まったり☆てぃ~たいむ

いくら寝ても眠いのは何故?(・ω・*)?

SUMMER NUDE 第3話

2013-07-23 23:23:49 | ドラマ

第3話

『明かされた秘密! それでも君を愛してる』





『彼女がいなくなってから三度目の夏』



回想。

朝日は看板のところへ香澄を連れて来た。

大きい看板に驚く香澄に「嬉しくないの?」と朝日。


「何言ってんの? 嬉しいに決まってんでしょ。

だって私この写真すっごい気に入ってるし。

これを撮ってくれたあなたのことを誇らしく思います。」


「それは褒め過ぎじゃない?」


「ううん。 こんなに大きいと通る時 無視出来ないでしょ?」


「でも看板は看板だからね。」


「これからはあの子のことも私だと思ってちゃんと挨拶するように。」


「はっ?」


「無視して通り過ぎたらあの看板から笑顔がどんどん消えてくからね。」



看板の前に来た朝日。


「おはようございます。」


頭を下げて挨拶したところを通りかかった夏希に見られた。

夏希に突っ込まれ苦しい言い訳をする朝日。


「じゃあ、俺急ぐんで。」


「ねえ! 無理ってどういうこと?

まさかDVD返却しない気じゃないでしょうね?」


「どうやって返せばいいんすかね?」


「はぁ? 普通にレンタルビデオ屋に行って返すだけでしょ。」


「はあ~・・・よくそんな簡単に言えますよね?」


「だって簡単だもん。」


「そんな簡単に返せてたら3年間も借りっ放しにしてると思う?

よく指輪捨てられましたよね。

ホントそこだけは尊敬します。」


そう言い、行ってしまう朝日。



賢二の店にいる波奈江。

忙し過ぎて暫くここに来れなくなるかもと。

朝日が写真を撮ってくれる約束したとはしゃぐ波奈江。



海の家に来て夏希に波奈江の様子を語る駿。


「姉ちゃん、超はしゃいでて。

家中の洋服引っ張り出してはもう大騒ぎでさ。」


「私も着てく洋服一緒に選んでって頼まれたわ。」


「まあ、でもこれでやっと俺も肩の荷が下ろせるよ。」


「なんで?」


「いや。 まあ一応さ、弟として心配だったからさ。」


そこへやって来た孝至。

孝至をいじり遊びし帰って行く駿。

夏希が孝至に朝日はなんであんなにDVD返せないのかと聞く。


「彼女もう戻って来ないしね。

でもあいつはそうは思ってないんだよ。」

厄介なところは香澄が何も言い残さずに

荷物共々いなくなっちゃったってこと。」


「でもそれってただ単純に別れたかったってことじゃないんですか?」


「いや、俺も9割9分9厘そう思ってるよ。

でも朝日はさ、戻って来るつもりがなかったら

いなくなる直前にDVDを見る約束なんかしないって言い張るんだよね。」


孝至は朝日にDVDを返却させてみせるから、

ミッション成功したらデートしてと言う。



レンタルビデオ店に来た波奈江は、

いつもの48時間のDVDがないことを確認。

DVDを大量に借りて、

世界の名女優から可愛い表情やポーズを学ぶと。

朝日が写真を撮ってくれると言ったことを光に報告。



波奈江は光と一緒に看板のところに来て香澄に挨拶。


「最後にもう一度だけ勝負させて下さい!!

宜しくお願いします!!

