きな尻と、パックリ開いた、尻の割れ目を、見ていた。
秋子さんは、何を思ってか、僕たちには、わからないが畳につけていた手を離して、背中に回した。
そして、背中で、手首を重ね合わせた。
「ああっ。いいわっ」
秋子さんが、うわずった声で言った。
全身が、フルフルと震えている。
「ねえ。私の脱いだ靴下があるでしょ。あれで、私の手首を縛って」
秋子さんが声を震わせながら言った。
僕は、秋子さんの、靴下を拾って、背中で重ね合わせている秋子さんの手首を、軽く、靴下で結んだ。
靴下は、柔らかくて、弾力があるので、縄でカッチリきつく縛るのと違って、こんなものは、秋子さんの意志で簡単に解くことが出来る。
しかし、秋子さんは、それをしない。
「ああー。いいわー。一度、こういう、みじめな格好にされて、それを人に見られたかったの」
秋子さんが、全身を、ブルブル震わせながら言った。
「どうしてですか?」
僕たちは、興奮しながらも、一人が、聞いた。
「私は、マゾなの。マゾは、みじめな姿にされて、その姿を人に見られることに、興奮するの。でも、大人の男の人だと、こわかったの。それで、君たちを、利用したの」
秋子さんが言った。
「本当は、縄で縛られたいけれど、これで、十分、みじめの極致だわ。みじめな姿の私を、うんと見て」
秋子さんが言った。
僕たちは、秋子さんの、モッコリした、大きな尻と、パックリ開いた、尻の割れ目、をまじまじと見た。
僕たちは、何か、奇妙な人間を見るような、気持ちで、秋子さん、の、みじめな姿を興奮しながら鑑賞した。
「ね、ねえ。触ったり、叩いたり、して、私を虐めて」
秋子さんが言った。
そう言われても、大人の女の人、を、虐めることなど、子供の僕たちには、出来なかった。
僕たちは、おそるおそる、秋子さんの、お尻、や、太腿、を触った。
「ああ。お尻の肉が柔らかい」
「そうだな。女の人の体って、柔らかくて、触っていると、気持ちいいな」
僕たちは、はじめは、ためらいがち、だったが、だんたん、秋子さんの、柔らかい体を、触ることに、遠慮しなくなっていった。
「ああっ。いいわっ。丸裸にされて、こんな、ぶざまな姿を、触られるなんて」
秋子さんが、うわずった声で言った。
僕たちは、訳が分からないまま、夢中で、秋子さんの、体の、あちこち、を触った。
足指を開いてみたり、ふくらはぎ、や、太腿、を、その柔らかさ、を楽しむように、触った。
そして、秋子さんの、おっぱい、を、触ったり、美しい黒髪を、触ったりした。
女の体を、徹底的に調べるように。
こんな機会は、もう、一生、来ないだろうという、あせり、から、僕たちは、思うさま、秋子さんの、体を触った。
秋子さんは、ことさら、僕たちに、パックリ開いた、尻の割れ目を、見せつけるように、膝を開いて、踏ん張っている。
尻の割れ目が、パックリ開いているので、肛門も、マンコも、丸見えである。
マンコからは、白い濁った液体が、ドロドロと出ている。
僕たちは、女の人の、まんこ、は、触ってはいけないもの、という、暗黙の規則があるように、思っていたので、マンコ、は、触れなかった。
すると、秋子さんが言った。
「ねえ。ティッシュペーパーがあるでしょ」
「はい」
「じゃあ、ティッシュペーパーを、とって」
「はい」
僕たち4人は、ティッシュペーパーをとった。
「その、ティッシュペーパーを、クルクルと、丸めて細長くして」
「はい」
秋子さんに言われて、僕たちは、ティッシュペーパー、をクルクルと丸めて、細長い棒状にした。
「じゃあ、ティッシュペーパーの、先っぽ、で、お尻の割れ目、を、スーとなぞって」
秋子さんが言った。
何か面白そうで、僕たちは、細長い棒状にした、ティッシュペーパーの先っぽ、で、秋子さんの、尻の割れ目、を、スーとなぞった。
「ああー。ひいー。いいー」
秋子さんは、狂ったように、叫んだ。
特に、ティッシュペーパーが肛門に、触れた時、秋子さんは、「ひいー」と特別、大きな声で叫んだ。
狂ったように叫んでいるので、とても、耐えられない、刺激なのだろう。
それは、容易に想像できる。
もし、僕たちが、そんなことをされたら、とてもじゃないけれど、耐えられないだろう。
すぐに、「やめて」と言うだろう。
だから、秋子さんは、つらいはずである。
しかし、秋子さんは、虐められることに、快感を感じる、マゾという、性格なので、その苦しみが、気持ちいいのだろう。
秋子さんの、尻の割れ目を、ティッシュペーパーの先で、そー、と、なぞると、秋子さんは、大きく開いた足をブルブル震わせて、体を激しく、くねらせて、「ひー」と、つらそうに叫びながらも、「いいわっ。もっと虐めて」と叫んだ。
僕たちは、だんだん、虐められる度に喜ぶ、秋子さんの反応が面白くなってきて、遠慮なく、秋子さんの、尻の割れ目を、スー、と、なぞるようになった。
その度に、秋子さんは、「ひいー」と叫び、尻が閉じようとするが、秋子さんは、尻を閉じさせないように、必死で、大きく膝を開いている。
僕たちは、秋子さんは、虐められることに喜ぶ、マゾという性格なのだ、ということを理解した。
僕たちは、もう、遠慮なく、秋子さんの、体の、あちこち、を、触ったり揉んだりした。
もう、僕たちは、秋子さんを、虐めることに、抵抗を感じることはなくなっていて、むしろ、秋子さんを虐めることに、楽しさを感じるようになった。
20分くらい経った。
「ねえ。そろそろ、終わりにして」
秋子さんが言った。
「はい」
僕たちは、秋子さんの体から手を離した。
大人の女の人に、「終わりにして」と言われたら、僕たちは、それに従うしかない。
子供にとって、大人の命令は、絶対に守るべきものだからだ。
秋子さんは、広げていた、膝を閉じ、背中で重ね合わせていた、手首の交差を解いた。
手首の靴下の縛めは、形だけのものだったので、簡単に、スルッと、自分で抜いた。
そして正座した。
そして、秋子さんは、黒いアイマスクをはずした。
「私。服を着るわ。恥ずかしいから、ちょっと、後ろを向いていて」
秋子さんが言った。
「はい」
それは、頼みであっても、僕たちにとっては、命令だった。
僕たち子供は、大人の人の言う事には、従うのが当然だからだ。
ガサガサと衣擦れの音がした。
秋子さん、が、服を着ている音だ。
「もう、こっちを向いてもいいわよ」
秋子さんが言った。
言われて、僕たちは、クルリと、体の向きを元に戻し、秋子さんの方を見た。
秋子さんは、ブラウスを着て、スカートを履いていた。
元の服装である。
「楽しかった?」
秋子さんが、ニッコリと、笑顔で、僕たちに聞いた。
僕たちは、顔を見合わせた。
みな、恥ずかしそうに顔を赤くしていたが、思いは同じだった。
「え、ええ」
僕たちは、いけない事を楽しんだ、罪悪感に苛まされつつも、本心を言った。
極めて恥ずかしかった。
「ねえ。このことは、絶対、誰にも言わないでね」
秋子さんの、口調は、真剣だった。
「はい。決して誰にも言いません」
僕たちは、毅然とした態度で答えた。
「また、こういう事、やりたい?」
秋子さんが、大胆な質問をした。
僕たちは、返答に躊躇したが、
「は、はい。したいです」
と、本心を言った。
「じゃあ、また、いつか、やらせてあげるわ」
秋子さんは、ニコッと笑って言った。
そして、去って行った。
僕たちは、今度は、いつなのか、気になって仕方がなかった。
山田には、当然、今日のことは、言わないことにした。
アイツが、この事を知ったら、何をするか、わかったものじゃない。
「おい。絶対、今日の事は、山田には言うなよ」
「うん」
みな、同じ意見だった。
しかし、どこで、どう漏れたのか、このことが、山田に知られてしまったのだ。
僕たちの様子が、ソワソワしていたので、山田に、
「何があったんだ?」
と、しつこく問い詰められて、一人が、喋ってしまったらしいのだ。
僕たちが、このことを、山田に知られたくなかったのは、もちろん、山田が知ったら、この事がばれる、可能性が、高くなることを、おそれてだが、それ以外にも、この秘密の楽しみ、を、僕たちだけの特権にしたかったからだ。
しかし、知られてしまった以上は、もう、あともどりは出来ない。
山田は、「ふーん。そうだったのか」、と、訳知ったような顔で、ニヤリと笑った。
山田は、ませていて、僕たちの知らない、大人の性、のことを、かなり知っているようだった。
僕たちは、風呂場を覗くことを、提案した首謀者は、山田である、ということを、秋子さんに、告げた。
しかし、秋子さんは、サバサバした性格なので、「ふーん。そうだったの」と言うだけで、たいして驚かなかった。
・・・・・・・・・・・
ある土曜日のことである。
秋子さんは、僕たちの部屋に来て、僕たちと、トランプをしていた。
山田も居た。
「ねえ。明日。また、この前みたいな、アソビをしない?」
秋子さんが聞いた。
僕たちは、待ってました、とばかり、喜んだ。
「はい。やります」
僕たちは、異口同音に答えた。
また、秋子さんの、裸を見れると思うと、胸が高鳴った。
「秋子さん。僕も参加してもいいですか?」
山田が、いやらしそうな顔で聞いた。
「ええ。いいわよ」
秋子さんは、平気で答えた。
・・・・・・・・
翌日の日曜日になった。
秋子さんは、車に僕たちを乗せ、彼女の家に連れて行ってくれた。
秋子さんの家に着いた。
「さあ。着いたわよ。降りて」
言われて、僕たちは車から降りた。
「さあ。どうぞ、入って」
言われて、僕たちは、秋子さんの家に入った。
僕たちは、6畳の、部屋に通された。
秋子さんは、僕たちに、お菓子をくれた。
僕たちは、それを食べた。
「ふふふ。それじゃあ、始めようか。私を、好きなようにして。うんと虐めて」
秋子さんが言った。
僕たちは、ゴクリと唾を呑み込んで、秋子さんを見た。
これから、秋子さんに、何をしても、いいんだ、と思うと、もう、それだけで、僕たちは、興奮して鼻息を荒くしていた。
別に秋子さんの、裸を見たいわけでもない。
服を着ていても、これから、秋子さんに、何をしてもいいと思うだけで、僕たちは、興奮していた。
買い物をして、欲しかった物を、手に入れた時に、すでにもう、満足なのである。
それが食べ物なら。
欲しかった食べ物を買った時点で、もう、それを食べられるのだから。
テレビアニメで、次回の予告編を、ちょっと見ただけで、もう、ワクワクするのである。
その、ワクワク感は、実際に、次回作を見た時に感じている、楽しさを超えているだろう。
なので、僕たちは、このまま、秋子さんを見ているだけで十分だった。
僕たちは、もう、すでに、興奮して、おちんちん、は、勃起していた。
秋子さんの、薄いブラウスは、その中にある、大きな乳房で盛り上げられていたし、短めのスカートの裾からは、太い太腿が、見えていたからである。
「じゃあ、体を触ってもいいですか?」
僕たちは、聞いた。
僕たちは、前回のことがあってから、いけない事をすることに対する、遠慮がなくなっていた。
「ええ。いいわよ。どこを触っても」
秋子さんは、淡々と答えた。
「よし。じゃあ、触ろうぜ」
僕たちは、秋子さんの、体を触り出した。
ブラウスの、上から、ふくらんだ、胸を触ったり、スカートの裾を、めくったりした。
イタズラ好きな、山田は、秋子さんの、顔を触って、顔をいじくった。
秋子さんの、口を開かせたり、耳を引っ張ったり、美しい髪の毛を、引っ張ったりした。
僕たちは、寄ってたかって、秋子さんの、体、や、顔を弄った。
「秋子さん。顔を上に向けて」
山田が秋子さん、に言った。
「はい」
秋子さんは、あたかも命令に従っているかのような、口調で、顔を上に向けた。
「秋子さん。アーンと口を開いて」
山田が秋子さんに言った。
「はい」
秋子さんは、あたかも命令に従っているかのような、口調で、美しい口を開いた。
山田は、意地悪く笑いながら、秋子さんが、僕たちに、配ってくれた、ペットボトルのオレンジジュース、を、秋子さんの、口の中に、突っ込んだ。
秋子さんは、ペットボトルの先を、口の中に入れられて、アグアグと、言葉にならない声を発し、眉を寄せて、困惑した顔になった。
しかし、ペットボトルの中のジュースの水位は下がらなかった。
見えないが、秋子さんは、ペットボトルの先を、舌で塞いで、ジュースが、口の中に入ってこないように、抵抗しているのだろう。
「秋子さん。舌で、ペットボトルの先を塞いちゃダメです。ちゃんとジュースを飲んで下さい」
そう言って、山田は、ペットボトルを、もっと、グイグイと、秋子さんの、口の中に入れた。
こうされると、舌で、ペットボトルの先を塞ぐことが出来なくなり、嫌でも、口の中に入って来る。
ペットボトルの中のジュースの水位が下がるのと同時に、秋子さんの、咽喉が、ヒクヒク動くのが見えた。
秋子さんは、ジュースを飲まされているのだ。
しかし、全部は、飲み切れず、口から、少し、ジュースが漏れて、溢れ出し、それは、一脈の水路となって、秋子さんの頬、から、ブラウスへと滴り落ちた。
ペットボトルが空になると、山田は、秋子さんの口の中に入れていた、ペットボトルを引き抜いた。
秋子さんは、ゴホッゴホッ、とむせた。
しかし、すぐに、秋子さんは、笑顔を見せた。
「ありがとう。山田君。虐めてくれて。気持ちよかったわ」
秋子さんは、笑顔で言った。
やはり、秋子さんは、虐められることに、嬉しさを感じるんだな、と、僕たちは、実感した。
「さあ。私を裸にして」
秋子さんが言った。
山田が、秋子さんを、意地悪く虐めたことで、僕たちも、秋子さんを、虐めたくなった。
「それじゃあ、服を脱がせちゃおうぜ」
「おう。そうだ。そうだ」
こうして、僕たちは、僕たちは、秋子さんの、着ている服を脱がせにかかった。
二人が、秋子さんの、手首をつかんで、背中に捩じり上げた。
これで、秋子さんの、ブラウスの全面は無防備になった。
山田は、秋子さんの、前に座り、秋子さんのブラウスのボタンを、上からはずしていった。
秋子さんは、「やめて。やめて」、と首を振って言うが、これは、僕たちを興奮させるための演技であることは、わかっているので、山田は、秋子さんの制止に構わず、ブラウスのボタンを、全部、はずした。
そして、ブラウスを観音開きに開いた。
豊満な乳房を、収めて、パンパンに張っている、白いブラジャーが露わになった。
僕たちは、秋子さんの、ブラウスを、腕から、抜きとった。
これで、秋子さんの上半身は、豊満な乳房を、収めて、パンパンに張っている、白いブラジャーだけとなった。
下半身は短めの、スカートである。
「ふふふ。じゃあ、スカートも脱がしちゃおう」
山田は、そう言って、秋子さんの、スカートのホックに手をかけた。
そして、スカートのホックを外し、秋子さんのスカートを脱がせた。
秋子さんは、豊満な乳房を包む、白いブラジャー、と、大きな尻を納めた、白いパンティー、という、下着姿になった。
僕たちは、ゴクリと息を呑んだ。
山田が、秋子さんの、背後に回って、両手を、背中に捩じり上げた。
「ふふ。オレが、こうやって、腕をおさえているから、お前たちは、秋子さんに、好きなことをしろ」
山田に言われて、僕たちは、ニヤリとほくそ笑んだ。
僕たちは、山田に、取り押さえられて、身動きのとれない、秋子さんの、体を弄んだ。
ブラジャーの上から、豊満な乳房を触ったり、パンティーの、縁のゴムをつかんで、パンティー、を、降ろそうとしたりした。
その度に、秋子さんは、
「い、嫌っ。やめて」
と言って、抵抗した。
しかし、これは、秋子さんが、僕たちを、興奮させるための演技だと確信していたので、ためらいは、なかった。
僕たちは、思うさま、秋子さんの、体を触った。
「ちょっと待って」
山田に、両手を背中に捩じ上げられ、僕たちに、弄ばれている、秋子さんが、言った。
「山田君。部屋の隅に、縄があるでしょ」
そう言って、秋子さんは、その方に目を向けた。
確かに、部屋の隅に、麻縄があった。
「山田君。それを持ってきて」
秋子さんが言った。
「へへへ。わかりました」
山田は、秋子さんの意を解したらしく、ホクホクした様子で、部屋の隅に置いてあった、麻縄を持ってきた。
「山田君。それで、私の手首を背中で縛って」
秋子さんは、そう言って、自分から、両手を背中に回して、背中の真ん中で、手首をかさね合わせた。
「ふふふ。じゃあ、手首を縛ります」
山田は、背中の真ん中で、手首を重ね合わせている、秋子さんの、手首をつかんだ。
「山田君。二巻き、巻いて、縛って。抜けられないよう、少しきつめに縛って」
と秋子さんは言った。
「はい。わかりました」
山田は、二巻き、秋子の手首に縄を巻くと、グイ、と引き絞り、カッチリと、固結びにした。
秋子さんは、手を動かして、抜けられるか、どうかを、確かめたが、どう手を引いても、カッチリ縛られた縄から抜けることは、出来なかった。
「ありがとう。山田君」
秋子さんは、笑顔で、山田に礼を言った。
そして、秋子さんは、僕たちに顔を向けた。
「さあ。私は手の自由がないわ。何でも好きなようにして」
秋子さんは、そう言った。
僕たちは、顔を見合わせて、ニヤリと笑った。
「ふふふ。じゃあ、たっぷりと、秋子さんを、楽しもうぜ」
そう言って、僕たちは、手の自由を奪われた、秋子さん、の、胸を揉んだり、お尻を、触ったりした。
「あっ。嫌っ」
秋子さんは、痴漢に襲われた女が抵抗するように、身をくねらせた。
しかし、後ろ手に縛られているので、僕たちの触手から逃げることは出来ない。
しかし、秋子さんは、マゾなので、こうやって、虐められることに、興奮していることは、わかりきっていた。
僕たちは、悪ノリして、秋子さんの、パンティーを、脱がそうとした。
秋子さんは、「あっ。嫌っ」、と言って、抵抗したが、手の自由が無いため、パンティーを降ろすことは、容易に出来た。
僕たちは、秋子さんの、パンティーの、ゴム縁、をつかんで、スルスルと、膝の所まで、下げた。
秋子さんの、大きな尻、と、尻の割れ目、が、露わになった。
秋子さんは、横座りして、太腿を、ピッチリと、閉じ合わせている。
女は、そうすることによって、恥ずかしい性器の割れ目を隠すことが出来る。
「み、見ないで。お願い」
秋子さんは、顔を真っ赤にして言った。
秋子さんは、僕たちに、恥ずかしい姿を見られて、本当に恥ずかしいのでしょうが、その恥ずかしさ、が気持ちいいのだろう。
山田が、秋子さんの、ブラジャーの、フロントホックを外した。
ブラジャーは、秋子さんの、豊満な乳房を、形よく整えるために、窮屈に締めつけていたので、フロントホックが外されると、ブラジャーは、その弾力によって、一気に縮んでしまった。
そのため、秋子さんの、二つ並んだ、豊満な、乳房が、露わになった。
「見ないで。お願い。見ないで」
秋子さんは、顔を赤くして、首を振った。
しかし、秋子さんは、後ろ手に縛られているので、ブラジャーのフロントホックを繋ぐことも、パンティーを、引き上げることも出来ない。
極めて、みじめな姿である。
僕たちは、秋子さんの、体を触ることはせず、みじめな姿の秋子さんを鑑賞することにした。
秋子さんも、黙って、俯いていて、みじめな姿を見られることに、被虐の快感を感じているのだと、いうことは、大体、わかった。
しばし、秋子さんは、みじめな姿を見られる被虐の快感に浸っているようだった。
僕たちも、下着を脱がされかかった、みじめな姿の秋子さんを、茫然と見ていた。
「ね、ねえ。山田君」
黙っていた秋子さんが、口を開いた。
「はい。何ですか?」
名指しされて、山田が聞いた。
「この格好もいいけれど、一糸まとわぬ、全裸を見られたいの。だから、ブラジャー、と、パンティーも、取り去ってくれない?」
秋子さんが言った。
山田は、ニヤリと笑った。
「はいはい。お安いご用です」
そう言って、山田は、ホクホクしながら、秋子さんに、近づいて、ブラジャーを取り去り、パンティー、も、膝から、降ろして、足から抜きとった。
これで、秋子さんは、体を覆う物、何一つない、丸裸になった。
丸裸といっても、後ろ手に縛られているため、手で体の恥ずかしい所を隠すことは出来ない。
女の一番、恥ずかしい所を見られないように、太腿を、ピッチリと、閉じて、横座りしている。
胸に貼りついて、仲良く並んでいる、二つの大きな、乳房は、その重さのため、重力の作用により、下垂し、乳房の下縁が、くっきりと、輪郭をつくっていた。
その、乳房の真ん中には、大きな乳首が、あられもなく、丸見えになっていて、それは、みんなの、注目を集めていた。
後ろ手に縛られた、手は、見られる恥ずかしさに耐えようと、ギュッ、っと固く握りしめられている。
秋子さんの、手と足の爪には、赤い、マニキュア、と、ペディキュアが塗られている。
その、化粧は、美しいものが、この上なく、みじめに、されているという、効果を作り出していた。
瞼の上に塗られた、薄い紫色の、アイシャドウも同様である。
「ああっ。いいわっ。気持ちいいわ。うんと見て」
秋子さんは、うわずった口調で、あられもないことを言った。
言われずとも、僕たちは、呆然として、後ろ手に縛られた、丸裸の秋子さんを、美しい芸術品を見るように、眺めていた。
それは、美しい、生きた彫刻だった。
女の人の体は美しい。
そして、女の人は、美しい自分の体を自慢して、披露している。
美しい体の女の人には、みな、その願望がある。
だから、女の人は、夏になると、海水浴場に行って、きわどいビキニ姿を、披露するのである。
女には、出来るだけ、体を露出させたい願望がある。
男は、そのセクシーな、姿に悩まされるのである。
それに比べると、男の体は美しくない。
世の中は、女が主役で、女が、自分の肉体を、男たちに見せつける、優越感に浸って、男を挑発し、男は、その美しい、生きた芸術品を、手に入れたくても、手に入れられない、口惜しさに、悩まされる宿命なのである。
しかし、それが、世の中で成り立つのは、女は、何物にも束縛されることのない自由な立場で、そして、胸と股間は、小さなビキニで、隠されている、という、絶対的な条件がなくてはならないのである。
なので、その条件が、崩れて、女が、胸と股間の覆いが無くなり、肉体的にも、精神的にも、自由を奪われると、それは、みじめ極まりないものになるのである。
美しい蝶も、蜘蛛の巣に、ひっかかって、蜘蛛に捕まってしまうと、みじめ極まりないものとなってしまうのである。
今の場合は、秋子さんが、美しい蝶で、僕たち、という蜘蛛の巣に、捕まってしまった、状態なのである。
かなりの時間、僕たちは、蜘蛛の巣の、蜘蛛に捕まってしまった、美しい蝶である、秋子さんを、獲物を捕らえた、捕獲者の勝利の思いをもって、眺めていた。
「ね、ねえ。山田君」
黙っていた、秋子さんが、長い沈黙の後、口を開いた。
「は、はい。何でしょうか。秋子さん?」
山田は頓狂な言い方で聞いた。
「天井に梁があるでしょ」
「ええ」
「私を後ろ手に縛った、縄の余りを、梁にかけて」
「はい」
山田は、秋子さんの後ろ手縛りの、縄の余りを持って、近くにあった椅子に乗って、天井の梁に、縄尻を引っ掛けた。
「山田君。じゃあ、それを、引っ張って」
「はい」
山田は、椅子から降りて、天井の梁に引っ掛けた梁を、引っ張っていった。
それによって、当然、秋子さんは、縄に引っ張られて、立たなくてはならなかった。
「もっと、どんどん、引っ張って」
「はい」
秋子さんに言われて、山田は、どんどん、縄を引っ張っていった。
秋子さんは、縄に引っ張られて、直立させられた。
縄は、ピンと張って、秋子さんは、後ろ手に縛られて、吊るされる形になった。
「山田君。じゃあ、縄を思い切り、引っ張って、部屋の壁にある、取っ手に結びつけて」
「はい」
山田は、秋子さんの言う通り、縄をうんと、引き絞って、部屋の壁にある取っ手に結びつけた。
秋子さんは、天井から、吊られているので、腰を下ろすことが出来ず、立ち続けなくてはならなくなった。
今までは、座っていたため、女の恥ずかしい、アソコは、太腿を、ピッチリ閉じて、横座りすることによって、何とか、隠すことが、出来たが、立たされてしまうと、それが出来なくなる。
尻も、座っていた時には、後ろ手に縛られていても、多少は、隠す努力が出来たが、立たされてしまうと、大きな、尻の肉と、ピッチリ閉じ合わさった、尻の割れ目が、丸見えになってしまった。
「ああっ。恥ずかしいわ」
そう言って、秋子さんは、女の一番、恥ずかしい所を、隠そうと、片方の太腿を、もう片方の太腿、に重ね合わした。
しかし、立たされて、手が使えないと、尻は隠しようがない。
秋子さんの、ムッチリ閉じ合わさった、尻は丸見えになっている。
同じ裸とはいっても、座っていた時には、太腿を、ピッチリ閉じ合わせることによって、恥部は隠せるが、立たされると、もう、どんなに努力しても、隠しようがなくなる。
男の性器は、突起物なので、手の自由を奪われてしまうと、どんなに膝を寄り合わせても、隠すことは出来ない。
しかし、女の性器は、体内にあり、外部に見えているのは、性器への扉であり、しかも、その扉は、股間の下の方で、縦の割れ目、として、閉じた状態で、かろうじて、少し、見えるだけなので、手の自由を奪われても、脚の寄り合わせによって、割れ目は、隠すことが出来てしまう。
たとえ、性器への入り口、としての、ピッチリと、閉じられた、割れ目、とはいっても、女にとって、この、ピッチリ閉じられた、縦の割れ目を、男に見られることは、この上なく、恥ずかしいことである。
なので、女は、何としても、その、割れ目、を隠そうとする。
手の自由を奪われたら、膝の寄り合わせ、によって、女は何とか、アソコを隠そうとする。
女の、その仕草が、いじらしい。
しかし、男の方からすると、恥ずかしい所を、見られないように、必死で、脚を寄り合わせて、困惑している、女の姿は、男の嗜虐性を、掻き立てるのである。
僕たちの視線は、一点、秋子さんが、何としても、隠そうとしている、股間の、Yの部分に集中した。
「ああ。見ないで。お願い」
秋子さんは、僕たちの視線が、そこに集中しているのを、感じとって、何としてでも、それを、見られないように、必死で、膝を寄り合わせた。
もう、立たされて、隠す術は何もないのに、女の最後の砦を、見られないように、下肢をモジつかせている、姿は、滑稽だった。
しかし、大きな、尻、や、尻の割れ目、は、丸見えで、隠しようがない。
下肢を寄り合わせようとすると、尻の割れ目、が開いてしまう。
「秋子さん。あまり、アソコを隠そうと、すると、お尻の割れ目、が、開いちゃいますよ」
僕たちは、そんな揶揄をした。
「あっ。嫌っ。お尻は見ないで」
秋子さんは、僕たちの、揶揄に、瞬時に反応して、尻の割れ目、が、開かないように、尻の肉をキュッと閉めた。
尻の割れ目を閉じようと、尻の肉に力を入れると、下肢の寄り合わせ、が、緩んでしまう。
一瞬、秋子さんの、アソコ、が、見えそうになった。
「秋子さん。お尻を閉じようとすると、アソコが見えちゃいますよ」
僕たちは、あはは、と、笑いながら、そんな揶揄をした。
「あっ。嫌っ」
秋子さんは、あわてて、女の最後の砦を守ろうと、下肢の寄り合わせを、強めた。
僕たちは、秋子さんが、立ち姿になった理由を理解した。
立たされると、アソコの部分も、尻も、乳房も、スラリとした下肢も、つまり、女の体の全てが、見えてしまう。
秋子さんは、マゾだから、自分を、わざと、そういう、つらい、みじめな立場に、貶めたのだ。
彼女は、尻を見られることは、あきらめて、女の最後の砦を守ろうと、モジモジと、太腿を寄り合わせた。
「秋子さん。アソコ、も、尻、も、おっぱい、も、全て、丸見えですよ」
僕たちは、ことさら、秋子さんを、辱めようと、そんな揶揄をした。
「あっ。嫌っ。見ないで」
その度に、秋子さんの、体が、ピクッ、っと震えた。
秋子さんは、そう揶揄されることに、被虐の快感を感じて、興奮しているのだろう。
特に、尻は、自分では、見えないので、「ムッチリ閉じ合わさった尻が丸見えですよ」と言うと、尻を見られていることに、意識が行って、尻の肉が、ピクッ、と、震えた。
かなりの時間、僕たちは、秋子さんが、全裸で、苦しむ姿を楽しんだ。
しかも、秋子さんは、僕たちが、縄を解いてやらない限り、いつまでも、立ったまま、恥ずかしい姿を晒し続けなければならないのだ。
突然。
「ああー。いいわっ。こうして、全裸で、立たされて、みんなの、晒し者になるなんて。私、こうされたいと、ずっと思っていたの。みじめな、晒し者の私をうんと見て」
ついに、彼女は、被虐の快感に興奮している、自分の、心を告白した。
「ふふふ。秋子さん。言われずとも、秋子さんの裸を楽しんでますよ」
山田が言った。

