唐木の「パープルハート(Purpleheart)」が、何枚かあるので、 この木を使って台打ちしようと思っています。
ここは白樫で打ちたい所ですが、色々試して楽しんでみたいので、紫色の台を作ってみます。
昨日は、刃の名前が恥ずかしくて言えませんでしたが、白状します。
刃の銘は「金井」です。
初代「初弘」のお弟子さんの「金井芳蔵」作とのことです。
「困ったときの金井」と言われることで有名と聞いています。
薄削りで困っているWAKUにはピッタリの鉋と思っています。(笑)
刃は、やや蛤(ハマグリ)のような刃になっていましたので、荒砥で修正です。
難儀だったのが、青丸部分の「欠け」です。
刃を直線に直してから、更に荒砥で研ぎを重ねて欠けを修正しました。
なんとか、仕上げ砥石で研いで、完了です。
ここまで、ほぼ半日間、掛かってしまいました。
パープルハートですが、かなり硬くて、木目が入り乱れて、加工が大変そうです。
これから、台打ちをして楽しみます。