作品紹介・あらすじ
絶望って、安易じゃないですか? 日常を「ずらした視点」から眺めれば、ちょっと違った景色が見えてくる。危機の時代を、悲観的にならず生き抜くための「あきらめながらも、腹をくくる」思考法。
読書備忘録
2018~2020週刊新潮の連載コラムを書籍化したもの
はじめにで、どこから読んでもらっても構わないと書いてあったけれど、最初から読んだ。
すべての文章には後日談が書かれている。
その後日談が面白い!
「通常運転の安倍昭恵さんにほっとする」の後日談に、わー言っちゃうんだ。らしいな~・・・
はっ!とさせられたり、ドキッ!とさせられたり、そっか!があったり、へぇーがあったり、そうそうそうなの!があったり、とても読みやすく楽しめた。
林真理子さんのエッセイもそうだけれど、いいんだよ、それで!と、ホッとできた。
「あきらめ」があれば、何が起きても「そんなものか」と笑えてしまう。あきらめながらも、腹をくくる。受け入れながらも、視点をずらす。そっか・・・
残り少ない妻としての部分の参考になりました。
★★★★☆