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川奈の保母さん(小説)(下)

2021-08-30 23:13:20 | 小説
「秋子さん。もう、秋子さんの、恥ずかしい、丸裸の立ち姿は、十分、鑑賞し尽くしました。次は、秋子さんの体を、直接、楽しませてもらっても、いいでしょうか?」
山田が、ほくそ笑んで言った。
「直接、って、何をするの?」
秋子さんが聞いた。
山田は、ニヤリと笑い、立ち上がって、秋子さんの体の間近に行った。
「ふふふ。直接、っていうのは、こうするんですよ」
そう言って、山田は、秋子さんの、閉じられた、尻の肉をつかむと、グイ、と、開いた。
ピッチリと、閉じられた、秋子さんの、尻の割れ目が、開かれた。
尻の穴が見えた。
「あっ。嫌っ。やめて。山田君」
山田は、開かれた、秋子さんの、尻の割れ目、に、片手を入れた。
「あっ。嫌っ」
これは、秋子さんにとって、耐えられない、責め、だった。
なぜなら、こんな事をされたら、彼女は、否応なく、尻の割れ目を閉じようとしてしまう。
しかし、そうすると、山田の手を、尻で、キュッ、と、挟み込んでしまうことになる。
しかし、だからといって、尻の割れ目を開いても、山田が、彼女の尻の割れ目、から手を離してくれる、保障などない。
むしろ、こんな、大胆な、意地悪をする、山田のことだから、開かれて、触りやすくなった、尻の割れ目、を、思うさま、なぞったり、触ったり、するだろう。
なので、彼女は、山田の手の入った、自分の尻を、開くことも、閉じることも、出来ないのである。
しかし、どちらかを選ばなければならない。
どちらかを選ぶとなれば、尻の割れ目、を閉じる方を選ぶのは、必然である。
このように、相手を、どうにもならない、状態に追い込む、意地悪、をする山田を、僕たちは、唖然として見ていた。
「山田君。お願い。許して」
秋子さんは、悲しそうな目を山田に向けた。
しかし、山田は、彼女の哀願を聞くどころか、ニヤリと笑い、もう片方の、あいた手で、秋子さんの、乳房をつかみ、揉んだ。
「ああっ。やめてー」
秋子さんは、身をくねらせて、山田に哀願した。
しかし、山田は、彼女の哀願など、どこ吹く風、と、聞き流して、秋子さんの、尻と、胸を、触って弄んだ。
秋子さんは、尻の割れ目、を、ピッチリ、閉じているので、アソコを隠すための、太腿の寄り合わせ、が、出来なくなった。
そのため、彼女の、アソコの、割れ目が、見え出した。
僕たちは、固唾を飲んで、彼女の、アソコの割れ目を見た。
「ふふふ。秋子さん。お尻を閉じちゃうと、アソコの割れ目が、見えちゃいますよ」
山田は、片手で彼女の胸を揉みながら、意地の悪い口調で、秋子さんに言った。
「あっ。嫌っ」
彼女は、足をモジモジさせながら、言った。
「秋子さん。アソコの割れ目、を隠してあげましょうか?」
山田は、薄ら笑いで言った。
彼女は、それが、どういう意味か、わからない様子で、返答に窮していた。
山田は、尻の割れ目に入れていた、手を引き抜いた。
そして、その手を、秋子さんの、マンコに当てた。
「あっ。嫌っ」
秋子さんが、叫んだ。
「ふふふ。どうです。これで、恥ずかしい所は隠れたでしょう」
山田は、ふてぶてしい口調で言った。
山田は、彼女の背後に、ピタッ、と、体をくっつけた。
そして、背後から、両手を、彼女の前に出した。
山田は、左手を、彼女の、乳房に当て、右手を、彼女の、マンコに当てた。
確かに、これによって、彼女の、乳房と、マンコは、見えなくなった。
しかし、これは、とても、いやらしい図だった。
山田は、左手で、彼女の、乳房を揉み、右手で、マンコを揉み始めた。
「ほら。お前たち。秋子さんの、恥ずかしい姿を、よく見ろ」
山田が言った。
秋子さんは、激しく首を振りながら、「嫌っ。嫌っ」、と言っている。
しかし、彼女は、後ろ手に縛られている、ので、山田の、意地悪を、どうすることも出来ない。
僕たちは、裸の女の人が、男に、体を触られて、弄ばれる、極めて、いやらしい、図に、激しく興奮して、見ていた。
それは、小学生の僕たちには、刺激が強すぎた。
山田は、左手で、秋子さんの、乳房を揉んだり、乳首を、つまんだり、して、右手で、彼女の、マンコを揉んだ。
「嫌っ。山田君。やめて。お願い」
秋子さんは、涙に濡れそぼった目を山田に向けて、訴えた。
しかし、山田は、秋子さんの、哀願を聞く素振り、など見せない。
「ふふふ。秋子さん。気持ちいいことを、してあげますよ」
山田は、秋子さんの背後から、言った。
「ああー」
秋子さんは、苦し気に、叫んだ。
「ふふふ。どうです。気持ちいいでしょ」
山田は、勝ち誇ったように、彼女に言った。
僕たちには、山田が何をしたのか、わからない。
しばしすると、クチャクチャ、と、音がし出した。
「お前たち。オレが、何をしているか、わからるか?」
山田が僕たちに、言った。
言われても、わかるわけがない。
「ふふふ。オレは、右手の人差し指を、秋子さんの、マンコの穴の中に入れているのさ」
山田が説明した。
「クチャクチャ、音がするが、これが、何の音かわかるか?」
山田が僕たちに聞いた。
もちろん、僕たちは、わからない。
「ふふふ。これは、秋子さんの、マンコから、出ている、愛液さ。女は、マンコを、いじられると、興奮して、愛液が出るのさ」
山田が僕たちに説明した。
女が興奮すると、粘々した液体が、出ることは、前回の時に見て、知っていた。
しかし、山田は僕たちより、はるかに、性に関する知識を知っていた。
「何で女は、興奮すると、愛液が出てくるか、わかるか?」
山田が僕たちに聞いた。
もちろん、そんな事、わからない。
何でだろう、と僕たちは、疑問に思った。
「それは、男のおちんちん、を入れやすくするためさ。大人の男は、おちんちん、を、女の、マンコに入れるんだ。それを、セックス、というんだ。女のマンコは、興奮すると、男の、おちんちん、が入りやすいように、するために、マンコが、ネバネバ濡れてくるんだ」
山田が、薄ら笑いで、説明した。
「あっ。嫌っ。恥ずかしいわ」
秋子さんは、顔を真っ赤にした。
しかし、クチャクチャ、と、秋子さんの、マンコは音を立てている。
しばしして、山田は、右手を秋子さんの、マンコから離した。
驚いたことに、秋子さんの、マンコは、白濁した液体で、ベチャベチャ、に、濡れていた。
山田は、右手を、僕たちの方に、差し出した。
山田の指は、秋子さんの、愛液で濡れていた。
山田は、人差し指と、親指を、くっつけてから、ゆっくり、離した。
山田の、人差し指と親指は、ネバネバした液体で、つながっていた。
「ふふふ。これが、秋子さんの、愛液さ。秋子さんは、嫌、嫌、と言っているけれど、秋子さんのマンコは、興奮して、男のチンポを求めているんだ」
山田は、笑いながら、そう、僕たちに説明した。
山田は、再び、右手を、秋子さんの、マンコに当て、揉み出した。
山田は、左手を、秋子さんの乳房に当て、右手を彼女のマンコに当てて、触っている。
手によって、確かに、恥ずかしい所は、隠されているが、それは、極めて、いやらしい姿である。
僕たちは、見ていて、ハアハアと、興奮して、ズボンの上から、勃起した、おちんちん、をさすり出した。
「お前たちも、秋子さんを、触りたいだろう。遠慮はいらない。秋子さんは、虐められることに喜びを感じるんだ。触れ」
山田に言われて、僕たちは、わっ、と、立ち上がって、秋子さんの裸の体を触り出した。
秋子さんの、柔らかい、太腿の感触を楽しんだり、大きな、弾力のある、尻の感触を楽しんだり、大きな、おっぱい、を触ったりした。
「ああっ。柔らかい。温かい。女の人の体って、すごく気持ちがいいな」
「そうだな」
「こんな事ができる機会は、もう人生で、二度とないだろうな」
山田が、彼女を散々、弄んだので、僕たちは、秋子さんの、体を触る抵抗がなくなっていた。
僕たちは、秋子さんの、体を思うさま、触った。
「ああっ。嫌っ。やめて」
彼女は、裸の体を、寄ってたかって、弄ばれて、叫んだ。
彼女は、後ろ手に縛られているので、僕たちが、いくら、触っても、抵抗できない。
彼女は、足をピッチリと閉じ、全身を、プルプルと小刻みに震わせて、僕たちの、悪戯に必死で耐えている。
僕たちは、さっき、山田が、やったように、秋子さんの、尻の割れ目、を開こうとしたり、マンコを触ったりした。
しかし、彼女は、足を、ピッチリ閉じて、何とか、僕たちの、悪戯から、自分の身を守ろうとしている。
彼女は、尻の肉に目一杯、力を入れて、尻を閉じているので、僕たちが、うーん、と、力を
入れて、尻の割れ目を開こうとしても、開けない。
「ふふふ。こうすれば、尻の割れ目は、開けるよ」
そう言って、山田は、ピッチリ閉じている、秋子さんの、右の足首を、つかんだ。
「おい。佐藤。お前は、秋子さんの、左の足首を、つかめ」
山田が言った。
「うん」
佐藤は、山田に言われて、彼女の、左の足首をつかんだ。
「よし。じゃあ、秋子さんの、足を思いきり、引っ張れ」
「はい」
山田は、秋子さんの、右足を、うーん、と、力の限り、引っ張った。
佐藤も、山田の真似をして、彼女の、左足を、うーん、と思い切り、引っ張った。
相手が、小学生とはいえ、二人ががりで、こうされては、秋子さんに、勝ち目はなかった。
「ああー。やめてー」
それでも、彼女は、抵抗したが、山田と佐藤に、両足を引っ張られて、彼女の足は、40cmくらい、に、大きく開いた。
それによって、閉じられていた、彼女の、尻の割れ目が、開いて、尻の穴が、見えた。
前では、マンコの割れ目が、はっきり見えた。
「ふふふ。秋子さん。お尻の割れ目が開いて、お尻の穴が見えてますよ」
「マンコの割れ目も、はっきり、見えてますよ」
僕たちは、調子に乗って、そんな揶揄をした。
ああっ、嫌っ、見ないで、と言いつつも、彼女は、どうすることも出来なかった。
僕たちは、順番に、秋子さんの、マンコを、触った。
そして、山田がやったように、人差し指を立てて、秋子さんの、マンコの、割れ目に、入れてみた。
彼女の、マンコは、愛液で、ベチャベチャ、に濡れていたので、指は、容易に、スポッ、と入った。
「うわっ。指がマンコの中に入った」
大人の、女の人の、マンコ、を、こんな間近で、見るのも、ただでさえ、初めてなのに、マンコを、触ったり、マンコの中に、指を入れたりした、ことに、僕たちは、ショック死しそうなほど、興奮していた。
もう、尻の割れ目を、開いたり、マンコの中に、指を入れる、という目的を達したので、山田と佐藤は、つかんでいた、彼女の足首を離した。
秋子さんは、自然と、足を閉じた。
しかし、秋子さんの、マンコには、今、高橋の、指が入っている。
一度、入ってしまった指は、秋子さんが手が使えない、以上、どうようもない。
「指を、マンコの中で動かしてごらん」
山田が高橋に言った。
高橋は、山田に言われて、秋子さんの、マンコの中に入れた指を動かした。
「ああー」
彼女は、眉を寄せ、切ない声を出した。
クチャクチャ、と、愛液の出る量が増えた。
「うわっ。すごい。マンコが、指をしめつけてくるよ」
高橋が、驚いて言った。
「女の人のマンコは、興奮すると、閉まるんだよ。男のチンポを離さないようにするために」
山田が解説した。
一人が、秋子さんの、マンコを弄り、一人は、彼女の、尻の割れ目、を開き、一人は、彼女の、乳房を揉んだ。
もう、僕たちは、秋子さんの、体を弄ぶことに抵抗を感じなくなっていた。
むしろ、何のためらいもなく、彼女の、体を弄ぶことを、心から楽しんでいた。
僕たちは、交代で、秋子さんの、マンコを、弄んだ。
彼女は、完全に、僕たちの、オモチャになっていた。
「ああー。いいわー。気持ちいい。うんと、私を嬲りものにして」
秋子さんが、ついに、被虐の快感に浸っている、本心を叫んだ。
僕たちは、「ふふふ、とうとう本心を言いましたね」と言いながら、秋子さんの、体を弄んだ。
しばし、時間が経つのも忘れて、僕たちは、秋子さんの体を、弄んだ。
しばしして。
「お前たち。ちょっと、離れろ」
と山田が言った。
なので、僕たちは、秋子さんの、体から、離れた。
「ふふふ。いい物をみせてやるよ」
山田は、そう言うと、秋子さんの、右の太腿の所にしゃがみ込んだ。
そして、ポケットから、絹糸を取り出した。
「な、何をするの?」
秋子さんは、山田におびえて、聞いた。
「ふふふ。こうするんですよ」
そう言って、山田は、絹糸を、ピタリと閉じられた、彼女の股間に入れた。
絹糸は、前は、マンコの割れ目、から、出て、後ろは、尻の割れ目、から、出た。
山田は、絹糸の、前と後ろを持って、前後に、ゆっくり動かし出した。
「あっ。嫌っ。やめて」
秋子さんは、身をくねらせた。
しかし、彼女は、後ろ手に縛られているので、どうすることも出来ない。
山田が、絹糸を、前後に動かす度に、絹糸は、秋子さんの、股間を意地悪く、擦った。
それが、彼女には、耐えられないほど、つらいのだろう。
「ああー。嫌―。許して。山田君」
彼女は、身をくねらせ、悶えた。
これは、女にとって、つらい責め、であると、同時に、極めて恥ずかしい責め、だった。
女の股間は、割れ目だけなので、糸、という、ありふれた物、で、この上ない、意地悪な責めをすることが出来る。
彼女は、つらさから、激しく身をくねらせたが、どうすることも出来ない。
ピッタリ、閉じ合わさった、尻の割れ目、を、無理矢理、開こうとしても、女が尻の肉に、力を入れて、抵抗すれば、抵抗することは出来る。
しかし、この責めは、抵抗しようがない。
秋子さんは、この、どうしようもない責めに、足をモジモジさせながら、耐えるしかないのだ。
彼女は、激しく、身をくねらせながら、「お願い。山田君。許して」と涙を流しながら訴えた。
しかし、山田は、彼女の哀願など、聞く素振りも見せず、彼女が苦しむのを、楽しむように、彼女の股間を糸で擦った。
僕たちは、茫然として、山田の責めによって、秋子さんが、苦しむのを、眺めていた。
こんな光景は、僕たちには、刺激が強すぎた。
「どうだ。面白いだろう」
山田が僕たちに言った。
「もう、やめてあげた方がいいんじゃない」
一人が言った。
すると、山田は、すぐに反駁した。
「いいんだよ。秋子さんは、つらそうな態度をしているけど、それは、演技なんだ。マゾの秋子さんは、こう責められたり、それを見られたりすることに、喜びを感じているんだよ」
そう言って、山田は、責めを続けた。
そして山田は、秋子さんに視線を向け、
「そうでしょ。秋子さん。嫌がってるフリをしているけど、本当は、気持ちいいんでしょ?」
と聞いた。
「そ、そうよ。嫌、嫌、と言っているけど、私は、今、最高の快感なの。女は、こうやって、裸にされ、みじめな姿にされ、虐められることでしか、感じられないの」
秋子さんは、マゾの本心を告白した。
「ふふふ。そういうことだ。お前たち、しっかり、秋子さんの、みじめな姿をよく見ろ」
山田が言った。
言われずとも、僕たちの視線は、秋子さんの、股間に集中している。
山田は、彼女の股間に食い込んでいる、絹糸を、あたかもバイオリンなどの弦楽器を演奏するように余裕をもって前後に動かした。
その度に、絹糸は、秋子さんの、股間を擦った。
股間を、絹糸で擦られるのが、つらいのだろう。
秋子さんは、「あっ。あっ」、と苦しそうに、太腿をピッチリ閉じて、悶えている。
太腿をピッチリ閉じることによって、股間の絹糸を、ことさら挟みこんでいるようにも見える。
それが、とても、いやらしい姿に見えた。
どのくらい、つらいのかは、わからない。
しばし、僕たちは、茫然として、山田の責めによって、秋子さんが、苦しむのを、眺めていた。
「山田君。もう、そろそろ、やめて」
秋子さんが言った。
それは、僕たちを興奮させるための、演技の哀願ではなく、本心からの、頼みであることは、彼女の口調から、わかった。
山田も、それを感じとったのだろう。
「わかりました」
そう言って、山田は、責めをやめた。
「山田君。縄を解いて」
秋子さんが言った。
「はい」
山田は、秋子さんを、吊っている、縄を、止めている取っ手、から、縄をほどいた。
彼女を、天井に引っ張っていた、吊り縄が緩み、彼女は、一気に、ストンと、床にしゃがみ込んだ。
しかし、まだ、彼女は、後ろ手に縛られている。
「山田君。縄を解いて」
「はい」
彼女に頼まれて、山田は、彼女の、後ろ手の縄を解いた。
これで、秋子さんは、裸ではあるが、手が自由になった。
「私。服を着るわ。恥ずかしいから、ちょっと、後ろを向いていて」
秋子さんが言った。
「はい」
それは、頼みであっても、僕たちにとっては、命令だった。
僕たち子供は、大人の人の言う事には、従うのが当然だからだ。
ガサガサと音がした。
秋子さん、が、服を着ている音だ。
「もう、こっちを向いてもいいわよ」
秋子さんが言った。
言われて、僕たちは、クルリと、体の向きを元に戻し、秋子さんの方を見た。
秋子さんは、ブラウスを着て、スカートを履いていた。
元の服装である。
「ありがとう。虐めてくれて。楽しかったわ」
秋子さんが、ニコッと、笑って言った。
「僕たちも楽しかったです」
もう、僕たちは、秋子さんに、対して、遠慮がなくなっていた。
・・・・・・・・・・
その後も、秋子さんは、何回か、家に連れて行ってくれた。
そして、秋子さんに、頼まれて、僕たちは彼女を虐めた。
川奈臨海学園は、小学6年までなので、僕は、卒業すると、東京の、自由学園という、中学、高校、大学、一貫の、中等部に入学した。
僕は、自由学園の大学部へは、進学せず、医学部に進学した。
しかし、大人になった今でも、川奈臨海学園の秋子さんのことは、一生、忘れられない、僕の思い出になっている。


