作品紹介・あらすじ
誘拐された、みすぼらしい6人の謎の男たち。
前代未聞の「劇場型」誘拐事件が、日本社会に“命の価値”を問いかける。
突如としてネット上に現れた、謎の「誘拐サイト」。
<私たちが誘拐したのは以下の人物です>という文言とともにサイトで公開されたのは、6人のみすぼらしい男たちの名前と顔写真だった。
果たしてこれは事件なのかイタズラなのか。
そして写真の男たちは何者なのか。
半信半疑の警察、メディア、ネット住民たちを尻目に、誘拐サイトは“驚くべき相手”に身代金を要求する――。
日本全体を巻き込む、かつてない「劇場型犯罪」が幕を開ける!稀代のエンタメ作家・百田尚樹が、とうとう「ミステリー」を書いた!
読書備忘録
えー・・・!がいっぱい。
身代金の引き渡しにはおっどろいた。そんな手があったのか!
もう、ハラハラドキドキ
刑事とのニアミス場面に、わわわ!
ホームレスたちの事情がわかるにつれ、がんばれっ!と同時に、いつ誰がホームレスになってしまうかのわっからないじゃないの!怖いなー!
派遣の話にはあの竹中Hの正体がわかった時を思い出した。そうなの、企業が儲かるようになっているの。
松下さんの娘さんの事件の加害者に偶然出会うなんてこれは運命!悪いことはできないのよ。
いろいろとたっくさん勉強になりました。お札と硬貨のおはなしも。
古参の刑事の鈴村さんが気になっていたところの、感動のエピローグ
469ページはこのエピローグのためにあったのね。