作品紹介・あらすじ
「在宅ひとり死」のススメ。何でもあり、どんな死に方もあり!身近な友人の死を経験して「次はいよいよ私の番だ!」と切実な関心のもとに、医療・看護・介護の現場への取材から得た収穫を、惜しみなく大公開。
読書備忘録
伴侶がいても先に逝かれてしまったら、おひとりさま
夫が先にってことになったら、本人在宅希望したら、お家で面倒見ます。私が先となれば私は病院で、おひとりさまになったら在宅死がいい。夫に迷惑かけたくないから・・・ってことは世の妻はだいたい思うらしい。何だ、人並みね。だって、病院通うの面倒じゃない。それにテレビ見たりおしゃべりしたり最期を一緒に過ごせるじゃない。なんてことは・・・今は思っている。今はね。先の事はわからない。
2015年の本だから、それから何かが変わっているかもしれない。
アンテナは立てておいた方がいいな!と思った。
大丈夫!大丈夫!とご自身にも言い聞かせながら話してもらっているような気がして、だれでも不安なんだな・・・人持ちだって・・・
家族が居るから人持ちをおろそかにしていたけれど、今更しょうがないか・・・ま、いっか!普通の主婦の人持ちなんかね・・・
お国の政策も垣間見えちゃったし、介護が必要になるほどの長生きはしたくないなぁー・・・
たとえ施設にはいれても、お子ちゃま扱いされるところはいやだなぁー・・・最もボケちゃったらわかんないからいいんだけれど・・・
在宅在宅って施設増やす気ないんなら、訪問医療を充実させてほしいわ。
お家で逝けるもんっ!
病院はイヤだなぁーお化け出そうだし・・・
今は亡き父と私がそういうことを言っていても、バカじゃないの!と全く相手にしなかった母が、入院していたとある時、あのさぁー・・・と、身の毛もよだつことを話したのには驚いた。
ヘルパー時代、朝、昼、夕方、夜と4回入っていた寝たきりの方がいらした。ほかに訪問看護師さんも入り、お医者さんも来ていた。それでちゃんと在宅で最期の時まで・・・ヘルパーが来るのを楽しみに待っていてくれたっけ・・・敷地内には息子さん家族がいましたけれど、専門家にお任せしております。と・・・いろんな形がありますものね。これ、いいなーと思います。
★★★★★
📖
そしてお勉強会へ・・・
ひとりでむかえる最期への準備
ひとり=独り? じぶんらしく迎える最期を考えてみませんか
いかに医療・看護・介護資源を活用して最期を迎えるか。 「おひとりさまの最期」の著者、上野千鶴子先生を講師に迎え、一緒に考えます。
お話に引き込まれ、勉強になりすぎて楽しかった。
何度か、何?このシーン!って・・・大勢いたのに確かにおとなしい。で、出たお言葉。
介護保険の話には引き込まれ、やはりそうだったのか・・・文献も紹介していただいたので片っ端から読んでみようと思った。
在宅有りです。と、力強く思った。
そして、散骨です。に、一緒だわーい・・・
帰りにご一緒になった方は、おひとり様になってしまったけれど、先生がおっしゃるように時間はかかったけれど慣れた。とおっしゃって、ひとりで家に居てもつまらないから、あちこち行ってはいろんな人のお話を聞いてみているそう。ひとりになっても生きなきゃならないでしょ?初めから一人は強いわね!と・・・それは先生のお話を聞いていて思いました。もともとないものは、失うこともないのだから・・・
雨 のち 急に晴れ 風の強い日・・・でした。