令和3年8月30日(月)擱筆

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メンズエステ店物語(小説)(上)

2021-08-30 23:04:48 | 小説
メンズエステ店物語

僕は、時々、日本人のセラピストのメンズエステ店に行く。
癒しを求めて。
料金は、120分、1万6000円、のコースである。
もちろん、肉体的に疲れていなくても行く。
女の柔肌が恋しくなって、耐えられなくなった時に、行くのである。
施術は、どうするか、というと、全身に、オイルを塗る、オイルマッサージ、や、シャワー室で、最初に、泡だてて、全身をこする、泡洗体、などがあるので、男は、Tバックの紙パンツを履く。
サービスのいい所だと、紙パンツ、を履かなくても、メンズエステ店もある。
しかし、あまり、それが、平気でまかり通るようになると、警察の注意が、入るので、サービスは、年ごとに変わっていく。
僕は、藤沢市の隣りの、大和市に、いい、メンズエステ店を見つけた。
「フィーリング」という、セラピストは日本人だけの店である。
それで、僕は、時々、フィーリング、に行くようになった。
ネットに店のホームページが、あるのだが、セラピストは、顔を隠しているので、誰が、きれいで、優しい、セラピストなのかは、わからない。
なので、実際に、良さそうと思える、セラピストを指名して、施術を受けるしか、方法がない。
しかし、新しく出来た、そこの、メンズエステ店、「フィーリング」、は、みな、可愛い子ばかりだった。
ホームページには、「当店は風俗店ではありません」、とか、「性的サービスは行っていません」、とか、書かれているが、それは、警察に、自分の店が、健全なマッサージ店である、ということを、示すためであって、セラピストと、二人きりになってしまえば、セラピストは、ある程度のサービスは、してくれる。
軽い、ボディータッチは、容認してくれる、セラピストも、結構、多い。
最初に、シャワー室で、泡洗体をして、それから、個室に入って、布団の上に、うつ伏せになって、セラピストの施術を受ける。
布団の上に、お尻丸見えの、紙パンツ一枚、履いているだけである。
セラピストが、体の上に、バスタオルを、かける。
そして、セラピストは、僕の体に馬乗りになって、肩、や、首、や、腕、をマッサージする。
これは、セラピストのサービスで、セラピストは、お尻を、僕の、背中に乗せているので、彼女の、お尻の感触が、背中に伝わってくる。
人間の触感は手だけではない。背中にも、当然、触感はある。
なので、セラピストの、柔らかい尻の感触を背中で感じとることが出来る。
この時、手を伸ばせば、セラピストの太腿に触れることが、出来る。
なので、僕はそっと手を伸ばして、セラピストの太腿を触る。
女の柔肌に触れると、(ああ。柔らかい。温かい、女のぬくもりだ)と、癒される。
ここの店の、セラピストは、割と寛容なので、太腿くらいなら触らせてくれる。
それから、オイルマッサージとなる。
背中にかけていた、バスタオルがとられ、紙パンツ一枚の、ほとんど、全裸に近い姿になる。
セラピストは、僕の全身に、オイルを塗る。
そして、ふくらはぎ、から、太腿、へと、マッサージしていく。
紙パンツ、に覆われているものは、おちんちん、と、金玉、だけである。
セラピストは、ふくらはぎ、から、さらに、マッサージの手を上行させ、尻、や、鼠径部、をも、マッサージしてくれる。
僕は、足を開き、セラピストが、鼠径部を触りやすくする。
すると、セラピストは、性器以外の、鼠径部を指圧してくれる。
僕は、だんだん、モヤモヤした、気分になっていき、膝を立てて、モッコリと尻を上げる。
ちょうど、グラビアアイドルが、とる、セクシーポーズである。
しかし、それは、セクシーポーズ、であると、同時に、屈辱的なポーズでもある。
人に見られたら、恥ずかしいが、見ているのは、セラピストだけである。
「ふふふ。哲也さん。マゾでしょ」
「はい。そうです」
セラピストに、からかわれながらも、僕の被虐の快感は、高まっていく。
鼠径部、や、尻、を、撫でられているうちに、興奮の度合いが、激しくなって、僕は勃起してしまう。
それから、背中、へとマッサージの場所が移動する。
「次は、仰向けでやって」
僕は、セラピストの顔が見たいので、そう、セラピストに頼む。
「はい。わかりました。では、仰向けになって下さい」
セラピストに言われて、僕は、体を反転させ仰向けになる。
うつ伏せ、では、セラピストの顔が見えないが、仰向けになると、セラピストの顔が見えるようになる。
「パウダーマッサージをお願いします」
「はい。わかりました」
そう言って、セラピストは、僕の体に、パウダーをふりかける。
そして、触れるか、触れないか、の、きわどい、フェザータッチで、全身に指先を這わす。
これが、とても、気持ちいいのである。
とても、もどかしい、やりきれない、くすぐったさ、なのだが、それが、快感なのである。
僕は、脇腹、や、脇の下、や、首筋、など、特に、感覚が敏感な所の、パウダーマッサージ、を頼む。
すると。
「ふふふ。哲也さんて、マゾなのね」
と、セラピストは、ふざけて言って、敏感な所を、フェザータッチで、指先を這わしてくれる。
僕は、「あっ。あっ。あっ」、と、苦しい、けれど、気持ちいい、快感に思わず、声を出してしまう。
マッサージで、気持ちよくしてもらうと、
「今度は僕がマッサージするよ」
と僕は言う。
セラピストも、真面目に、マッサージするより、金をもらって、マッサージされる方が、楽なので、ほとんどのセラピストは、了解する。
「じゃあ、うつ伏せになって」
と、僕が言うと、セラピストは、布団の上に、うつ伏せになる。
立場の逆転である。
僕は、うつ伏せになった、セラピストの、ふくらはぎ、太腿、尻、背中、肩、腕、と、マッサージしていく。
僕のマッサージは、自分で言うのも何だが、上手い。
なので、セラピストは、
「上手い。気持ちいい」
と言う。
セラピストは、体を触られることには、抵抗する、人もいるが、マッサージなら、むしろ、されたがっているのである。
僕が、マッサージしていると、セラピストは、だんだん、気持ちよくなってきて、解放的になってくる。
なので、少し、マッサージした後は、セラピストに、抱きつく。
手など、どこか、を揉みながら、抱きつくのである。
こうして、マッサージが終わる。
・・・・・・・・・
ある日、メンズエステ店、「フィーリング」に行った。
フィーリング、では、午前10時から、受け付けが始まって、最終受け付けが、翌日の午前2時までだった。
その日、僕は、どうにも、女の柔肌が恋しくなって、夜1時に、フィーリングに電話した。
発信者番号通知で。
店への電話は、発信者番号通知でないと、受け付けてくれないのである。
「あ、あの。ミミさんに、お願いしたいのですが・・・」
僕は聞いた。
「あっ。山野哲也さんですね。ミミは、今、お客さんが、入っていますので・・・ちょっと、ミミに聞いてみます」
店長の声だった。
1分程度の後に、
「山野哲也さん。3時からでも、大丈夫でしょうか?」
店長が言った。
「ええ。構いません」
「それでは、3時に来て下さい」
「はい」
僕は、待つことは、嫌いじゃなかったので、2時30分に、家を出て、車で、フィーリング、に向かった。
夜中は、車が少なく、2時50分に、フィーリングに着いた。
そして、近くの駐車場に車をとめた。
そして、2時55分に、フィーリングの店の前に立った。
ピンポーン
僕はチャイムを押した。
「はーい」
中から、返事がして、ドアが開いた。
ミミさん、が、笑顔で立っていた。
「いらっしゃい。哲也さん」
彼女に手をひかれて、僕は、店の中の、6畳の一室に入った。
そして、いつものように、マッサージしてもらった。
マッサージは気持ちよかった。
2時間のコースなので、マッサージが終わった、のは、午前5時だった。
「ねえ。お願いがあるんだけど・・・・」
僕は、ミミに言った。
「なあに?」
ミミは聞き返した。
「眠くなっちゃった。今、車の運転をしたら、居眠り運転しそう。少し仮眠させてもらえない?」
「うん。いいわよ」
「じゃあ、仮眠させて」
「いいわよ」
僕は、マッサージ店の、ビルの、三階に、連れて行かれた。
彼女が手をとって、僕を導いてくれた。
「ここで寝て」
彼女が言った。
「ずいぶん、広いね」
「ここは、私、と、春奈、と、ママ、が、ルームシェアして住んでいるの。他のセラピストは、家から通っているけど」
と、彼女は言った。
彼女ら、三人のセラピスト達は、そこの、部屋で、ルームシェアで、住んでいるらしい。
その部屋は、一人暮らし、には、広いが、何人もが、住むとなると、むしろ、逆に狭くなる。
「さあ。どうぞ」
彼女は、座布団を敷いてくれた。
「待ってて。今、冷たい、お茶、持ってきてあげるからね」
そう言って、彼女は、ダイニングに行って、冷たい、麦茶を持ってきてくれた。
僕は、麦茶を、ゴクゴク、飲んだ。
「あ、あの。お願いがあるんだけど・・・」
「なあに?」
「裸になっても、いい?」
「えっ?」
彼女は、少し驚いた様子だったが、少し、考えてから、
「いいわよ」
と言ってくれた。
僕は、服を全部、脱いで、裸になった。
僕は、本当は、眠くなかった。
僕が、「仮眠させて」、と言った、本当の理由は、優しい彼女たち、と、お金を払って、マッサージのサービスを受ける、という、客とセラピストだけの関係ではなく、彼女たちと、それ以上の関係を持ちたかったからである。
僕は、セラピスト達に虐められたい、という願望をずっと前から持っていた。
そのために、「仮眠させて」と言ったのである。
「あ、あの。お願いがあるんだけど・・・」
僕は、おそるおそる言った。
「なあに?」
僕は、持ってきたカバンから、縄を取り出した。
そして、僕は、両手を、背中に回して、手首を重ね合わせた。
「ミミちゃん。僕の手首を縛って」
「えっ。どうしてそんな事するの?」
彼女は、少し、迷っているようだった。
しかし、彼女は、僕の意を解したのだろう。
「ふふふ。いいわよ。哲也さんは、マゾだものね」
そう言って、彼女は、私を後ろ手に縛ってくれた。
僕は、女の子に、縛られて、興奮した。
「ミミちゃん。お願いがあるんだけど・・・」
「なあに?」
「縄で、僕の、右足の足首を縛って」
「いいわよ」
言われて、彼女は、僕の、右足の足首を縄で縛った。
「その縄を、天井の梁に、引っ掛けて。そして、足が、ピンと、伸びるまで、引っ張って、つなぎとめて」
「ふふふ。いいわよ」
彼女は小悪魔的な笑みを浮かべた。
彼女は、僕の右足を縛った、縄の縄尻を、天井の梁に、引っ掛けて、グイグイ、引っ張って、足が、ピンと、一直線になるまで、引っ張って、部屋の中にある取っ手に、つなぎとめた。
僕の右足は、吊られた状態になった。
僕の、おちんちん、は、丸見えである。
僕は、彼女の前で、丸裸にされて、身動きが、とれない状態になって、被虐の快感を感じていた。
「ミミちゃん。カバンの中に、ある物をとりだして」
「うん」
彼女は、僕のカバンの中から、蝋燭、と、ライター、と、毛筆、を、取り出した。
「ミミちゃん。僕を、好きなように、うんと、虐めて」
「いいの?」
「いいよ」
「わかったわ。哲也さんは、マゾだものね」
そう言って、彼女は、僕の、乳首を、つまんだ。
「どう。気持ちいい?」
彼女は、聞いた。
「ああっ。いいっ」
僕は、いつも、見ている、SМ写真で、裸にされて、縛られて、興奮している、SМモデルに、なりきっていた。
「もっと、虐めて」
僕は頼んだ。
「何をしたらいいの?」
「何をしてもいいよ。僕の顔を足で踏んで」
「いいの。そんなことして?」
「いいよ」
言われて、彼女は、立ち上がった。
そして、彼女は、そっと、片足の指先を、チョンと僕の、顔につけた。
「そんなんじゃなくて、もっと、思い切り、踏みつけて」
「いいの?」
「いいよ」
彼女は、初めは、足指で、僕の、頬っぺた、を、チョン、チョン、と、突いた。
「そんなんじゃなくて、もっと、思い切り、踏みつけて」
「いいの?」
「いいよ」
彼女は、足の裏を、僕の頬っぺたに、乗せた。
「遠慮しないで、うんと虐めて」
僕は言った。
彼女は、足指で、僕の、目を踏んだり、口につけたりした。
「ふふふ。何だか、面白くなってきちゃった」
そう言って、彼女は、だんだん、遠慮しなくなってきた。
彼女は、僕の口を足の裏で、塞いだ。
「ああっ。いいっ」
僕は、女の子の前で、裸で縛られて、虐められている、被虐の快感に酔い痴れていた。
彼女は、「ふふふ」、と、笑いながら、足に体重をかけるようになっていった。
「ああっ。いいっ」
彼女は、「ふふふ」、と、笑いながら、足に体重をかけて、僕の顔を、グリグリ、揺すった。
「ああっ。いいっ」
僕は、叫んだ。
「ふふふ。何だか、面白くなってきちゃった。私って、サドなのかしら」
そう言って、彼女は、足の裏で、僕の顔を、グリグリ、揺すった。
「ミミちゃん」
「なあに?」
「僕の顔にお尻を乗せて」
「いいの?」
「いいよ」
「じゃあ、そうするわ」
そう言って、彼女は、僕の顔をまたいで、そっと、腰を降ろしていった。
彼女は、超ミニスカート、なので、パンティーが、見えた。
だんだん、彼女の、パンティーに覆われた、大きな尻が、僕の顔に迫ってきた。
彼女の、パンティー、の、クロッチ部分が、僕の、鼻に触れた。
「いいの。乗せちゃて?」
「いいよ」
「じゃあ。どっこいしょ」
と言って、彼女は、僕の顔の上に、尻を乗せて座った。
彼女の全体重が乗った尻が僕の顔に乗った。
僕の顔は、饅頭のように、ひしゃげた。
「重くない?」
「うん。大丈夫」
大丈夫、とは言ったものの、彼女のお尻は重かった。
「つらくなったら、言ってね」
そう言いつつも、彼女は、男に、こんな事をするのは、初めてなのだろう。
彼女は男を虐める面白さを感じ出したのだろう。
だんだん、乗せた、お尻を、グリグリと、揺すり出した。
「ふふふ。こんな事するの、初めてだわ。何だか、面白くなってきちゃった」
そう言って、彼女は、腰を前に曲げて、アソコ、を、僕の、顔につけた。
そして、グリグリ、腰を揺すり出した。
「ああっ。何だか、気持ちよくなってきちゃった」
彼女は、腰を動かして、僕の顔に、アソコ、を、擦りつけて、オナニーし出した。
「ああっ。気持ちいいわ。こんな事するの、初めて」
彼女は、だんだん、ハアハア、と、息が荒くなっていった。
その時。
ガチャリ。
部屋の戸が開く音がした。
彼女は、サッ、と、立ち上がった。
春奈、が、やって来た。
僕は、以前、春奈を指名して、マッサージしてもらったことがある。
春奈も僕は好きだった。
ここの店の、セラピストは、全員、きれいで、悪戯っぽく、かなり、サービスがよかった。
「あら。哲也さん、じゃない。丸裸にされて、足を吊られて、一体、どういうことなの?」
と、春奈が、丸裸で、後ろ手に縛られて、片足を吊るされている僕を見て言った。
僕は、いきなり、恥ずかしい姿を、春奈に見られて、おちんちん、が、一気に、勃起した。
「ミミ。あなたが、哲也さんを、こうしたの?」
春奈がミミの方を見て聞いた。
「ううん。違うわ。哲也さんは、マゾで、こうして欲しい、って言ったの」
ミミは、笑って言った。
「ふーん。そうだったの。私も以前、哲也さんに、指名されて、マッサージしたけど、哲也さんは、(僕は、マゾだから、虐めて)、って言ったわ」
「それで、春奈は、どうしたの?」
ミミが聞いた。
「お客さんに、そんな事、出来ない、って、言ったわ。でも、哲也さんは、私に、マッサージしてくれて、さかんに、足指を舐めてくれたわ。気持ちよかったわ」
と、春奈が言った。
「哲也さんは、こうやって、虐められるのが、すごく好きなのよ。(僕はマゾだから、うんと虐めて)って言ったの。私、驚いちゃった」
そう言って、ミミ、は、僕の、顔を足で踏んで、グリグリ揺すった。
「ああっ。いいっ」
僕は、ミミ、に、虐められている姿を、春奈に見られて、余計、興奮した。
「ねっ。私の言った通りでしょ。春奈も、哲也さんを、虐めてあげなさいよ」
そう言いながら、ミミ、は、僕の顔を、グリグリ、足で踏んで、揺さぶった。
「ふふふ。面白そうね」
春奈は、ミミ、が、僕を虐めるのを見て、笑って言った。
春奈は、しゃがみ込んで、僕に顔を近づけた。
「ねえ。哲也さん。私も、哲也さんを、虐めてもいい?」
春奈が聞いた。
「ええ。構いません。どうか、春奈さんも、加わって、うんと、僕を虐めて下さい」
僕は言った。
「じゃあ、私も、虐めるわ」
そう言って、春奈も、僕の顔に、足を乗せた。
僕は、丸裸で、足を吊られる、という、みじめな姿で、二人の女に、顔を踏まれて、被虐の炎が、メラメラと燃え盛り、激しい興奮のあまり、おちんちん、が、激しく勃起した。
「うわー。すごいわ。おちんちん、が、勃起しているわ。哲也さん、て、本当に、すごいマゾなのね」
春奈は、新しい事を発見して感心しているような様子だった。
春奈も、だんだん、遠慮がなくなって、僕の顔に乗せた足を、グリグリ、と、揺すり出した。
「ふふふ。春奈。あなたも、哲也さんの顔に、お尻を乗せてあげなさいよ。哲也さんは、そうされると、喜ぶんだから。私も、あなたが来る前にやったわ。すごく気持ちいいわよ」
ミミ、が言った。
「ええっ。そんな事したの。ミミ?」
「ええ。そうよ」
ミミ、は、平然と答えた。
「ねえ。哲也さん。私も、哲也さん、の顔に、お尻を乗せてもいい?」
春奈が聞いた。
「はい。春奈さんも、僕の顔に、お尻を乗せて下さい」
僕は言った。
「じゃあ、やらせてもらうわ」
そう言って、春奈、は、僕の顔をまたいで、そっと、腰を僕の顔に向かって降ろしていった。
彼女は、超ミニスカート、なので、パンティーが、見えた。
だんだん、彼女の、パンティーに覆われた、大きな尻が、僕の顔に迫ってきた。
彼女の、パンティー、の、クロッチ部分が、僕の、鼻に触れた。
「いいの。哲也さん。お尻を乗せちゃて?」
「はい。乗せて下さい」
「じゃあ。どっこいしょ」
と言って、彼女は、僕の顔の上に、尻を乗せて座った。
僕の顔は、饅頭のように、ひしゃげた。
「哲也さん。重くない?」
「はい。大丈夫です」
「つらくなったら、言ってくださいね」
そう言いつつも、彼女は、男に、こんな事をするのは、初めてなのだろう。
男を虐めることに面白さを感じ出したのだろう。
だんだん、乗せた、お尻を、グリグリと、揺すり出した。
「ふふふ。こんな事するの、初めてだわ。何だか、面白くなってきちゃった」
そう言って、彼女は、腰を前に曲げて、アソコ、を、僕の、顔につけた。
そして、グリグリと、腰を揺すり出した。
「ああっ。何だか、気持ちよくなってきちゃった」
彼女は、腰を動かして、僕の顔に、アソコ、を、擦りつけて、オナニーし出した。
「ああっ。気持ちいいわ。こんな事するの、初めて」
彼女は、だんだん、ハアハア、と、息が荒くなっていった。
「ふふ。どう。春奈。気持ちいいでしょ」
ミミ、が聞いた。
「ええ。こんな事するの、初めてだもの。最高に気持ちいいわ。いっちゃいそうだわ」
春奈が言った。
「春奈さん」
僕は、興奮している春奈に言った。
「はい。なんでしょうか?哲也さん」
「時間は、たっぷり、あります。どうか、いかないで、二人して、僕をうんと、虐めて下さい」
僕は言った。
「わかったわ」
そう言って、春奈は、僕の顔に乗せていた尻を、浮かせて、立ち上がった。
ミミと春奈の二人は、丸裸で縛られている僕を見下ろした。
「哲也さん。どうやって虐めて欲しい?」
ミミ、が僕に聞いた。
「じゃあ、二人の唾を僕の顔に、塗って下さい」
僕は、頼んだ。
「わかったわ」
まず、ミミ、が、僕の腹に馬乗りに、またがり、僕の顔に、唾を垂らした。