どうせ勝てないと思ってんでしょ?」


「いや、そんなこと思ってないよ。」


「どう? 今日は何点差で負けてますか?」


間が空く光。


「言えないぐらい酷い点数で負けてるってこと?」


「勝ってるよ。」


「えっ? どういう意味?」


「俺ん中ではずっとお前が勝ってる。」


「何それ。 もういいからそんな慰め。」


光の告白がスルーされた。



朝日の家でDVDを手にする孝至。


「こんなもんに縛られてっからな、

いつまで経ってもお前の人生うだつが上がらねえんだよ!!」


「お前にだけは言われたくねえんだよ。」


DVDの奪い合い。

これを返せば夏希とデート出来ると孝至。


「知らねえよ。 お前、人の力に頼んないで自分でなんとかしろよ。」


「一生のお願い!!」


「何回一生のお願い使えば気が済むんだよ!」



夏希に楽しそうに服を見せる波奈江。

朝日はまだDVDを返してないと言う夏希に「知ってる」と。


「今日も返されてないの確認して来たからさ。

まあ、それと写真撮ってもらうことは関係ないと思ってるし。」


「おっ、頼もしいじゃん。」


「だって朝日を追い掛けてきて

こんな強い追い風吹いてんの初めてだからさ。

覚悟を決めて全力で飛び込むしかないでしょ。」



朝日と孝至。


「お前、今度やったら友達の縁切るから。」


一生返さないつもりなのかと孝至。


「そうじゃねえけど。」


「じゃあ、いつ返すんだよ?」


「返すにしたって自分のタイミングってもんがあんじゃん。 なんだよ。」


「タイミングって。

この3年間で一度もそのタイミングは来なかったんだろ?」


「来たよ。」


「いつ?」


「昨日。」


「今マジな話してんだけど。」


「いや、マジで昨日来たんだって。」


「えっ?」


「いや、ホントに。 昨日本気で返そうと思ったんだよ。」


「んで?」


「思ったんだけど。

香澄とよく一緒に聴いてた曲が流れてきただけで

簡単にその気持ちが吹っ飛んだ。

俺さ、昨日からずっと考えてたんだけど、

やっぱ香澄じゃなきゃ無理だわ。」


「香澄はもう戻って来ないんだって。」


「そんなの分かんねえじゃん。」


「3年だぞ? 3年も待って戻って来なかったらアウトだろ。

スリーアウトチェンジですよ。」


「なんでお前が勝手に判断すんだよ?」


「俺だけじゃねえよ。

お前の周りにいる全員が! 全員が同じこと思ってんだぞ?」


「だとしても俺が終わりだと思ってねえんだから

しょうがねえじゃん。」


「はあ~。 もう好きにしろよ。

俺の手には負えないってことハッキリしたから。」


帰って行く孝至。


『香澄と僕を繋ぐものは、最早このDVDしかなかった。

ちっぽけな可能性に縋りついてることは重々分かっていた。

ただ、心のどこかでどうしても諦めきれない

自分がいるのも事実だった。

それはこの先の人生で香澄以上の存在が決して現れないという

確信のようなものがあったからだった。』



撮影場所の下見をする波奈江。



写真館で仕事中の朝日。

波奈江から電話があり、撮影いつにすると聞かれるが、

乗り気じゃなくなった朝日は適当に誤魔化して電話を切る。



海の家で夏希とあおいが話し中。

そこへ孝至がやって来て、あおいが帰って行く。

あおいが気になった孝至。

夏希は孝至にDVDの件どうなったのか聞く。


「ああ、ごめん。 あれやっぱり無理だったわ。」


「やっぱこの町の人は口ばっかりなんですね。

まっ、あなたのお友達のカメラマンよりは

孝至さんの方が可愛い方だと思いますけど。」


「こういうこと言うのあれなんだけどさ。

夏希ちゃん、朝日のこの3年間見てないから分かんないよね?

だからさ、なんていうか、

もうあいつのことはほっといてやって欲しいんだよ。」



朝日の前に現れた波奈江は、撮影いつにする?と。

自分はいつでも平気だと、ロケした地図も見せる。


「波奈江、ごめん。

やっぱお前の写真撮るの無理だわ。」


「えっ? なんで?」


「そこ殆ど香澄と行ったことあるし。

あいつのこと思いながら、

お前の写真撮る訳にはいかないでしょ? ごめんな。」


「ねえ? どうして?

どうして香澄の写真はあんなに喜んで撮ってたのにさ、

私の写真は1枚も撮ってくんないの?

そんなに私のこと 嫌い?」


「そんなこと言ってないだろ?」


「あの子は何も喋んないよ?

挨拶だって返してくんないんだよ?

手だって繋げないし寂しい時に隣にもいてくれないんだよ?

なのにまだ香澄のことが忘れられない?

私といるより看板の香澄といる方が幸せなの?

もうどうしていいか分かんないや。」



賢二の店にやって来た波奈江。

写真を撮らないと言った朝日に腹を立てる夏希を宥める賢二。

その話を聞いていた駿が呟く。


「待っててもしょうがねえのにな。」


店を出た駿を追いかけて来た夏希は、

「何か知ってるでしょ?」と聞く。


部屋でビールを飲んでいた朝日は、

また香澄のことを考えていた。

そこへ夏希が訪ねて来た。

何故波奈江との約束守ってくれないのかと怒る。


「あんたがずっと待ってる人はもう戻って来ないんだよ。」


「いや。 何も知らないあんたに何が分かんだよ?」


「聞いたの。」


「何を?」


「彼女が出てった時の話を。」



駿と夏希。


「この町から出てった日にあの人うちに来たんだよ。」


「何しに?」


「うちの親父にさ、看板外してくれって頼みに。」


香澄を追いかけた駿。


「ちょっと待って!!

