本・林真理子 「小説8050」

　作品紹介・あらすじ

息子が部屋に引きこもって７年、このままでは我が子を手にかけ、自分も死ぬしかない――。従順な妻と優秀な娘にめぐまれ、完璧な人生を送っているように見える大澤正樹には秘密がある。有名中学に合格し、医師を目指していたはずの長男の翔太が、七年間も部屋に引きこもったままなのだ。夜中に家中を徘徊する黒い影。次は、窓ガラスでなく自分が壊される――。「引きこもり100万人時代」に必読の絶望と再生の物語。

　　　　　　　　　　　　　　　

　読書備忘録　

8050問題・・・親は長生きし引きこもりの子も当たり前に生きて9060問題ってなるかもしれない・・・？

有名中高一貫に入ったのにいじめられ14才から学校に行けなくなり以後7年間引きこもり・・・このままだと8050に突入してしまうかもしれない。当事者にならないとなかなかわからない問題。

頭がいいのだから勉強して、稼ぐだけならデイトレでやっていけそうじゃない？なんて思ったけれど、問題はそこではない。そんなことは問題の先の問題！

熱心ですばらしい弁護士さんに出会えて、ほんとよかった。

イッキヨミ！

★★★★★