少量の唾液が、僕の、頬に垂れた。
「あんまり、唾液、出ないわ」
ミミ、が言った。
「ミミさん」
「はい。何でしょうか。哲也さん」
「じゃあ、水を口に含んで、クチュチュ、ゆすいで、それを、僕の顔に垂らして下さい」
僕は、そう頼んだ。
「わかったわ」
ミミは、嬉しそうに、キッチンから、水の入った、コップを、持ってきた。
そして、コップの水を、口に含んで、クチュチュ、ゆすいだ。
そして、ミミは、唾液の混ざった、汚い水を、僕の頬に垂らした。
「ミミさん。唾液を、まんべんなく、僕の頬に、塗って下さい」
僕は頼んだ。
「わかったわ」
ミミは、嬉しそうに、手で、僕の頬に、垂らした、唾液を、僕の顔中に、くまなく、塗った。
「ふふふ。何だか、化粧水を塗っているみたい」
ミミは、悪戯っぽい口調で言った。
「ああっ。いいです。ミミさんに、こうやって、虐められたかっかたんです」
僕は、夢想が叶って、嬉しかった。
「ミミさん」
「はい。何でしょうか。哲也さん」
「口をゆすいで、今度は、僕の口の中に入れて下さい」
「わかったわ」
ミミは、コップの水を、口に含んで、クチュチュと、ゆすいだ。
「さあ。哲也さん。アーンして」
僕は、口を大きく開けた。
ミミは、ゆすいで、口の中に含んでいる、水を、僕の口の中に、流し込んだ。
水とは、違う、生温かい、粘々した、ミミの唾液を含んだ液体が、僕の口の中に入ってきた。
僕は、それを、ゴックン、と、飲み込んだ。
「どう。哲也さん?」
ミミが聞いた。
「美味しいです」
僕は答えた。
「面白そうね。私もやっていい?」
ミミが、僕を虐めるのを、傍で見ていた、春奈が言った。
「ええ。春奈さんも、僕の口に、唾液を入れて下さい」
僕は頼んだ。
「わかったわ」
そう言って、春奈、は、ミミと同じように、コップの水を、口に含んで、クチュチュ、ゆすいだ。
そして、ミミと同じように、
「さあ。哲也さん。アーンして」
と言った。
僕は、口を大きく開けた。
春奈は、ゆすいで、口の中に含んでいる、水を、僕の口の中に、流し込んだ。
水とは、違う、生温かい、粘々した、春奈の唾液を含んだ液体が、僕の口の中に入ってきた。
僕は、それを、ゴックン、と、飲み込んだ。
「ふふふ。面白いわ。哲也さんを、虐めるのって」
春奈が言った。
「今度は、何をして欲しい?」
ミミが聞いた。
「じゃあ、蝋燭、を、二人で垂らして下さい」
僕は、言った。
「わかったわ」
そう言って、二人は、蝋燭、を、手にして、蝋燭の芯にライターで火をつけた。
蝋燭の芯に、ポッ、と火がともった。
「じゃあ、哲也さん。蝋燭を、垂らすわよ」
ミミが言った。
「どこに、垂らして欲しい?」
春奈が聞いた。
「僕は、あなた達のオモチャ、です。どこでも、好きな所に垂らして下さい」
僕は言った。
「ろうそく、って、どのくらい、熱いのかしら?」
ミミ、は、独り言を言って、自分の手の甲の上で、そっと、蝋燭を傾けた。
蝋が溶けて、ポタリ、と一滴、ミミの手の甲に落ちた。
蝋涙は、ミミの、手の甲に、小さな、円状になって、こわばりついた。
「熱いっ」
ミミは、思わず、叫んだ。
「蝋燭って、結構、熱いのね」
ミミは、言った。
ミミは、春奈に向かって、
「あなたも、蝋燭を、手の甲に、垂らして、熱さを感じてごらんなさいよ」
ミミが言った。
「わかったわ」
春奈も、自分の手の甲の上で、そっと、蝋燭を傾けた。
蝋が溶けて、ポタリ、と一滴、ミミの手の甲に落ちた。
蝋涙は、春奈の、手の甲に、小さな、円状になって、こわばりついた。
「熱いっ。本当だわ。結構、熱いのね」
春奈が言った。
「じゃあ、哲也さん。ろうそく、を垂らすわよ。つらくなったら、言ってね」
ミミが言った。
「ミミさん。春奈さん。僕は、こうやって、みじめにされて、虐められるのが嬉しいんです。遠慮しないで、僕を泣くまで、虐めて下さい。泣いて、許しを乞うても、かまわず、いじめて下さい」
僕は言った。
「ふふふ。わかったわ」
ミミが悪戯っぽく言った。
ミミは、僕の、胸の上、に、蝋燭、を、かざした。
そして、そっと、蝋燭を傾けた。
蝋涙が、僕の胸に、ポトリと落ちた。
「ああっ。熱い」
僕は、思わず、声を出した。
「大丈夫?哲也さん」
ミミが聞いた。
「ええ。大丈夫です。思わず、声を出してしまいましたが、かまわず、虐めて下さい」
僕は言った。
「わかったわ」
そう言って、ミミ、と、春奈、の二人は、僕の、胸、や、腹、の上に、ろうそく、を垂らし出した。
ポタポタ、と、蝋涙が、僕の体に、落ちた。
「ああー。熱い。熱い」
と、僕は、叫び続けた。
二人は、商売用の、ミニスカートのコスチュームなので、ミニスカートの中のパンティー、が見えた。
「小休止」
と言って、ミミは、ろうそく、を、垂らすのをやめた。
そして、ろうそく、の炎を、ふっ、と息を吹きかけて消した。
春奈も、同様に、小休止した。
「どう。哲也さん。まだやる?」
ミミが聞いた。
「お願いします。こうやって、虐められるのが、夢だったんです」
僕は言った。
「ふふふ。わかったわ。じゃあ、手加減しないわよ」
二人は、だんだん、僕を虐めることを、面白がり出した。
彼女らは、僕の、顔、や、鼠径部、にも、ろうそく、を垂らした。
「ああー。熱い。熱い」
と、言いながらも、僕の心に根をはっている被虐の炎は、メラメラ、と、燃え盛っていった。
そのため、丸出しの、おちんちん、が、天狗の鼻のように、勃起し出した。
「うわー。すごいわ。哲也さんの、おちんちん、が、勃起しているわ。こうやって、裸にされて、虐められて、本当に、感じているのね」
ミミ、が、言った。
「じゃあ、ここにも、垂らしてあげましょうね」
そう言って、ミミ、と、春奈、は、僕の、おちんちん、に、ろうそく、を、垂らし出した。
僕の、勃起した、おちんちん、や、金玉、に、ポタポタ、と、蝋涙が垂れていった。
「ああっ。熱い。熱い」
僕は、そう言いながらも、最高の被虐の快感に浸っていた。
ミミ、と、春奈、の、二人は、僕を虐めることに、抵抗を感じなくなっていて、むしろ、僕を虐めることを、楽しむ、ように、なっていた。
「ふふふ。どう。哲也さん。こうやって、虐められる気持ちは?」
ミミ、が、聞いた。
「し、幸せです。うんと、虐めて下さい」
「ふふふ。哲也さん、て、変態なのね。わかったわ。うんと虐めてあげるわ」
そう言って、二人は、僕の、おちんちん、や、金玉、に、ろうそく、を、垂らし続けた。
やがて、僕の、おちんちん、と、金玉、は、ろうそく、だらけになってしまった。
「ふふふ。何て、みじめな姿なのかしら」
ミミ、が、悪戯っぽく笑って言った。
ミミ、は、僕の、カバンから、取り出した、本を開いた。
それは、昭和、と、平成のはじめの頃の、SМ写真集だった。
僕は、マッサージ店に、行く時には、SМ写真集、を持って行った。
そして、マッサージ、を受けている時は、紙パンツを、履いているが、紙パンツは、Tバックで、お尻が丸見えになるので、虐められているような、気分になるので、その感覚を楽しんでいた。
僕は、マッサージを、受けている時には、心は、虐められている、SМモデルに、なりきっていた。
ミミ、と、春奈、は、僕が持ってきた、SМ写真集の、ページをめくった。
二人は、SМ写真集を見ながら、
「うわー。いやらしい。哲也さん、って、マゾで、こういう女の人のように、虐められたいんでしょ」
ミミ、が言った。
「は、はい。そうです」
僕は、正直に答えた。
「そうね。哲也さん、て、うつ伏せ、で、オイルマッサージをしている時、お尻を持ち上げることが、あったもの。哲也さん、は、こういう、虐められる、女の人に、感情移入して、女になっていたんでしょ?」
春奈、が聞いた。
「はい。そうです」
僕は、正直に答えた。
正直に答えることにも、僕は、被虐の快感を感じた。
「ふふふ。哲也さんが、そういう目的で、マッサージに来ていたなんて、知らなかったわ」
ミミ、が言った。
「この際、うんと、虐めてあげましょう」
春奈、が言った。
二人は、もう、僕を虐めることに、ためらい、を感じなくなっていた。
「ミミさん。春奈さん」
「なあに。哲也さん」
「僕を泣くまで、虐めて下さい」
僕は、恥ずかしい、告白を、思い切って言った。
「ふふふ。いいわよ」
ミミ、が言った。
「どうしたら、いいかしら?」
春奈が、その方法に迷った。
「私に、いい考えがあるわ」
ミミ、が言った。
「春奈。哲也さん、の足首の縄を降ろして」
ミミ、が、春奈に言った。
「わかったわ」
春奈は、僕の足を、天井の梁に、引っかけて吊っていた、縄を、取っ手、から、外した。
僕の足は、スルスル、と降りて、僕は、足が、自由になった。
後ろ手に縛られては、いるが。
「さあ。哲也さん。起きて」
ミミ、が言った。
僕は、後ろ手に縛られていたが、足は自由なので何とか、体を、モジつかせて、上半身を起こした。
ミミ、が、僕を起こすのを、手伝ってくれた。
「さあ。哲也さん。立って」
ミミ、が、言った。
僕は、言われるまま、立ち上がった。
僕の、体は、蝋涙だらけ、で、おちんちん、は、ほとんど、蝋涙の斑点だらけで、斑点、と、斑点が、つながって、いた。
ミミ、は、僕の、後ろ手の縄の縄尻をとって、それを、天井の梁に、引っ掛けた。
そして、その縄を、グイグイ、引っ張って、取っ手にとめた。
こうして、僕は、後ろ手に縛られて、吊るされてしまった。
僕は、彼女たちが、何をするのか、わからなかった。
ミミ、は、蝋燭を二本、とって、一本、を、春奈に渡した。
ミミ、は、ライター、で、蝋燭の芯に火をつけた。
春奈の持っている蝋燭の芯にも、火をつけた。
蝋燭が、ポッ、と、灯った。
「な、何をするの?」
僕は、ミミ、に聞いたが、ミミ、は、「ふふふ」、と、笑って答えない。
「さあ。哲也さん。足を開いて」
ミミ、が、僕に命じた。
「はい」
僕は、言われるまま、足を開いた。
ただでさえ、恥ずかしい、格好だが、命令されると、余計、恥ずかしかった。
ミミ、は、「どっこいしょ」、と言って、僕の、前に、あぐら、をかいて、座った。
僕は、ミミ、の、顔の前に、蝋燭に、まみれた、おちんちん、を晒している。
「春奈。あなたは、哲也さん、の、後ろに座りなさい」
ミミ、が、言った。
「わかったわ」
そう言って、春奈、は、僕の、後ろに座った。
僕は、足を開いて、その前後を、ミミ、と、春奈、に、挟まれる格好になった。
「うわー。哲也さんの、大きな、お尻」
と、春奈、が言った。
春奈、は、僕の、真後ろに居て、僕の、丸見えの、尻を見ている。
僕には、尻を見ている、春奈、が見えない。
それが、僕の、恥ずかしさ、を刺激すると、同時に、僕の、被虐心を刺激した。
ミミ、は、蝋燭の芯にライター、で火を灯した。
ユラユラと、蝋燭の芯に灯った、火が揺れた。
ミミ、は、蝋燭の上、10cmくらいの所に手をかざした。
「うん。このくらいなら、大丈夫ね」
そう言って、もう少し、手と蝋燭の間を縮めた。
ミミ、は、6cmくらい、離れた所に、手をかざした。
「うん。このくらいの距離なら、火傷しないで、耐えられるわ。少し、熱いけど」
と、ミミ、は納得したように言った。
「ふふふ。哲也さん。泣くまで、虐めてあげるわ」
ミミ、は、「ふふふ」、と、笑いながら、火の灯った蝋燭を、僕の股間の下に、持って行った。
僕は、ミミ、の、企みを、理解して、ギョッ、となった。
蝋燭の炎の熱が、僕の股間を炙った。
「ああっ。やめてー。熱いー」
股間を炙られて、僕は、思わず、悲鳴を上げた。
僕は、ミミ、の、意地悪さに、あらためて、気づかされた。
「さあ。哲也さん。ちゃんと、足を開いていなさい。下手に動くと、本当に火傷、しちゃうわよ」
そう言って、ミミ、は、僕の太腿を、ピシャリと叩いた。
言われるまでもなく、こういう、一歩、間違えば、危険な責め、では、動くと、本当に、危険なので、僕は、ミミ、の命令を聞いて、足を開いていなくては、ならなかった。
「そうよ。足を開いてないと、危ないわよ」
僕の後ろに座っている、春奈、が、僕の、尻を、思い切り、ピシャリと叩いた。
「ふふふ。何て格好なの。裸にされて、後ろ手に縛られて、吊るされて、股間を火で炙られるなんて。吹き出しそうだわ」
僕の後ろに座っている春奈が言った。
春奈、の言葉には、みじめな姿の僕を、笑いものにする、意地悪さが、こもっていた。
「春奈。あなたも、蝋燭に火をつけなさい」
僕の股間の下、6cmくらいの所で、蝋燭で、僕の股間を炙っている、ミミ、が、春奈、に言った。
「わかったわ」
春奈、も、蝋燭に火をつけた。
そして、僕の、尻の割れ目に、蝋燭を近づけた。
「ああっ」
ミミ、は、僕の金玉、の下を、炙り、春奈、は、僕の後ろから、尻の割れ目を、蝋燭の火で、炙った。
「ふふ。面白いわ。こんな、面白い事したの、初めてだわ」
春奈、は、クスクス、笑いながら、
「さあ。ちゃんと、足を開いていなさい」
と、言って、僕の、尻の肉を、ピシャリと叩いた。
僕は、前と、後ろから、蝋燭で、股間、と、尻の割れ目、を、炙られているので、逃げようが、なかった。
二人が、もう、僕を虐めることに、ためらい、を感じていなくなっている事は、ありありと、わかった。
「どう。気持ちいい?」
ミミ、が、意地悪な目で、僕を見た。
そして、薄ら笑いしながら、蝋燭を、少し、僕の股間に近づけた。
春奈、も、蝋燭を、近づけたようで、尻の割れ目、が、熱くなった。
僕は、仕方なく、蝋燭の熱さ、から、逃れようと、踵を上げ、つま先立ちになった。
しかし、ミミ、は、「ふふふ」、と、笑って、蝋燭を、僕が、踵を上げた分だけ、上げて、股間と蝋燭の間の距離は、変わらなく、したので、僕の、逃げ、は、効果を発揮できなかった。
春奈、も、ミミ、と同様に、踵を上げた分だけ、蝋燭を、僕の尻の割れ目、に近づけた。
僕は、丸裸にされて、後ろ手に縛られて、吊るされて、おちんちん、も、尻も、すへて、二人の女に晒して、前後から、股間を蝋燭で炙られている、という、みじめ極まりない姿である。
時々、ミミ、と、春奈、の、二人、は、一瞬、スッ、っと、蝋燭を、安全域の、6cmより、近づけた。
熱さに、僕は、
「ひいー」
と、悲鳴をあげた。
「どう。哲也さん。こうやって、虐められる気分は?」
ミミ、が、意地悪そうな目で聞いた。
「も、もう、許して下さい」
僕は、本当に、こわくなってきた。
「じゃあ、私たちの奴隷になる?」
「はい。なります」
「じゃあ、ちょっと、虐めるのを、許してあげるわ」
そう言って、ミミ、は、蝋燭を僕の股間から、離し、フッ、と、息を吹きかけて、火を消した。
春奈、も、同じように、僕の、尻の割れ目、を炙っていた蝋燭を、離して、フッ、と、息を吹きかけて、火を消した。
「ミミ様。春奈さま。お慈悲を有難うございます」
僕は、心から、二人に、感謝の言葉を言った。
僕は、つま先立ち、から、踵を床につけることが、出来た。
僕が、マゾヒズムの快感を味わいたい、という、願望を、彼女らに、話して、最初は、彼女らも、遠慮しがち、だったが、今は、彼女らは、本当に、僕を、虐める喜びの、サディズムの快感を、楽しむ、心境になっていた。
ミミ、は、
「一休止」
と言って、タバコを取り出して、火をつけて、一服した。
そして、フー、と、丸出しになった、僕の、おちんちん、に、タバコの煙を吹きかけた。
「ふふふ。これを、くっつけたら、どうなるかしら」
そう言って、ミミ、は、タバコの先を、僕の、金玉、に近づけた。
僕は、恐怖に、ゾッとした。
「や、やめてー」
僕は、本心で、叫んだ。
「一瞬、触れるだけなら、火傷はしないわよ」
ミミ、は、そう言って、タバコの先を、一瞬、僕の太腿、に、くっつけた。
そして、すぐに離した。
「ひいー」
僕は叫び声を上げた。
一瞬、だったので、火傷はしないで、すんだが、僕は、本当に、こわくなってきた。
「ミミさま。春奈さま。もう、お許し下さい」
僕は、本当に、泣きかけていた。
「だって、哲也さん。さっき、言ったじゃない。泣くまで、虐めて、って。本当は嬉しいんじゃないの?」
ミミが聞いた。
「本当に、こわいです」
僕は、泣きながら、言った。
「じゃあ、もう、火責めは、勘弁してあげるわ」
ミミが言った。
「あ、有難うございます」
僕は彼女らに、感謝の言葉を言った。
「じゃあ、今度は、これを、つけてみましょうね」
そう言って、ミミは、僕のカバンから、洗濯バサミ、を、取り出した。
そして、僕の、金玉、の皮を、つまんで、洗濯バサミを、金玉、に、取りつけた。
「ああっ。痛い」
僕は、叫んだ。
しかし、ミミは、を、どんどんと、僕の、金玉、や、おちんちん、の皮を、つまんでは、洗濯バサミを取りつけていった。
「さあ。春奈もやりなさい」
「オーケー」
春奈も、嬉しそうに、言って、僕の、乳首、や、耳、や、唇、や、尻、に、洗濯バサミを取りつけていった。
僕は、体中に、洗濯バサミ、を取りつけられた。
僕は、少し、ほっと、安心した。
なぜなら、蝋燭、や、タバコの先、では、火傷して、後遺症が残る可能性があるが、洗濯バサミ、で、挟まれても、後遺症は、残らないからだ。
ミミ、と、春奈、の、二人は、丸裸にされて、後ろ手に縛られて、吊るされて、洗濯バサミ、を、取りつけられて、いる、みじめな姿の僕を、満足げに、眺めた。
「ふふふ。哲也さん。もう、火で、虐めないから、安心してね」
ミミ、が言った。
「ふふふ。哲也さん、の、みじめな姿を、たっぷり、鑑賞しましょう」
春奈が言った。
火責め、は、しない、と言ったので、僕は、安心して、ほっと、胸をなでおろした。
同時に、これほど、みじめな、姿を、二人の女に、鑑賞されていることに、被虐の快感が、沸き起こってきた。
おちんちん、が、勃起してきた。
「み、見て。みじめな、僕の姿を、うんと見て」
僕は、あられもない事を叫んだ。
「ふふふ。言われないでも、たっぷり、見ているわよ」
ミミ、が言った。
「どう。哲也さん。本当に、泣くまで、虐められた気持ちは?気持ち良かった?」
ミミ、が聞いた。
「はい。軽い気持ちで、言ったんですけど、二人を、本気にさせて、しまって・・・。虐められていた、時は、本当に、こわかったでした。でも、今、思い返すと、僕が、本当に、泣くまで、虐められた、ことに、今は、すごく、興奮しています」
「ふふふ。それは、良かったわね。私も、すごく、楽しかったわ」
と、ミミ、が言った。
「私も、すごく、楽しかったわ」
春奈が言った。
「ふふふ。哲也さん。もっと、虐められたい?」
ミミが聞いた。
「は、はい」
「じゃあ、虐めてあげるわ」
そう言って、ミミ、は、立ち上がって、僕の顔を見た。
「哲也さん。頬っぺた、を叩いてもいい?」
「は、はい」
「思い切り、叩いてもいい?」
「はい」
思い切り叩かれる、といっても、どうせ、女の子の力。
しかも、平手。
たいして、痛くないだろうと、僕は、思った。
「じゃあ叩くわよ」
ミミ、が、僕の右の頬を、ピシャン、と、平手打ちした。
思ったより、痛かった。
「ふふふ。どう。痛かった?」
「大丈夫です」
ミミ、は、僕の、左の頬をも、ピシャン、と、平手打ちした。
「ふふふ。どう。痛かった?」
「大丈夫です」
ミミ、は、「ふふふ」、と、笑って、僕の、鼻をつまんだり、耳を引っ張ったり、頬をつねったりと、僕の、顔を、いじくって、虐めた。
「ふふふ。面白い。最高に面白いわ」
そう言って、ミミ、は、春奈、を、見た。
「あなたも、哲也さん、を、いじめなさいよ。面白いわよ」
「ふふふ。わかったわ」
春奈、も、立ち上がって、僕の、頬を、平手打ちした。
春奈、は、僕の体の、あちこちを、つねった。
ミミ、は、コップに水を入れた。
そして、それを、口の中に、含んで、クチュクチュ、と、ゆすいだ。
そして、ゆすいだ水を、コップの中に、吐き出した。
「さあ。哲也さん。口を開けなさい」
ミミ、が、命令した。
僕は口を開けた。
ミミ、は、僕の髪の毛をつかむと、グイ、と、後ろに引っ張った。
僕の顔が、上を向いた。