どうして看板外してなんて言いに来たの?」


「だって、あの看板があると

朝日が私のことを忘れられないでしょ?」


「それって もう戻ってこないってこと?」


「じゃあね。」



夏希と朝日。


「最初から戻って来る気なんかなかったんだよ。

彼女がこの町を出てった3年前から今日まで、

戻って来る可能性は1%もなかったってこと。

これで分かったでしょ?」


「教えてくれてありがとうございます。」


「大丈夫?」


「大丈夫な訳ないでしょ。」



賢二の店で眠ってしまった波奈江。

夏希が上着をかけてあげる。

そこへ勢津子がやって来た。

賢二に聞いて波奈江のことが心配になったと。


「私もうあったまきて許せなくて、あいつんとこ行ったんすよ。」


「そうなの?」


「でもちょっと反省してます。」


「どうして?」


「あまりにも無神経過ぎたかなって。」


「朝日もね、香澄ちゃんがいなくなった最初の頃は、

今とは比べ物にならないぐらい酷かったのよ。」


「えっ?」


「あの看板の前から全く動かなかったの。」



3年前。

看板の前にいる朝日を孝至たちが連れて行こうとしても、

拒否して全然動かない朝日。

そんなことが暫く続き、看板の前で見かけなくなったと思ったら、

今度は看板の前だけは絶対に通らなくなった。

見かねた波奈江が看板を外すよう父親にお願いすると言ったそう。

けど朝日は「それだけはやめてくれ」と言い、

また看板の前に戻って来たと。

それからはずっと看板の前の朝日の隣には波奈江が一緒にいた。



夏希は朝日に電話。

またなんか文句でもあるのかと朝日。

どうやら酔っ払ってるよう。

波奈江も目を覚ました。



看板の前でビールを飲んでいた朝日のところに、

夏希と波奈江がやって来た。


「こんばんは。 お二人共お揃いで。

僕ね、律義な男なんで看板以外にもちゃんと挨拶出来るんです。」


「飲み過ぎだって。」


「俺だってな! 俺だって香澄が戻って来るなんて

最初っから思ってなかったよ。

そんなことは分かってたよ。

でも香澄が戻って来る僅かな可能性を信じたかったの。

その可能性を信じるしかなかったんだよ。

ず~っと忘れたくてしょうがなかったよ。

何度も忘れようとした。 でも無理だった。

忘れることなんか出来なかったよ。

だって、俺にとっては間違いなく、この世で最高の女だったから。

だから!! 香澄が出てった時から 

戻って来る可能性はなかったって聞いても

全然諦める気になれねえんだよ。」


「私さ、あんたのことずっと誤解してた。

そこまで一途になれるのってホント凄いと思うよ。

だからあんたにはちゃんと幸せになって欲しいと思う訳。

これホントに。

私だってさ、油断してたら前のクソ婚約者のことすぐ思い出しちゃうよ。

今日だって明日だって目の前に現れたら

自分だってどうなっちゃうか分かんないもん。」


「俺だってそうだよ。」


「でももう目の前に現れないって分かったから私は指輪を捨てたの。

だからあんたを幸せにすんのだって、

この看板の彼女じゃないんだって。」


「あんたには分かんないだろ?

この写真を撮った時の幸福感は。

俺にしか分かんないだろ?

この看板見て笑ってくれた香澄の笑顔は俺しか知らないんだよ。

この看板が立った時の満足感を超える瞬間なんてさ、

この先の人生で二度と起こらないって分かってるんだよ。

でもさ・・・周りは勝手なことを言うんだよ。

他に女なんていくらでもいるって。

他にいないんだよ! 香澄しかいないんだよ!!

