まったり☆てぃ~たいむ

いくら寝ても眠いのは何故?(・ω・*)?

曲げられない女 第8話

2010-03-04 22:28:03 | ドラマ

第8話

『女がひとりで生きられない理由』





早紀は無理がたたって風邪を引いてしまう。



正登と藍田は意外な場所で対面。

正登は横谷との結婚式の準備で、

藍田は父に言われた見合いをするために来ていた。


「経験上言わせてもらうけど、

好きでもない相手と一緒にいても

ロクなことないからね。」



とうとう早紀は倒れてしまう。

上の階の大学生・健治の母親が

早紀を病院まで連れて行ってくれる。


「あなた妊娠舐めてない?

このままじゃ身体ももたないし、

子供もダメになるわよ。」


先生に言われ、

生活のために母親のネックレスを売る早紀。



部屋で寝ていると正登が来る。

今日は早紀の誕生日だからプレゼントを持って来たと。


「もうやせ我慢するのやめろよ。

無理だって分かったろ。

お前が心を入れ替えてくれるのなら、

今までのことを水に流しても構わない。

横谷さんとも別れるし。

子供のためにもそれが一番いいよ。

やっぱりお前のこと幸せに出来るのは

俺しかいないんだよ。

結婚しても年の数だけ薔薇の花束贈るし」


早紀が花束に手を伸ばそうとすると、

チャイムが鳴る。

健治の母親が助けを求めに来た。

母親の顔には傷が・・・



早紀を訪ねに璃子が来るがチャイムが押せない。

そこへ藍田も来て、チャイムを譲り合い。

そして押してみるが留守だった。



早紀と正登は健治の部屋へ。

死んでやるとナイフを手に暴れる健治。

早紀がナイフを力づくで落とす。


「ひとりぼっちってのはあんたが思ってるより

そんな甘いもんじゃないのよ!!

私だって32歳で、正確には今日で33歳だけど、

両親も死んだし、たった2人しかいなかった友達にも

もう2度と会えないんだ、バカヤロー!!

でもあんたには心から心配してくる人が

ちゃんと側にいるじゃない。

それなのに何で傷つけたりするの?

そんなことすると私みたいに

ひとりぼっちになっちゃうよ。

私の友達は幸せになるためだったら

嘘でもなんでもついてやると金持ちと結婚し、

子供も産みました。

でも・・・今は何もかもが思うように行かなくて、

とっても苦しんでます。

余計なお世話なんだけど、

彼女にはもの凄いパワーがあるので、

なんとかそれを活かした生き方を考えてあげたいんだけれども、

全然思いつかなくて・・・

もうひとりは争い事が嫌いで、

人を楽しませるのが好きでとっても優しい人です。

でも自分で自分の首を締めてしまうというか、

すぐに誤魔化したりする癖があって、

なんとかしてあげたいんだけど

いろいろ事情があって私にはそれが出来なくて・・・

偉そうなこと言ってるけど、

私だって父と同じように

司法試験に9年も続けて落ちて

自分のやってることになんの意味があるんだと思うけど、

でも・・・きっと・・・

私たちに生きる意味なんて必要ありません。

私たちに必要なのは生きる意思です。」


「何調子こいて喋ってるんだよババア!」


「ババアではありません。荻原早紀です。」


「もしかして、荻原早紀さんって

荻原義紀さんの娘さんですか?」


「父をご存知なんですか?」


「23年前、お父様に助けて頂いたんです、この子!!

健治、あんたはこの方のお父様の命を頂いて

生きてるんだよ。

いいからお礼をいいなさい。」


母親は健治の頭を押し付け、2人で頭を下げる。


「私は心の中で、

まだ人はひとりで生きていけると思ってました。

人は誰かに助けてもらって生きている。

生かされてる。

誰にも助けてらわなくても生きていける人間なんて、

この世にひとりもいない。

私はずっと友達に言わなきゃいけない言葉を捜してました。

でもやっと、それが分かった気がします。

今から2人に会って、その言葉を伝えてきます。

生まれてから今まで一度も言ったことのない言葉を。」


玄関に向かうと璃子と藍田の姿が。

2人の姿を見て早紀は倒れてしまう。



早紀をベッドまで運ぶ。

正登は横谷からメールが来て帰ってしまう。



早紀はなんで2人がいるのか分からなかった。

藍田は携帯が繋がらなかったからと言いつつも、

こんなのが匿名で送られて来たからと。


“人を楽しませる仕事”というぶ厚いレポート。


「こんなことするの世界でお前しかいないだろ。」


「考え出して検索してたら止まらなくなって。」


「早紀、私のはないの?」


まだ途中の書きかけのぶ厚いレポートを出す。

璃子は母親に早紀が大変だから電話してと連絡があったらしい。

そして璃子はポケットからネックレスを取り出した。

私物をリサイクルショップに持って行ったら見つけたと。

早紀は震えた手で受け取った。


「ありがとう・・・

私、2人に言いたいことがある。

・・・助けて。

やっぱり2人がいないとダメなんだ私。

これからも、私が辛い時や苦しい時、

助けて下さい。

お願いします。」


「それはこっちの台詞だけどね。」


「俺も。」



3人で早紀の誕生日会をする。


「誕生日がくる度に、

まだ自分は成し遂げてないって思うから。

でもそんなことばっかり考えてちゃいけないよね。

誕生日って親に産んでもらったことを

感謝する日でもあるんだし。」


「荻原、俺、お前が書いてくれた結論通りにするわ。」


“故に人を楽しませるのが何より好きな藍田光輝は、

彼の料理で沢山の人を幸せにすべきではないだろうか”


「私も、早紀の言う通りにしよっかな。」


“辛い環境でこそ蓮見璃子は輝きを増すかもしれない”



藍田はイタリアンレストランに就職。


璃子は家に帰って離婚届を義母に渡す。

帰ろうとした璃子の後ろで、

義母が椅子から落ち倒れてた。



“人って1回失ってみないと

本当に大切なものは分からない。

生きるって余計なものは捨てて

本当に必要なものを大切なにすることかもしれない。”



そして10月。

チャイムが鳴りドアを開けると、

そこには白いタキシードを着た正登が!!


「どうしよう早紀。

結婚式から逃げて来た。」





正登ってば・・・

だから言わんこっちゃない。

当てつけで付き合ったり、

プロポーズしたりするから・・・

早紀はどうする気なんだろうか?



藍田は就職出来て良かったね~。

璃子は・・・義母倒れてどうなるんだ?





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