「さあ。もっと、大きく、口を開きなさい」
そう言って、ミミ、は、僕の口の中に、手を入れて、グイ、と、大きく開いた。
「さあ。私が、ゆすいだ、汚い水を飲ませてあげるわ」
そう言って、ミミ、は、コップを、僕の口の上に、持って行き、コップを傾けた。
ミミ、が、ゆすいだ、汚い水が、僕の口の中に、入ってきた。
「さあ。ちゃんと、全部、飲むのよ」
ミミは、命令的な口調で言った。
僕は、口の中に入ってきた、水を飲んだ。
しかし、コップいっぱい、で、量が多かったので、全部、飲み切ることは、出来ず、少し、こぼしてしまった。
「ダメじゃないの。ちゃんと、全部、飲まなきゃ」
そう言って、ミミは、僕の、頬を、ピシャリ、と、叩いた。
「面白そうね。私にも、やらせて」
そう言って、春奈、も、ミミ、と同じように、コップに水を入れて、ゆすいで、それを、コップの中に吐き出して、それを、僕に飲ませた。
今度は、全部、飲むことが出来た。
ミミは、僕の口の中に、手を入れてきた。
「噛んじゃ、ダメよ」
そう言って、ミミは、僕の口の中を、指で、弄った。
春奈、も、面白そうに、僕の、鼻をつまんだり、頬っぺた、をつまんだりした。
丸裸にされて、女二人に、顔を弄ばれて、僕は、みじめの、極致だった。
しかし、そうされている、みじめな、自分を思うと、被虐心が、ムクムクと、起こってきた。
ミミ、が、僕の口の中に、手を入れて、指先で、僕の口の中の粘膜を弄った。
春奈、は、僕の尻の前に、座って、僕の、尻を、ピシャン、と、叩いた。
「ふふふ。いい音ね。哲也さんの、お尻は、大きくて、弾力があるから、叩きがい、があるわ」
そう言って、春奈、は、僕の、尻を、力一杯、叩いた。
ピシャン、ピシャン、と、いきのいい音が、鳴った。
「ふふふ。太鼓を叩いているみたいで、面白いわ」
春奈、が言った。
ミミ、は、僕の髪を引っ張って、顔を、のけぞらして、さかんに、口の中に入れた、手で、僕の、口腔内の、舌、や、粘膜、を、指先で触った。
丸裸にされて、縛られて、おちんちん、も、尻も、丸出しにして、二人の女に、虐められていると、思うと、僕の心の中に潜んでいる、被虐心が、メラメラと燃え盛り出した。
僕の、口からは、粘稠な、唾液が、ドロドロ、出始めた。
おちんちん、は、激しく、勃起してきた。
「ふふふ。哲也さん、が、マゾの喜び、を、感じ出したわ。唾液が、粘っこくなってきたもの。おちんちん、も、そそり立ってきたわ」
ミミ、が言った。
「じゃあ、哲也さん、を、楽しませるため、うんと、虐めましょう」
春奈、が言った。
ミミ、は、片手を、僕の、口の中に入れて、弄りながら、片手で、僕の、鼻をつまんだり、耳を引っ張ったり、頬っぺた、を、ピシャン、ピシャン、と、叩いた。
春奈、は、僕の、尻を、叩いたり、グイ、と、尻の割れ目、を開いたり、
「さあ。哲也さん。もっと、足を開きなさい」
と、命令したりした。
ミミ、は、僕の、口から、手を抜き出して、僕の、頬を、ピシャン、ピシャン、と、往復ビンタした。
「ふふふ。どう。哲也さん。こんな、みじめな格好で、女二人に、虐められる気分は?」
ミミ、が、聞いた。
「い、いいです。最高に気持ちいいです。もっと、もっと、僕を、虐めて下さい。僕を、みじめの、どん底に落として下さい。ミミさま。春奈さま」
僕は、被虐の喜びを、告白した。
「わかったわ」
そう言って、ミミ、は、往復ビンタする、力を強めた。
「じゃあ、私も」
春奈、は、意地悪く、僕の、尻の割れ目、を、指先で、スー、と、なぞった。
「ひいー」
春奈は、僕の、金玉、を、揉んだり、勃起した、おちんちん、を、握って、ゆっくり、しごいたりした。
女二人に、丸裸を晒し、虐められている、という、実感、と、肉体の快感に、僕は、彼女ら、二人に、殺されてもいい、と、思った。
否、殺されたい、と思った。
僕の、マゾヒズムの快感、が、頂点に達した。
「あ、ああー。出るー」
僕は、叫んだ。
僕の、おちんちん、の先から、精液が、勢いよく、放出された。
「ふふふ。ついに、出しちゃったわね」
ミミが言った。
「気持ちよかった?」
春奈が聞いた。
「はい。最高に、気持ちよかったです」
僕は答えた。
その時、ママがやって来た。
ママは、丸裸で、おちんちん、を、さらけ出している僕を見ると、驚いた顔つきになった。
そして、ミミ、と、春奈、に、顔を向けた。
「あなた達、一体、何をしているの?」
ママが、ミミ、と、春奈、の二人に聞いた。
「あのね。哲也さん、は、マゾで、虐めて、って言ったの。だから、こうして、虐めてあげているの」
ミミ、が、悪戯っぽい口調で答えた。
ママは、信じられない、といった顔で、僕を見た。
「本当なの?哲也さん?」
ママが、僕に聞いた。
憧れのママに、丸裸にされて、縛られている、姿を見られて、僕の、被虐心は、また、メラメラと燃え盛り出した。
「は、はい。そうです」
僕は、胸をときめかせながら、答えた。
「ふふふ。春奈、と、私の二人で、哲也さん、を、徹底的に虐めてあげたのよ」
ミミ、が言った。
「哲也さん、は、本当に、泣くまで、虐めて、って、頼んだから、本当に、泣くまで、虐めてあげたのよ」
春奈、が言った。
「あなた達、どんな事をしたの?」
ママが聞いた。
「哲也さん、を、裸にして、二人で、蝋燭、を垂らしたり、唾を顔に塗ったり、唾を飲ませたり、頬っぺたを、思い切り、引っぱたいたり、二人で、顔を、踏んだり、いじくったり、おちんちん、を、蝋燭の火で炙ったり、したわ」
ミミが言った。
そう言われても、ママは、信じられない、といった様子だった。
「本当なの。哲也さん?」
ママが聞いた。
「は、はい。本当です。僕は、女の子に虐められる事に最高の喜びを感じてしまう、変態な、マゾなんです」
僕は答えた。
「信じられないわ。虐められることに、興奮する、マゾ、って人がいる、ことは、知っていたけれど、本当に、見たのは、初めてだわ」
ママが、奇異の目で、僕を見た。
「そうよ。哲也さん、は、虐められる事に興奮する、マゾなのよ」
ミミ、は、もう、僕を虐めることに、ためらい、を、感じなくなっていたので、僕の、頬を、思い切り、ピシャリ、と、叩いた。
「どう。哲也さん?」
ミミ、が聞いた。
「し、幸せです」
僕は答えた。
「ねっ。本当でしょ」
ミミ、が、ママに向かって、笑いながら言った。
「あ、あの。ママさん」
「何?」
「僕は、前から、ママさんに、憧れていました。ママさんに、みじめな姿を、見られて、僕は、今、すごく興奮しています。どうか、みじめな僕を、たっぷり見て楽しんで下さい」
僕は、あられもない告白をした。
ママは、どうしていいか、わからない、といった、様子で困惑して佇立している。
「ほらね。哲也さん、も、言ってるでしょ。ママさん、は、座って、私たち、二人が、哲也さん、を、虐めるのを、とっくり、見物しなさいよ。面白いわよ」
そう言って、ミミ、は、ママ、を、僕の正面にある、ソファーに、座らせた。
「春奈。じゃあ、今までのように、哲也さん、を、虐めましょう」
ミミ、が言った。
「ええ」
春奈も言った。
二人は、両側から、僕の口に手を入れて、引っ張ったり、二人して、僕の口を、こじ開けたり、ミミ、が、鼻をつまんで、春奈、は、僕の口を塞いで、息が出来ないようにしたりと、僕を虐めた。
「じゃあ、また、蝋燭で、責めましょう」
ミミが言った。
ミミ、は、蝋燭を、二本、とり、一本、を、春奈、に渡した。
そして、二人は、蝋燭の芯に火をつけた。
「さあ。哲也さん。足を広げなさい」
言われて、僕は、足を開いた。
ミミ、は、僕の、金玉を、炙り、春奈、は、後ろから、僕の、尻を炙った。
距離が近いので、僕は、つま先立ちになった。
しかし、彼女らは、つま先立ちになった分だけ、蝋燭を、僕の、金玉、と、尻に、近づけたので、もう、僕は、逃げ場がなかった。
僕は、金玉、と尻を炙られる、熱さに、「ひいー。ひいー」、と、泣きながら、
「お許し下さい。ミミ様。春奈さま」
と、お慈悲を乞うた。
「どう。こうやって、虐められる姿を、ママさんに、見られる気持ちは?」
ミミ、が、悪戯っぽく聞いた。
「し、幸せです。憧れの、ママさんに、こんな、みじめな姿を見られるなんて・・・。ミミさん。春奈さん。もっと、僕を虐めて下さい」
僕は言った。
二人の、お転婆が、容赦なく、僕を虐めている。
一糸まとわぬ、丸裸で、おちんちん、を、丸出しにして。
ママ、が、それを、奇異の目で、見ている。
そう思うと、僕の被虐心が、メラメラと燃え盛りだして、僕の、おちんちん、は、興奮のあまり、太く、大きくなって、天狗の鼻のように、そそり立った。
「ほらね。ママさん。哲也さんの、おちんちん、が、勃起してきたでしょ。哲也さんは、ママさんに、みじめな姿を見られて興奮しているのよ」
ミミは、ママに、そう説明した。
そして僕に向かって、
「ねっ。そうでしょ?哲也さん」
と、蝋燭で、金玉、を炙りながら、聞いた。
「は、はい。そうです。ママさん。どうか、みじめな僕を、たっぷり、楽しんで下さい」
僕は、あられもない事を言った。
僕の、おちんちん、が、激しく勃起しているので、マゾヒズムの存在を、疑っていた、ママも、僕が、ミミと春奈の二人に虐められて、喜んでいる事を信じたようだった。
「本当なのね。哲也さん、って、本当に、みじめになる事が快感なのね。何だか、私も、ワクワクして来ちゃったわ。私って、悪い女なのかしら?」
と、ママ、は、言った。
「じゃあ、もっと、面白い事を、ママ、に見せてあげるわ」
ミミが、ニヤッと、笑って、思わせ振りな、言い方をした。
ミミは、僕を吊っていた、後ろ手の縄を、緩めていった。
そのため、僕は、後ろ手には、縛られているが、吊りの拘束がなくなった。
しかし、後ろ手に縛られているので、逃げられない。
「さあ。哲也さん。仰向けに寝なさい」
ミミが言った。
「はい」
僕は、ミミに言われたように、床に、仰向けになった。
「さあ。ママさん。とくと、ご覧あれ」
ミミは、手品師が、何か、パフォーマンスする時のような口調で言った。
ミミは、僕の顔を足の裏で踏みつけた。
春奈も、同様に、僕の顔を足の裏で踏みつけた。
二人は、もう、遠慮する気持ちが無くなっていて、思い切り踏みつけた。
ミミが、足の裏で、口を塞ぎ、春奈が、目の所を踏んだりした。
「どう。ママ。ママも、やってみない。面白いわよ」
ミミが、僕の顔を踏みつけながら、ママに言った。
「えっ。私は、いいわ。遠慮しておくわ」
ママが言った。
ミミ、は、コップを二つ、持ってきた。
そして、その一つを、春奈、に渡した。
「さあ。哲也さん。アーンと、大きく、口を開けなさい」
ミミ、が言った。
僕は、アーン、と、大きく、口を開いた。
「さあ。哲也さん。全部、飲むのよ」
そう言って、ミミ、は、コップの水を口に含んで、クチュチクュ、ゆすいだ。
そして、ミミ、は、僕の傍らに座って、僕の口に、ゆすいだ水を、入れた。
僕は、口の中に入ってきた、粘り気のある、水を、ゴクン、と飲み込んだ。
春奈、も、ミミと、同様に、コップの水を口に含んで、クチュチクュ、ゆすぎ、僕の口の中に、注ぎ込んだ。
僕は、春奈、の唾液の混ざった、水も、全部、飲んだ。
「どう。哲也さん。汚い唾を飲まされる気分は?」
ミミ、が聞いた。
「し、幸せです」
僕は、答えた。
「ほらね。ママ。哲也さん、は、こうやって、虐められると、すごく喜ぶのよ」
ミミ、は、僕の胸の上に、尻を乗せて馬乗りになった。
「ふふふ。じゃあ、もっと気持ちよくしてあげるわ」
そう言って、ミミ、は、僕の胸の上に乗せていた尻をずらして、僕の顔の上に、尻を乗せた。
「どう。哲也さん。こうされる気分は?」
ミミが聞いた。
「気持ちいいです」
「ふふふ。じゃあ、哲也さん、に、私の、アソコ、の匂いを嗅がせてあげるわ」
そう言って、ミミ、は、僕の顔の上に、尻を乗せた。
僕の顔は、ミミ、の重い尻に、ふさがれた。
「どう。哲也さん。こうされる気分は?」
ミミが聞いた。
「気持ちいいです」
僕は、答えた。
ミミ、は、もう、遠慮がなくなって、体重を全部、お尻に乗せていた。
「そうなの。じゃあ、私の、アソコ、の匂いを、嗅がせてあげるわ」
そう言って、ミミ、は、パンティーの、クロッチ部分、を、僕の鼻先に当てた。
ミミ、は、パンティー、の、クロッチ部分、を僕の顔にくっつけた。
そして、ミミ、は、グリグリ、と、腰を揺すり出した。
そのため、パンティーごしに、ミミ、の、アソコ、が、僕の顔を擦った。
「ああっ。何だか、気持ちよくなってきちゃった」
ミミ、は、腰を動かして、僕の顔に、アソコ、を、擦りつけて、オナニーし出した。
「ああっ。気持ちいいわ。こんな事するの、初めて」
彼女は、だんだん、ハアハア、と、息が荒くなっていった。
「私は、哲也さんの、体に蝋燭を垂らしてあげるわ」
そう言って、春奈、は、ニヤニヤ笑いながら、蝋燭を僕の体に垂らした。
「ああー。気持ちいいー」
ミミ、は、叫んで、ブラジャーをとり、自分の乳房を揉んで、乳首をコリコリさせた。
ミミ、は、僕の顔に、マンコ、を擦りつける速度を速めた。
「ああー。いくー」
そう言って、ミミ、は、エクスタシーに達した。
「ああ。気持ちよかった」
ミミが言った。
「今度は、私にも、やらせて」
春奈が言った。
「ええ」
ミミ、は、僕の体から、どいた。
そして、代わりに、春奈、が、僕の胸の上に、またがった。
春奈、は、僕の顔を、ピシャピシャ、叩いた。
「じゃあ、今度は、私の、アソコ、の匂いを、嗅がせてあげるわ」
そう言って、春奈、は、パンティーの、クロッチ部分、を、僕の鼻先に当てた。
春奈、は、パンティー、の、クロッチ部分、が、僕の顔にくっつけた。
「どう。哲也さん。こうされる気分は?」
春奈が聞いた。
「気持ちいいです」
僕は答えた。
「そう。じゃあ、私の、アソコ、の匂いを、たっぷり、嗅ぎなさい」
春奈、は、そう言うと、グリグリ、と、腰を揺すり出した。
そのため、パンティーごしに、春奈の、アソコ、が、僕の顔を擦った。
「ああっ。何だか、気持ちよくなってきちゃった」
春奈の息は、ハアハア、と、荒くなっていった。
「ああー。気持ちいいー」
そう叫んで、春奈は、ブラジャーをとり、自分の乳房を揉んで、乳首をコリコリさせた。
春奈は、僕の顔に、マンコ、を擦りつける速度を速めた。
「ああー。いくー」
そう言って、春奈、は、エクスタシーに達した。
「ああ。気持ちよかった」
春奈が言った。
「どう。ママさん。ママさん、も、やってみない。気持ちいいわよ」
ミミ、が、ママに、言った。
「じゃあ、ちょっと、やってみるわ。何だか、私も、哲也さん、を、虐めてみたくなっちゃったわ」
そう言って、ママ、は、ソファーから、立ち上がって、僕の前に来た。
「あ、あの。哲也さん。少し、虐めてもいい?」
ママが聞いた。
「は、はい。どうか、虐めて下さい」
と僕は言った。
「はい。ママ。哲也さんに蝋燭を垂らしてあげてごらんなさい」
そう言って、ミミが、蝋燭に火をつけて、ママに渡した。
ママはユラユラと揺れる火の灯った蝋燭を、手にした。
「哲也さん。蝋燭を垂らしてもいい?」
ママが聞いた。
「はい。どうぞ、やって下さい」
僕は言った。
「じゃあ、ちょっと、蝋燭を垂らすわ」
そう言って、ママ、は、僕の体に蝋燭を垂らした。
僕は、「ああっ。ああっ」、と、言いながら、体を捩った。
しかし、僕は、後ろ手に縛られているので、逃げられない。
僕が、蝋涙から、避けようと、体を捩ると、ママ、は、蝋燭の位置を変えて、僕の体に蝋燭を垂らした。
「ああっ。ああっ」
僕は、叫びながらも、被虐の快感に浸っていた。
「ふふふ。何だか、面白くなってきちゃったわ」
ママ、は、微笑みながら、逃げようとする、僕を追って、蝋燭を垂らした。
ママ、は、どうやら、サディズムの喜びを、感じ出したのだろう。
火が灯っていた蝋燭を、ふっと、吹き消した。
そして、仰向けに寝ている僕の、胸の上に、またがって、乗った。
ママ、は、お尻に、全体重を乗せているので、僕は、動けない。
ママ、は、しばし、僕の顔を見ていたが、僕の、乳首をつまんだり、僕の、顔の頬っぺた、を撫でたりした。
「哲也さん。私も、哲也さん、に、唾を飲ませてもいい?」
ママが聞いた。
「は、はい」
僕は答えた。
「ミミ。コップに水を入れて、持ってきて」
ママ、が、ミミ、に言った。
「オーケー」
ミミ、は、嬉しそうな様子で、水の入った、コップを持ってきた。
そして、それを、ママ、に渡した。
ママ、は、それを、受けとると、コップの水を口に含んで、クチュチクュ、ゆすいだ。
「さあ。哲也さん。アーンと、大きく、口を開けて」
ママが言った。
僕は、アーン、と、大きく、口を開いた。
「さあ。哲也さん。全部、飲むのよ」
ママは、僕の口に、ゆすいだ水を、注ぎ込んだ。
僕は、口の中に入ってきた、粘り気のある、水を、ゴクン、と飲み込んだ。
ママ、は、それを、何度も繰り返し、コップの水を、全部、ゆすいで、僕の口の中に注ぎ込んだ。
「あ、あの。哲也さん」
「はい。何でしょうか?」
「私も、哲也さん、の顔に、お尻を乗せてもいい?」
「はい。どうぞ」
ママ、は、腰をずらし、僕の、胸から、顔に、尻を移した。
「ああっ。何だか、すごく気持ちいいわ」
ママが叫んだ。
僕は、顔を、ママ、の重い尻に、ふさがれた。
「どう。哲也さん。こうされる気分は?」
ママが聞いた。
「気持ちいいです」
僕は答えた。
ママ、は、もう、遠慮がなくなって、体重を全部、お尻に乗せていた。
「そうなの。じゃあ、私の、アソコ、の匂いを、嗅がせてあげるわ」
そう言って、ママ、は、パンティーの、クロッチ部分、を、僕の鼻先に当てた。
ママ、のパンティー、の、クロッチ部分、を、僕の顔に押しつけた。
そして、ママ、は、グリグリ、と、腰を揺すり出した。
そのため、パンティーごしに、ママ、の、アソコ、が、僕の顔を擦った。
「ああっ。何だか、気持ちよくなってきちゃったわ」
ママ、は、腰を動かして、僕の顔に、アソコ、を、擦りつけて、オナニーし出した。
「ああっ。気持ちいいわ。こんな事するの、初めて」
彼女は、だんだん、ハアハア、と、息が荒くなっていった。
「私は、哲也さんの、体に蝋燭を垂らしてあげるわ」
そう言って、ミミ、は、ニヤニヤ笑いながら、蝋燭を僕の体に垂らした。
「ああー。気持ちいいー」
そう叫んで、ママ、は、ブラジャーをとり、自分の乳房を揉んで、乳首をコリコリさせた。
ママ、は、僕の顔に、マンコ、を擦りつける速度を速めた。
「ああー。いくー」
そう言って、ママ、は、エクスタシーに達した。
「ああ。気持ちよかった」
ママが言った。
・・・・・・・・・・・
「ミミ、春奈。もう眠いでしょ。明日のために寝なさい」
ママが言った。
「はーい」
二人は、そう言って、部屋を出ていった。
あとには、ママさん、一人が残された。
「哲也さん。もう一回、哲也さんの顔に、お尻を乗せてもいい?」
ママが聞いた。
「は、はい。どうぞ」
僕は答えた。
「じゃあ、失礼します」
そう言って、ママは、僕の顔に、尻を乗せた。
そして、グリグリと、腰を揺すり出した。
そのため、パンティーごしに、ママ、の、アソコ、が、僕の顔を擦った。
「ああー。気持ちいいー」
そう叫んで、ママ、は、ブラジャーをとり、自分の乳房を揉んで、乳首をコリコリさせた。
ママ、は、僕の顔に、アソコ、を擦りつける速度を速めた。
「ああー。いくー」
そう言って、ママ、は、再び、エクスタシーに達した。
「ああ。気持ちよかった」
そう言って、ママは、僕の顔から、尻をどけた。
「ごめんね。哲也さん」
ママは、僕に謝った。
「いえ。いいんです。僕もとても気持ちよかったです」
僕は答えた。
「ふふふ。じゃあ、私も一眠りするわ」
そう言って、ママも、去っていった。
あとには、丸裸で後ろ手に縛られて、床に伏せている僕が取り残された。
もう夜が明けて、外は明るくなっていた。