こいつと一緒にいた時が一番幸せだった。

もう二度とこんな気持ちにならないって確信がある。

だから諦めたくないんだよ。 諦めらんねえんだよ!!」


「無理に諦めなくてもいいよ。」


ビールを開け飲もうと言う。


「こうやって飲むの久し振りだね~。」


「お前さ、いっつも隣にいるよな。」


「うん。 そんくらいしか出来ないからさ。」


そして3人で飲み始める。



レンタルビデオ屋にDVDを返しに来た波奈江。


「これ全然参考になんなかったな。」


「そうなんだ。」


「っていうか、そもそも写真撮ってもらうっていう

約束が なくなった。 じゃあね。」


帰り際、DVDをチェックすると返されていて驚く波奈江。

朝日が返しに来たと言われ、泣き出す。

 

波奈江は夏希のところへやって来た。

DVDを返したことを知る夏希。

そこへ朝日もやって来た。

店は閉店したと聞き、賢二の店に行くことに。

波奈江も一緒に行く。

夏希は片付けが終わったら行くと気を利かせた。


朝日と波奈江。


「今度の月曜 暇?」


「何、それ。 嫌み? 暇に決まってんじゃん。」


「俺、休みだから撮るよ。 写真。 約束してたやつ。」


波奈江が嬉しそうに笑う。

そんな二人を見ていた夏希も嬉しそう。





だからさ、そもそも香澄が別れを言って出て行けば、


こんなことにはなってないんじゃないの?


なんで何も言わないで出て行ったんだよ!!


イライラするしムカつく。


そこになんの意図があるんだ!!


ただの嫌がらせなのか!?


ちゃんと別れを言ってやれば、


朝日も時間を無駄にせず済んだのに。



今回は福さまの出番はなかった。


悲しいです・・・(´・ω・`)





第1話 第2話


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4 コメント

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>奏さん (マカ)
2013-07-25 21:13:34
出ませんでしたね~(>ω<。)
同じく来週も期待して見ます。

純きらも暫くは出なくなっちゃいますね。
寂しさを紛らわすために
嵐のライブDVD見て一人で騒いでます(笑)

舞台のチケット当たるといいですよね~。
FC先行だけど・・・厳しそうです。
返信する
福士くん出ませんでしたね(T_T) ()
2013-07-25 06:30:14
来週は出るかな?
とまた期待して見ます。

純情きらり もしばらくは出ないだろうし、禁断症状が出て来たから、DVDでも見るかな(^o^)

マカ様、舞台チケット当たると良いですね。
返信する
>みるくさま (マカ)
2013-07-24 22:15:44
出なかったですね・・・
ちょっと期待して見てたんですけど、
1秒たりとも出なかった(‐∀‐;)

確かに誰にも共感出来ないドラマですよね。
ホントは見るつもりなかったのに、
福さまが出るっていうから・・・

>波奈江、やっぱり10年は長すぎでしょ。

10年はないですよね~。
流石に諦めつきます。

>携帯あるでしょ?

そう言われればそうですね。
けど香澄は携帯変えたのかもしれませんよ。
そもそも私は香澄が悪いと思うんですけどね。
別れ話してから出て行け~!!

>夏希、さっぱりしていて気持ちいいけど 指輪、捨てるの早すぎ~。

切り替え早かったですよね~(笑)
普通そんなにすぐ切り替えられないような・・・

そしてホントお節介ですよね。
正直イライラします。
夏希にそこまで言う権利ないし。

そんなこんなで多少見るの苦痛ですが、
福さまが出るという僅かな可能性に賭けて
これからも見続けます。
ホントはギブしたいけど(苦笑)
返信する
出なかったね(;_;) (みるく)
2013-07-24 17:06:58
出るかな?出るかな?と思いつつ、
最後まで観てしまいました^^;

福士くんが出ないと 苦痛でしかないドラマなんですけど・・・
正直言って、誰にも感情移入ができないの。
どの登場人物に対しても なぜ(?_?)って 思うことが多々で。

波奈江、やっぱり10年は長すぎでしょ。
現実的には ほかの人が好きな男の子を想い続けながら
隣にいるのはかなりキツイものがあるよ。
10年って・・・

朝日、彼女が突然消えたって 昔じゃないんだから
携帯あるでしょ?
電話して、理由聞くとか きっちり別れるとか どうにでもできるやん。

夏希、さっぱりしていて気持ちいいけど 指輪、捨てるの早すぎ~。
思い切り良すぎて 本当に結婚するほど好きだったのか?と、疑うわ。
それにお節介すぎ~。

もう、福様が絶対出ないなら 観るの辞めるんだけどなぁ・・・。

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