内容紹介
「草どん、語ってくれろ」どこからともなく現れた子狐は、目の前にいた草に話しかけた。物語をせがむ子狐に、草どんは重い口をひらく……。
子狐に山姥、乙姫に天人、そして龍の子。民話の主人公たちが笑い、苦悩し、闘う!
「俺たち、本当に存在しているんですか?」
やがて物語は交錯し、雲上雲下がひずみ始める。物語が世界から消えてしまうのか?
不思議で懐かしい、ニッポンのファンタジー。
読書備忘録
子どもたちに流行りの絵本は読んでいたけれど、昔ばなしを聞かせたことってあったかしら・・・?
何て思ったのだから、きっとそんなにはしていない。
わー・・・もったいなかったーと・・・
田螺の話や小太郎の話・・・
草どんはなぜ草どんなのか・・・
お話が生きていました。
★★★★★