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メンズエステ店物語(小説)(下)

2021-08-30 22:52:03 | 小説
・・・・・・・・・
「ふあーあ。よく寝た」
伸びをしながら、ミミ、春奈、ママ、の三人が、やって来た。
時刻は午前11時頃になっていた。
彼女らは、僕を見ると、ニヤッと、笑った。
「哲也さん。よく眠れた?」
ミミが聞いた。
よく眠れるはずはない。
「さあ。朝食にしましょう」
そう言って、彼女らは、食卓に着いた。
そして、パクパク食べ出した。
ミミ、が丸裸で、後ろ手に縛られて、床に寝ている、みじめな姿の僕を見た。
「哲也さん。哲也さんも、お腹が、減ったでしょう。食事を食べたいでしょう?」
「はい」
「じゃあ、食事をあげるわ」
ミミ、が、ご飯、と、冷奴、と、目玉焼き、を、盆に乗せて、僕の前に置いた。
「はい。哲也さん。召し上がれ」
ミミが笑顔で言った。
僕は、ずっと、何も食べていない、ので、お腹が減っていた。
温かい食事を見ると、腹が、グー、と鳴った。
僕は、後ろ手に縛られて、いるので、手を使うことが、出来ない。
なので、犬のように、食事に、顔を近づけて、口に咥えて、食べるしかなかった。
僕が、食事に、顔を近づけようと、した時、ママが、
「待って」
と制した。
ママ、は、微笑して、僕の前に座った。
「ふふふ。哲也さん。哲也さん、には、普通の食事より、少し、私たちが、手を加えてあげた方が、いいと思うわ。どう。哲也さん?」
ママが聞いた。
「は、はい。何なりと、手を加えて下さい」
僕は答えたが、何をどう、手を加えるのかは、わからなかった。
「ミミ。大きめのボウルを持ってきて」
ママが言った。
言われて、ミミ、は、大きめのボウルを持ってきた。
「ふふふ。哲也さん。美味しく加工してあげるわ」
そう言って、ママ、は、ご飯を、とって、自分の口に入れた。
そして、モグモグと、咀嚼した。
そして、グチャグチャに、なった、粥状の、ご飯を、ボウルの中に、吐き出した。
「ふふ。なるほど。面白そうね」
そう言って、ミミ、と、春奈、も、僕の前に置かれた、食事を、とって、口の中に入れた。
ミミは冷奴を口に含んだ。
春奈は目玉焼きを口に含んだ。
そして、モグモグと、咀嚼して、それを、飲み込まず、ボウルの中に、吐き出した。
ママ、と、ミミ、と、春奈、が、吐き出した、ご飯、と、冷奴、と、目玉焼き、の混ざったドロドロの、流動物、が、僕の目の前に、置かれた。
普通の人なら、汚い、と思うだろう。
とても、そんな物、食べられないだろう。
しかし僕は違った。
三人の、可愛い、女の子、によって、咀嚼され、グチャグチャになった、吐瀉物、が、僕には、汚く見えなかった。
「さあ。哲也さん。食事よ。召し上がれ」
ママが言った。
もう、三人は、マゾヒズム、の人間の心理、は、わからなくても、経験的に、僕が、どんな事をされると、喜ぶかを、理解しているようだった。
「は、はい。頂きます」
そう言って、僕は、後ろ手に縛られて、手を使えないので、ボウルに、顔を近づけた。
そして、犬のように、ドロドロの、吐瀉物、を、口ですくって、食べ出した。
ママ、と、ミミ、と、春奈、の、唾液で、咀嚼された、流動物である。
僕も、そんな物より、温かい、普通の食事の方を食べたい、とも、思ったが、彼女らの、唾液が、たっぷり含まれている、普通の人には、とても食べられない、ドロドロの、汚い流動食、が、嫌では、なかった。
優しい、三人の、唾液で咀嚼された物であると思うと、僕には、嬉しかった。
僕は、それを、口ですくって、少し咀嚼して、飲み込んだ。
「ふふふ。哲也さん。どう。美味しい?」
ママ、が聞いた。
「は、はい。美味しいです」
僕は答えた。
「ちゃんと、残さず、全部、食べるのよ」
ママ、が言った。
「は、はい」
僕は、ボウルの中にある、吐瀉食物、を、夢中で、全部、食べた。
「美味しかった?」
ママ、が聞いた。
「は、はい。美味しかったです」
僕は答えた。
「飲み物も、飲みたいでしょ?」
ママが聞いた。
「はい」
「じゃあ、美味しい、飲み物をあげるわ」
そう言って、ママ、は、着ているミニスカートを脱いだ。
そして、パンティーを降ろして、ボウルの上に跨いだ。
「哲也さん。恥ずかしいわ。ちょっと、目をつぶって」
ママが言った。
「はい」
そう言って、僕は、目をつぶった。
やがて、シャー、という、音が聞こえた。
「哲也さん。もう、目を開けてもいいわよ」
ママが言った。
言われて、僕は、目を開けた。
ボウルの中には、並々と、黄色っぽい、液体が、湯気を立てていた。
言うまでもなく、ママ、のオシッコだ。
「さあ。哲也さん。飲みなさい」
ママが言った。
普通の人なら、いくら、好きな人でも、その人の、オシッコを飲むことは、出来ないだろう。
しかし、マゾヒストの僕は、好きな人の、オシッコを飲むことは、容易であり、むしろ、喜びだった。
僕は、後ろ手に縛られて、手を使えないので、ボウルに、顔を近づけた。
そして、湯気の出ている、ママ、のオシッコを、一心にすすった。
「ふふふ。哲也さん。美味しい?」
ママが聞いた。
「は、はい。美味しいです」
僕は答えた。
・・・・・・・
食事が終わると、丸裸で、後ろ手に縛られている、みじめな僕を見て、ミミは、ニヤリと笑った。
「ねえ。ママ。哲也さん、を、もっと虐める、面白いことを思いついたわ」
ミミがママに言った。
「それは何?」
ママが聞き返した。
ミミ、は、僕に聞こえないように、ママに耳打ちした。
「ふふふ。それは面白そうね」
ママは、ふふふ、と笑った。
「何なの。それ?」
春奈がミミに聞いた。
ミミは、春奈にも、耳打ちした。
「ふふふ。それは面白いわね」
春奈も、ふふふ、と笑った。
・・・・・・・・・・・・・・
「じゃあ、哲也さん。ちょっと、外に出てみない?」
ミミ、が聞いた。
「は、はい」
僕は答えた。
どこへ、連れて行くんだろう、と、僕は、思った。
が、わからなかった。
僕は、後ろ手に縛られた、一糸まとわぬ、丸裸である。
「さあ。これを羽織りなさい」
そう言って、ミミ、は、丸裸の僕に、コートを着せた。
「じゃあ、行きましょう」
ミミに、背中を押されて、僕は、アパートを出た。
「哲也さんの車はどこにあるの?」
ミミが聞いた。
「あそこに見えるタイムズの駐車場です」
僕は、手が使えないので、近くに見える、タイムズの駐車場を示した。
ミミは僕を引き連れて、駐車場に入った。
「哲也さんの車はどれ?」
「あの、ラパンです」
ミミが聞いたので、僕は、平成24年式の、クリーム色のラパンを指した。
ミミは、助手席を開けた。
「さあ。哲也さん。乗りなさい」
「はい」
僕は、丸裸を後ろ手に縛られて、その上にコートを、かぶせられている、という格好で、助手席に乗り込んだ。
そして、ミミ、が、運転席に乗り込んだ。
「ミミさん。運転免許は、持っているのですか?」
僕は一応、念のために聞いてみた。
「ええ。もちろんよ」
ミミは笑って答えた。
ミミが、車のエンジンをかけた。
バルルルルッ、と、エンジンが始動した。
ミミ、が、アクセルペダルを踏んだので、車は動き出した。
車は街中を走った。
「あ、あの。どこへ行くんでしょうか?」
僕は、不安になりだして、聞いた。
「ふふふ。面白い所よ」
ミミ、は、車を運転しながら、笑って言った。
やがて、車は、ファッションモールに入り、その駐車場に止まった。
「さあ。哲也さん。降りて」
そう言って、ミミ、は、僕を車から出した。
「あ、あの。どこへ連れて行くのですか?」
「・・・・・」
僕は、不安になって、聞いたが、ミミは、答えない。
僕は、ファッションモールの、女性の下着売り場のある、3階に連れていかれた。
そして、ミミは、僕を、女子トイレに、連れ込んだ。
ここは、障害者用のトイレで、中は広く、きれいだった。
ミミ、が、コートを剥ぎとった。
そのため、僕は、丸裸になった。
僕は、後ろ手に縛られているので、抵抗出来なかった。
「さあ。哲也さん。アーンと口を開けて」
ミミが言った。
「な、何をするの?」
僕は、何をされるか、わからない不安におびえていた。
「いいから、開けなさい」
そう言って、ミミが僕の口を大きく開けさせた。
そして、僕の口に布切れ、を押し込んだ。
そして、豆絞りの手拭いで、僕の口に猿轡をした。
僕は声が出せなくなった。
ミミは、トイレの中にある、カバンをかける、フックに、後ろ手に縛った僕の縄の縄尻を、結びつけた。
これで、もう僕は、女子トイレから出ることが、出来なくなった。
僕は、丸裸で、後ろ手に縛られ、その縄尻をトイレのフックに固定され、猿轡をしている、という、みじめな姿である。
一体、これから、どうなるのかと、不安に思っていると、ミミ、が、紙切れを出して、それにこう書いた。
「僕はマゾです。どうぞ、好きなように、弄んで下さい」
ミミ、は、セロハンテープで、その紙をトイレの壁に貼った。
僕は、ギョッ、とした。
3階は、女性ランジェリー売り場であり、女は、下着を試着室で、試着して買うが、試着室では、店員が外にいて緊張するから、下着を買った後、買った下着が合っているか、どうか、調べるために、すぐに近くの女子トイレに入って、買った下着を、着けてみる女が、多い、ということを、僕は、雑誌で読んで知っていた。
僕は、女が来ないことを祈った。
しかし。
・・・・・・・・・・
しばしして、トイレのドアノブが、回り、一人の女が入ってきた。
女は、30歳くらいで、奇麗で、清楚な顔立ちだった。
女は、丸裸の僕を見ると、一瞬、ギョッ、とした。
しかし、ミミ、の書いた貼紙を見て、ニヤリと笑った。
「ふーん。そうなの。それなら、ちょっと遊ばせてもらうわ」
女は小さい声で言った。
女は、着ていた服を脱ぎだした。
上着を脱ぎ、スカートも脱いだ。
そして、ブラジャーを外し、パンティーも脱いで、全裸になった。
女の胸は大きく、尻もムッチリしていて、素晴らしい、プロポーションだった。
女は、僕の目の前で、体を横に素早く振って自慢の胸をユサユサと揺すったり、後ろを向いて、大きなヒップをくねらせたりして、僕が、動けないのをいいことに、自分の裸を僕に見せつけた。
僕の、おちんちん、が、一気に、天狗の鼻のように、激しく、そそり立った。
「まあ。感じちゃってるのね。こんなに大きくなっちゃって」
女は、ニヤリと笑って、しゃがみ込み、激しく勃起した、僕の、おちんちん、を握り、ゆっくりと、しごき出した。
僕は、やめてください、と言いたかったが、猿轡をされているので、喋ることが出来ず、声は、ヴーヴー、という、唸り声にしかならなかった。
女は、そんな僕を楽しそうに、見ながら、僕の、おちんちん、を、しごいた。
そして、もう一方の手で、僕の金玉を揉んだ。
女は、ふふふ、と笑って、立ち上がった。
そして、女は、自慢の大きな、乳房を僕の胸にこすりつけてきた。
そして、僕の乳首をつまんだり、自分の乳首を、僕の乳首に、擦りつけたりした。
だんだん、女の乳首が、勃起してきた。
「ああっ。いいわっ。感じちゃう」
だんだん女の息が、ハアハアと荒くなっていった。
女は、またしゃがんだ。
そして、また、僕の、おちんちん、を、右手で、しごき出した。
空いた、もう一方の左手で、金玉を揉んだり、僕の、尻の割れ目に、手を入れたりした。
僕も、美しい女に、美しい手で、弄ばれているうちに、興奮が激しくなっていった。
僕は、射精の予兆を感じた。
クチャクチャ、と、射精前の、カウパー腺液、の音がし出した。
ああー出るー、と、反射的に叫びそうになったが、猿轡をされているため、ヴーヴーという、唸り声にしか、ならなかった。
女は、人差し指を、僕の尻の穴に当てた。
激甚の興奮が脳天を突いた。
女は、勃起した、僕の、おちんちん、を口に含んだ。
そして、おちんちん、をふくんだ口を、ゆっくり前後に動かし出した。
そして、舌先で、亀頭を、チロチロとなめた。
僕は、射精の予兆を感じて、顔をしかめた。
ああー出るー、と、僕は心の中で叫んだ。
たまりに溜まっていた、精液が、勢いよく、放出された。
女は、待ってました、とばかり、それを、ゴクゴクと飲み込んだ。
女の喉が、ヒクヒク動くので、それがわかった。
女は、僕のおちんちん、から、口を離した。
「ふふふ。気持ちよかったでしょ。マゾ男クン。私も気持ちよかったわ」
そう言うと、女は、袋に入った、下着を取り出した。
それは、値札のついた、買ったばかりの、下着だった。
女は、僕に見せつけるように、それを身につけた。
豊満な乳房を、収める、白いブラジャー、と、大きな尻を収める、白いフルバックのパンティーだった。
しかも、それは、乳首や尻の割れ目が、透けて見える、セクシーなシースルーランジェリーだった。
「どう。似合う?」
そう言って、女は、クルリと、一回転した。
あたかも、ファッションモデルのように。
女のセクシーな、下着姿に、射精したばかりの僕の、おちんちん、は、また、勃起し出した。
「ふふふ。興奮してるのね。よかったわ」
女は、スカートを履き、ブラウスを着た。
「それじゃあね。マゾ男クン。さようなら」
そう言って、女は、トイレを出た。
見た目には、清楚で、礼儀正しそうな女なのに、女は、一人きりになると、ああまで物凄く淫乱になるのだな、と、僕は、驚かされた。
・・・・・・・・・
次に来たのは、30代後半の、ちっと小太りの、人妻らしき人だった。
彼女も、哲也を見ると、ギョッ、としたが、ミミ、の貼った貼紙を読むと、ニヤリと笑った。
「ふーん。そうなの。それなら、ちょっと遊ばせてもらうわ」
女は嬉しそうな顔で僕を見た。
女は、着ていた服を脱ぎだした。
上着を脱ぎ、スカートも脱いだ。
そして、ブラジャーを外し、パンティーも脱いで、全裸になった。
そして、しゃがみ込んで僕の、おちんちん、を、じっと見た。
女は、ハアハアと息を荒くした。
「夫が大阪に転勤して、1年以上になるわ。毎日がさびしくて、男が欲しくて、仕方がなかったの。1年も、セックスとは、ご無沙汰で、いい加減、欲求不満がたまっていた所だったの。男の、チンポ、を見るのは、1年ぶりだわ。うんと楽しませてもらうわ」
女は、ああチンポ、チンポ、と、言いながら、いきなり僕の、おちんちん、を口に含んだ。
フェラチオである。
そして、女は、僕の、おちんちん、を含んだ口を、前後に動かし出した。
左手で金玉を揉みながら、女は、おちんちん、から口を離し、おちんちん、を右手で、つかんで、しごき出した。
女の、激しい刺激と、女子トイレに丸裸で入れられて、こんな屈辱的なことをされる、被虐感の興奮で、僕の、おちんちん、は、勃起し出した。
ああ、いいわ、太いチンポ、と言って、女は、一層、激しく、おちんちん、をしごき、そして、太くなった、おちんちん、を口に含んで、フェラチオをした。
それを交互にした。
僕は、射精の予兆を感じた。
クチャクチャ、と、射精前の、カウパー腺液、の音がし出した。
すると、女は、すぐに、僕に射精させず、もっと、セックスを楽しみたいと思ったのか、おちんちん、から手を離した。
そして、立ち上がって、乳房を僕の胸に擦りつけた。
ああ、いいわ、と言いながら。
女は、僕の、首筋、や、胸、特に、乳首をなめた。
そして、僕の勃起した、チンポ、を、股に挟んだ。
そして、腰を前後に、動かした。
いわゆる素股、である。
女は、両手で僕を抱きしめて、腰を揺すった。
ほとんど女とセックス、しているような、感覚だった。
僕は感じ出していた。
僕は射精の予兆を感じた。
クチャクチャ、と、射精前の、カウパー腺液、の音がし出した。
ああー出るー、と僕は、叫ぼうとしたが、猿轡をされているため、ヴーヴーという、唸り声にしか、ならなかった。
女は、フィニッシュは、精液を飲もう、と思ったのだろう。
素股をやめて、また、腰を落とした。
女の顔の前には、勃起して、天狗の鼻のように、そそりたった、僕の、おちんちん、が、隠しようもなく、露出している。
女は、ああ、いいわ、男の太いチンポ、と言って、また、僕の、おちんちん、を、しごき出した。
僕は射精の予兆を感じた。
クチャクチャ、と、射精前の、カウパー腺液、の音がし出した。
ああー出るー、と僕は、叫ぼうとしたが、猿轡をされているため、ヴーヴーという、唸り声にしか、ならなかった。
「出るのね。いいわよ。私の口の中に出して」
そう言って、女は、僕の、おちんちん、を口に含んだ。
そして、口を前後に動かしながら、舌先で、亀頭をチロチロとなめた。
ああー出るー、と、僕は、心の中で、叫んだ。
そして、僕は射精した。
大量のザーメンが女の口の中に放出された。
女は、それを、全部、飲み込んだ。
「ふふふ。出したわね。気持ち良かったでしょ。じゃあ、今度は、私をイカせて」
女は、そう言って、また、立ち上がった。
僕の、おちんちん、は、射精後も、勃起していた。
女は、また、さっきのように、僕の、おちんちん、を、股に挟んだ。
そして、腰を前後に揺すり出した。
前後に揺することによって、クリトリスが刺激されるのだろう。
女は、ハアハア、と、だんだん、息が荒くなっていった。
女は、僕を抱きしめたり、首筋にキスしたりした。
女の興奮は、どんどん、激しくなっていき、自分で、自分の乳房を揉み出した。
腰を前後に揺する速さも、どんどん速くなっていった。
「ああー。イクー」
一際、甲高い声で叫んで、女は全身を痙攣させた。
イったのだろう。
男のオルガズムは、射精という、はっきりした形でわかるが、女のオルガズムは、見た目では、わからない。
・・・・・・・・・
しばし、時間が経った。
僕は、もう、誰も来ないことを祈った。
しかし、20分くらいして、二人の女子高生が入ってきた。
一人は、女にしては、身長170cmくらいありそうな背の高い子と、もう一人は、身長160cmくらいの子だった。
丸裸で、猿轡されて、後ろ手に縛られている僕を見ると、一瞬、「うわっ」と声を上げた。
しかし、ミミの書いた張り紙を読み、僕の後ろ手の縄尻が、フックに結びつけられて動けないのを、確認すると、二人は、ニヤリと笑った。
「ねえ。京子。これ、どういうことかしら?」
身長160cmの方の子が言った。
「順子。これは、SМプレイよ。誰か、この人と親しいSМパートナーがいるんでしょ。この人の女王様が。その人が縛ったのよ。マゾは、女王様のどんな意地悪にも耐えなきゃならないし、虐められることに、マゾ男は、喜びを感じるのよ」
もう一人の身長170cmくらいの子が言った。
「ふーん。そうなの」
「そういうものよ」
おたがい、名前を呼び合ったことで、身長170cmの子が、京子という名前で、身長160cmくらいの子が、順子、という名前であることを、僕は知った。
二人は、カバンから、タバコを取り出した。
そして、ライターで火をつけて、タバコを吸った。
二人は、大小便のために、トイレに入ったのではなく、タバコを吸うために入ったのだ。
ファッションモールの中にも、喫煙所はあるが、高校生では、入れない。
なので、トイレに入ったのだ。
僕はそう確信した。
二人は、タバコを吸って、フー、と、気持ちよさそうに、タバコを吹き出した。
彼女らの視線は、必然的に僕の、勃起した、マラに向いている。
二人のうち、京子が、ライターを再び取り出した。
そして、シュバ、っと、ライターの火をつけた。
そして、ライターの先を、僕の天狗の鼻のように、そそりたった、おちんちん、の下にかざした。
「ブモ―」
僕は声にならない悲鳴をあげた。
「やめなさいよ。京子。そんなことしちゃ。可哀想じゃない」
順子が言った。
「いいのよ。マゾの男は、こういうふうに、虐められることに喜びを感じるのよ」
京子が、言った。
京子は、意地悪そうな、笑みを浮かべて、僕の、おちんちん、や、金玉、の下にライターをかざして、炙った。
「ブモ―」
僕は声にならない悲鳴を上げながら、何とか、ライターの火から、逃げようと、つま先立ちになって、体をくねらせて、ライターの攻撃から、避けようとした。
しかし、僕は、後ろ手に縛られて、その縄尻を、トイレの中にある、服やカバンなどを、吊るすフックに結びつけられているので、身動きがとれない。
僕が、ライターの攻撃から、避けようと、必死になっても、彼女は、すぐに、ライターを逃げた僕の、おちんちん、や、金玉の下に、移動させるだけである。
無駄な抵抗である。
そうは分かっていても、僕は、つま先立ちで、体をくねらせて、必死で、逃げるしかない。
京子は、僕を虐める面白さ、を感じ出したらしく、ふふふ、と、笑いながら、僕の性器を火で炙った。
「ふふふ。順子。あなたも、この人を虐めてごらんなさいよ。面白いわよ」
もう、京子は、僕を虐めることに、何の抵抗も感じない、といった感じで、順子にも、僕を虐めることを、促した。
「どうすればいいの?」
順子は、京子に聞いた。
「この人は身動きがとれないでしょ。だから、つねったり、くすぐったり、たたいたり、何をしてもいいのよ」
京子が言った。
「いいの。そんなことして?」
順子は、まだ、踏み切れていない、という感じだった。
「いいのよ。見てなさい」
そう言って、京子は、ライターの火を消して、ライターをポケットに入れた。
そして立ち上がった。
そして、彼女は、裸で後ろ手に縛られている、僕の体を、コチョコチョ、とくすぐった。
「ブモー」
僕は、くすぐったさ、に、言葉にならない、悲鳴を上げて、体をくねらせた。
しかし、僕は、後ろ手に縛られて、その縄尻を、トイレの中にある、フックに結びつけられているので、逃げようがない。
「こうやって、虐めるのよ」
京子は、あたかも、手本を示したかのごとく、得意になっている。
「ふふふ。何だか、面白そうね。じゃあ、私もちょっと、やってみるわ」
順子が僕を虐めることに興味を示し出した。
そうよ、やってご覧なさい、と言って、京子は、脇にどいた。
それと入れ替わるように、順子が、僕の正面に立った。
彼女は、しばし、丸裸の僕を眺めていた。
彼女は、服をちゃんと着ているのに、僕は、丸裸である。
じろじろ観察するような、彼女の目に、僕は、恥ずかしさを感じた。
と、同時に、優しそうで真面目そうな彼女に、こんな、みじめな姿を見られることに、被虐の感情が起こってきた。
彼女は、そっと手を伸ばして、僕の胸に手を触れた。
彼女の手の指は、僕の胸の上を這った。
そして、彼女の指が、僕の乳首に触れると、彼女は、小さな僕の乳首を、いじり出した。
指で、コロコロさせてみたり、つまんでみたり、引っ張ってみたり、と、男が女の胸や乳首を愛撫するのと、同じことをした。
彼女の愛撫の仕方は巧みだった。
彼女に弄ばれているうちに、僕は、だんだん気持ちよくなってきて、僕の乳首は勃起してきた。
すると。
「うわー。乳首が大きくなってきたわ」
順子が、大発見をしたように、ことさら大きな声で言った。
「あなた。知らないの。男の乳首も、愛撫していると、興奮してきて、勃起するのよ」
京子は、垢ぬけていて、そういう事に関しては詳しいらしく、自慢げに、説明した。
「ふーん。そうなの。知らなかったわ」
順子は目を丸くして言った。
順子は、僕の右の乳首を勃起させると、次は、左の乳首に、指を移した。
彼女は、僕の右の乳首同様、左の乳首をいじり出した。
指で、コロコロさせてみたり、つまんでみたり、引っ張ってみたり、した。
彼女の巧みな愛撫に、僕は興奮し、僕の左の乳首も勃起してきた。
「ふふふ。やっぱりそうなのね。左の乳首も勃起してきたわ」
彼女は、勝ち誇ったように言った。
「次は何をしようかしら?」
順子は、もう、身動きがとれない僕を弄ぶことを面白がるようになっていた。
「全身を、コチョコチョと、くすぐってみたらどう?」
垢抜けた、京子が、そんな提案をした。
「わかったわ」
そう言って、順子は、僕の脇腹、や、首筋、など、感覚が敏感な所を、コチョコチョ、とくすぐった。
「ブモ―」
僕は、くすぐったさ、に、耐えられず、悲鳴にならない声を上げた。
僕は、くすぐったさ、に耐えられなくなり、激しく首を振り、体をくねらせて、順子のくすぐり責めから、逃げようとした。
しかし、もう、順子は、僕を虐めることを楽しむことに、全く抵抗を感じなくなっているので、くすぐり責めをやめようとしない。
「順子。そういうふうに、コチョコチョ、くすぐるのもいいけれど、こういうふうにやると、もっと、くすぐったくさせることが出来るわよ」
そう言って、京子は、両手の薬指の先を、触れるか、触れないか、の、ほんの、わずかな接触で、僕の両脇腹に、つけた。
そして、ゆっくり、スー、っと、指先を降ろしていった。
「ブモ―」
僕は、くすぐったさ、に、耐えられず、悲鳴にならない声を上げた。
耐えられない、くすぐったさ、に、僕は、発狂しそうになった。
僕は、激しく抵抗して、逃げようと、体をくねらせたが、京子は、心得たもので、両側の脇腹を、なぞられているので、逃げようがなかった。
僕は、足をモジモジさせて、首を激しく振って、耐えるしかなかった。
「ほら。どう。こういう、触れるか触れないかの、フェザータッチの方が、より耐えられない、くすぐったさ、を与えることが出来るのよ」
垢抜けた、京子が順子に説明した。
さあ、あなたもやってみなさい、と言って、京子は、脇にどいた。
「なるほど」
京子と入れ替わるように、順子が僕の正面に立った。
順子は、恥ずかしさに顔をそらしている僕の目を見ると、ニコッと笑顔になった。
そして、京子がやったように、僕の、両脇に、人差し指を一本だけ、触れるか触れないかの、フェザータッチで、くっつけた。
そして、触れるか触れないか、の、フェザータッチで、僕の両脇を、ツー、となぞっていった。
耐えられない、もどかしさ、くすぐったさ、に、僕は、激しく首を左右に振り、足をモジつかせた。
しかし、両側から、なぞられているので、逃げようがない。
「ふふふ。面白くなっちゃったわ。京子。こういうふうに、マゾ男を虐めるのって。私って、サドなのかしら?」
おとなしそうな順子は、もうサドの喜びに目覚めて、僕を虐めることを、完全に楽しんでいた。
「ふふふ。じゃあ、私は下半身を責めるわ」
そう言って、京子は、膝を曲げて、屈み込んだ。
そして、僕の、露出した太腿を両手の人差し指で、太腿の両側から、軽くタッチして、ツー、と、フェザータッチの、もどかしい、くすぐり責め、をした。
僕が、足をモジモジさせようとすると、京子は、
「こら。足を動かしちゃダメよ。もっと、くすぐりやすいように、足を30cmくらいの幅に開きなさい」
と、僕の太腿をピシャリと叩いた。
仕方なく、僕は、京子に、言われたように、足を30cmくらいの幅に開いた。
身動きのとれない、丸裸で縛られた、僕に、二人の美しい女子高生が、耐えられない、くすぐり責めをしている。
彼女たちはセーラー服を着ているのに、僕は、一糸まとわぬ丸裸である。
年下の、可愛い女子高生二人に、丸裸を見られ、命令され、耐えられない、苦しい、フェザータッチの、くすぐり責めを受けているうちに、僕の心に根を張っている被虐心が、メラメラと燃え盛り出した。
(もっと見て。もっと虐めて)
猿ぐつわを、されているので、声を出すことは、出来なかったが、僕は心の中で、そう叫んでいた。
順子は、笑いながら、爪を立てて、フェザータッチで、僕の脇腹、や、胸、腹、首筋、などを、スーとなぞっている。
そして、乳首をつまんだり、指先で、転がしたりした。
京子も、爪を立てて、フェザータッチで、僕の太腿、や、鼠径部、尻、などを、スーとなぞった。
京子は、座っているので、僕の、おちんちん、は、京子の目の前にある。
京子は、それを、笑って、まじまじと見ながら、僕の、太腿、や、鼠径部、尻、などを、スーとなぞった。
丸裸を、年下の二人の女子高生に見られているということ、そして、弄ばれている、ということに、被虐の快感が、たまらなく高じて、僕は、猿轡された口の中に入れられた、布切れ、を噛みしめながら、
(もっと虐めて。うんと虐めて)
と、叫んだ。
僕の、おちんちん、は、天狗の鼻のように、激しく、そそり立った。
「すごーい。おちんちん、が、勃起し出したわよ。やっぱりマゾの人って、虐められると感じるのね」
僕の下腹部を、爪を立てて、スー、と、なぞっていた京子が、ことさら、驚いたように、大げさに言った。
「本当だわー。私、男の人の勃起、ナマで見るの初めてだわ。凄いのねー」
僕の乳首を、弄んでいた、順子も、笑いながら言った。
「さあ。気持ちよくしてあげるから、足を開いているのよ」
そう言って、京子は、僕の尻の肉を、ピシャリと叩いた。
京子は、左手で、僕の尻の肉、や、尻の割れ目、や、太腿の付け根、などを、爪を立てて、スーとなぞりながら、右手で、僕の勃起した、おちんちん、を、握ると、ゆっくりと、前後に、しごき出した。
(ああっ)
僕は、丸裸を、女の子二人に、見られ、虐められている被虐の快感と、フェザータッチの、遣り切れない、快感が、どんどん高じていき、
(もっと虐めて。うんと虐めて)
と、心の中で叫んだ。
僕は、
(ああ。女の子に虐められるのって、何て気持ちいいんだろう)
という被虐の精神的快感と、二人のフェザータッチの、肉体的快感に、酔い痴れていた。
「ふふふ。マゾ男を虐めるのも、結構、楽しいわね」
と、京子が言い、
「そうね。おとなしいМ男クンって、女の子みたいね」
と、順子が相槌を打った。
二人が何か言う度に、フェザータッチの、肉体的快感に、ああ、自分は、今、女の子に虐められているんだ、という被虐の実感が加わり、僕は、どんどん、興奮していった。
そして、ついに、
(あっ。出るー)
僕は射精の予兆を感じた。
クチャクチャ、と、射精前の、カウパー腺液、の音がし出した。
「あっ。出るわよ」
京子が言った。
「これは何の音なの?」
無垢な順子が聞いた。
「これは、がまん汁、とか、先走り液、とか、言って、射精前に、カウパー腺という所から分泌される液よ」
垢抜けた京子が説明した。
京子は、そう言って、おちんちん、をしごく度合いを速めた。
「さあ。このМ男クンに射精させてあげましょう。順子。あなたも、愛撫の度合いを激しくするのよ」
京子が僕の、おちんちん、をしごきながら、順子に言った。
「わかったわ」
そう言って、順子は、僕の胸を、女の子の胸を揉むように、両手をピタリと胸につけて、激しく揉んだ。
僕は、二人の、意地悪な男に犯されている、女の子になったような、気分になった。
(ああー。出るー)
そう叫ぶと同時に、溜まりに溜まっていた、精液が、勢いよく放出された。
精液は、放射状に、2mくらい、勢いよく飛んだ。
「わー。すごい。男の人の射精、って、初めてみたわ。でも、こんなに勢いよく放出されるなんて・・・・」
ウブな順子が言った。
「ふふふ。よっぽど、私たちの、愛撫が気持ちよかったんでしょ」
垢抜けた京子が言った。
「さあ。順子。アソビは、これくらいにして、いつものを、始めましょう」
「ええ」
そう言って、二人は、僕から離れた。
今まで、散々、僕を虐めていた、彼女らの感心が、あっさりと、僕から離れていくのを僕は感じとった。
二人には、もう、僕のことなど、路傍の石という感じで、眼中にないような感じだった。
京子の、「アソビは、これくらいにして、いつものを、始めましょう」の発言に僕は、ある予感を感じとった。
初めは、彼女らは、高校生だから、タバコを喫煙所でも、吸えないため、タバコを吸うために、二人で、トイレに入ったのだと、てっきり思っていた。
しかし、京子の、「アソビ」という言葉から、彼女ら二人が、僕を虐めたのは、軽い気持ちの、戯れであり、「いつものを始めましょう」という言葉と、彼女らの態度が急に真面目になったことから、彼女らが、二人で、トイレに入った理由を、タバコを吸うためとは、別の目的である、ことを、僕は直感した。
僕の直感は当たった。
「さあ。順子。いつものを、始めましょう」
「ええ」
二人の態度が急に真面目になった。
二人の顔は急に真顔になった。
二人は、鼻先が触れ合わんほどに近づいた。
「順子」
「京子」
二人は、お互いの名前を、呼び合った。
二人の目は、トロンとしていた。
二人は、お互いの体を、抱きしめ合った。
そして、お互いの、唇を重ね合った。
しばしの間、二人の咽喉が、ヒクヒク動いていた。
ディープキスで、二人は、お互いの、唾液を吸い合っているのだろう。
言うまでもなく、二人は、レズの関係なのだ。
しばし、二人は、一心に、ディープキスをしていたが、二人は、顔を離した。
「順子。服を脱ぎましょ」
「ええ」
そう言って、二人は、制服を脱ぎ出した。
シャツを脱ぎ、スカートを降ろした。
そして、ブラジャーを外し、パンティー、も、脱いだ。
これで、二人は、一糸まとわぬ丸裸になった。
そして、二人は、また、抱き合った。
お互いの、乳房を擦り合わせたり、乳首を触れ合わせたりした。
二人は、だんたん、興奮していき、
「ああー。いいー」
と、喘ぎ声を出すようになった。
そして、二人は、お互いの手を、相手のマンコに当てた。
そして、二人は、キスしながら相手の恥肉を揉み出した。
だんだん、二人は興奮し出して、「ああっ。いいわっ」、と喘ぎ声を出すようになった。
二人は、相手のマンコに指を入れて、動かし出した。
クチャクチャ、と、愛液の音がし出した。
「ああっ。気持ちいいっ」
順子が言った。
「私もよ」
京子が言った。
「いつもは、二人きりだけど、こうやって、男の人に見られながら、やると興奮が倍増するわね」
「そうね。見られていると、興奮するわ。私たちの、愛の行為を、うんと見せつけましょう」
そう言って、二人は、激しく愛撫し合った。
彼女らは、僕の方に近づいてきた。
僕は、興奮して、おちんちん、は、勃起していた。
「男なんて、不潔で、男に触られるのなんて、嫌だけど、こういう、抵抗できない、生きた人形なら、いいわ」
そう言って、京子は、裸の体を僕に、なすりつけてきた。
おっぱい、を僕の胸に擦りつけ、おちんちん、を、股間に挟んで、腰を動かして、素股をした。
「ああっ。いいわっ。気持ちいい。指やバイブレーターなんかより、本当の男の物の方が気持ちいいわっ」
京子が悶えながら言った。
「ああー。いくー」
そう叫んで、京子は、オルガズムに達した。
京子は、しばし、ハアハアと肩で荒い息をしていた。
しかし、それも、だんだん、おさまっていった。
「あなたもやってみなさい。気持ちいいわよ」
と京子が順子に勧めた。
京子に言われて、今度は、順子が、裸の体を僕に、なすりつけてきた。
おっぱい、を僕の胸に擦りつけ、おちんちん、を、股間に挟んで、腰を動かして、素股をした。
「ああっ。いいわっ。気持ちいい」
順子も、激しく悶えながら、言った。
「ああー。いくー」
そう叫んで、順子は、オルガズムに達した。
「今日は気持ちよかったわね」
「そうね」
二人は、顔を見合わせて言った。
そして、二人は、パンティーを履き、ブラジャーを着け、制服を着た。
「ありがとう。М男クン。気持ちよかったわ」
そう言って、女子高生、二人は、去って行った。
あとには、女子トイレの中に、僕だけが残された。
ミミ、が、入って来た。
「どう。哲也さん。何かあった?」
ミミ、が笑いながら聞いた。
あったも、なにもない。
しかし、僕は、猿ぐつわを、されているので、何も喋れない。
僕は、後ろ手に縛られて、その縄尻を、トイレのフックに結びつけられていたので、動けず、立ちっぱなし、だったが、ミミは、縄尻をフックから、解いてくれた。
ミミは、裸の僕の体に、コートをかけた。
そして、ミミは、トイレを出て、周りに人がいないことを、確かめた。
そして、ミミは、僕をトイレから、連れ出した。
ミミは、僕を連れて、ファッションモール、を出て、駐車場に連れて行った。
そこには、僕を、ファッションモールに、連れて来た、僕の車があった。
ミミは、助手席のドアを開け、僕を乗せた。
そして、ミミは、運転席に乗った。
そして、彼女は、車のエンジンを駆け、車を出した。
しばし街中を走って、車は、ミミたち、が、住んでいる、アパートに着いた。
「さあ。哲也さん。降りなさい」
ミミに言われて、僕は、車から降りた。
そして、ミミに連れられて、アパートに入った。
春奈、と、ママ、が出てきた。
「やあ。ミミ。お帰り」
ミミは、楽しそうに、僕に、はおわせていた、コートを取り去った。
僕は、丸裸で、後ろ手に縛られている。
ミミは、僕の猿ぐつわ、をとり、口の中の、布切れ、を取り出した。
これで僕は、喋れるようになった。
「ふふふ。哲也さん。どうだった?」
ミミが、意地悪っぽい口調で聞いた。
「ひどい目に会いました。3人、いや、4人、の女の人に、弄ばれました」
僕は涙口調で言った。
「それで、どんな気持ちだった?」
ミミが僕を床に倒し、僕の顔を、足で、グリグリ踏みながら聞いた。
「本当の事を言いなさい」
春奈も、僕の顔を、足で、グリグリ踏んだ。
ママも、僕を踏んだ。
丸裸で後ろ手に縛られて、三人の女に踏まれているうちに、被虐の快感が、僕の心の中に芽生えだした。
僕は、トイレで、女たちに、されたことを思い出した。
僕は確かに、あの時、被虐の快感を、感じていた。
「・・・・つ、つらかったけれど、気持ちよかったです」
僕は本心を言った。
「もう、私たちとなんかと、会いたくない?」
ミミは、僕の後ろ手に縛られている縄を解きながら聞いた。
「・・・・い、いえ。会いたいです」
「どうして?」
「僕は、あなた達に虐められたいからです」
「ふふふ。哲也さん、って本当にマゾなのね」
ママが、意地悪な目で僕を見て言った。
「はい。哲也さん」
そう言って、ママは、僕に、服を返してくれた。
僕は、パンツを履き、ランニングシャツを着た。
そして、ズボンを履いて、シャツを着た。
僕は、彼女たちのアパートを出た。
「じゃあ、また、来て下さい。次回も、たっぷり虐めてあげるわ」
ミミが、意地悪そうな口調で言った。
こうして、僕は、被虐の願望がつのって、耐えられなくなると、メンズエステ店、「フィーリング」に、行くようになった。



