沢山買い込んでしまった米ヒバの中で、2本を選んで薄削りを試していますが、技術がないこともあって苦戦しています。
まず、2本の大きな違いですが、外観上、年輪の細かさが異なります。
【年輪が荒い方の米ヒバ】
木口の写真です。
拡大して撮影
1mmに約1本の年輪があります。
【年輪が細かい方の米ヒバ】
木口の写真です。右側は、年輪が細かすぎて写真では見えません。
拡大写真
1mmに3~4本の年輪です。
年輪が細かい方が、薄く削れるだろうと予測して、細かい方で挑戦しています。(素人考えなので間違っているかもしれません)
年輪が細かい方が、薄く削った時に木の繊維がバラけにくくて、削り屑を保ちやすいような感じがしています。
毛羽立ちも少なくて、シックネスゲージを強く挟んでも、弱く挟んでも計測値に差がありません。
しかし、削り易さということでは、この材料は、削りにくいです。
硬いというか、引きが重いというか、誤魔化しが通じないような感じで、シビアな下端調整や研ぎがないと上手く削れてくれません。
切れ止みも早く感じます。
アテ部分があるかもしれませんが、見分けがつきません(恥)
と言うことで、エース金井まで投入して、削っていますが、やっとここまでです。
繊維がバラけたり、繊維が絡み付いて削り屑が1本にまとまってしまうことはなく、綺麗な1枚の削り屑になります。
繊維がバラけるけど削りやすい米ヒバと、バラケにくいけど削りにくい米ヒバのどちらが良いか?まだ、よく分かっていません。
難しいなぁ。
まだまだ、技術が伴わないので、自信喪失状態ですが、マイペースで練習しようと思います。