Episode2
『赤い死者を吊るす殺人者・・・』
帰宅した女性の家のドアに男と一緒の写真が貼られていた。
そこには“許さない”の文字が。
辺りを見回し、はがして急いで家の中に入る。
そこへ男が訪ねて来た。
女性・絵里の姿は見当たらない・・・
男がクローゼットを開けると、
そこに絵里が赤いダッフルコートを着せられて
吊るされていた。
別の事件を勝手にプロファイルした翔子。
プロファイルを勝手にしたと
CPSメンバーから文句を言われる。
そのせいできっと参加させてもらえないと。
しかしそのCPSに要請が。
被害者は2人で、同じ人間にストーキングされ
被害届けを出していたそう。
2人の共通点は今のところ発見されていない。
現場を見に行くと言う翔子と、
遺体を先に見に行くと言う寺田。
そして現状があれば充分だと言う新堀。
結城は別々にやればと。
「組むのがイヤなんでしょ。
ただし、報告は必ずすること。」
柘植と一緒に現場へ行く翔子。
被害者から相談を受けていた刑事・徳山を紹介される。
被害者の周りに不審な人物は見当たらなかったと。
一方、遺体を見に行った寺田。
遺体に残った痕を見て、
遺体を抱きしめていたと推察。
赤いコートの他に
下着も着せられていたらしい。
絵里の恋人から話を聞く翔子と柘植。
脅された時に別れていれば、
絵里は殺されずに済んだと後悔していた。
自分を責める恋人に、
部屋にあった彼氏へのプレゼントを渡す柘植。
そして母子手帳も・・・
被害者の靴、服、ネイル、携帯ストラップに至るまで
犯人は注文をつけているのに、
髪型にだけは注文をつけていない。
髪型は自分の思い通りに出来るからだと翔子。
被害者2人は同じ髪型だった。
2人は同じ美容院のお客。
翔子と柘植は美容院から従業員リストと
顧客リストを借りる。
そんな中、また狙われている女性が。
捜査の結果、従業員にも顧客にも
怪しい人物はいなかった。
その報告にそんなはずないと、
もう1度調べて欲しいと言う翔子に諭す柘植。
でも調べるのがみなさんの仕事だと言い、
更に反感を買ってしまう。
その発言にCPSメンバーの怒りも爆発。
翔子、寺田、新堀それぞれの報告を聞く結城と柘植。
3人共意見が一致していた。
藤堂にもう一度調べて欲しいと頼みに行った翔子だったが、
きっぱり断られてしまう。
その帰り、徳山と女性を見かけた。
女性は徳山にストーカーの相談に来ていた。
3人も報告をまとめた物がそれぞれの机の上に。
「3人の情報を集めたら、
かなり容疑者を絞れます。」
と新堀が寺田に言い、一緒に行動し始め、
2人は美容院に行ってみる。
その頃、顧客リストの全員の家をまわっている翔子。
そこに柘植が現れる。
CPSに捜査権はないと、
そして明日から石渡たちに捜査させると。
「捜査はひとりでやるもんじゃない。
ひとりで出来るもんでもない。
覚えとけ。」
「すいませんでした。」
「捕まえるぞ。一緒に。」
家に帰った翔子は妹と話していてあることに気付く。
犯人は被害者に下着もプレゼントしていたのに、
サイズが違っていたと。
犯人が重ねていたのは妹だった。
犯人の気持ちになって行動してみる翔子は気付いた。
一方、捜査課が容疑者として捕まえたのは徳山だった。
身内の逮捕は大事にになると躊躇する藤堂。
捜査員たちから証拠を言われ、
藤堂が徳山を逮捕しようと決断しかけた時、
翔子が徳山は犯人じゃないと入って来た。
犯人は被害者の部屋の向かいにある
ヨガスタジオから被害者を見ていたと。
そして犯人は女性だと言う。
そこへ寺田と新堀も入って来て、
犯人は美容師でヨガスタジオにも通い、
昔、妹を亡くした経験もあると。
その妹は赤いコートを着て亡くなっていた。
徳山に罪を擦り付けるために相談し、
車にぬいぐるみを置いたらしい。
藤堂は捜査員たちに引っ張ってくるよう告げる。
「道具に助けられましたね。」
と藤堂に言う柘植。
犯人の母親は男と蒸発。
姉は妹の献身的に世話をし、
いつまでも一緒にいたかったのに、
妹に恋人が出来て妹が変わってしまったと・・・
姉は愛情が憎悪に変わってしまった。
柘植に誰かから電話が。
「結城にも知られてません。」
と意味深な報告。
CPSメンバーで飲みに。
翔子が勝手にプロファイルした事件の犯人が
捕まったと結城が報告。
プロファイル通りだったと。
CPS内には和やかな空気が流れていた。
翔子がイマイチ好きになれないわ~。
勝手過ぎるでしょ。
それでもなんとなく纏まりつつあるCPSメンバー。
今後どうなるのか期待したい。
にしても柘植の行動も気になるわね。
翔子を監視?してるのかな~?
Episode1