令和3年8月30日(月)擱筆

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星が落ちた話(小説)

2021-08-28 19:06:14 | 小説
星が落ちた話

ある夏の日、僕は、昼ごろまで、家の中で、寝ていた。
外に出ると、猛暑なので、何もする気が起こらないからだ。
しかし、僕は、勉強するために、図書館に行こうと思って、家を出た。
すると、びっくりした。
なぜなら、家の庭に、2mほどもある、巨大な、ヒトデ、が、あったからだ。
ヒトデは、みな、知っているだろうが、☆の形である。
一体、何なんだろう。
これは?
なぜ、僕の家の庭に、こんな巨大な、ヒトデが、あるんだろう?
僕は、おそるおる、ヒトデに近づいてみた。
すると、ヒトデが、驚いたことに、人間の言葉を喋り出した。
「おどろかしてゴメンね」
僕は、ヒトデが、人語を喋ったので、驚いた。
「君は、一体、何物なの?」
僕は聞いた。
「僕は、空に輝いていた、星なんだ。でも、空にとどまっていることに、失敗して、落っこちてしまったんだ。それで、地面に落ちた時、腰を打ってしまって、打撲して、痛くて、動けないんだ。イテテ」
☆は、そう説明した。
なるほどな、と、僕は思った。
「ちょっと、待ってて」
そう言って、僕は、家の中に戻った。
そして、冷却スプレー、と、湿布と、痛み止めの、ロキソニンを、持って、庭に出た。
そして、☆の腰を、冷却スプレーで、冷やしてやり、湿布を貼ってあげた。
そして、☆に、ロキソニンを飲ませてあげた。
すると、☆は、
「ああ。有難う。おかげで、痛みがなくなりました」
と言った。
☆は、よっこらしょ、と言って、起き上がり、立ち上がった。
☆は、二つの突起で歩くことが出来た。
「よかったら、家に入って、休みませんか?」
僕は、☆に言った。
「ありがとう。では、少し、休ませて下さい」
☆は、二つの突起で歩いて、僕の家の中に入った。
家には、妹がいた。
妹が、パタパタと玄関にやって来た。
妹は、☆を見ると、びっくりした。
まあ、当然だが。
「こんにちは。じゃなかった。はじめまして」
☆は、妹に挨拶した。
「お兄ちゃん。何なの。これ?」
妹が聞いた。
「これは、空に輝く☆さ。でも、空にとどまっていることに、失敗して、落っこちてしまったらしいんだ」
と、僕は、妹に説明した。
「まあ。そうなの。可哀想に。ゆっくり、休んで下さい」
妹が言った。
「ありがとう」
「お腹、空いていませんか?」
「・・・・・」
☆は答えなかった。
妹は、カップラーメンに、お湯を注いで、3分、待って、☆に渡した。
「はい。どうぞ」
「ありがとう」
☆は、礼を言って、カップラーメンを食べた。
二本の突起を、手のように使って。
「ああ。美味しい。美味しい」
と言いながら。
「少し休んで、体力が戻ったら、空に帰ります」
と、☆は言った。
「ええ。体力がもどるまで、ゆっくりしていって下さい」
僕は、☆に言った。
・・・・・・・・
しかし、不幸なことに、☆が、僕の家に、落っこちているのを、見てしまった人がいたらしい。
その人が、☆の存在を、ネットで、発信してまったらしい。
☆の存在が、ネットで発表され、それが、マスコミ、政府、学者たち、に知られてしまった。
生物学者たちが、僕の家に押しかけて来た。
「貴重な生物を、あなた達は、かくまっていますね。研究のため、どうか、我々に、引き渡して下さい。お礼はします」
生物学者たちが言った。
僕は、ベッドで寝ている☆に、そのことを、話した。
「お願いです。僕は、星ですから、空で輝いていたいのです」
☆が、そう言うであろうことは、僕も予想していた。
僕は、玄関に出て、学者たちに、
「貴重な生物なんていません」
と言った。
「それは、ウソでしょ。貴重な生物は、人類の学問の研究のための財産なのです。どうか、引き渡して下さい」
学者たちは、ガンとして、僕の言うことを、聞いてくれなかった。
数日後、ガラの悪い男たちが、僕の家に押し寄せてきた。
パンチパーマ、や、角刈り、で、サングラスをして、頬に傷のある、男たちである。
「何ですか。あなた達は?」
「どけっ」
彼らは、ドカドカ、と、土足で、家に入り込んできた。
まず、ヤクザだろう。
政府が、ヤクザを使って、☆を捕まえにきたのだろう。
彼らは、☆を、見つけると、4人ががりで、☆を無理矢理、引っ張って、連れ去ってしまった。
☆は、「いやだ。いやだ」、と、抵抗したが、4人の男たちには、とても、かなわなかった。
翌日。
新聞に、「巨大ヒトデ発見。東大生物学研究所で、研究中」、という記事がデカデカと載った。
僕は、☆を何とか、助け出さねばならない、と思った。
それで、夜中に、東大生物学研究所に、こっそりと、行った。
幸い、警備員は、一人しかいなかった。
僕は、こっそり、警備員に近づいて、持ってきた、金属バットで、警備員の頭をぶっ叩いた。
警備員は、失神してしまった。
僕は、研究所の中に入った。
☆は、逃げださないよう、檻の中に閉じ込められていた。
「さあ。助けに来たよ。☆君。逃げよう」
「ありがとう。助かった」
こうして、僕は、☆を連れて、研究所を出た。
そして、いそいで夜道を走って、僕は、☆を、家まで、連れ帰ることが出来た。
「ありがとう。じゃあ、僕は、空へ帰るよ」
☆は、勢いよく、夕空を飛んでいき、夜空の中で、一際、美しく輝いた。
☆、は、幸せになったことが、嬉しくて、その、お礼に、嬉しそうに、輝いているのだろう。

