ときどき森へ・・・sora日和

~ by 小春 ~

本・百田尚樹 「野良犬の値段」

2021-05-10 06:22:44 | 図書館本 読書備忘録 

 作品紹介・あらすじ

誘拐された、みすぼらしい6人の謎の男たち。
前代未聞の「劇場型」誘拐事件が、日本社会に“命の価値”を問いかける。  

突如としてネット上に現れた、謎の「誘拐サイト」。
<私たちが誘拐したのは以下の人物です>という文言とともにサイトで公開されたのは、6人のみすぼらしい男たちの名前と顔写真だった。
果たしてこれは事件なのかイタズラなのか。
そして写真の男たちは何者なのか。
半信半疑の警察、メディア、ネット住民たちを尻目に、誘拐サイトは“驚くべき相手”に身代金を要求する――。
日本全体を巻き込む、かつてない「劇場型犯罪」が幕を開ける!稀代のエンタメ作家・百田尚樹が、とうとう「ミステリー」を書いた! 

 

               

 読書備忘録 

えー・・・!がいっぱい。

身代金の引き渡しにはおっどろいた。そんな手があったのか!

もう、ハラハラドキドキ

刑事とのニアミス場面に、わわわ!

ホームレスたちの事情がわかるにつれ、がんばれっ!と同時に、いつ誰がホームレスになってしまうかのわっからないじゃないの!怖いなー!

派遣の話にはあの竹中Hの正体がわかった時を思い出した。そうなの、企業が儲かるようになっているの。

松下さんの娘さんの事件の加害者に偶然出会うなんてこれは運命!悪いことはできないのよ。

いろいろとたっくさん勉強になりました。お札と硬貨のおはなしも。

古参の刑事の鈴村さんが気になっていたところの、感動のエピローグ

469ページはこのエピローグのためにあったのね。

★★★★★


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