内容紹介
親子三代で菓子を商う「南星屋」は、 売り切れご免の繁盛店。武家の身分を捨て、職人となった治兵衛を主に、出戻り娘のお永と一粒種の看板娘、お君が切り盛りするこの店には、他人に言えぬ秘密があった。愛嬌があふれ、揺るぎない人の心の温かさを描いた、読み味絶品の時代小説。吉川英治文学新人賞受賞作。
カスドース
若みどり
まるまるの毬
大鶉
梅枝
松の風
南天月
読書備忘録
他人に言えない秘密とは・・・
うっわ、すっごい秘密
秘密が秘密でなくなった時、孫のお君は・・・
このお君がとってもいい子なの。
父親はよそに女をつくって出て行ったけれど、母親と祖父とにとてもいい子に育てられ、幸せになってよかったわ、と思っていたのに柑子屋為右衛門ときたら、嫌な奴だな。
まるまるみたいな、まあるい気持ち・・・
いいお話でした。
★★★★★