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ビッグカメラは詐欺です

2021-08-25 13:16:13 | Weblog
パソコンが故障してビッグカメラに修理に出した。
なので今、スマートフォンで書いている。
ビッグカメラは詐欺です。
パソコンが故障したら絶対、ビッグカメラに修理に出してはいけません。
法外な金をふんだくられます。
説明全くなし。
修理代、高くして修理いやなら捨てますと、恫喝して新品のパソコン買わせようとします。

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今日は岡田有希子さんの誕生日

2021-08-22 17:50:51 | Weblog
今日は岡田有希子さんの誕生日

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新型コロナウイルス物語(小説)

2021-08-13 15:07:16 | 小説
「新型コロナウイルス物語」

という小説を書きました。

ホームページ 「浅野浩二のHPの目次その2」

http://www5f.biglobe.ne.jp/~asanokouji/mokuji2.html

にアップしましたので、よろしかったらご覧ください。


新型コロナウイルス物語

2020年が年を開けた。
今年は、東京でオリンピックが開催されるので、日本国民は、それを、みな、ワクワクと期待していた。
しかし、前年の2019年の12月に、中国の武漢で、今までにない、新種のウイルス、である、新型コロナウイルス、が、発生した。
このウイルスは、肺炎という、死に直結しかねない病を引き起こすので、中国は、顔面蒼白になって、あせった。
中国は、感染が広がらないように、急いで、武漢を都市閉鎖し、外出禁止令を出した。
そして、武漢に、数日で、このウイルスに対する、大規模病院を作った。
民主主義国家は、法治国家なので、法に基づいていない事をしてはならないので、国会を開き、政権与党と野党が、グズグス、ノロノロと時間をかけて議論し、法改正をしたり、新しい法律を作ってから、国内問題に対処しなければ、ならない。
感染は爆発的に広がり、年が明け、2020年1月31日、WHO(世界保健機関)の、テドロス事務局長は、このウイルスの感染拡大(パンデミック)に、PHEIC(国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態)の宣言をした。
このウイルスは、肺炎を起こすこともあるが、一時的な、味覚消失、や、嗅覚消失、で済んだり、あるいは、感染しても、何の症状も起こさない人がいるので、世界各国は、このウイルスの対応に困惑し苦慮した。
このウイルスは、やっかいだった。
というのは、この未知のウイルスは、健康な若者であれば、何の症状も起こさなかったり、風邪と同じように、一時的な発熱で、完治することが多いが、糖尿病などの基礎疾患を持つ、高齢者には、重篤な肺炎を起こし、放置すれば、死ぬこともあることが、わかってきたからである。
日本は、島国であり、感染者、や、感染疑いの人を入国させなければ、大丈夫と、初めの頃は、このウイルスをなめていた。
東京オリンピックも、当然、開催することを、当然のことと、思っていた。
1月28日、旅行で武漢市から帰国した客を乗せた、東京―大阪間を、運転していたバスの運転手が、発熱、咳、関節痛を訴え、病院で検査したところ、新型コロナウイルス感染が確認された。
幸い、バスの運転手は、入院し、経過観察で改善した。
これが、日本での、最初の、感染者である。
2月、大型客船ダイヤモンドプリンセス号で、新型コロナウイルスの、集団感染(クラスター)が、確認された。
そして、お笑いタレントの志村けん、や、女優の岡江久美子、が、新型コロナウイルス肺炎、で死亡した。
感染経路は、特定できなかった。
報道ステーションの、キャスターの富川悠太も、コロナウイルスに感染した。
その後、スポーツ選手、芸能人、のコロナ感染が次々と報道されるようになった。
イギリスでは、ジョンソン首相も感染し、緊急入院し、ICU(集中治療室)に入り、ECMO(体外式膜型人工肺)の装着による治療によって、一命をとりとめた。
韓国では、過去にMARSのつらい経験があり、また文在寅大統領が、優秀な医師を保健省大臣に任命して、早期の、PCR検査による隔離政策が功を奏し、コロナ感染拡大を食い止めることが出来た。
ここに至って、日本も、新型コロナウイルスの恐怖、を実感し出した。
新型コロナウイルスは、飛沫感染であることが、ウイルス研究者によって述べられ、マスク、手洗い、アルコール消毒、および、ソーシャル・ディスタンス、をとり、人との接触を極力、減らす必要があると、述べた。
そのため、みなが、外出時には、マスクを着用するようになり、政府は、企業に、ステイホーム、リモートワークを推奨した。
日本の厚生労働省は、新型コロナウイルス感染症を、「二類感染症相当」(強制入院などの措置を取ることができる指定感染症)、と定義してしまった。
日本は、他国と比べて、PCR検査の数が圧倒的に少なかった。
それは、PCR検査を正しく出来る検査技師が少なく、過去、MERSのような、感染症の危機の経験がなく、感染爆発(パンデミック)に対して、脆弱だった、など、様々な理由がある。
そして、日本では、2020年以前にも、ただでさえ、救急医療は脆弱だった。
そもそも、救急受け入れ病院と称して、平気で、耳鼻科医などが、病院当直しているので、救急医療の、たらい回し、は、当然のことだった。
そこへきて、新型コロナウイルスである。
日本の医療機関は、約8割が、民間病院であり、約2割が、公的病院である。
都道府県知事は、民間病院に対して、コロナ患者を入院させる強制的権限は当然、持っていない。
民間病院としては、未知の感染症の対応に医療従事者も慣れておらず、また、コロナ患者の肺炎に対する、ECMO(体外式膜型人工肺)の数も少なかった。
また、肺炎を起こした、コロナ患者は、ICU(集中治療室)に入れなければならず、そうすると、脳卒中、や、心筋梗塞、などの、救急患者の受け入れが、出来なくなってしまう。
さらに、病院、や、様々な施設で、コロナ患者の集団発生(クラスター)が、増えてきた。
クラスターを起こした、病院は、危ない、と見なされるので、患者が病院に行けなくなり、病院は経営困難になる。
どこの病院でも、コロナ患者、や、コロナ感染疑い患者は、受け入れたくないのである。
なので、発熱患者は、病院に行けなくなってしまった。
厚生省は、発熱患者は、まず、保健所に相談して、対応を決めるように、と通達した。
しかし、保健所の対応は、後手後手で、発熱患者は、行き場がなくなってしまった。
患者は、病院に行くのをおそれ、また、そうなると、日本の医療は、出来高払いなので、病院側としても、経営が苦しくなった。
政府、や、知事、病院長、にとって一番困ったことは、新型コロナウイルスの集団発生(クラスター)であり、コロナ患者の発生による病床数の逼迫であり、本来、受け入れるべき救急患者を受け入れられられなくなる医療崩壊である。
そのため、政府、は、緊急事態宣言、を出した。
飲食店での、営業時間の短縮、酒の販売の禁止、外出制限、人の移動の禁止、テレワーク、リモートワークの推奨、などである。
はじめは、要請、だったが、なかなか、新規感染者が、減らないので、政府は、要請、から、禁止、罰則、へと、移っていった。
これによって、日本経済は、リーマンショック、いや、バブル崩壊、の時、以上に落ち込んだ。
政府も知事も、ともかく、人命第一で、コロナウイルス感染者の増加による、医療崩壊をおそれた。
政府は、営業時間短縮に応じた、店に対して、休業補償金を出す、方針にした。
しかし、わずかな、休業補償金では、とても、店舗の維持は、不可能で、特に、毎月、家主に支払う、テナント料で、赤字は、借金は、どんどん膨らむ一方だった。
なので、廃業する店や、解雇されて、職無しになる人が、後を絶たなかった。
当然、政府が出す、休業補償金は、特例国債なので、このまま、ジャンジャン、お札をタダで、刷り続けて、配給していれば、間違いなく、日本は、ハイパーインフレになって、日本経済が、デフォルトするのは、明らかだった。
ある自民党議員A氏が、某テレビ局のコロナに関する討論会で、
「安楽死法案を考えてみては、どうだろうか?」
「老人が死んでくれれば、医療崩壊はなくなるのだが・・・」
と、発言したところ、ネットで、大バッシングされた。
・・・・・・・・・・・・
ある医師の家である。
石田源三郎は医者で、息子の、達夫も医者である。
ある時、石田源三郎が、食事の後、「うっ」、と胸をおさえて、座り込んだ。
「おやじ。どうしたんだ」
石田達夫は、すぐに、父親の、源三郎を抱きあげ、布団の上に乗せた。
「おじいちゃん。大丈夫?」
中学1年のひ孫の、由美子も、駆け寄って来て聞いた。
「胸が痛いのか?」
達夫が聞いた。
「ほんのちょっとだ」
源三郎が言った。
達夫は、父親の手首に手を当てた。
そして、血圧を計った。
「血圧が低い。脈が速い。間違いなく、心筋梗塞だ。これで、三回目だ。おやじ。すぐ、救急車を呼ぶからな」
そう言って、達夫は、携帯電話を取り出した。
父親の源三郎は、93歳で、ずっと内科医をしていた。
85歳から、心筋梗塞を、起こすようになって、二度、救急車で、運ばれ、かろうじて、命をとりとめた。
「達夫。救急車は、呼ばなくてもいい」
源三郎が言った。
「どうしてだ?」
息子の達夫が聞いた。
「今、救急車で、救急病院に運ばれて、処置を受ければ、かろうじて、命は助かるかもしれん。しかし、助かったとしても、半年くらい、命を延ばせる程度で、半年後には、死ぬのは、わかりきっている。今、わしが、救急病院のICUに入院したら、どうなる?今、日本では、コロナ禍で、医療崩壊が起こっている。わしは、93年間も生きてきた。医者として、60年間、働き、結婚し、お前を産み、お前も、一人前の医者になり、孫、や、ひ孫まで、出来た。わしは、緑内障で、目が、よう見えん。第5腰椎が、圧迫骨折のため、ほとんど、寝たきりで、歩くのもしんどい。半年、生き延びたからから、といって、どうなるのだ?わしは、十分、人生を生きた。幸せな人生だった。しかし、20代や、30代の若い者は、どうなる?結婚もせず、子供も産ます、ライフワークがあっても、達成できないまま、死んでいく、ことになるだろう。若くて、未来があるのに、休業要請、や、失業で、仕事がなくなり、ホームレスになる若者も増えるばかりだ。この世は、前途のある若い者のためにこそある。だから、わしが、病院に入院すれば、前途のある、若い者たちの、未来を奪うことになる。だから、救急車は呼ぶな」
源三郎が言った。
「わ、わかったよ。おやじ」
達夫は、源三郎の手を握りしめた。
達夫の目には、涙が溢れていた。
1時間、経ち、やがて、父親の源三郎、は、息をひきとった。
・・・・・・・・・
それを、こっそり、ひ孫の、中学1年生の、由美子が、スマートフォンで撮影していた。
由美子は、その動画を、You-Tubeにアップした。
・・・・・・・・・・・・
それは、瞬く間に、ネットで広がった。
80代90代の、多くの、老人たちが、それに共鳴した。
ある脳梗塞を患っている90歳の老人は、首を吊って自殺した。
遺書が見つかった。
遺書には、こう書かれてあった。
「わしは、神風特攻隊の、敷島隊の隊員だった。わしは、出撃前日、食あたりして、腹が痛くて、とても、操縦桿は握れない、と言って出撃しなかった。上官は理解してくれた。しかし、あれは、ウソだ。わしは、命が惜しかったのだ。他の隊員は、出撃して、死んでいったというのに。わしは、生き残って、その後、生き残って、戦後の昭和、平成、令和、と、75年も生きた。事業にも成功して、好きな女と結婚して、息子と娘も生まれ、孫も、曾孫もいる。この上、生きても、あと、2、3年の命だろう。わしは、靖国神社で会おうと誓い合った、同期の桜の友を裏切って生きてきた。その負い目に、わしは、ずっと、苦しんでいた。あとの無い、人生を、死ぬことによって、病床数を増やし、コロナによる医療崩壊を、少しでも、少なくすることで、せめてもの、おわび、としたい」
と、書かれてあった。
これに多くの老人が共鳴した。
「そうだ。オレは、十分、生きた。人生で、やるべき事、やりたい事の、ほとんどは、やりつくした。この世は、前途のある、若い者のためにある」
そう言って、脳梗塞、心筋梗塞、などを発症しても、救急車を呼ばない老人が、あっという間に、日本で、増えだした。
・・・・・・・・・・
元大阪府知事の、元維新の、橋下徹も、自殺した。
「僕は、燃焼した人生を送った。今、死んでも、後悔しない」
と、橋下徹は、高学歴ニートに、説教したことがあった。
それを有言実行したのである。
それは、日本社会に大きな、インパクトを与えた。
80歳の、じいさん、が自殺した。
遺書には、こう書かれてあった。
「橋下徹は50歳だ。確かに、アイツは、茶髪の弁護士、評論家、大阪府知事、として、燃焼した、人生だったろう。しかし、彼には、3男4女の子供がいる。彼も、もっと、自分の子供たち、が育つのを見たかっただろうし、評論家として、この世を見て、物申したかだろう。わしは、80歳じゃ。橋下徹に恥ずかしい」
こうして、次々と、老人が死んでいった。
日本の80歳以上の老人は全員、死んでしまった。
おかげで、コロナ禍による医療崩壊は、避けられた。
天皇も、「国民の税金で、我々、皇室の者が、贅沢をしているわけにはいかない」
と言って、天皇家の予算は、生活困窮者に当てられた。
こうして、2021年、夏、日本では、コロナ禍は、なくなり、無事、東京オリンピックが開催された。
それどころか、日本の少子高齢化問題も解決された。



令和3年8月13日(金)擱筆

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芸術と内向性

2021-08-03 01:38:28 | 考察文
そもそも芸術とは、孤独な内向的人間の、言葉にならない悲鳴、とも言えると思います。
世の中は、デリカシーのない、外交的、社交的、なネアカ人間が牛耳っています。
僕も、大学の時、「壁見るのが好きだなー」とか、「無口な人間は黙ってニコニコしてりゃいいんだ」とか、さんざん、言われました。
顔では、笑っていましたが、心の中では、「ふざけるな」と、怒鳴っていました。
「何も言わない人間=最も物事を深く考えている人間」
「能のない人間ほどよくしゃべる(ブルース・リー)」
「君たちには何も解らず、それの解らぬ自分を、自慢にさえしているようだ。そんな芸術家があるだろうか。知っているものは世知だけで、思想もなにもチンプンカンプン。開いた口がふさがらぬとはこのことである。(太宰治・如是我聞)」
人の性格。(仏教聖典より)
第二の人は、その性質がわかりにくく、静かにへりくだって、ものごとに注意深く、欲を忍ぶ人である
第三の人は、その性質がまったくわかりにくく、自分の煩悩を滅ぼし尽くした人のことある。
(カンダラカ教パーリ経典)

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ミステリー体験(エッセイ)

2021-08-02 00:42:30 | 小説
ミステリー体験

僕が中学生になった年、鎌倉市の大船に家が建った。
大船は、ほとんどの人が知っていると思うが、東海道線と横須賀線が分岐する駅で、電車の中から、北に、大船観音が見える。
僕は、中学は、東京の東久留米市にある、自由学園に入ったので、大船から、学校のある西部池袋線の、ひばりヶ丘、まで、通学することは出来なかったので、自由学園の寮に入った。
しかし僕は、寮の生活が嫌いだったので、夏休みはもちろん、土日、には、大船の家で過ごした。
なぜ、父が、大船に、家を建てたかというと、父の母親、や、兄、姉、が、住んでいる家が、大船にあったからである。
父の兄は、喘息がひどく、僕が、小学2年生の時に、喘息重積発作で、49歳で死んでしまった。
父の姉は、幼い頃、小児麻痺になって、片足が、ビッコだった。
喘息持ち、や、ビッコでは、結婚してくれる相手がいないので、伯父も、伯母も、独身だった。
父も喘息持ち、だったが、伯父ほど、ひどくはなく、あるラッキーで、高卒なのに、一流企業に入社することが出来た。
伯母は、ビッコだったが、生田流の琴の先生だった。
祖母の家は、僕の家から、歩いて、3分も、かからない所にあった。
というより、父が、祖母の家の、すぐ近くに、家を建てたのである。
僕は、中学、高校、と、この大船の家で過ごした。
伯母は、自分の子供がいないので、僕を、自分の子供のように、可愛がってくれた。
しかし、僕は、それほど、伯母を好いてはなかった。
祖母の家は、近いので、たまに行くと、家の中から、琴の音が聞こえてきた。
しかも、それは、一人の演奏ではなく、数人の演奏だった。
伯母は琴の先生なので、弟子(というか生徒)、が、月謝を払って、伯母の琴の指導を受けていた。
伯母が一人で、ビッコの足を引きずりながら、歩いている姿は、可哀想だった。
僕は、よく、伯母に肩を貸して歩いた。
僕から、進んで、伯母のお供をする、ということは、なかったが、伯母と二人になった時には、伯母に肩を貸して歩いた。
僕の方から、自発的に、肩を貸していたのではなく、伯母の方から、僕に肩を貸すよう、頼んできたのである。
僕としては、別に、嫌ではなく、かといって、可哀想な障害者を助けようという、積極的な善意の意志もなかった。
きわめて、自然なことだった。
しかし、少しは、可哀想と思う気持ち、があったと思う。
ある時、大船駅から、駅前通りを、伯母に肩を貸しながら、歩いていた。
大船駅の、駅前通り、は、ゴミゴミしていて、あまり好きではなかった。
その時、駅前通りの、途中の、ある3階建てのビルの前で、伯母は止まった。
「二階の一室に、知り合いの人がいるから、これを渡して」
そう言って、伯母は、僕に、手紙を渡した。
伯母は、足が不自由なので、二階に上がれない。
なので僕に頼んだのである。
別に、そのくらいの用事なら、何ともなかった。
なので、僕は、手紙を持って、二階に上がって、その部屋の前に立った。
僕は、部屋の、チャイムを押した。
ピンポーン。
すると、しばしして。
「はい。どうぞ」
と、中から声が聞こえてきた。
なので、僕は、ドアノブを回した。
そして、戸を開けた。
部屋は、かなり広かった。
一人の、若い女の人が居た。
彼女は白いドレスのような服を着ていた。
「あ、あの。伯母に頼まれて、手紙を持って来ました」
僕は、そう言って、手紙を見せた。
「どうも有難うございます」
女の人は、そう言って、手紙を受け取った。
その人は、それ以外、何も言わなかった。
無口な人だな、と思った。
僕も無口だが。
「失礼しました」
僕は、そう言って、部屋を出て、一階に降りた。
「手紙、渡してくれた?」
伯母が聞いた。
「はい」
「ありがとう」
そうして、伯母と僕は、近くのバス停留所に行き、バスが来るのを待った。
しばらくすると、バスが来た。
僕と伯母は、バスに乗って、家に一番近い、浄楽寺、の停留所で降りた。
僕は、伯母を、祖母の家まで、肩を貸して、送った。
そして、僕は、自分の家にもどった。
・・・・・・・・・
あの女の人は、どういう人なのだろう?
僕は、そのことが、気になった。
それで、数日後、僕は、その後、大船駅の、駅前通り、にある、あのビルに行ってみた。
しかし、不思議なことに、どう探しても、そのビルがないのである。
ビルがなくなるはずなどない。
しかし、どんなに、探してみても、そのビルは、見当たらないのである。
これは、事実である。
少なくとも僕にとっては。
伯母が、僕に、手紙を渡して、「これを、二階にいる人に渡して」と言ったのは、間違いないのだから。
伯母に肩を貸して、大船駅の、駅前通り、を歩いたのも鮮明に覚えている。
僕の記憶力は、そんなに、お粗末なものではない。
なので、これは、現在に至るまで、僕のミステリー体験である。
その伯母も、僕が、高校1年生の時に、交通事故で死んでしまった。
大船の家は、僕が大学を卒業し、医師になって、何年かした時に、父が、売り払ってしまった。
父も、喘息があり、定年退職した後、本土の冬は過ごしにくい、という理由で、沖縄の首里城に近い所にある、マンションに、母と、行ってしまった。

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「教え魔」はどんな人でどこにいる? 2000人調査、約4割が「迷惑」 対処法は?

2021-08-01 01:41:29 | Weblog
「教え魔」はどんな人でどこにいる? 2000人調査、約4割が「迷惑」 対処法は?
(7/31(土) 14:10配信)

「頼まれてもいないのに、他人に何かを教えたがる「教え魔」があちらこちらに出没し、ネット上などで話題になっています。教え魔が現れるのは、どのような場面が多く、遭遇した人はどのような思いで対応しているのでしょうか。」

人に教える能力のない人間ほど人に教えたがる。

何も、上達の理論など調べてもいないくせに。

世には、こういう、迷惑なおせっかいが多いのだ。

人に教えることによって、自分は、能力のある優れた人間だという、自己満足に浸りたいだけ。

こういうヤカラは、自分流の考えを他人に押しつけて、他人を潰すだけ。

無視するのが、最良の対応である。

「教師、本当にいい先生は、決して「真実」、を与えはしない。彼はガイドであり、生徒が自分で発見しなければならない真実を示唆してやるのだ。それゆえ良い教師はそれぞれの生徒を個々に研究し、内面的にも外面的にも生徒が自己を探求することを鼓舞し、生徒がついに自分の存在と一つになれる所までもっていってやる。良い教師は触媒である。深い理解をもっている上に、非常な柔軟性と感性をもって応じる心をもっていなければならない」

(ブルース・リー)

「みだりに人の師となるべからず。みだりに、人を師とするべからず。必ず、必要とするところありて、師となり、必要とするところありて、師を求めるなり」

(吉田松陰)

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