まったり☆てぃ~たいむ

いくら寝ても眠いのは何故?(・ω・*)?

船に乗れ! Ⅲ合奏協奏曲 / 藤谷治

2016-09-25 20:52:08 | 小説・その他本


   

三年生になろうとしているある日、伊藤は言った。
「津島、大丈夫か?チェロが、おとなしくなってる」。
津島の懊悩をかえりみることなく、学校は、音楽エリート育成に力を入れ始めた。
津島は、自らの未来に対する不安を胸に、チェロを弾き続ける。
そして、運命の日が訪れた—。
生きることの“歓び”と“ままならなさ”を歌い上げた青春音楽小説の金字塔、堂々完結!
津島と伊藤の二十七年後を描いたスピンオフ短編「再会」を特別収録。





三部作完結。


なんというか・・・全然スッキリしないまま終わったなぁ。


気になっていた金窪先生のその後が読めて良かった。


津島を許すことはできないのは当然だし、許さなくてもいいと思う。


それだけのことを彼はやったのだ。


それでも彼に向けて言った先生の言葉は胸に沁みるものがある。


金窪先生はやっぱりいい先生だ。


3作品通して1番音楽にブレずに純粋に取り組んだのは


伊藤くんなんじゃないかと個人的に思った。


 

コメント
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