episode2
『疑惑の准教授』
通報があった現場にいる釜津田。
1人暮らしの老人がお餅を喉に詰まらせて死んでいた。
そこに呼ばれてもないのに珠実も・・・
自分でも確認し、検案書に窒息と書く。
後ろでガッツポーズの釜津田。
釜津田は珠実になんで救急から法医学に行ったのか聞く。
「妊娠したから。」
驚く釜津田。
救命は体がキツイからだそう。
珠実に子供がいて、しかも結婚してることに衝撃の釜津田。
マンションからの転落による女性・黒川沙織の遺体が見つかった。
手首には躊躇い傷があり、ベランダの手すりに掌紋も。
部屋も荒らされてなかったため自殺なのではと。
部屋にあった沙織の携帯には、
亡くなる前に同じ人物に3回も電話をかけていた痕跡が。
その番号を見た釜津田は・・・
釜津田は名倉の所へ来る。
沙織を知っているかと。
名倉は昨年の9月17日以降、会っていないと言った。
釜津田は沙織の母に説明し、
遺体を引き取りに来て欲しいと頼む。
母は娘の死を簡単に済まされて欲しくないと訴える。
現場は密室だったし、
沙織には精神科への通院歴もあったと釜津田。
一方、娘の死に納得出来ない母は大学にいる名倉を訪ねる。
娘から名倉のことを聞いていたからと。
名倉に解剖を頼む母。
しかし名倉は個人的な依頼は受け付けないと。
母は娘が自殺するはずないと言う。
最近連絡があり、もうすぐ良い報告が出来そうだと言っていたと。
それでも名倉は解剖を断り、部屋を出て行こうとする。
そこに珠実が横から入る。
「やりましょう。解剖。」
名倉は警察の判断を覆すことは出来ないと。
けど珠実は警察に解剖を回してもらうよう揺さぶると。
それを聞いた武田が自分がやった方が
上手く行くと言い電話して脅しをかける。
沙織の解剖が決まり、遺体が回って来た。
珠実は名倉にどうするか聞く。
自分は容疑者かもしれないからと言い、
珠実が解剖することに。
解剖が始まり、肩に注射針の痕を見つける。
そして妊娠も・・・
翌朝、血液検査の結果が出て、
沙織からミダゾラムが検出された。
釜津田に電話して報告する珠実。
ミダゾラムは麻酔導入薬で、
手に入るのは医療関係者だと聞いた釜津田は・・・
名倉を呼び出し、沙織には本当に去年から会ってないのかと。
それは刑事として聞いてるのか、
それとも自分を知る1人の女性として聞いてるのかと言われる。
名倉は沙織のことを話し出す。
沙織はよく行っていたバーで働いてて、
店で倒れたことがあり、それ以来体調に不安があると、
何科に罹ればいいのか相談を受けていたと。
最後に会った日に沙織がバーを辞めるって、
好きな人が出来たからと言っていた。
「沙織ちゃん妊娠していたのか?
もしかしたら1人で産む決心をして、
僕にどの病院に行ったらいいのかを聞きたくて、
あの日電話して来たのかもしれない。」
「分かった。
刑事としてまだ聞かなきゃならないことがある。
黒川さんの死亡推定時刻、
あの日夜9時から午前3時まで何してた?」
「論文まとめてた。」
「それを証明出切る人はいますか?」
「いや。」
「黒川さんの子供の父親を捜査しています。
DNA鑑定を受けてもらえますか?」
パトカーに乗って行った名倉。
すると上から珠実が釜津田を呼ぶ。
沙織の部屋へ行き、色々な所を見て回る珠実。
植木鉢にタバコの灰があるのを見つけた。
「喫煙歴はない。吸ったのは他の人・・・
名倉先生は・・・」
「吸いません!!」
沙織が通っていた精神科医の元へ行き、
ミダゾラムを投与したか聞く珠実。
カルテを持って来た医者が、渡す前にカルテを落とす。
あの医者は何か隠してると珠実。
外に出ると美亜が駆け寄ろうとした時、
車が来てぶつかりそうになった。
珠実が窓をノックし、危ないじゃないと。
反対側の窓から車の中を見た美亜が気付く。
「先生!!
あのドリンクと同じ物が
黒川さんの冷蔵庫に沢山入ってました。」
釜津田が医者の息子で医学生だと教える。
息子が出て来た途端、珠実と釜津田は車へ。
珠実は吸い殻を採取。
釜津田は沙織のことを聞く。
するとそこへ医者が出て来て、やったのは自分だと。
珠実は何かを考えて、釜津田に米を用意してと頼む。
買い物かごに30㎏の米を入れ、
珠実は医者に持ち上げてみてと言った。
ベランダから落とした沙織は体重46㎏からすると軽いだろうと。
医者は沙織を持ち上げた時手首を痛めたと言う。
しかし手首を傷めたのはずっと前からだった。
珠実は沙織を持ち上げることは不可能だと説明するも、
それでも医者は自分がやったと言い張る。
珠実は子供を想う母親の気持ちは分かると諭す。
でも、いくら母親でも息子の罪を償うことは出来ないと。
息子は警察に連れて行かれた。
沙織の母親がお礼を言いに来た。
釜津田がかえって辛かったのでは?と。
でも知りたかったのは真実だからと母。
名倉にもお世話になりましたと言い帰って行く。
名倉は母を追いかけ、沙織が話してくれたことを伝える。
「いつか私がママになれたら、
手作りのおもちゃや絵本いっぱい作るんだ。
私がお母さんに作ってもらったみたいに。」
そう言っていたと。
持っていた娘の荷物から
手作りのおもちゃを見つけ涙を流す母。
次の日、大学へ行くと名倉と会った珠実。
「黒川さんの件、大達先生が解剖して、
現場に足を運んでくれたお陰で真実が解き明かされました。
でもそれは、全てのご遺体に対して出来る訳でじゃない。
だから線引きが必要なんです。
解剖は、警察から依頼があったご遺体のみを行うべきです。
あなたのやり方を認める訳にはいきません。」
そう言い去って行く名倉。
今度は釜津田と会う珠実。
珠実は釜津田に最近の若い子は、
どんなとこでデートしてるのかと聞く。
釜津田は私の友達と言い話をする。
「彼の部屋に泊まることもあるけど、
必ず彼が言うんですって。
『止まってもいいけど、僕が目を覚ます前に帰ってくれ』って。
これってどうゆうことだと思います?」
「そうゆうこと言うんだ、名倉先生。」
釜津田は否定するが珠実にはバレバレ。
誰にも言わないからと珠実。
もう身内から疑われる人物が出ちゃったよ。
しかしあれだね、武田教授の手の震えが1番気になるね。
一体どんな理由があるんだろうか・・・
亀治郎さんの出番が少なくて寂しい・・・(´・ω・`)
episode1